転生できずに地縛霊のままなんですけど……

朝羽ふる

文字の大きさ
32 / 39
東の大陸

ヘタレの勇者に成りたがり<3> 

しおりを挟む
 バシャル滅亡めつぼう!!!

 ヒュリアとタヴシャンは目玉めだま飛出とびでるくらいおどろいてます。
 そりゃそうですよね。
 魂露イクシルのときとはくらべものにならない大問題だいもんだいですから。

 でもですね、すでにぼく、この惨劇さんげき回避かいひする方法ほうほうつけてるのです。
 じつ備考欄びこうらんのヒントのなかにジョルジの状況じょうきょうにピッタリてはまるのがありまして。
 それがこちら。

英雄願望えいゆうがんぼうのモヤシおことにはにくべさせる』

 英雄願望えいゆうがんぼうがあって、ヒュリアにわせれば、ひょろひょろ、つまりもやしおとこ
 そして一番いちばんは“にく”が苦手にがてってことでした。

 つまりこのヒントのいたいことは、エズくほど苦手にがてにくべることができれば、ちゃんと統一化とういつか完成かんせいして、ジョルジは英雄えいゆうになれるってことじゃないかっておもうんですよね。
 ただ問題もんだいは、変身へんしんしちゃうほど苦手にがてにくをどうやってべさせるかです。

「まぎらわしいんで、べつ世界せかいからたジョルジを『ジョビジ』、バシャルのジョルジを『ジョバシ』とぶことにしましょうか」

 『ジョビジ』はジョルジビジター、『ジョバシ』はジョルジバシャルのりゃくです。

「なんだそりゃ、ホント名付なづけの才能さいのうねぇなぁ、てめぇは。余計よけい混乱こんらんしそうだぜ」

 アティシュリの心底しんそこ馬鹿ばかにしたかんじの視線しせんが、ぼく精神せいしんにクリティカルヒットします。
 ツクモノメンタルガ、200サガッタ。

「い、いいじゃないすか……、区別くべつさえつけば……」

 タヴシャンさんはニヤニヤしてますし、ヒュリアはあきらめたかんじでかたをすくめます。
 ヒュ、ヒュリアまで……。

 そんなにネーミングセンスいかなぁ。
 まあたしかに、ゲームのキャラ名決めいきめるときの定番ていばんは『ツクエモン』とか『味付あじつけモクツ』だったけどさぁ……。

 ああ、もう、ダルいわぁ!
 いいんだよ、こんなんセンスくたって!
 名前なまえつけんのがヘタだって、にゃあしないんだから!
 いや、んでんですけどねっ!

 取直とりなおして、はなしもどしましょう。

「――ところで、アティシュリさん、このよろいって部分的ぶぶんてき解除かいじょできないんすかねぇ?」

「ああっ? たし出来できるはずだぜぇ。ひとうときなんざ、顔出かおださなきゃなんねぇだろ。フェルハトがかぶと部分ぶぶんだけを解除かいじょしてきゃくってんのを、よくかけたもんだ」

「そうですか。だったらまず、『ジョビジ』くんほうかぶと解除かいじょしてもらって、にくべてもらいましょうかね」

「はぁ? 何言なにいってんだ、てめぇ」

「あのですね、『耶代やしろ』がジョルジくんに、にくべさせろってってんですよ」

にくわせるだと……? そりゃあどういうことだ?!」

「まあこれはぼく予想よそうなんすけど、『耶代やしろ』は、二人ふたりのジョルジのちがいは、にくべられるかどうかだっていたいんじゃないかっておもうんですよね」

 アティシュリはあなくほどぼくかおつめてきます。
 そして、にょーってさけびながら、両手りょうてあたまをかきむしりました。

「ああっ! くそがっ! まったくよぉ! てめぇのはなしいてると、真面目まじめにバシャルの行末ゆくすえあんじてるおれがバカみてぇにおもえるぜっ! にくえるかどうかに、バシャルの命運めいうんがかかってるだと! ふざけたはなしだなっ!」

