【完結 R18版】ルガルの星―冷徹な社長は、僕の運命を知っていた―

綾波絢斗

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第14話 抗うことができないまま

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「やめ……っ」
か細い声しか出せなかった。
待ってほしくても、社長の動きは止まらない。

あっという間にズボンを脱がされる。
壁側に向きを変えられ、手は後ろでネクタイで縛られた。

肩を押さえられて身動きが取れないまま、ぬるりとした何かが僕の体に伝わる。
その次の瞬間、社長の指が僕の中に入ってきた。

圧迫感を感じながら抵抗しようとするものの、社長の力は強い。

「やだ……抜いて。やだ」
抵抗して伝えてみるものの、指の動きは激しくなるばかりだった。

「やだ……お願い」

懇願するもののその言葉は社長には届かない。
自分の身体に力が入る。それに気づいた社長が耳の後ろを舐めてきた。

「んっ。……あっ。」

ゾクリとした感覚と共に、今まで違和感しかなかった指の動きが急に快楽に変わった。

「あっ。あっ。ん。んんんっ」

抵抗したいのに、体はその快楽を求めている。
自分が自分ではないような感覚に襲われた時、急に指の動きが止まった。

「あっ…」

もっとしてほしい——そう思った自分がいた。
すっと指を抜かれて、体をそのまま持ち上げられた。
手は縛られたまま、されるがままの状態で。

ドアが開けられて、ドサリと置かれた場所は広めのベッドだった。

ここは…。

そう思ったのも束の間、四つん這いの格好で——腕は後ろのままで顔がベッドについたまま——下半身が持ち上げられる。

そして、今までとは比べ物にならないくらいのものが入ってきた。
圧迫で息ができない。

「くふっ…やっ。苦し…や…ムリ」

そう訴えても、社長の動きは止まらない。
社長がどうしてこんなことをするのかわからない。怒りなのか、何なのか。

その時、さっきと同じように——いや、もっとそれ以上の快楽の波が襲ってきた。

「あっ。な…なにこれ。やだ。んんっ。無理。あぁ。んん。」

打ち寄せる快楽に、抑えられない声に驚く。
激しい動きに応えるかのように、自らも腰を動かしていた。

このままこの快楽に溺れてしまうことが怖くなった。

「やだ。もう。こわい…やだ。もうヤダ。話すから。ちゃんと話すから」

泣いてすがる僕の姿を見て、激しかった社長の動きが急に止まった。
そして、縛られていた手が解放された。

「ギュってして」
口から出た言葉がそれだった。

向きを変えられて抱きしめられた。
そしてキスが優しいキスに変わった。

「あの男は誰?」
先ほどの激しい動きから解放されて、ゆっくりとした動きに変わって、ようやく社長が口を開いた。
優しい口調に安堵しながらも、動きは止めてくれない。

快楽のほうが上回っている。

「ん。あっ…おっ…弟」

社長の動きがピタリと止まる。

「だからデータを書き換えに?」

「あっ。やっ。止めないで。ん…ん。もとに…元に、戻そうと思って」
動きが止まった社長にお願いしている自分がいた。

またゆっくりとした動きで攻められる。

「バレないと思った?」
「んっ…あっ…。リスクはあったけど…。んっ。ふっ…。」
「最初に入った理由は?」
「あっ。ん…僕のデータを変えたかった」
「ムルの?」

急に動きが速くなる。

「えっ…知って…んんんっ。あぁっ。弟と離れたくなくて…書き換えた…」

「で、2回目が弟の年齢を書き換えたんだ」
「ん。ん。んんっ」
「犯罪ってわかってる?」

激しい動きとその快楽で、もう答えることができず、コクコクとうなずくだけだった。
イキたい。もう無理。

「んっ。あぁ。やっ。んっ。ご…め…んな…さ…い。もう、む…り。イ…かせて。」
激しい動きの中、ようやく言えた言葉だった。

その言葉を聞いてか、

「条件を飲めば見逃してあげるよ」

優しい声で社長がそう言った。
動きがゆっくりになる。

「じょ…う…けん? んふっ。」

「俺が求めた時は拒否をしない。手当も出すよ。弟君の学費貯めるんでしょ」
奥まで突かれて、返事ができない。
「ああぁぁ。んっ。やっ。」

「1つ目は、なるべく早く俺の家に引っ越す。2つ目は、俺の要求には絶対に応じること。3つ目は、2人でいる時は『レイ』って呼ぶ。」

早くイカせてほしくて、僕はうなずくことしかできなかった。

それでも社長は満足したように、動きを速めた。

「呼んでみて」
「んっ。あっ。ん。レ…イ」
「もう1回」
「レイ。んんっ。レイ。レイ。早く。お願…い。も…うイ…キた…い。」

懇願するように社長の名前を呼ぶ。

「ん。よくできました」

おでこに軽くキスをされ、激しい動きに変わる。
先ほどの恐怖はなく、優しく、そして僕が達するように——ただただ快楽に溺れるような動きになった。

「あぁぁっ」

そこで僕の記憶が途絶えた。

自分の能力があるからといって企業のデータベースに侵入してはいけないことはわかっていた。
今回もバレた時のリスクは考えていたけれど、バレないと思っていた自分の傲りを憎んだ。
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