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四章、大陸戦乱
閑話、ある日ある時ある場所で
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突然だが、僕は今この時が大好きだ。
何も無い、もしくは全てがあり過ぎてつまらない。そういう人もいるだろう。
だけど、僕は今というこの一瞬がとても好きだ。愛おしいとさえ言える。
何の変哲も無い日常がずっと続くのなら、それ以上の幸せは無い。
何となくそう思う。
だから、きっと、この足元からの眩い光は、何かの間違いなのだろう。
「未来、起きなさい!未来!いつまで寝ているの!?」
誰かの声が聞こえる。
知っている声だ。
「う、うーん。悠里?どうしたんだよ……こんな朝から」
そう、まだ朝のはずだ。
起こしに来るにしても早いと思うのだが。
バイトも無いし、たまの休みぐらいゆっくり寝かしてほしいものだ。
「何言ってるの!今日から始業式でしょ!?
早く起きないと三学期初日から寝坊で遅刻するわよ!」
ーーーーーーっっっ!!!
「始業式!?嘘っ!」
信じられなかった。まだ冬休みはあると思っていたのだ。
成る程、だからこんな朝から悠里こと 日ノ宮 悠里はわざわざ隣の家から起こしに来たのか。
「あんた、ひょっとして忘れてたの?」
「うっ」
その通り、忘れておりました。
それにしても、これはマズイ。何がマズイかというと、勿論このままでは遅刻するのだ。
控えめに言ってヤバイ。
自分で何を言っているのかわからなくなって来た。
「はぁ……呆れた。まさか始業式の日程を忘れるなんて、考えられないわ」
「ううっ、すみません……」
弁解の言葉などこの寝起きの頭では考えられない。なので取り敢えず謝っておこう。
「まったく……さっさと顔を洗って来なさいよ」
自室から出ようとした悠里はドアの手前でふと立ち止まる。
「あ、そうだ」
「何でしょうか?悠里サン」
「二度寝なんて以ての外だからね!」
最後にそう言い捨ててドアをバタンと音を立てて閉める。
「…………ふう」
さて、まずは……
「着替えるか……」
「じゃあ、行ってきます、母さん」
「はい、行ってらっしゃい」
「行ってきます、おばさま!」
「悠里ちゃんも、行ってらっしゃい。未来をよろしくね?」
「はい!任せてください!」
歳に似合わない茶目っ気を見せながら見送る母を背に扉を開ける。
ーーーーーー?
やけに日光が眩しいな?
というかこれ、足元から光ってる?
直後、視界全てを覆う程に大きくなった光は僕たちを包みこの世界から僕達の存在を消し去った。
「はじめまして、五人の勇者様!私はルイーゼと申します!貴方達の御名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
何も無い、もしくは全てがあり過ぎてつまらない。そういう人もいるだろう。
だけど、僕は今というこの一瞬がとても好きだ。愛おしいとさえ言える。
何の変哲も無い日常がずっと続くのなら、それ以上の幸せは無い。
何となくそう思う。
だから、きっと、この足元からの眩い光は、何かの間違いなのだろう。
「未来、起きなさい!未来!いつまで寝ているの!?」
誰かの声が聞こえる。
知っている声だ。
「う、うーん。悠里?どうしたんだよ……こんな朝から」
そう、まだ朝のはずだ。
起こしに来るにしても早いと思うのだが。
バイトも無いし、たまの休みぐらいゆっくり寝かしてほしいものだ。
「何言ってるの!今日から始業式でしょ!?
早く起きないと三学期初日から寝坊で遅刻するわよ!」
ーーーーーーっっっ!!!
「始業式!?嘘っ!」
信じられなかった。まだ冬休みはあると思っていたのだ。
成る程、だからこんな朝から悠里こと 日ノ宮 悠里はわざわざ隣の家から起こしに来たのか。
「あんた、ひょっとして忘れてたの?」
「うっ」
その通り、忘れておりました。
それにしても、これはマズイ。何がマズイかというと、勿論このままでは遅刻するのだ。
控えめに言ってヤバイ。
自分で何を言っているのかわからなくなって来た。
「はぁ……呆れた。まさか始業式の日程を忘れるなんて、考えられないわ」
「ううっ、すみません……」
弁解の言葉などこの寝起きの頭では考えられない。なので取り敢えず謝っておこう。
「まったく……さっさと顔を洗って来なさいよ」
自室から出ようとした悠里はドアの手前でふと立ち止まる。
「あ、そうだ」
「何でしょうか?悠里サン」
「二度寝なんて以ての外だからね!」
最後にそう言い捨ててドアをバタンと音を立てて閉める。
「…………ふう」
さて、まずは……
「着替えるか……」
「じゃあ、行ってきます、母さん」
「はい、行ってらっしゃい」
「行ってきます、おばさま!」
「悠里ちゃんも、行ってらっしゃい。未来をよろしくね?」
「はい!任せてください!」
歳に似合わない茶目っ気を見せながら見送る母を背に扉を開ける。
ーーーーーー?
やけに日光が眩しいな?
というかこれ、足元から光ってる?
直後、視界全てを覆う程に大きくなった光は僕たちを包みこの世界から僕達の存在を消し去った。
「はじめまして、五人の勇者様!私はルイーゼと申します!貴方達の御名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
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