 はいはい、ご愁傷様しゅうしょうさまです。

「てめぇ、そりゃマジでってやがんのかっ?!」

「まあ『耶代やしろ』がってんだから、マジなんじゃないすかね」

 アティシュリはまた、にょーとさけんであたまきむしりました。

「まあ、ものためしってなもんだから、とにかく、やってみましょうか」

 ぼくったままでいる『ジョビジ』にかたりかけます。

「えーと、きみ、お肉食にくたべられますかぁ?」

「ニク……」

「いや、せっかくつくった料理りょうりなんで、めないうちにべてもらえたらうれしいかも」

 テーブルのうえのステーキを指差ゆびさします。
 『ジョビジ』は、つられるようにテーブルまであるいていき、ステーキのまえこしろしました。
 そしてフォークとナイフをってステーキを一口大ひとくちだいり、くちはこびます。
 当然とうぜん顔面がんめんおおっているかぶとべることを拒否きょひるのでして。

 『ジョビジ』は、なんとかべようとして口元くちもとにくをこすりつけてますが、どうにもなりません。
 しびれをらし、またあのたけびをげると、フォークとナイフをかべげつけました。

 タヴシャンのかおよこを、ものすごいきおいでんだフォークとナイフは、かべ深々ふかぶかさります。
 タヴシャンは、ヒッとこえげ、椅子いすからころちました。

 イライラして立上たちあがろうとする『ジョビジ』のかたをポンポンとたたくようにしてしとどめます。
 攻撃こうげき間違まちがわれないように細心さいしん注意ちゅういはらわなければなりません。

 まあでも、たとえ攻撃こうげきされたとしても、いたくもかゆくもないんですけどね。
 『耶代やしろ』のなかじゃ、『耶宰やさい』への攻撃こうげきすべ無効むこうになりますんで。
 ただ、ヒュリアやタヴシャンにまで被害ひがいおよぶのはけなくちゃいけません。

「はいはい、ちょっと落着おちつこうねぇ。まずは顔面がんめんおおっているかぶとをとってみようか」

 提案ていあんいた『ジョビジ』は、両手りょうてほほのあたりをさえて持上もちあげ、かぶとごうとしました。
 もちろん無理むりまってます。
 かんじでもわかりますけど、よろいかぶと一体化いったいかしてますからね。

「それじゃげないとおもうよ。たぶんなんだけど、物理的ぶつりてきぐんじゃなくて、ごうとする意志いし重要じゅうようなんじゃないかな?」

 それをいてなにかをさとったかんじの『ジョビジ』は背筋せすじをピンとばしてしずかになりました。
 たぶん精神せいしん集中しゅうちゅうさせはじめたんでしょう。
 しかし、かなりの時間じかんそうしてたんですが、なにこりません。
 『ジョビジ』は、キレ気味ぎみにまたたけびをげました。

なんげないんですかねぇ?」

「そうだなぁ、なにかが解除かいじょする意志いし妨害ぼうがいしてんだとおもうけどよ……」

 アティシュリもくびをひねります。

「『ジョバシ』のほうにくべたくなくて、邪魔じゃましてるんじゃないか?」

「おおっ! なるほど! きっとそれだ!」

 ヒュリアのご明察めいさつおそります。

「――もしもぉし、たぶんこころ片隅かたすみふるえてるだろうバシャルのジョルジくん! こえますかぁ?!」

 ジョルジのうしろって、あたまうえから『ジョバシ』のほうかたりかけてみました。

きみにくべたくない気持きもちちは、よぉくわかるよ。ぼくきてるときは、パクチーとかセロリとかべられなかったからね。でもさ、もしきみにくをこのさき完全拒否かんぜんきょひするなら、統一化とういつか不完全ふかんぜんのままで、最後さいごには大爆発だいばくはつってことになるわけじゃん。そしたら、バシャル滅亡めつぼう人類全滅じんるいぜつめつてなことになるわけだけど。きみったよね、英雄えいゆうになってこまってるひとや、ひどにあってるひとたすけたいって。このままだと、きみ自身じしんが、バシャルのひとひどにあわせることになるんじゃないの? それでいわけ?」

