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憂鬱な日の始まり
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通学途中の信号待ち。
このまま信号が青に変わらなければいいのに。
きっと佐倉の事だからきっと俺と
付き合い初めたって加藤には確実に言うだろう。
いや、それで済めばまだいい。
もし、学校中に俺たちの噂が広まったらと思うと…あぁ考えただけでも恐ろしい。
そんな事になったらクラスでもいじられるだろうな…。
そして今日はいつもより早く家を出た。
なんでかって?
佐倉を1人にさせて噂が広まるのを少しでも抑えるためだ。
佐倉がいつも学校に何時に来てるのか知らないが、いつも俺が登校してきた時には大抵いる。
昨日は遊園地に行って遅く寝たくせに早く起きたからめちゃくちゃ眠い。
しかし、今日だけだ、今日だけ…そう自分に言い聞かせて起きて今の俺は存在するんだ。
何としても…!佐倉を食い止めなければ!!
「待ってろよ佐倉ぁぁぁぁぁぁぁ!!!
うおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
門を通りすぎ自転車を停め、走る勢いで教室へ…。
ガラッ…。
教室のドアを開けると生徒は何人かいてその中に
佐倉は…いた。
クラスの女の子と話してる。
「おはよう佐藤くん!」
「おっ、おはよう…。」
さて、このクラスの中のみんなは知っているのか…?
…でも誰も何も言わない。
もしかして知らない…?
「ねぇ佐藤くん、ちょっと話があるんだけど…
こっちきて…!」
「えっ、うん…。」
佐倉に腕を掴まれて連れられて教室を出る。
佐倉はつかつかと廊下の端へ行って足を止めた。
「あっ、えと佐倉?」
「だめ、これからは果歩って呼んで。」
あっ、そういえばこいつそんな名前なんだっけ…。
「かっ、果歩…ちゃん?」
「なぁに?優斗君?」
ひっ…恥ずかしい…優斗なんて男友達にも呼ばれてないし…。
「えっと、言って…ないんだよね?」
「何を?」
「その、俺らが…つっ、付き…」
「何?もうちょい大きい声で言って?」
「つっ、つき…ぁ…t」
「え?聞こえなーい笑」
「わっ、わざとでしょ!わかってるくせに!!」
「ふふっ、ばれた?笑そのまま大きい声で言ってくれても良かったのに笑」
くっ…それが狙いか…!あっぶない…。
「言うわけないじゃん??流石の俺でも引っかかんないよ~笑」
「ふふっ、そっかぁ~笑流石の優斗くんでもね~笑」
「そうそう。佐倉さん、なめてもらっちゃぁ…」
「わっ!!!!!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
油断していると俺の目の前に蛇(の模型)が現れた。
蛇に驚いたというか目の前にいきなり物が現れた事にびっくりした。
「あははっ!佐倉さんって呼んだでしょ!!
だめだよ~名前で呼ばないと~!」
「あっ、そっか…笑ごめん果歩ちゃ…」
「あんたらいつからそんな関係になったのよ。」
声のする方に振り向くと…加藤がいる。
「あっ、いやぁ…これは…」
「昨日から!私達、付き合ってるの!!!」
ちょ、さく…かほさん、!!!??
「は?意味わかんないんだけど。」
「だから!付き合い始めたの!分かるでしょ?」
「それが意味わかんないって言ってんの!」
気づくと辺りはしんとしている。
人はいるのにみんな黙り込んでこっちを見てるじゃないか…。こんな目立ちたくないよ俺…泣
「ねぇ、優斗くんからも言ってやってよ!
私達付き合ってるよね!?」
「ほんとなの佐藤!?!?」
「えっと…。まぁ、うん…。形的には…一応?」
「一応って何よ!!!!!!」
2人が同時に叫んだ。
こっ、怖い…。
「一応…じゃなくて、つき…合ってる…よ?」
「はぁ!!!?」
やばい待ってほんとにこのふたり怖い
俺いつか殺されるかもしれない。
「加藤さん!私、優斗くんをぶったら許さないから!」
「そんな事しないわよ!そうよ!別に私には関係ないわ!ちょっと驚いただけよ!好きにしたら!?」
いや…あれ相当怒ってんな…。
「私は最初からそのつもりよ!」
「ふんっ!」
加藤は完全に呆れたようで教室に戻って行った。
周りはザワついている。
「まじかよ、あいつら付き合ってんのか…。」
「えぇ私加藤さんと佐藤くんが付き合ってるのかと思ってた…!」
「てか佐倉あんなに可愛いのになんで
佐藤なんて選んだんだろ…。」
「佐藤に弱みでも握られてんじゃないの?
あいつ暗くて何考えてるか分かんないし。」
「言えてるーw」
あぁ、最悪のパターンだ…しかもこんな形で
学校中に知れ渡るとは…俺の人生終わった……。
「優斗くん大丈夫?加藤さん怖かったね。」
「あっ、うん…。」
「教室戻ろ!もうちょいでチャイムなるよー。」
「そっ、そうだね、!」
佐倉の笑顔はいつも満点だ。
さっきみたいな事があった後でも…。
俺はそんなに器用じゃないからもしかしたら
顔が引きつってたかもしれない。
あぁ、そうか。
もう佐倉の笑顔じゃないんだ、果歩の笑顔だ…。
果歩ちゃんの笑顔は時々不思議だけど強さがある。
あの笑顔に裏があると思うと俺も頑張らなきゃって思う。
……不思議だなぁ。
このまま信号が青に変わらなければいいのに。
きっと佐倉の事だからきっと俺と
付き合い初めたって加藤には確実に言うだろう。
いや、それで済めばまだいい。
もし、学校中に俺たちの噂が広まったらと思うと…あぁ考えただけでも恐ろしい。
そんな事になったらクラスでもいじられるだろうな…。
そして今日はいつもより早く家を出た。
なんでかって?
