348 / 385
第四章 女神降臨編
力尽く?わたしはしがない商会令嬢だし気のせいだと思う。うん。
しおりを挟む
この森は、王都を挟んでカヒナシの丁度反対側に当たる中央に近い場所だとムルキャンは言っていた。月の忌子をはじめとした魔物対策のため、王命によりフージュ王国各地へと配備された生成ムルキャン・トレントは、今やこの王国中根付いていない場所はないのではないだろうか……。
ちょっとばかり暴走壁はあるものの、人である部分が上手い具合にイシケナルに魅了され、更に今ではポリンドも心棒する対象に加わったようだから、安全性はアップして、心強い味方ではある。
しかも、1人のムルキャンが黒い魔力で変容し、分裂、増殖したため、個々で動くけれども、意思は共有出来ており、やろうと思えば、各地のムルキャンを通して情報を集めることも出来るらしい。「らしい」と云うのはムルキャンが誰に対しても協力的なわけでもなければ、国王に対して忠誠を誓っているわけでもないので、彼の心棒する者や、ごく一部の者の話にしか耳を傾けない気質が障害となって、ネットワークとして確立出来ていないからだ。
けど、わたしは初対面で遣り合った気安さからか、話だけは聞いてくれるらしい。力尽く?わたしはしがない商会令嬢だし気のせいだと思う。うん。
「ねぇ、ところでムルキャン。あなた最初に、わたし達以外にも何かが降って来たようなことを言ってたわよね?何が降って来たの?」
去り際、気に掛かっていたことを尋ねると、思い掛けない答えが返って来た。
「あぁ、何刻か前に黒くて丸い大きな石くれが落ちて来たぞ。やたらでかい魔力を纏っておったから旨かったな」
「―――旨かった?」
理解出来なさすぎて、わたしは思わずそのまま復唱した。
きょとんとしたわたしを置き去りに、その場をうろついていた他3体の超巨大トレントもこちらへ寄って来て、口々につまみ食いの報告をしてくれる。
「ほっほっほぅ、絶品じゃ!その他にも、色んな味のする黒い魔力の塊が飛んできておったなぁぁ」
「獅子の砕けた欠片だったなぁ。あれも色々交じり合って旨かった」
「黒い魔力は新鮮なものもスッキリしているが、太古の物はやはり深い味わいがある」
人外トークが炸裂していて、わたしの理解が全く追いつかない。
「お前たち……!まさか、あの獅子の飛び散った黒い魔力を全て食べたのか!?」
王子がぎょっと目を剥いて、トレント達に声を掛けると、集まっていた4体全てが呆れたように首を横に振り、天を仰ぎ、または両腕と思われる大枝を空に向かって広げて、嘆かわしいとでも言うように頭部分を振る。
「まさかまさか、王子ともあろう人が何と云う浅慮。むっふぅ」
「とんでもないなぁぁ。嘆かわしや。欠片全ては大きすぎて一度には喰い切れぬ」
「我らがいかに優れた存在だとて、一度に取り込める量ではないそぉ」
「それに、四方八方へ飛んだからなぁ。まだ捕まえとらん分も有るなぁぁ」
散々な言われ様に、感情を押し殺した綺麗な笑みを浮かべ始めた王子は、爆発寸前の閑尺玉みたいだ。このまま、ムルキャンに姦しく騒がせていてはまずい。
――仕方ないわね
「ムルキャン!寄ってたかってまだまだ小さい男の子を虐めるのは美しくないわ!そんな事をやっていてイシケナルに顔向け出来るの!?ポリンドだって、しっかり今の醜態を見てるわよ。」
「そうだねぇー。私の大切な甥っ子に何て事をしてくれるのかな?」
わたしの言葉だけじゃあ、まだ余裕のあったムルキャン達だったけれど、続くポリンドの言葉で完全に表情を強張らせ、慌てて取り繕うべく動き始める。
まずは、平身低頭と云った様子で謝罪を述べる者もいれば、何処か遠くを見て何事かぶつぶつ呟いている者も居る。そのトレントが「おぉ、あった!」と声を上げると、何処からかザワザワと云う草原の葉が擦れ合う不穏な音が響いて来る。
「ちょっと、あれ!」
「何ですか?」
焦った様子で音のする方向を指さしたポリンドに促されて見遣ると、5畳分程の紫の絨毯が、地面すれすれをこちらに向かって突き進んでくる所だった。絨毯の上には大きな黒い塊が乗っている。
「まさか、私達にも食べろって言うんじゃあ……」
「貢物ですか?お慕いする貴方へ・なんて、ポリンド講師が『かぐや姫』になったみたいですねー」
「セレ?冗談でも僕以外の相手に『お慕いする』なんて言われると穏やかではいられないんだけど?」
怯えるポリンドに軽口で返していると、背後から重苦しい圧が掛かってきた。怖くて振り返れない。
「え!?あの絨毯っ……もしかしなくてもトレントの幼木っ!」
紫の絨毯が近付くと、ただの草ではなく暗灰色の幹を持ち、タコの足の様に幾つもに分岐した根をうぞうぞと動かして動く幼木トレントが密集した姿であることが分かった。何百と云う幼木の密集体が、揃って大石を運んでこちらに向かって来る。
運ぶ姿が衝撃的過ぎて、本当に目の前に到着するまで、それが何かをよくよく見ることはしなかったけれど、改めて確認して気付いた。
「これ、獅子の中にあった『かぐや姫』の声のした大石だと思う」
帝石と同じく、凹凸の無い滑らかな表面に、濡れたような光沢を放つ黒曜石がそこに乗っていた。石は、長手方向が成人の身長ほどの卵型で、まさしく獅子の体内で見たものだ。けれど、あの時聞いた声が響いて来ることはない。
ムルキャンに確認すると、どうやら食べたのは石そのものではなく、石に纏わりついていた黒い魔力の方らしかった。だから、石そのものへのダメージは無いのだけれど、獅子の中で見た時のような言葉を発する生気のような物も感じられない。この場にいるハディス、ポリンド、アポロニウス王子の全員で確認しても、同様に生きた意思を見付けることは出来なかった。オルフェンズに声を聞かせたかったのに、それが叶わず残念だけれど。
石は改めて取りに来ることを告げると、ムルキャンが王都まで届けてくれるとのことだったので、わたし達は彼に任せて今度こそ、王都への帰路に就いたのだった。
ちょっとばかり暴走壁はあるものの、人である部分が上手い具合にイシケナルに魅了され、更に今ではポリンドも心棒する対象に加わったようだから、安全性はアップして、心強い味方ではある。
しかも、1人のムルキャンが黒い魔力で変容し、分裂、増殖したため、個々で動くけれども、意思は共有出来ており、やろうと思えば、各地のムルキャンを通して情報を集めることも出来るらしい。「らしい」と云うのはムルキャンが誰に対しても協力的なわけでもなければ、国王に対して忠誠を誓っているわけでもないので、彼の心棒する者や、ごく一部の者の話にしか耳を傾けない気質が障害となって、ネットワークとして確立出来ていないからだ。
けど、わたしは初対面で遣り合った気安さからか、話だけは聞いてくれるらしい。力尽く?わたしはしがない商会令嬢だし気のせいだと思う。うん。
「ねぇ、ところでムルキャン。あなた最初に、わたし達以外にも何かが降って来たようなことを言ってたわよね?何が降って来たの?」
去り際、気に掛かっていたことを尋ねると、思い掛けない答えが返って来た。
「あぁ、何刻か前に黒くて丸い大きな石くれが落ちて来たぞ。やたらでかい魔力を纏っておったから旨かったな」
「―――旨かった?」
理解出来なさすぎて、わたしは思わずそのまま復唱した。
きょとんとしたわたしを置き去りに、その場をうろついていた他3体の超巨大トレントもこちらへ寄って来て、口々につまみ食いの報告をしてくれる。
「ほっほっほぅ、絶品じゃ!その他にも、色んな味のする黒い魔力の塊が飛んできておったなぁぁ」
「獅子の砕けた欠片だったなぁ。あれも色々交じり合って旨かった」
「黒い魔力は新鮮なものもスッキリしているが、太古の物はやはり深い味わいがある」
人外トークが炸裂していて、わたしの理解が全く追いつかない。
「お前たち……!まさか、あの獅子の飛び散った黒い魔力を全て食べたのか!?」
王子がぎょっと目を剥いて、トレント達に声を掛けると、集まっていた4体全てが呆れたように首を横に振り、天を仰ぎ、または両腕と思われる大枝を空に向かって広げて、嘆かわしいとでも言うように頭部分を振る。
「まさかまさか、王子ともあろう人が何と云う浅慮。むっふぅ」
「とんでもないなぁぁ。嘆かわしや。欠片全ては大きすぎて一度には喰い切れぬ」
「我らがいかに優れた存在だとて、一度に取り込める量ではないそぉ」
「それに、四方八方へ飛んだからなぁ。まだ捕まえとらん分も有るなぁぁ」
散々な言われ様に、感情を押し殺した綺麗な笑みを浮かべ始めた王子は、爆発寸前の閑尺玉みたいだ。このまま、ムルキャンに姦しく騒がせていてはまずい。
――仕方ないわね
「ムルキャン!寄ってたかってまだまだ小さい男の子を虐めるのは美しくないわ!そんな事をやっていてイシケナルに顔向け出来るの!?ポリンドだって、しっかり今の醜態を見てるわよ。」
「そうだねぇー。私の大切な甥っ子に何て事をしてくれるのかな?」
わたしの言葉だけじゃあ、まだ余裕のあったムルキャン達だったけれど、続くポリンドの言葉で完全に表情を強張らせ、慌てて取り繕うべく動き始める。
まずは、平身低頭と云った様子で謝罪を述べる者もいれば、何処か遠くを見て何事かぶつぶつ呟いている者も居る。そのトレントが「おぉ、あった!」と声を上げると、何処からかザワザワと云う草原の葉が擦れ合う不穏な音が響いて来る。
「ちょっと、あれ!」
「何ですか?」
焦った様子で音のする方向を指さしたポリンドに促されて見遣ると、5畳分程の紫の絨毯が、地面すれすれをこちらに向かって突き進んでくる所だった。絨毯の上には大きな黒い塊が乗っている。
「まさか、私達にも食べろって言うんじゃあ……」
「貢物ですか?お慕いする貴方へ・なんて、ポリンド講師が『かぐや姫』になったみたいですねー」
「セレ?冗談でも僕以外の相手に『お慕いする』なんて言われると穏やかではいられないんだけど?」
怯えるポリンドに軽口で返していると、背後から重苦しい圧が掛かってきた。怖くて振り返れない。
「え!?あの絨毯っ……もしかしなくてもトレントの幼木っ!」
紫の絨毯が近付くと、ただの草ではなく暗灰色の幹を持ち、タコの足の様に幾つもに分岐した根をうぞうぞと動かして動く幼木トレントが密集した姿であることが分かった。何百と云う幼木の密集体が、揃って大石を運んでこちらに向かって来る。
運ぶ姿が衝撃的過ぎて、本当に目の前に到着するまで、それが何かをよくよく見ることはしなかったけれど、改めて確認して気付いた。
「これ、獅子の中にあった『かぐや姫』の声のした大石だと思う」
帝石と同じく、凹凸の無い滑らかな表面に、濡れたような光沢を放つ黒曜石がそこに乗っていた。石は、長手方向が成人の身長ほどの卵型で、まさしく獅子の体内で見たものだ。けれど、あの時聞いた声が響いて来ることはない。
ムルキャンに確認すると、どうやら食べたのは石そのものではなく、石に纏わりついていた黒い魔力の方らしかった。だから、石そのものへのダメージは無いのだけれど、獅子の中で見た時のような言葉を発する生気のような物も感じられない。この場にいるハディス、ポリンド、アポロニウス王子の全員で確認しても、同様に生きた意思を見付けることは出来なかった。オルフェンズに声を聞かせたかったのに、それが叶わず残念だけれど。
石は改めて取りに来ることを告げると、ムルキャンが王都まで届けてくれるとのことだったので、わたし達は彼に任せて今度こそ、王都への帰路に就いたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
家族に支度金目当てで売られた令嬢ですが、成り上がり伯爵に溺愛されました
日下奈緒
恋愛
そばかす令嬢クラリスは、家族に支度金目当てで成り上がり伯爵セドリックに嫁がされる。
だが彼に溺愛され家は再興。
見下していた美貌の妹リリアナは婚約破棄される。
【完結】貶められた緑の聖女の妹~姉はクズ王子に捨てられたので王族はお断りです~
魯恒凛
恋愛
薬師である『緑の聖女』と呼ばれたエリスは、王子に見初められ強引に連れていかれたものの、学園でも王宮でもつらく当たられていた。それなのに聖魔法を持つ侯爵令嬢が現れた途端、都合よく冤罪を着せられた上、クズ王子に純潔まで奪われてしまう。
辺境に戻されたものの、心が壊れてしまったエリス。そこへ、聖女の侍女にしたいと連絡してきたクズ王子。
後見人である領主一家に相談しようとした妹のカルナだったが……
「エリスもカルナと一緒なら大丈夫ではないでしょうか……。カルナは14歳になったばかりであの美貌だし、コンラッド殿下はきっと気に入るはずです。ケアードのためだと言えば、あの子もエリスのようにその身を捧げてくれるでしょう」
偶然耳にした領主一家の本音。幼い頃から育ててもらったけど、もう頼れない。
カルナは姉を連れ、国を出ることを決意する。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
私の存在
戒月冷音
恋愛
私は、一生懸命生きてきた。
何故か相手にされない親は、放置し姉に顎で使われてきた。
しかし15の時、小学生の事故現場に遭遇した結果、私の生が終わった。
しかし、別の世界で目覚め、前世の知識を元に私は生まれ変わる…
【完結】成り上がり令嬢暴走日記!
笹乃笹世
恋愛
異世界転生キタコレー!
と、テンションアゲアゲのリアーヌだったが、なんとその世界は乙女ゲームの舞台となった世界だった⁉︎
えっあの『ギフト』⁉︎
えっ物語のスタートは来年⁉︎
……ってことはつまり、攻略対象たちと同じ学園ライフを送れる……⁉︎
これも全て、ある日突然、貴族になってくれた両親のおかげねっ!
ーー……でもあのゲームに『リアーヌ・ボスハウト』なんてキャラが出てた記憶ないから……きっとキャラデザも無いようなモブ令嬢なんだろうな……
これは、ある日突然、貴族の仲間入りを果たしてしまった元日本人が、大好きなゲームの世界で元日本人かつ庶民ムーブをぶちかまし、知らず知らずのうちに周りの人間も巻き込んで騒動を起こしていく物語であるーー
果たしてリアーヌはこの世界で幸せになれるのか?
周りの人間たちは無事でいられるのかーー⁉︎
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
『まて』をやめました【完結】
かみい
恋愛
私、クラウディアという名前らしい。
朧気にある記憶は、ニホンジンという意識だけ。でも名前もな~んにも憶えていない。でもここはニホンじゃないよね。記憶がない私に周りは優しく、なくなった記憶なら新しく作ればいい。なんてポジティブな家族。そ~ねそ~よねと過ごしているうちに見たクラウディアが以前に付けていた日記。
時代錯誤な傲慢な婚約者に我慢ばかりを強いられていた生活。え~っ、そんな最低男のどこがよかったの?顔?顔なの?
超絶美形婚約者からの『まて』はもう嫌!
恋心も忘れてしまった私は、新しい人生を歩みます。
貴方以上の美人と出会って、私の今、充実、幸せです。
だから、もう縋って来ないでね。
本編、番外編含め完結しました。ありがとうございます
※小説になろうさんにも、別名で載せています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる