73 / 91
第73話 浜辺で花火と指エッチ…
しおりを挟む
俺たちは2日目の営業を終えてホテルに戻ると、みんなで美味しい夕食を囲みその後は湯船にゆっくり浸かって今日一日の疲れを洗い流していた。
今夜は前から唯先輩と楓が企画していた花火の予定がある。
それがけっこう楽しみで、俺は少し早めにお風呂を出ると、自室のベッドに横になりながら集合のメッセージが届くのを今か今かと待っている自分がいる。
「……なかなか連絡こないな?でも女子3人ならこんなもんかな?」
ぼそっとそんなことを呟きながらスマホで動画を流して暇をつぶしていると、画面の上に一通のメッセージが届いた。
【唯:恭くんホテル前の浜辺に集合!!】
それを見た俺はベッドから身を起こし、ワクワクしながら部屋を出ると3人が待つ浜辺へと急いだ——
————
浜辺に着いたとき、すでに霞たちの姿があった。
俺の姿に気づいて手を振ってくれる。
その光景にちょっと胸があたたかくなって俺は足早に駆け寄った。
「遅くなっちゃったかな?」
「大丈夫だよ恭くん!わたしたちも今来たところだから!ねっ!」
先輩の言葉に合わせるように霞と楓がうんうんと頷いている。
息の合ったその様子に、思わず女子って仲良くなるの早いなぁと内心で感心してしまう。
「じゃあ準備はじめよっか!!」
「そうですね!!あたし水汲んできます!」
「じゃあ私はゴミ袋の準備しますね」
先輩がビニール袋を広げると中から色とりどりの花火を取り出し始める。
一方、楓は折りたたみ式のバケツを片手に勢いよくどこかへ走っていく。
その様子を見て、俺も何か手伝いたくなり先輩に声をかけてみたが、『大丈夫!恭くんは片付けの時にお願いね」と言われて少しだけ手持ち無沙汰に苛まれる。
そして、準備が整った頃にはいよいよ花火の時間が始まっていた。
手持ち花火ではしゃぐ楓と先輩、静かに線香花火を見つめる霞。
その場には、笑顔が溢れていて、まさに青春そのものの時間だった。
大切な人たちと過ごす温かい時間。
それはまるで、みんなで家族になれたような感覚……
俺がずっと欲しかったもの。それが、今ここにあった。
花火も一段落し少し落ち着いてきた頃。
先輩が打ち上げ花火の準備を始め、楓がその補助に入ってあちこち走り回っている。
俺と霞は浜辺の階段に腰を下ろし、その様子を眺めていた。
「なんかいいわよね、こういうの……」
「やっぱりみんなでワイワイするのは楽しいな……こんな事が出来るなんて数ヶ月前まで考えられなかったよ。なんかありがとな、霞」
すべての始まりは、衝動的で愚かなひとつの行動だった。
霞を買うという。
けれど、あの瞬間がなければこの温かな繋がりもない。
そう思ったとき、言葉ではなく想いが自然と零れ落ちていた。
「そんな……お礼なんて私が言いたいくらいよ」
俺の言葉に応えるように霞の指がそっと俺の人差し指に触れやさしく絡んでくる。
彼女に顔を向けてみるが辺りは暗くて表情まではよく見えない。
それでも、その空気からはほんのりと恥じらいが感じられた。
おそらく、先輩や楓の目を気にしてのささやかなスキンシップなのだろう。
そう思うと、なんだか可愛くて俺はその気持ちごと彼女の行動をそっと受け入れた。
それからどれくらい経っただろう。数十秒? それとも数分?
感覚が溶けるような沈黙の中、俺たちはただ無言で指先をやさしく撫で合っていた。
すると、その静けさを破るように遠くから先輩の声が届く。
「ねぇ~恭く~~ん!バケツ一杯になっちゃったから一旦ゴミ集めて新しいお水入れてきてほしい~!」
「あっ、はい!やってきます!!」
先輩の声に反応して俺はすぐに立ち上がり消火用のバケツへと向かった。
バケツを手にして水場へと向かおうとしたその時、背中から足音が聞こえて振り返る前に霞が追いついてきた。
「恭介!ゴミ袋忘れてるわよ!!」
「あっ……悪い、ありがとう霞」
「………私もいっしょにいく……」
ふと気づくと、俺の服の裾をそっと掴んでゴミ袋を持った霞がすぐそばにいた。
その仕草に思わず少しドキッとしてしまう。
最近、ふたりきりの時だけ見せるちょっと違う口調。
なんというか、子どもっぽいけど妙に距離が近くてドキドキする。
お姉さんぶっていない霞もそれはそれで可愛いと思ってしまっている自分がいる。
そんな彼女と並んで歩きながら水場に向かっていると、小さな声で霞が俺に話しかけてきた。
「ねぇ恭介……さっき、ずっと指絡めてたでしょ?」
「あっ、ああ」
「あれなにしてるか……ちゃんとわかってる?」
「なにしてる……というと?」
どういうこと?手を繋ぎたいけど先輩達の前だから躊躇ってたんじゃないの?えっ、違うの?俺的にはそうだと思っていたんだが……
「やっぱりわかってないのね……」
「えっ、わるい……もしかしたらわかってなかった……かも?」
ふと霞の方に視線を向けると、街灯に照らされた彼女の顔がわずかに赤らんでいた。
瞳はうっすらと潤んでいてどこかトロンとしている。
普段の霞とは違う、何か様子がおかしい。
「あれは指エッチよ?本番する前の意思確認みたいなものよ!」
…………………はっ?なにそれ?
霞が口にしたのは聞いたこともないような言葉だった。
その真剣な口調に俺は思わず眉をひそめてしまう。でも、もう慣れた。
こういう時はちゃんと話を聞いてあげるのが正解。それが彼女との付き合い方だ。
「恭介がむやみに私の指を愛撫するから……ちょっとムラムラしちゃったじゃない!」
「愛撫って!?いやっ、最初に始めたの霞じゃ?」
「そうよ?誘ったのは私だけど、乗ったのはあなたじゃない。エッチと同じでふたりとも同罪よ!どうしてくれるの!?」
「どうしてくれる??えっ!?」
「もうっ!煮え切らないわね!!ちょっとこっち来て!!」
「おい霞!?どこ行くんだよ!?」
霞が俺の手をぎゅっと握りやや強引にお手洗い裏の物陰へと引っ張っていく。
次の瞬間、俺は壁を背にする形で押しつけられ霞の身体がぐっと近づいてきた。
月明かりに照らされた彼女の瞳は、まるで宝石のように澄んでいて……
気づけば俺はその瞳に心ごと吸い寄せられていた。
「恭介………ぎゅってして……私頑張ったし、今も我慢してるんだから」
「…………」
一度こうなると霞はもう止まらない。
正直、今の俺もその気持ちは同じだった。
だから俺は迷わず彼女の想いに応えるようにそっと抱きしめた。
肌越しに伝わるぬくもりと柔らかさ、いつもの香りに、心がふわっとほどけていく。
「ねぇ………今日も我慢するから……明日帰ったらいっぱいしたい……」
「………体力が残ってたらな?」
「………うん」
恥ずかしさからつい声が小さくなってしまった俺。
沈黙が数秒続いたあと、霞が俺の耳元にそっと唇を寄せ甘く囁いてきた。
「恭介、キスして……それくらいならいいでしょ?」
その言葉が胸の奥に届いた瞬間、思わず身体が動いていた。
