幼なじみに毎晩寝込みを襲われています

西 美月

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番外編2③─清彦side─

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 付き合ってまだ間もない頃、翔太と2人で買い物をしていた時だ。
 見知らぬ男が翔太に声をかけてきた。

 翔太がウリをしていた時の客だった。

 清彦に気づくとその男は逃げるように去っていったし、翔太にも不快にさせて申し訳ないと謝られた。

「別に、過去のことでしょ。もうとっくに辞めたバイトのことなんて気にしないよ」

 そんなふうに清彦は答えたが、内心はそうではなかった。ぐちゃぐちゃに嫉妬した。

 あの男も翔太に抱かれたのだろうか。どんなふうに抱かれたのだろう。何度抱かれたのだろう。キスもしたのだろうか。
 考えないようにしていたことが、突如鮮明に目の前に現れた。

 でもただ一点、声をかけてきた男よりも、どう見ても清彦のほうが優れた外見をしていたことが、唯一の救いで自信だった。

「可愛い」「綺麗」と翔太が言ってくれることで、恋人としての矜持を保つことができたのだ。
 自身の頰のシミに気づくまでは。

 今がどんなに可愛くて綺麗でも、どうしたって加齢は止めることができない。

 急に自分自身に自信がなくなった。


「先輩先輩」

 照明が煌々と明るいベッドの上で、清彦は我に返った。その身体は2人分の体液で濡れている。

 気を失っていたのだ。

「あーん」と声をかけられ、ぼうっとする頭で反射的に口を開くと、口腔いっぱいに翔太の屹立が咥え込まされた。

 青臭さが鼻につき、独特の苦味が口の中に広がる。
 規格外の大きさの陰茎を、喉奥まで押し込まれて涙目になる。
 何をするんだとキレるのが普通だろう。だが、清彦はそうされることが嫌じゃない。
 その証拠に、生まれる興奮に比例して、すべて出しきったかに思えた性器がむくむくと勃ち上がる。

「ほんと好きだね、俺のちんぽ」

「……ん、しゅき……」

 歯を当てないように精一杯の大口を開けて受け入れる。下生えから漂う翔太の雄の匂いに陶然となりながら、されるがままでいると、今にもはち切れんばかりの屹立が口腔から抜かれた。

 目の前で翔太が自分で扱く様を見せつけられる。先端の割れ目から滲み出たカウパー液が垂れそうで、清彦は無意識に口を開いてしまう。

「どうする?どこに出して欲しい?」

 後頭部を撫でながら問われ、逡巡する。

 この明るい部屋で、もう散々セックスをした。俺が先輩をどれだけ好きか教えてあげる、とはじめからコンドームなしで、腹が膨れそうなくらい何度も何度も中に出された。

 これ以上翔太を受け入れたら壊れてしまう。

 そう思いながら、清彦はそろそろと脚を開く。膝裏に手をかけて全部を無防備にさらけ出す。
 腹圧がかかり、閉じ切らない後孔からは翔太の白濁がとろりと垂れた。

「最後は中に、ちょうだい」

 顔に出されることも、口に出されることも、まるで翔太に征服されてるようで好きだけれど、それはまた今度。

 互いの目を見つめながら、指を絡めて握り合う。翔太のもが再び中に入ってきて、清彦は白い喉を見せて仰け反った。

「あ……っ、あん、あ」

 喘ぎながら「しょうた、しょうた」ともつれる舌で名前を呼んで引き寄せて、ぎゅうっと抱きしめてもらう。

「世界でいちばん好きだよ」

「俺も、すき……っンん」

 最奥を突かれ、火照る頬を涙で濡らしながらも、清彦は満足げな笑みを浮かべる。
 翔太の腰に足を絡めて離さない。汗ばむ広い背中に手を回して、もっともっとと翔太を求める。

 2人で一緒に絶頂へと駆け上がる。

「あ、あぁっ、イク、イク……!」

 薄い白濁をこぼしながら達すると、腹の中の昂りを締めつけてしまい、それにもただただ感じた。

「出すよ……っ」

 奥で翔太の熱が放たれた。なのに翔太は腰の動きを止めないようとしない。
 白濁を粘膜に擦り付けるように、執拗に何度もかき回され、また清彦は達した。

 あまりの快楽に目が眩んで、瞳を閉じた清彦はそのまま眠ってしまいそうだった。
 たとえ寝てしまってもきっと翔太が風呂場で身体を清めてくれる。

 たくさんの愛で満たされて安心しきった清彦は、深い眠りへと沈んでいった。



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