転生できずに地縛霊のままなんですけど……

朝羽ふる

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東の大陸

龍とはらすかす姫<6>

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「ちょ、ちょっと! 正面突破しょうめんとっぱって、ホント大丈夫だいじょうぶなの、ヒュリア?!」

 たよりになりそうなのは、ユニスの護衛官ごえいかんだっていうアレクシアさんですけど。
 麻痺まひしてますよね。
 だとすれば結局けっきょく一人ひとり盗賊とうぞく相手あいてにしなきゃならないわけで。

 しかもタニョさんとユニスをまもりながらでしょ。
 マジんでねぇか、これ。

ほか手段しゅだんがない以上いじょう、やるしかない」

 うしろを振返ふりかえるヒュリア。
 抜穴ぬけあなから生還せいかんしたユニスとアレクシアさんが、かおをこわばらせてます。

「なるだけわたしうしろからはなれないように。――アレクシア殿どの、あなたは護衛官ごえいかんだといている。たたかえますか?」

「まだ麻痺まひやく効果こうかのこっているので、通常つうじょうの5割程度わりていどちからしかせませんが、なんとかしてみせます」

結構けっこう。では、ユニスさんをまもることだけに専念せんねんしてください。みちわたし切開きりひらきます」

 そのときヒュリアの右肩みぎかたうえに、ふっとちいさなかげあらわれました。
 昧昧鼬セヘルクルナスもどってきたようです。

 ククククといてますけど、ドラゴンねえさんがいないとなにってるのかわかりません。
 ヒュリアは昧昧鼬セヘルクルナスむのをってかたりかけます。

抜穴作戦ぬけあなさくせん失敗しっぱいした。正面突破しょうめんとっぱ脱出だっしゅつすることになったとチェフチリク様達さまたちつたえてくれ」

 ヒュリアの言葉ことばいた昧昧鼬セヘルクルナスは、またクッキクッキとくと、すぐに姿すがたしました。
 昧昧鼬セヘルクルナスがいなくなるのを見届みとどけたヒュリアは、くびうしろにをまわし、首飾くびかざりをはずします。

「それと、これをわたしておきます」

 首飾くびかざりをアレクシアに手渡てわたそうとするヒュリア。

なにしてんの、ヒュリア?!」

 ぼくこえげるとユニスとアレクシアさんは、ぎょっとしました。
 まあ、首飾くびかざりがしゃべれば、そりゃおどろきますわな。

「ツクモ、二人ふたりまもってしい」

大丈夫だいじょぶなの、ヒュリア? 実質じっしつたたかえるの、君一人きみひとりなんだよ。ぼく一緒いっしょほうがいいんじゃない?」

心配しんぱいするな、ツクモ。わたしにはクズムスがある」

「ヒュリアのけん腕前うでまえってるけど、あのかずだよ? それに、まだえるよ、あいつら」

わたし元勇者もとゆうしゃだということわすれたのか?」

 冗談じょうだんめかすヒュリア。
 これからたたかいがはじまりそうなのに、この余裕よゆうかんじ……。
 相当自信そうとうじしんありとました。

「――わかった、きみしんじるよ」

 ぼく見下みおろすヒュリアは、ふっとわらうと、首飾くびかざりをアレクシアさんのてのひらきました。

 不安ふあんそうにぼくてるユニスとアレクシアさんのかお視界一杯しかいいっぱいひろがります。
 ここは、とりあえず不安ふあん解消かいしょうするため、挨拶あいさつしときましょうか。

「どうもはじめまして、アレクシアさん、ユニスちゃん。ぼくはツクモっています。どうぞよろしく」

「は、はあ、これはご丁寧ていねいに……」

 アレクシアさんが、ぎこちないかんじであたまげました。
 ユニスは、うわぁぁっていながら人差ひとさゆびでつついてきます。
 いてる二人ふたりに、ヒュリアが説明せつめいしてくれました。

「ツクモは魔導まどうあやつつよ霊体れいたいで、その宝石ほうせきなかはいっています。っていれば、かならまもってくれるでしょう」

 盗賊とうぞくのことなんかまったくにぜず、やつらにけたままはなすヒュリア。
 さすがに背後はいごから怒声どせいんできました。 

「て、てめぇ、何者なにもんだっ?!」

 ると、リーダーらしき盗賊とうぞくまえきていました。
 しかも盗賊とうぞくかずが、さっきのばい以上いじょうえています。

 だけど多勢たぜい無勢ぶぜいのはずなのに、なぜかおそってきません。
 怒鳴どなってきたリーダーも、どこかオドオドしています。

 なんでだろって観察かんさつすると、盗賊達とうぞくたちがヒュリアのかおを、まじまじとてるのにづきました。
 これってたぶん、あの仮面かめんにビビってるんでしょうね。

 薄暗うすぐら洞窟どうくつなか、いきなりあられた正体不明しょうたいふめいみどり仮面かめん
 魔人まじんとか化物ばけものたぐいかってうたぐって警戒けいかいするのも当然とうぜんです。

 やつらがビビってることにづいたヒュリアは、両手りょうてまえに、だらりとらし、うつむきかげんになって、したからにらみつけます。
 まえおしえてあげたジャパニーズユウレイスタイルです。 

酒場さかば老夫婦ろうふうふ耗霊もうりょうたのまれ、そのうらみをらすためにやってきたものだ」

 かすれたひくこえおどかし、追打おいうちをかけます。
 全員ぜんいんそろって、ぎょっとする盗賊達とうぞくたち

 うむ……。
 どうやらこいつら全員ぜんいんかおこわいだけの雑魚ざこキャラみたいです。
 あのくらいのおど文句もんくじゃ、いまどき小学生しょうがくせいだってビビりませんて。
 こりゃ逆立さかだちしたってヒュリアにかなわないでしょう。

 まんまとヒュリアのおどかしにハマったリーダーは、あたふたしながら周囲しゅうい見回みまわし、部下ぶか命令めいれいします。

「ふ、ふざけやがってぇ! おい、やっちまえ!」

 リーダーのそばにいたした三人さんにんが、おれたちかなってかお見合みあわせました。
 躊躇ためらってる三人さんにんをリーダーがにらみつけます。
 三人さんにん溜息ためいきいたあとずとけんきます。
 そして、へっぴりごしで、ヒュリアにかっていったのでした。

 正面しょうめんから垂直すいちょくりつけてきた一番手いちばんて盗賊とうぞくけんを、半身はんみになったヒュリアは、ふわりとかわします。
 そのまま、そいつの首元くびもとあたりをクズムスで水平すいへいはらい、背後はいごへとけました。

 なにこったのかわからない様子ようす盗賊とうぞくは、もう一度斬いちどきりかかるためにうしろ振返ふりかえります。
 でもその途端とたんくび身体からだからずれて、ちていったのでした。

 切口きりくちから大量たいりょう噴上ふきあがり、あたま地面じめんころがります。
 つづいて、らす身体からだが、くずれるようにたおれていきました。

 りかかるけながら、つぎてきかって飄々ひょうひょうあるくヒュリア。

 二番手にばんてやつが、バットをるようによこからあたまりつけてきたのを、しゃがんでかわした彼女かのじょは、立上たちあがるいきおいいにまかせて、そいつののどにクズムスを突刺つきさし、すぐに引抜ひきぬきます。

 あふれてくるのどさえる盗賊とうぞく
 そして自分じぶんしんじられないような表情ひょうじょうかべたおれたのでした。

 三番手さんばんて絶叫ぜっきょうしながら、ヒュリアの左肩口ひだりかたぐちななめめにりかかってきました。
 ヒュリアは、相手あいて切先きっさき受止うけとめめずに、クズムスのしのぎすべらせてながし、うえからさえ、いきおいをころしながら身体からだ左回ひだりまわりに半回転はんかいてんさせます。
 半回転はんかいてんしたことで、二人ふたり一瞬いっしゅん至近距離しきんきょりかたならべることになります。

 ヒュリアはそこから、振下ふりおろしきってちからうしなった盗賊とうぞくけんうえすべらせるようにクズムスをはしらせ、一気いっき身体からだ逆回転ぎゃくかいてんさせます。
 そしてそのいきおいで、盗賊とうぞく左腕ひだりうでごと脇腹わきばら切裂きりさき、うしろけたのでした。

 られた左腕ひだりうでにぎっていたけんから、ぶらがり、脇腹わきばらからは噴出ふきだします。
 こうして三番手さんばんても、まえ二人ふたりあとうようにたおれていったのです。

 ホント、こわいぐらいにあざやかな剣捌けんさばき。
 さすがは二席にせき勇者ゆうしゃ

 でも今回こんかい一番驚いちばんおどろいたのは、たたかってるあいだけんけんがぶつかって火花ひばならすなんてことがまったかったことなんです。
 もちろんクズムスがこすれたり、かぜおとかすかにこえたんですよ。

 時代劇じだいげきとかチャンバラをてると、相手あいて攻撃こうげきふせぐために自分じぶんけん打合うちあわせることよくありますよね。
 でも、ヒュリアは一度いちどもそれをしませんでした。
 だからほとんどおとがしなかったわけです。

 背筋せすじさむくなるようなけんえです。
 トゥガイとたたかったときのあつさが、まったくありません。
 ヒュリアと盗賊達とうぞくたち力量りきりょう雲泥うんでいがあるってことなんでしょうかね。

 いきらすこともなく、クズムスをって、こびりついたはらとすヒュリア。
 呆然ぼうぜんとしている盗賊達とうぞくたち尻目しりめに、すたすたと死体したいちかづき、けん二本拾にほんひろげると、アレクシアさんとタニョさんにわたしました。

 アレクシアさんとタニョさんは、おどろきと恐怖きょうふ入混いりまじった表情ひょうじょうでヒュリアをつめ、ずとけん受取うけとります。

 まあ、無理むりもないすよね。
 わずかな時間じかんで、三人さんにんたおしたのに、息切いきぎひとつせずに平然へいぜんとしてるんですから。

 いつのまにか地響じひびきもみ、しんとしずまりかえる洞窟どうくつ
 そのしずけさとヒュリアがにまとうしずけさがかさなって、空間全体くうかんぜんたいてついてしまったかのようです。

「ビ、ビ、ビビってんじゃ、ね、ねえぞ! か、かずはこっちがおおいんだ! い、い、一斉いっせいにかかるんだよっ!」

 リーダーが静寂せいじゃくやぶります。
 自分じぶんもビビってるくせに、まわりの部下ぶかにツバをばしながら命令めいれいしてます。
 だけどもちろん誰一人だれひとりしたがものはいません。

 ヒュリアは自分じぶんほうから盗賊達とうぞくたちかって、一歩いっぽすすみます。
 すると盗賊達とうぞくたち全員ぜんいん一歩いっぽうしろへさがります。
 彼女かのじょ二歩にほすすむと、盗賊達とうぞくたち二歩にほさがります……。

 なんだ、こりゃ?
 コントか?

「――おまえらじゃてっこねぇって」

 盗賊達とうぞくたちうしろから野太のぶとこえがしました。

 ガタイの大男おおおとこ十人じゅうにんほどまえすすてきます。
 かんじ、みんな2メーター以上いじょう背丈せたけがありそうです。
 それと、ひたいほほには緑色みどりいろ刺青いれずみがほどこされてます。

 こいつらがれいのキュペクバルって奴等やつらでしょう。

「す、すいません、フセインさん。あいつみょうわざ使つかいやがって……」

 盗賊とうぞくのリーダーは、キュペクバルの先頭せんとうつ、さらに一回ひとまわおおきなおとこにぺこぺこしてます。
 このフセインってやつがしんのヘッドってことなんでしょう。

 フセインの右目みぎめにはかわ眼帯がんたいがかかってますが、ひらいている左目ひだりめかえるみたいにギョロギョロしています。
 そのギョロ軽蔑けいべつするようにヒュリアを見下みおろしました。
 背丈せたけがヒュリアの1.5ばいぐらいあるんですよ。

「おまえ剣術けんじゅつ俺達おれたちいやというほどてきたもんだな。てきうごきを先読さきよみして剣筋けんすじかわし、けんいきおいをころしたあと反撃はんげきする。小汚こぎたねぇやりくちだよなぁ。戦士せんしとしてのほこりをたねぇ帝国ていこく玉無たまな騎士きしさまがお使つかいになるもんだ」

 フセインがどくづくと、ほかのキュペクバルたち一斉いっせい大笑おおわらいしました。

のうみそのわりにクソがまったキュペざる使つかう、腕力わんりょくだけの無様ぶざま剣術けんじゅつよりはましだ」

 ヒュリアが、吐捨はきすてるようにいます。

 それをいたキュペクバルたちわらごえがピタリとみました。
 かれらのはげしい憎悪ぞうおのこもった視線しせんがヒュリアにそそがれます。
 血走ちばしったギョロほそめたフセインが口元くちもとゆがませました。

ってくれるじゃねぇか、女騎士おんなきしさんよぉ。てめぇみたいなやつをさんざんいたぶったあとで、しり肉棒にくぼうをつっこんで内臓ないぞうをかきまわしながらころすのがたのしいんだよ。そのあせくせぇ股開またひらいてっててくれや」

 キュペクバルたちがまた一斉いっせいわらいました。

 うわぁ、下品げひんしもネタぶっこんできたよ。
 クズムスをにぎるヒュリアのちからがこもるのをかんじました。

「ならばその貧弱ひんじゃくでドブくさ肉棒にくぼうとやら、すべ斬落きりおとして串焼くしやきにし、えさとしてぶたにくれてやろうか。――いや、そんな小汚こぎたな肉棒にくぼうぶたにも迷惑めいわくだな」

 もう、ヒュリア。
 年頃としごろおんなが、はしたないことっちゃだめですって。
 おもわず噴出ふきだしちゃったじゃん。

 忌々いまいましそうに舌打したうしたフセインは、うしろくびまわして怒鳴どなりました。

「おいっ! “ケルテンケレ”を一頭いっとうれてい!」

 ケルテンケレ?
 なにそれ?
 いたことない単語たんごだね。
 ウガリタか?

 でも、それをいたとき、ヒュリアの身体からだがピクっと反応はんのうしたんです。
 まさか動揺どうようしてるんでしょうか?

「フセインさん、せま洞窟どうくつなかで、ケルテンケレ使つかうのはマズイんじゃねぇですか……」

 盗賊とうぞくのリーダーが、反論はんろんします。
 その途端とたん、フセインはリーダーの横面よこっつらをひっぱたきました。
 リーダーはんで、部下達ぶかたちにキャッチされます。

おれくちごたえすんのか? ああん?」

 リーダーは、ぶるぶるとくびります。

「――ツクモ、注意ちゅういしてくれ。キュペクバルはケルテンケレあやつる技術ぎじゅつっている」

 ヒュリアのこえかたいです。

ケルテンケレってなんなの?」

ケルテンケレ基本的きほんてきには巨大きょだい蜥蜴とかげのような生物いきものだが、生息せいそく場所ばしょ交配こうはいによっていくつかのしゅかれている。それぞれにことなる生態せいたいがあるが、共通きょうつうする性質せいしつとして、攻撃力こうげきりょく防御力ぼうぎょりょくすぐれ、魔導まどうたいしてたか抵抗力ていこうりょくそなえているてんがあげられるだろう。キュペクバルは、ケルテンケレ人工的じんこうてき交配こうはいさせ、さらに強力きょうりょく新種しんしゅをつくりだし、実戦じっせん配備はいびしていた。帝国ていこくながくキュペクバルをとせなかった原因げんいんひとつに、ケルテンケレ存在そんざいがあるといえる」

「て、帝国ていこくは、“戦竜イシュケルテンケレ”をすべ処分しょぶんしたといておるぞ!」

 こえげるタニョさん。
 いや、ぼくらに文句言もんくいわれてもねぇ。

「ツクモ、とにかくユニスさんたちたのんだぞ」

ケルテンケレてるの?」

 フセインたちほこったかんじで、にやけてます。

ケルテンケレてきたなら、わたしがその注意ちゅういきつける。そのあいだになんとか脱出だっしゅつしてしい」

「えっ?! なにそれ?! それっててないってことなの?!」

「タニョ殿どの!」

 ヒュリアはぼくこたえず、タニョさんにびかけました。

なんだ?」

「マリフェトの方々かたがた博愛はくあい精神せいしんみ、気高けだかこころざいをもたれているときますが、それは事実じじつでしょうか?」

「もちろんだ」

 くちひげをひねりながらむねるタニョさん。

「それは重畳ちょうじょう。ならば、そこにいる女性達じょせいたちまもっていただけますね?」

「い、いや、そうはったが……」

「――いただけますよ、ねっ?!」

 有無うむわせないつよ口調くちょうでおねがいするヒュリア。
 もう、おねがいというより、命令めいれいですね、これ。

「し、承知しょうちした……」

 完全かんぜんわされたかんのあるタニョさん。

「よろしく、おねがいします」

 タニョさんにかってかるあたまげるヒュリア。

「ヒュリア、本当ほんとう大丈夫だいじょうぶなんだよね?! てるよね?!」

「タニョ殿どの援護えんごたのんだぞ、ツクモ」

「ちゃんとこたえようよ!」

「――できるかぎりのことは、してみるつもりだ」

 振返ふりかえったヒュリアは、アレクシアさんのにあるぼくつめます。

 仮面かめんした表情ひょうじょうはわかりません。
 でも、相当そうとうヤバいかんじが、タニョさんとの会話かいわからつたわっていました。

 やっぱりぼくきみ一緒いっしょにいるべきじゃないのかい?
 そうおうとしたとき、盗賊達とうぞくたちうしろ騒然そうぜんとなります。
 そしてすぐに、人垣ひとがきけながら、おおきなかげあらわれたのでした。

 ずんずんと二足歩行にそくほこうでやってきたそれは、動画どうがなんかでてた恐竜きょうりゅうにそっくりです。
 ただ、ティラノサウルスみたいな如何いかにもってかんじのやつじゃなく、茶色ちゃいろ羽毛うもうやしたにわとりたリアルなヤツでした。
 にわとりっていっても、くちはワニみたいでするどが、ずらっとならんでるし、足先あしさきにはおそろしいカギづめえます。

 そしてなによりおおきさがちがいます。
 ケルテンケレあたまは、フセインの背丈せたけ二倍近にばいちかたかさにあり、洞窟どうくつ天井てんじょうとどきそうなのでした。

 ケルテンケレあたまげ、ちかづいてきたフセインにかおせます。
 フセインは、そのくびあたまを、まるでいぬでもあやすかのようにでまわしました。
 ケルテンケレ気持きもさそうにじてます。
 そしてフセインが首筋くびすじをポンポンとたたくとケルテンケレけ、あたまげました。

 フセインは、ヒュリアを指差ゆびさし、ギッ、ギッ、ギッとみょうこえてます。
 こえいたケルテンケレは、目玉めだまをむき、くちおおきくひろげ、カラスのラスボスみたいな鳴声なきごえげました。
 そして唐突とうとつはしすと、ヒュリアへ突進とっしんしていったのです。
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