勇者と魔王、選ぶならどっち?

Red

文字の大きさ
9 / 80
第一章 勇者の旅立ち

旅の仲間……その1

しおりを挟む
 ……ン……イヤっ……。
 私は腕の中の温もりが去っていく気がして、腕に力を籠める。
 ……げん……さいよ……。
 何か聞こえるけど……この温もりは放したくないよぉ。
 私はさらにぎゅっと力を籠めた。

「レフィーア、見てないで何とかしてよ。」
『そうはいってもねぇ……ミカゲがこんなに寝起きが悪いの初めて見たからね。』
「……ン、うるさいよぉ……。」
 耳元で騒がれては、ゆっくりと寝てられない。
「ミカゲ、アンタ起きたのなら放しなさいよっ。」
「んー……おはようのチュー。」
「ふざけんなっ!」

「……いきなり頭突きは酷いと思うのですよ。」
 私は額を擦りながらミュウに文句を言う。
 ミュウは私を睨みつける様にしている。
「アンタが寝惚けてヘンな事するからでしょうが!」
「……いいじゃない、お早うのチュウぐらい……女の子同士なんだし。」
「アンタ、まさかソッチの人!?」
 ミュウが自分の胸を両腕で抱える様にして隠し、私から距離を取る。
「やだなぁ、そんなわけないじゃない。私はノーマルだよ……自信ないけど。」
『自信ないんかい!!』
 レフィーアがすかさずツッコむ。

 その後も私はレフィーアと他愛の無い会話をしつつ、ミュウにも会話を振りながら朝食をとる。
 和やかな雰囲気に、いつしかミュウの警戒心も解けたようだった。

「ところで、私達話し合う必要があると思うのよ。ミュウちゃんのミミの愛らしさとか、ミュウちゃんの尻尾の触り心地とか、ミュウちゃんのスリーサイズの事とか……。」
『ミュウの事ばっかりかいっ!』
「コホン……冗談は置いといて、ミュウちゃんの事について聞きたいのは確かなのよ……特に今後どうするつもりなのかとか。」
 私がそう言うと、ミュウも神妙な面持ちで頷く。
「そうね、私も聞いておきたいこと色々あるかな。」
「じゃぁ、まずはミュウちゃんの事聞きたいな……。」
 そうして私とミュウはお互いについての情報を交換することにした。

「ふーん、つまり最初の旅立ちで躓いちゃったってわけね……散々だね。」
 私はポンポンとミュウの頭を軽くたたく。
 ミュウの種族は成人したら村を出なきゃいけないらしく、それに倣ってミュウも村を出たのはいいけど、最初の依頼で商人に騙されて盗賊に売られたところを私達に助けられた……という事だったらしい。
「軽いな、オイ。……もう少し慰めたり同情してくれてもいいんだよ。」
 冗談半分なのだろうが、ミュウはそんな事を言ってくる……でもね、私の方が同情してほしいのよ。

「次は私の番ね……。」
 私はミュウにこれまでの事を話す。
 ある目的の為に旅に出る事になったはいいけど、所持金が銀貨1枚だけで、旅の支度を整えたら碌に残らなかった事、行く先々でトラブルが起きてまともに寝泊まりをしたことが無い事などを話す。
「……と言うわけで行く先々で散々な目にあったのよ。」
「ゴメンね、苦労してたの私だけじゃないんだね。」
 ミュウはそう言って私の頭を撫でてくれる。

「でも、行く先々で村を追い出されるようなトラブルって、一体何があったの?」
「そ、それは……。」
 私は思わず口籠る。
『ミカゲが所構わず吹き飛ばしたんだよ。』
「……オイ。」
 ミュウの私を見る目が冷たい……。
「違うのよっ、男の人が触ってくるからなんだもん、私は悪くないモン。」
 目に涙を溜めながら必死になって訴える。

「つまり、ミカゲは男の人が触られるのも嫌なくらい怖い……と、そういう事?」
「ウン、以前はもう少しマシだったんだけど、急にこっちへ来ることになって、環境が変わったからどうしてもね……。」
「おいおい、そんなんでこれから先大丈夫?」
 ミュウが呆れたように言ってくる。
 確かに、ミュウの言う通り、このままでは旅に重大な支障をきたすことは間違いないので、少しづつでもなれて行かないといけないと思うのだが……。

『だからさ、ミュウも一緒に旅しないかい?』
 突然レフィーアがそんな事を言い出す。
『ミュウが一緒にいてくれれば、ミカゲも助かるし、ミュウも一人旅よりは心強くない?』
「そんなこと言われても……。」
 ミュウは突然の事で狼狽えている……まぁ、そうだよね、昨日今日あったばかりの、しかもいかにもトラブルメーカーですと言うような美少女(私の事よ)と一緒に旅をって言われても困るよね。