俺は暗がりの中、霞の唇にそっと触れる。
しばしの沈黙のなかでふたりの想いがゆっくりと重なり、唇を離すと霞はやわらかく微笑んでいた。
「恭介……好きだよ……」
この言葉だけは、いつだって馴れない。
でも、素直に嬉しくてちょっと照れくさい。
そんな俺の心を見透かしたように、霞はもう一度優しく俺を抱きしめてきた。
夏草の青さと、海風のやわらかさが混じる夜の空気の中で、俺はまたひとつ彼女との大切な記憶を重ねていった——
次回:最終日の朝はパイタッチと共に……
今夜は前から唯先輩と楓が企画していた花火の予定がある。
それがけっこう楽しみで、俺は少し早めにお風呂を出ると、自室のベッドに横になりながら集合のメッセージが届くのを今か今かと待っている自分がいる。
「……なかなか連絡こないな?でも女子3人ならこんなもんかな?」
ぼそっとそんなことを呟きながらスマホで動画を流して暇をつぶしていると、画面の上に一通のメッセージが届いた。
【唯:恭くんホテル前の浜辺に集合!!】
それを見た俺はベッドから身を起こし、ワクワクしながら部屋を出ると3人が待つ浜辺へと急いだ——
————
浜辺に着いたとき、すでに霞たちの姿があった。
俺の姿に気づいて手を振ってくれる。
その光景にちょっと胸があたたかくなって俺は足早に駆け寄った。
「遅くなっちゃったかな?」
「大丈夫だよ恭くん!わたしたちも今来たところだから!ねっ!」
先輩の言葉に合わせるように霞と楓がうんうんと頷いている。
息の合ったその様子に、思わず女子って仲良くなるの早いなぁと内心で感心してしまう。
「じゃあ準備はじめよっか!!」
「そうですね!!あたし水汲んできます!」
「じゃあ私はゴミ袋の準備しますね」
先輩がビニール袋を広げると中から色とりどりの花火を取り出し始める。
一方、楓は折りたたみ式のバケツを片手に勢いよくどこかへ走っていく。
その様子を見て、俺も何か手伝いたくなり先輩に声をかけてみたが、『大丈夫!恭くんは片付けの時にお願いね」と言われて少しだけ手持ち無沙汰に苛まれる。
そして、準備が整った頃にはいよいよ花火の時間が始まっていた。
手持ち花火ではしゃぐ楓と先輩、静かに線香花火を見つめる霞。
その場には、笑顔が溢れていて、まさに青春そのものの時間だった。
大切な人たちと過ごす温かい時間。
それはまるで、みんなで家族になれたような感覚……
俺がずっと欲しかったもの。それが、今ここにあった。
花火も一段落し少し落ち着いてきた頃。
先輩が打ち上げ花火の準備を始め、楓がその補助に入ってあちこち走り回っている。
俺と霞は浜辺の階段に腰を下ろし、その様子を眺めていた。
「なんかいいわよね、こういうの……」
「やっぱりみんなでワイワイするのは楽しいな……こんな事が出来るなんて数ヶ月前まで考えられなかったよ。なんかありがとな、霞」
すべての始まりは、衝動的で愚かなひとつの行動だった。
霞を買うという。
けれど、あの瞬間がなければこの温かな繋がりもない。
そう思ったとき、言葉ではなく想いが自然と零れ落ちていた。
「そんな……お礼なんて私が言いたいくらいよ」
俺の言葉に応えるように霞の指がそっと俺の人差し指に触れやさしく絡んでくる。
彼女に顔を向けてみるが辺りは暗くて表情まではよく見えない。
それでも、その空気からはほんのりと恥じらいが感じられた。
おそらく、先輩や楓の目を気にしてのささやかなスキンシップなのだろう。
そう思うと、なんだか可愛くて俺はその気持ちごと彼女の行動をそっと受け入れた。
それからどれくらい経っただろう。数十秒? それとも数分?
感覚が溶けるような沈黙の中、俺たちはただ無言で指先をやさしく撫で合っていた。
すると、その静けさを破るように遠くから先輩の声が届く。
「ねぇ~恭く~~ん!バケツ一杯になっちゃったから一旦ゴミ集めて新しいお水入れてきてほしい~!」
「あっ、はい!やってきます!!」
先輩の声に反応して俺はすぐに立ち上がり消火用のバケツへと向かった。
バケツを手にして水場へと向かおうとしたその時、背中から足音が聞こえて振り返る前に霞が追いついてきた。
「恭介!ゴミ袋忘れてるわよ!!」
「あっ……悪い、ありがとう霞」
「………私もいっしょにいく……」
ふと気づくと、俺の服の裾をそっと掴んでゴミ袋を持った霞がすぐそばにいた。
その仕草に思わず少しドキッとしてしまう。
最近、ふたりきりの時だけ見せるちょっと違う口調。
なんというか、子どもっぽいけど妙に距離が近くてドキドキする。
お姉さんぶっていない霞もそれはそれで可愛いと思ってしまっている自分がいる。
そんな彼女と並んで歩きながら水場に向かっていると、小さな声で霞が俺に話しかけてきた。
「ねぇ恭介……さっき、ずっと指絡めてたでしょ?」
「あっ、ああ」
「あれなにしてるか……ちゃんとわかってる?」
「なにしてる……というと?」
どういうこと?手を繋ぎたいけど先輩達の前だから躊躇ってたんじゃないの?えっ、違うの?俺的にはそうだと思っていたんだが……
「やっぱりわかってないのね……」
「えっ、わるい……もしかしたらわかってなかった……かも?」
ふと霞の方に視線を向けると、街灯に照らされた彼女の顔がわずかに赤らんでいた。
瞳はうっすらと潤んでいてどこかトロンとしている。
普段の霞とは違う、何か様子がおかしい。
「あれは指エッチよ?本番する前の意思確認みたいなものよ!」
…………………はっ?なにそれ?
霞が口にしたのは聞いたこともないような言葉だった。
その真剣な口調に俺は思わず眉をひそめてしまう。でも、もう慣れた。
こういう時はちゃんと話を聞いてあげるのが正解。それが彼女との付き合い方だ。
「恭介がむやみに私の指を愛撫するから……ちょっとムラムラしちゃったじゃない!」
「愛撫って!?いやっ、最初に始めたの霞じゃ?」
「そうよ?誘ったのは私だけど、乗ったのはあなたじゃない。エッチと同じでふたりとも同罪よ!どうしてくれるの!?」
「どうしてくれる??えっ!?」
「もうっ!煮え切らないわね!!ちょっとこっち来て!!」
「おい霞!?どこ行くんだよ!?」
霞が俺の手をぎゅっと握りやや強引にお手洗い裏の物陰へと引っ張っていく。
次の瞬間、俺は壁を背にする形で押しつけられ霞の身体がぐっと近づいてきた。
月明かりに照らされた彼女の瞳は、まるで宝石のように澄んでいて……
気づけば俺はその瞳に心ごと吸い寄せられていた。
「恭介………ぎゅってして……私頑張ったし、今も我慢してるんだから」
「…………」
一度こうなると霞はもう止まらない。
正直、今の俺もその気持ちは同じだった。
だから俺は迷わず彼女の想いに応えるようにそっと抱きしめた。
肌越しに伝わるぬくもりと柔らかさ、いつもの香りに、心がふわっとほどけていく。
「ねぇ………今日も我慢するから……明日帰ったらいっぱいしたい……」
「………体力が残ってたらな?」
「………うん」
恥ずかしさからつい声が小さくなってしまった俺。
沈黙が数秒続いたあと、霞が俺の耳元にそっと唇を寄せ甘く囁いてきた。
「恭介、キスして……それくらいならいいでしょ?」
その言葉が胸の奥に届いた瞬間、思わず身体が動いていた。
俺は暗がりの中、霞の唇にそっと触れる。
しばしの沈黙のなかでふたりの想いがゆっくりと重なり、唇を離すと霞はやわらかく微笑んでいた。
「恭介……好きだよ……」
この言葉だけは、いつだって馴れない。
でも、素直に嬉しくてちょっと照れくさい。
そんな俺の心を見透かしたように、霞はもう一度優しく俺を抱きしめてきた。
夏草の青さと、海風のやわらかさが混じる夜の空気の中で、俺はまたひとつ彼女との大切な記憶を重ねていった——
次回:最終日の朝はパイタッチと共に……
4
あなたにおすすめの小説
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる