あと何回逢える?

Mackimel ree

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手術ができない、余命宣告

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8月下旬から10月下旬まで、入退院を繰り返し、その度に、自宅から病院、自宅から実家へと車を走らせる事に。
最初の退院時には、父が列車で実家に向かった私を駅まで迎えに来てくれる体力が有った。
10月下旬には、父の体力が落ちてしまっていた事で入院勝ちになり、殆ど病院へ通っていた。
そんなある日、主治医から、末弟と共に父には内緒で呼び出された。

「お父様の場合、既にステージ4で、末期症状もチラホラ出て来てしまっています。この前変えた抗がん剤が効いているのか、痛みは無いようですが…後、もって5ヶ月。最悪は、歳を越せないかも知れません。10月上旬に予定してた手術が発熱で出来なかったので、がん細胞が身体中に転移してしまっています」






……事実上の余命宣告だった。



末弟と2人。
その日の夜は、病院近くのホテルに宿を取り、夜遅くまで、本人に話すべきか、話さざるべきかを相談した。

答えは、出なかった。

翌朝早く、主治医を捕まえて相談した結果、結局、父の意思を尊重する事になった。


父は、一言。

「自分の身体の事や、もうあかん事は解っとる」

とだけ言って、主治医に

「教えてください、後、どんだけですか?」

その言葉が、父を思い出す度に今も頭の中で繰り返される。
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