『旅の目的とかある?』
「……ない。」
『行くアテとか、行こうとしてたところとかある?』
「……ない。」
『路銀とか食料とかのアテは?少なくとも私達と一緒なら希少種の果実が食べられるよ?』
「…………。」
 なんか、食べ物でつられそうな雰囲気……ミュウちゃんそれでいいの?
「ミカゲの『目的』って何だ?」
 それ次第では一緒に行ってもいいって言うけど……それ聞いちゃう?
「うーん、それは一緒に行ってくれるって行ってくれないと言えないよぉ。」
「そんなに重大な事なの……。」
 ……ミュウが悩み始める……ってか、何か勘違いさせちゃってるみたいだけど……ま、いっか。

「ウン、分かったわ。一緒に行ってあげる。」
 しばらく考え込んでいたミュウが、顔を上げるとそう言ってくる。
「いいの?」
「まぁね、確かにそこの妖精が言う通り、私のは特に目的とかないからね。だったらミカゲ達についていくのも悪くないと思ってさ。」
 レフィーアに視線を向けてそういう。
「だからさ、教えてよ、ミカゲの旅の目的。」
 ミュウの眼が好奇心に輝いている。

「えっと、……笑わない?」
「笑わないよ。」
「ホントにホント?」
「ホントだってば。だから焦らさないで教えてよ。」
「えっとね……魔王退治。」
「ゴメン、良く聞こえなかった、もう一回。」
 ミュウが呆然としながらそう言ってくる。
「だからね、悪い魔王さんを退治に行くのが目的なの。」
 私がゆっくりとそう言うと、ミュウは私の額に手を当ててくる。
 失礼だなぁ、熱なんてないよ。

「……何でまた魔王退治?」
 ミュウは何かを堪える様にしながらそう聞いてくる。
「……私勇者なんだって。」
「……っ……ぷっ……くっ……くく……。」
 ミュウの身体が小刻みに震え、一生懸命笑いを堪えているのが分かる。
「ヤッパリ笑ったっ!」
「わ、笑って……くっ……ないよ……クスクス……ミカゲが……勇者……ぷっ……。」
 こらえきれずに笑いだしそうになりながらそう言ってくるミュウ。
「笑ってるじゃない!もう、こうなったら……!」
 私は既に笑い転げ始めているミュウに飛び掛かり、ミミや尻尾を愛撫する。
「クスクス……やん……やめて……クックック……そこダメ……。」
「うるさいよ。こうしてあげるからね。」
「あ、……しっぽダメェ……やん、耳噛まないでぇ……ダメッ……ゴメン、……謝るから、……あ、そこダメぇぇぇ……。」

 ミュウはどうやらしっぽが弱いみたい……笑った罰だからね、もう少し遊ばせてもらうからね。
 私はそう思いつつ、ミュウの耳を甘噛みする。
 私の腕の中で見悶えているミュウを見てると、何かおかしな気持ちが沸き上がってくる。
 あ、これダメなヤツだ……これ以上続けるとヘンな気になっちゃう。
「ソレはだめぇぇぇ~~~~~。」
 私は、最期にミュウの尻尾を逆なですると、ミュウを開放する。
「はぁはぁはぁ……危ない所だったわ。もう少しでミュウちゃんを襲う所だったわ。」
「既に襲われてるよっ!」
 ミュウはズササッと、壁際に後退り、しっぽを丸めて小さくなっている。
 でも、もとはと言えばミュウが可愛い……じゃなくて笑うからいけないのよ。

「冗談はともかくとして、一応私が勇者で魔王を倒せって言われてるのは本当なの。」
「そうなんだ……。」
 ミュウは今度は笑わずに聞いてくれる。
「でもね、いきなり魔王を倒せって無茶だと思わないっ?大体魔王ってどこにいるのよっ!魔王を倒すための支度金が銀貨1枚ってどういう事よっ!こん棒とお鍋のフタで魔王を倒せっての?だったらアンタたちが倒しなさいよっ!」
 ゼェゼェ、と息とつく私の背中を撫でながら、まぁまぁ、落ち着いて、と言ってくるミュウ。
「ゴメン……取り乱しちゃった。」
「ウン、気持ちはわかるから。」
 お互いに遠い目をする私達。

「だからね、取りあえず魔王討伐は置いといて、取りあえずは落ち着いて暮らせる場所が必要だと思うのよ……いい加減ベッドで寝たいのよ。」 
 私はそう言って、レフィーアに聞いた東にあるラウエルの街を目指している事を告げる。
「うーん、まぁ、とりあえずはそこでもいいかもね。」
 ミュウの歯切れが悪い。
「何か気になる事でも?」
「ウン、ミカゲ達だけなら問題ないのよ……でも私がいると……。」
「どゆこと?」
 ミュウはどうしようか悩んでいたようだが、やがて意を決したように言う。
「あの町は亜人排斥者が多いのよ。だから私が行くとトラブルに巻き込まれそうで……。」
『そんなの今更だよ~。』
 ミュウの言葉をレフィーアが笑い飛ばす。
『ミュウがいなくても、ミカゲがトラブル起こすからね。』
 レフィーアの言葉を聞いてミュウが笑いだす。
「それもそっか。」
「二人とも酷いよぉ!」

 ◇

「じゃぁ、ミュウは隣のイスガニア王国に行くのがいいって事?」
「ウン、イスガニア王国は冒険者の依頼も多いらしいし、治安もいいみたいだし、それに何より亜人に対して悪感情を持っていないからね。」
 ミュウの言葉に私は成程、と頷く。
 しかしこんなに可愛いのに嫌うなんて、人生損してるとしか思えないよねぇ。
 私はミュウの耳を弄りながらそう考える。
『ボクはいいと思うよ。イスガニアの王様は亜人が大好きみたいだしね。』
 レフィーアがそう言う。
「ん、じゃぁそうしましょうか。まずはラウエルの街で旅支度を整えて……出来れば1日ぐらいはゆっくりして、それからさらに東のイスガニア王国を目指す……取りあえずこんな感じかな?」
 私は今後の方針をまとめる。
 何か、ミュウが加わっただけでこの先が楽しくなってきたのが不思議だ。
「あ、出来ればラウエルの街でもう一人くらい仲間を見つけたいわ。」
 唐突にそんな事を言ってくるミュウ。
「なんでまた、いきなり?」
 二人でも別に構わないと思うんだけどなぁ、と思いつつミュウに聞いてみる。
「排斥主義者の男、見たいに私やミカゲだけじゃ対処できない相手がいるかもしれない、と言う理由もあるけど……私の身が危険だからよっ!」
 ミカゲが大好きな女の子を捜してあてがうのよっ!等と言うミュウ……失礼だなぁ。

 話がまとまり、私達はラウエルの街を目指す。
 私にとって嬉しい誤算だったのは、ミュウのハンターとしての能力の高さ。
 夜営の度に森の中で獲物を狩ってきてくれるの……しかも捌くのも上手いんだよ。
 ただ、捌いた後は丸焼きする事しか知らないみたいだったから、そこからは私の出番、と言うわけでスープにしたり、シチューにしたり、ハンバーグなんかも作って見たりしたら、とっても大喜びしてくれた。
 だからミュウにとっても私達と一緒に来ることにしたのは間違ってなかったと思っているに違いないわ。
 更に、たくさん作っても、私の『勇者の袋』に入れておけば問題ないし……って言うか、この勇者の袋、マジで便利すぎる。

 そしてもう一つ……私より大きいと思っていたミュウのお胸が、私とそれほど変わらないことが判明したのよ。
 道中おさまりが悪そうだったから、窮屈かもしれないけど、って私の下着を貸したらね、なんとぴったりだったのよ。
 ミュウは私より小柄だから、相対的に大きく見えただけだったのよ。
 その事を知って大喜びしている私を見るミュウの眼がちょっと痛かったけどね。

 そんな感じで、旅の道中を楽しく過ごしながら、目的の街ラウエルに辿り着いたのだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

召喚聖女の結論

こうやさい
ファンタジー
 あたしは異世界に聖女として召喚された。  ある日、王子様の婚約者を見た途端――。  分かりづらい。説明しても理解される気がしない(おい)。  殿下が婚約破棄して結構なざまぁを受けてるのに描写かない。婚約破棄しなくても無事かどうかは謎だけど。  続きは冒頭の需要の少なさから判断して予約を取り消しました。今後投稿作業が出来ない時等用に待機させます。よって追加日時は未定です。詳しくは近況ボード(https://www.alphapolis.co.jp/diary/view/96929)で。  ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。 URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/937590458

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

私を幽閉した王子がこちらを気にしているのはなぜですか?

水谷繭
恋愛
婚約者である王太子リュシアンから日々疎まれながら過ごしてきたジスレーヌ。ある日のお茶会で、リュシアンが何者かに毒を盛られ倒れてしまう。 日ごろからジスレーヌをよく思っていなかった令嬢たちは、揃ってジスレーヌが毒を入れるところを見たと証言。令嬢たちの嘘を信じたリュシアンは、ジスレーヌを「裁きの家」というお屋敷に幽閉するよう指示する。 そこは二十年前に魔女と呼ばれた女が幽閉されて死んだ、いわくつきの屋敷だった。何とか幽閉期間を耐えようと怯えながら過ごすジスレーヌ。 一方、ジスレーヌを閉じ込めた張本人の王子はジスレーヌを気にしているようで……。 ◇小説家になろう、ベリーズカフェにも掲載中です! ◆表紙はGilry Drop様からお借りした画像を加工して使用しています

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...