佐倉を1人にさせて噂が広まるのを少しでも抑えるためだ。
佐倉がいつも学校に何時に来てるのか知らないが、いつも俺が登校してきた時には大抵いる。
昨日は遊園地に行って遅く寝たくせに早く起きたからめちゃくちゃ眠い。
しかし、今日だけだ、今日だけ…そう自分に言い聞かせて起きて今の俺は存在するんだ。
何としても…!佐倉を食い止めなければ!!
「待ってろよ佐倉ぁぁぁぁぁぁぁ!!!
うおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
門を通りすぎ自転車を停め、走る勢いで教室へ…。
ガラッ…。
教室のドアを開けると生徒は何人かいてその中に
佐倉は…いた。
クラスの女の子と話してる。
「おはよう佐藤くん!」
「おっ、おはよう…。」
さて、このクラスの中のみんなは知っているのか…?
…でも誰も何も言わない。
もしかして知らない…?
「ねぇ佐藤くん、ちょっと話があるんだけど…
こっちきて…!」
「えっ、うん…。」
佐倉に腕を掴まれて連れられて教室を出る。
佐倉はつかつかと廊下の端へ行って足を止めた。
「あっ、えと佐倉?」
「だめ、これからは果歩って呼んで。」
あっ、そういえばこいつそんな名前なんだっけ…。
「かっ、果歩…ちゃん?」
「なぁに?優斗君?」
ひっ…恥ずかしい…優斗なんて男友達にも呼ばれてないし…。
「えっと、言って…ないんだよね?」
「何を?」
「その、俺らが…つっ、付き…」
「何?もうちょい大きい声で言って?」
「つっ、つき…ぁ…t」
「え?聞こえなーい笑」
「わっ、わざとでしょ!わかってるくせに!!」
「ふふっ、ばれた?笑そのまま大きい声で言ってくれても良かったのに笑」
くっ…それが狙いか…!あっぶない…。
「言うわけないじゃん??流石の俺でも引っかかんないよ~笑」
「ふふっ、そっかぁ~笑流石の優斗くんでもね~笑」
「そうそう。佐倉さん、なめてもらっちゃぁ…」
「わっ!!!!!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
油断していると俺の目の前に蛇(の模型)が現れた。
蛇に驚いたというか目の前にいきなり物が現れた事にびっくりした。
「あははっ!佐倉さんって呼んだでしょ!!
だめだよ~名前で呼ばないと~!」
「あっ、そっか…笑ごめん果歩ちゃ…」
「あんたらいつからそんな関係になったのよ。」
声のする方に振り向くと…加藤がいる。
「あっ、いやぁ…これは…」
「昨日から!私達、付き合ってるの!!!」
ちょ、さく…かほさん、!!!??
「は?意味わかんないんだけど。」
「だから!付き合い始めたの!分かるでしょ?」
「それが意味わかんないって言ってんの!」
気づくと辺りはしんとしている。
人はいるのにみんな黙り込んでこっちを見てるじゃないか…。こんな目立ちたくないよ俺…泣
「ねぇ、優斗くんからも言ってやってよ!
私達付き合ってるよね!?」
「ほんとなの佐藤!?!?」
「えっと…。まぁ、うん…。形的には…一応?」
「一応って何よ!!!!!!」
2人が同時に叫んだ。
こっ、怖い…。
「一応…じゃなくて、つき…合ってる…よ?」
「はぁ!!!?」
やばい待ってほんとにこのふたり怖い
俺いつか殺されるかもしれない。
「加藤さん!私、優斗くんをぶったら許さないから!」
「そんな事しないわよ!そうよ!別に私には関係ないわ!ちょっと驚いただけよ!好きにしたら!?」
いや…あれ相当怒ってんな…。
「私は最初からそのつもりよ!」
「ふんっ!」
加藤は完全に呆れたようで教室に戻って行った。
周りはザワついている。
「まじかよ、あいつら付き合ってんのか…。」
「えぇ私加藤さんと佐藤くんが付き合ってるのかと思ってた…!」
「てか佐倉あんなに可愛いのになんで
佐藤なんて選んだんだろ…。」
「佐藤に弱みでも握られてんじゃないの?
あいつ暗くて何考えてるか分かんないし。」
「言えてるーw」
あぁ、最悪のパターンだ…しかもこんな形で
学校中に知れ渡るとは…俺の人生終わった……。
「優斗くん大丈夫?加藤さん怖かったね。」
「あっ、うん…。」
「教室戻ろ!もうちょいでチャイムなるよー。」
「そっ、そうだね、!」
佐倉の笑顔はいつも満点だ。
さっきみたいな事があった後でも…。
俺はそんなに器用じゃないからもしかしたら
顔が引きつってたかもしれない。
あぁ、そうか。
もう佐倉の笑顔じゃないんだ、果歩の笑顔だ…。
果歩ちゃんの笑顔は時々不思議だけど強さがある。
あの笑顔に裏があると思うと俺も頑張らなきゃって思う。
……不思議だなぁ。
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