 しばらくすると、ふいにかぶと部分ぶぶん消失しょうしつし、生身なまみかおあらわれました。
 説得成功せっとくせいこうのようです。

 かぶとしたからあらわれたかおは、ヒュリアにおびえていた少女しょうじょように弱々よわよわしいものではなく、精悍せいかんだけれどふかかなしみをたたえた青年せいねんのものでした。

 ぼくは『倉庫そうこ』からフォークとナイフをあらためて取出とりだして手渡てわたしました。
 それを受取うけとった『ジョビジ』はあらためてにくり、くちはこびます。

「ウマイ……」

 にくみしめる『ジョビジ』のから、なぜか大粒おおつぶなみだがこぼれます。

「トウサン……、カアサン……、パンドラ……、タスケラレ……、ナクテゴ……、メン……」

 えた途端とたん、フォークとナイフがからはなれてテーブルにち、んだ金属音きんぞくおんひびわたりました。
 そして、おなじみのなまりがもどってきます。 

「――オ、オラ、なぬすてたっけ?」

 ジョルジはまえにステーキがあることにづくと、また気持きもわるくなったのか、くち両手りょうてさえました。
 ところが、それがあおよろいだとづき、こえげます。 

「てほぉっ! なじょしたぁっ?!」

 椅子いすから立上たちあがり、自分じぶん身体からだ見回みまわすジョルジ。
 くびからうえだけ生身なまみで、身体からだあおよろいなのをり、アワアワしてます。

「ジョルジ、どうやら、おめぇ暴走ぼうそうめる手段しゅだんつかったようだ……」

 アティシュリは、つかつかとジョルジのまえき、そのかお見上みあげます。
 そして、ビビってるジョルジのむね人差ひとさゆびきつけると、容赦ようしゃない死刑宣告しけいせんこくくだしたのでした。

「おめぇ今日きょうからかならず、一日一度いちにちいちどにくえ。いいな」

「てほっ、そ、そいなごどわれても……」

「もし、これをやぶったら……」

 ドラゴンねえさんは人差ひとさゆびこぶしえ、ジョルジにかるはらパンをらわせます。

「――爆発ばくはつしてぬよりもおそろしい最後さいごってるとおもえよ」

「てほぉぉぉぉっ!!!!」

 こうしてジョルジは絶望的ぜつぼうてき悲鳴ひめいげることになったのでした。
 めでたし、めでたし。

「それでだなツクモ、こいつを当分とうぶんここにいて肉料理にくりょうりわせてやってくれるか?」

「まあぼくべつかまいませんけど……」

 でも、このアティシュリの提案ていあん真向まっこうから反対はんたいする人物じんぶつが、いらっしゃいまして。

わたしは、ひょろひょろおとこをここにくことをゆるすつもりはないからな、ツクモ!」

 完全かんぜんにキマっちゃってるヒュリア。
 こわいって。

「おい、ヒュリア。ジョルジの具合ぐあいにゃあ、バシャルの命運めいうんがかかってんだぜ。こいつをここで保護ほごしなかったら、またどこかで暴走ぼうそうしちまうだろうが」

「だったら、アティシュリさま御自分ごじぶん御住おすまいにれていって、保護ほごなさればいいじゃありませんかっ!」

「おめぇ、さっきからなにをそんなにムキになってんだよ。らしくねぇなぁ。いいじゃねぇか、一人ひとりぐらい住人じゅうにんえたってよ」

「いいえ、ダメなものはダメです! こんな女男おんなおとこらすなど、まったくもっておことわりですっ! ――いいか、ツクモ、拒否的防衛圏きょひてきぼうえいけん死守ししゅするんだ、わかったな!」

 てるようにったヒュリアは、せきってそと飛出とびだしていきました。
 
 おいおい、拒否的防衛圏きょひてきぼうえいけんってなんなのさ……?

「ったく、あいつはどうしちまったんだ。おれたいしてあんなに反抗的はんこうてきになるのは、はじめてったとき以来いらいだぜ……」

 さすがのアティシュリも、こまったかんじであたまいてます。

「うふっ、わかくて可愛かわいおとこたかられてるですよぉ」

 くちててふくわらいするタヴシャン。

 でたでた、近所きんじょのお節介せっかいおばさんコメント。
 やっぱ、ときどきオバンくさいんだよなぁ、このダークエルフ。

「オ、オラのせいだべ……」

 ジョルジは、完全かんぜんにサゲ状態じょうたいです。

 これってぼくくしかないんだよねぇ。 
 こういうのホントは苦手にがてなんだけど……。

「ちょっとてきます」

 ヒュリアをってそとます。

 屋敷やしきまわりをさがしてまわると、ヤルタクチュの親株おやかぶえるところに、ヒュリアが体育座たいくずわりしているのをみつけました。
 おでこをひざつけて、かおせています。
 
 そとはすっきりとした青空あおぞらひろがり、清々すがすがしいかぜがそよいでいます。
 そのかぜがヤルタクチュのらし、そしてヒュリアのかみやわらかくでていきます。
 もうすぐおひるです。

「ヒュリア」

 んでもかおげません。
 仕方しかたなくよここしをおろします。
 だまったままでいると、彼女かのじょほうくちひらきました。

「なんでかみわたし復体鎧チフトベンゼルをくださらなかったんだろう。あのちからがあれば、いのちとさずにすんだ人達ひとたちがいたはずなんだ……。あんな、ひょろひょろの女男おんなおとこなんかに……」

「――まあ、ジョルジくんきであのちかられたわけじゃないみたいだしさ。むしろ相当酷そうとうひどにあってきたんだとおもうよ。それに下手へたすればバシャルを滅亡めつぼうさせかねないわけでしょ。英雄えいゆうになりたいなんていう正義感せいぎかんってるぶん精神的せいしんてきに、かなりまいってんじゃない?」

 ヒュリアはかおげると、こっちに向直むきなおります。

わたしべつに、あいつをきらってるわけじゃないんだ。ただ……」

しょうわない?」

 こくりとうなずくヒュリア。

「――ところで話変はなしかわるけどさ、ヒュリアって皇帝こうていになったら、たくさんの臣下しんかかこまれることになるよね」

「ああ……、たぶん、そうなるだろうな」

臣下しんかにもいろんなやつがいるよね。たとえば、性格せいかくとか態度たいどとか、すげぇわるんだけど、うしろに帝国ていこくささえてる勢力せいりょくがついてるような貴族きぞく臣下しんかになったとき、ヒュリアはどうするの? さっさとそいつを排除はいじょしちゃう?」

「いや、なんとか上手うまくやっていくしかないだろう。排除はいじょすれば内乱ないらんまねくことになりかねない。結局けっきょく、ツケは国民こくみんにまわることになるからな」

「ホントに? 上手うまくくやっていく自信じしんある? クズムスで、ぶったぎったりしない?」

「――自信じしんは……、い……」

「ハハハ、だよね。じゃあさ、ジョルジくん練習れんしゅうするってのはどうかな。しょうわないやつちかくにいても、なんとかやっていくためのさ」

 ヒュリアはかかえてるひざにまた、おでこをけてかおせ、だまりこみます。

「――やっぱ、無理むりかな?」

 唐突とうとつにガバっとかおげ、そら見上みあげるヒュリア。
 彼女かのじょは、そのまま両手りょうてひろげ、おおきく深呼吸しんこきゅうをしました。

「はぁっ、そうだな。きみうとおりだ、ツクモ。国家こっか舵取かじとりとは、そんなにあまいものではない。清廉せいれんものだけを採用さいようし、汚濁おじょくもの切捨きりすてていけばくにかなら立行たちゆかなくなるだろう。もちろんぎゃくおなじだ。清濁せいだくわせておさめることができなければ、皇帝こうていになどなれるはずがない」

 はにかんだ笑顔えがおせるヒュリア。
 キューティー!ってさけびたくなりますな。

子供こどもじみた振舞ふるまいだった……。きみには世話せわになりっぱなしだな、ツクモ……。すまなかった……」

「いや、ぼくのことは全然気ぜんせんきにしないでいいからね。それより、ジョルジくんが、しばらくここにいても大丈夫だいじょうぶいのかな?」

「ああ、逗留とうりゅうみとめよう。――あとでアティシュリさまあやまっておかねばならないな……」

「ジョルジくんにもね」

「――そうだな」

「ほんじゃはなしがまとまったとこで、なかもどろうよ。もうすぐおひるだし」

 でもヒュリアはこしげません。

「ツクモ……、わたしからもはなしがあるんだが……」

「えーと、なんでしょうかぁ……」

 なんだ、なんだ、深刻しんこくはなしっぽいぞ。
 めしがまずいとか、掃除そうじ不十分ふじゅうぶんとか?
 まさか、焦臭こげくさいのをどうにかしろとでも……。

「――トゥガイたち撃退げきたいしたが、わたしへの追討ついとうわったわけではない」

 なんだ、そっちのはなしか。
 ちょっと安心あんしん

帝国ていこくは、はやければ一月後ひとつきごに、ここへ騎士団きしだん派遣はけんしてくる可能性かのうせいがある」

 うへっ!
 全然ぜんぜん安心あんしんじゃなかった!

「メシフはわたしころすことに執着しゅうちゃくしているから、可能性かのうせいはかなりたかいとていい」

「どの程度ていど規模きぼになるのかな……?」

「アティシュリさまのことを計算けいさんにいれてぐん編制へんせいするだろうから、すくなくとも騎士団きしだんふたつ、兵数へいすうにして1まん考慮こうりょすべきだろう」

「1まん!」

 こんな丸太小屋まるたごやにぃ?
 家政婦かせいふみたいな地縛霊じばくれいにぃ?
 1まん?!
 うそでしょ?!

「アティシュリさまは、もちろんたたかわれないだろうから、すべわたしきみ対処たいしょすることになる。いまのうちになんらかのっておかないと、かなりきびしい状況じょうきょうおちいることは間違まちがいないだろう。――どうだツクモ、なに妙案みょうあんが、あればかせてくれないか?」

「いやぁ、いきなりわれても……。すぐにはおもいつかないなぁ」

「うむ、たしかにそうだ……。すぐにみつかるなら苦労くろうはいらないからな。ただ『耶代やしろ』がなにってないかとおもってね」

羅針眼らしんがん』でヒントをたしかめますが、それらしきものは見当みあたりません。

「まだすこ時間じかんはあるが、なるだけはや対応たいおうめなければならない。ツクモも、どうするかかんがえておいてしい」

 いや、こまった。
 こりゃ死活問題しかつもんだいですよ。
 どうすんのよ、耶代やしろさん。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~

和田真尚
ファンタジー
 戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。 「これは神隠しか?」  戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎  ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。  家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。  領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。  唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。  敵対勢力は圧倒的な戦力。  果たして苦境を脱する術はあるのか?  かつて、日本から様々なものが異世界転移した。  侍 = 刀一本で無双した。  自衛隊 = 現代兵器で無双した。  日本国 = 国力をあげて無双した。  では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――? 【新九郎の解答】  国を盗って生き残るしかない!(必死) 【ちなみに異世界の人々の感想】  何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!  戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?  これは、その疑問に答える物語。  異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。 ※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。

優の異世界ごはん日記

風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。 ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。 未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。 彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。 モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。

山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。 異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。 その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。 攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。 そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。 前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。 そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。 偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。 チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
 2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。  死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。  命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。  自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...