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第二十三夜(4)
しおりを挟む「溜まってた?あれ、恭介?聞いてる?」
そんな海斗からこ問いかけも聞こえないくらい、身体が勝手にいつも以上に乱れる。こんな姿を見られるのは恥ずかしいのに、揺れる腰はどうしたって止められない。
それどころか、海斗にもっと動いて欲しいとさえ思ってしまう。ゆらゆらと揺すられるだけでなく、もっとたくさん激しく抜き差しされたい。
ほとんどすすり泣きながら、恭介は海斗に縋った。
「動いて、奥……っ、いっぱい……っ」
たどたどしい言葉遣いでなんとか懇願すれば、それに答えるように、海斗がゆっくりと腰のピストン運動を始めてくれた。
「これ?これでいい?」
ゆるりとした抽挿は海斗の昂りのかたちをまざまざと感じさせてくれる。粟立つ肌を自覚しながらも、でもまだちっとも足りなくて、恭介は迷わず頭を左右に振った。
「ゃ……っ、もっと、はやくぅ……あっ」
言い終えるや否や、今度は強く何度も奥を穿たれ、恭介は仰け反りながら怖いほど感じてしまった。
「あぁっ、や……やだ……んっ」
自分で求めたくせに、ついあまりの快感に怖くなって口走ってしまったそれを、慌てて下唇を噛んで阻止する。
嫌いになることはないと言ってくれた海斗だが、最中に言われて嬉しい言葉ではないはずだ。
でも、内壁を擦られると口元は緩み、ずん、と奥を突かれれば呆気なく拒む言葉が漏れてしまう。
「ふっ……ぅ……」
乳首を弄っていた手で口を塞ぐと、幾分か嬌声は抑えられたが、それはすぐに海斗によって解かれてしまった。
「何してんの、声聞かせてよ」
責めるように乳首を摘まれながらも、恭介はふるふると首を横に振って拒否を示した。
「なんで?」
「だって……ぁ……っ」
言い淀んでいると、「ん?」と催促するように小刻みに恭介のいいところばかりを抉ってくる。
「あぁっ、や、だめ、……あ、だって海斗……っ」
うわ言のように、海斗が海斗がと、繰り返すと、激しい律動が少しだけ緩まった。
「……だって、寝てるときの俺のほうが、よかったんだろ……っ。起きてる俺はイヤがってばっかだから……」
だから、少しでも静かにしていようと思ったのだと白状する。
前半は恭介の想像だが、そこで急に海斗が口をつぐむから、恭介は怖くなって顔を枕に埋めた。
「誤解させるような言い方してごめん。でも、恭介のそれを嫌だとは思ってないよ」
「うそだ」
枕の隙間から疑いの眼差しを向けると、何故だか海斗は口元を緩めて苦笑いをしているようだった。
「おい、何笑ってんだよ」
「だって、ほら」
そう言って伸びてきた手が、恭介の腹にかかった白濁を丁寧にすくっていく。そしてその濡れた手は、吐精して力なく頭を垂らしていた恭介の性器を掴んできた。
自身の出したもののぬめりで、上下に扱かれればすぐにそこはぬちゃぬちゃと音を立てはじめる。
後ろを繋げたまま、達したばかりのそこを再び弄られるのはあまりにも辛い。
「あ……なに、ゃだ、やめ、いや……っ」
たまらず手淫をやめさせようと身をよじって抗うが、思うように身体に力が入らない。
それどころか、先程までより強く後ろを突き上げられ、恭介は2つの刺激に大きく仰け反った。
「ほら」と涼しい声で海斗がまた同じことを言う。「俺は分かってるから、大丈夫」
意味が分からない。容赦なく揺さぶられながら、そう思うも恭介の口からはもう嬌声しか零れない。
「分かんない?いつも口ではイヤって言うんだけど、ここは俺のこときゅうきゅう締めつけてくんの」
「へ……?」
まだ理解できずにいると、胸元で膝を折り込まれ、接合部を無理矢理露わにされる。
襞をめいっぱい拡げて、海斗を受け入れているそこをまじまじと見つめられると、恥ずかしさに腹の奥がきゅうっと疼いたのがわかった。
「あっ……ゃ」
「ほらね、恭介のイヤはイイだもんな」
腰を掴まれ、海斗のものが抜けていく。抜け切る直前、ギリギリのところで動きが止まる。全てを察して恭介は、またいやいやと首を振った。
「や……違う、馬鹿、海斗、待って」
「もう待てない」
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