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第4話 相談役グレディアース老
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徒歩十分の距離をわざわざ馬車にで連れてこられたのは白壁の邸宅だった。
三階建てだが小さな西洋のお城のような外観をしている。邸宅の周囲はぐるりと堀になっていて、水が陽の光を跳ね返していた。
正面の大きな門へ向かうと、お待ちしておりました、と騎士のような軍服の青年が出迎えてくれる。
中に入ると思いの外質素な造りをしていて、城の様に華美で豪華なインテリアは無い。その代わり本棚が多く、隙あらば本棚が配置されている。まるで図書館のようであまり生活感がなかった。
案内されたのは、これまた本棚が壁になっている部屋だった。あちらこちらに本が積み重ねられていて、足の踏み場もないとはこの事だ。
お世辞にも綺麗なご自宅ですねとは言えない状態で、およそ皇女を迎え入れるに相応しい部屋ではない。
だがよく考えたら皇女から出向くというのも妙な話だな、と結衣は漸く気が付いた。普通なら呼びつけて来てもらうはずだが、この人はたとえ皇女であってもそれは許されないという事だ。
何よりあのメイリンが率先して背を押し結衣を外に出した事こそ、グレディアース老は重鎮だという証明になっている。
結衣は本を踏まないように部屋に入ると、正面の大きな赤い椅子に座っている老人に頭を下げメイリン仕込みの挨拶をした。
「ヴァーレンハイト皇国第一皇女アイリスが参りました。本日はご面会のお時間を下さり感謝いたします」
「お元気になられたようでようございました。さ、おかけ下さい」
セティ=グレディアース老。
彼こそがこの国で唯一皇王ヴァーレンハイトが自ら頭を下げた人物である。
かつて魔法兵団を始めとする全兵団を束ねた最高軍事責任者を務め、その傍らで大学の教授としても活躍。
彼の部下や生徒は他を圧倒する実力の持ち主ばかりで、一時期は城勤務の半数が彼に師事した人間で占められていたという。
先代皇王から現皇王に皇位継承する際に引退したが、現皇王が数か月に渡り頼みこみ、政治に関わらず権力を持たない相談役であれば、という事で縁を繋いでもらえたのだそうだ。
(そんな人がどうして皇女と会う気になったのかしら)
皇王の頼みを拒否するほど城との関与を嫌った人間が孫可愛さで会ってくれるようには思えなかった。
「さて、今日は……」
老がゆっくりと口を開いた。
一体どんな話をされるのだろうかと、ぴしゃりと背筋が伸び緊張で手が震える中、老が語り始めたのは――
「マルミューラドの十歳の頃の話でしたか」
背筋伸ばし損だった。
社交辞令の無難な会話から始まるかいきなり難しい話になるかどちらかだろうと結衣は思っていたが、まさか本当に可愛い孫の十年を聞かされるのだろうかと頬をひきつらせた。
「ははは。冗談ですよ。アルフィードはやかましいでしょう」
「い、いいえ!家族愛が深くて素晴らしいと思います!」
「アルフィードは構いすぎなんです。本人も嫌がっているのだから止めろと言っているのですがね」
それはそうだろう。普通に考えて成人男性があんな話をあちこちでされて喜ぶとは思えない。
あの端正な顔が叔父の過度な愛情で歪むのかと思うとそれは少し面白かった。
「マルミューラド殿は大変博識な方だとうかがいました。私も記憶がないとはいえ、世間知らずと呆れられないか不安です」
「そうですか。では少し魔法についてお教えしましょうか」
結衣は心の中でガッツポーズを取った。
伝説レベルの人物と知り合いになれて、しかも直接教えてもらえるなんて最高のコネだ。
老は本棚から一冊のノートを取り出した。ぱらぱらとめくっているのを覗くとぎっしりと文字が並びスケッチも描かれている。
結衣は前のめりに食らいつくと、背表紙にはこちらの言語で『マルミューラド』と書かれていた。
「皇女殿下は何故この国が火の魔法を使うか、その理由はご存知ですか?」
「お恥ずかしい話ですが、それすらも記憶から消えてしまって……」
「そうでしたか。では基本からお教えしましょう」
老はガラス棚を開けると中から金細工が美しい透明なグラスと、透き通るような白い液体の入っている瓶を取り出した。
液体の中では星屑が煌めいていて、それはリナリアの果肉とよく似ていた。
「グラスが肉体。白い液体が魔力です。魔力は体内で生成する事はできません。呼吸と共に体内に蓄積されていくものです」
瓶を傾けると白い液体はとろりと流れてグラスにたぷんと溜まり、老はそれをぐいっと飲み干した。
「これで今魔力が溜まりました。ですが溜まった分使ったら無くなります。体力や気力のように回復する物ではないので、取り戻そうと思ったら魔法を使わずに大人しくしてるしかありません。魔力は消耗品で魔法は有限なのです。ここまではよろしいですか?」
「はい」
老はにっこりと微笑んで、今度はリナリアの果肉に似た液体の入っている瓶をずいっと差し出してきた。
「魔力とはどんなものだと思いますか?」
「……目に見えない物だと思ってましたけど……」
「いいえ。魔力は血液の中に存在する取り出し可能な物質です。目に見えるのですよ」
日本で魔力と言えばマジックポイントだ。
それはいわゆるエネルギーで、数字で書き表す事で可視化するが実際キャラクターの持っている物体として描かれる事はあまりない気がする。結衣のイメージする魔力とはかなり違うようだ。
「呼吸すれば魔力は血液の中に蓄積され保有されるのですが、血液に手を加えるとこういう物が出てきます」
今度はガラス瓶に詰め込まれた透明な何かを取り出した。
摘まむととろりと指からすり抜けるわらび餅のようなそれはやはりリナリアの実によく似ている。リナリアは魔法の研究用だと言っていた気がするが、関係あるのだろうか。
「美しいでしょう。これが魔力です」
「……これが、ですか?」
「これを結晶化したのがこの宝石です。私は魔力珠(しゅ)と呼んでいますが、これを作って分かったのが魔力には属性があるという事です」
「属性って、火とか水とかですか?」
「その通りです。属性は呼吸した環境で変わります。火のある場所には火の成分、水中には水の成分があるからです。城の後方に火山があるのはご存知ですか?」
「火山?ってあの、噴火すると溶岩が出る火山ですか?」
「はい。それゆえこの国は火気が多い。ですのでヴァーレンハイト皇国は火の魔法を扱うのです」
結衣はこれを聞いて一つの疑問が解決した。
この国は『魔法大国』と称する割に魔法を使う姿を見る機会が極端に少ない。
浮いてる島のような大きな施設は多々あるが、個人単位で使う魔法と言えば蝋燭やキッチンに着火する程度だ。火限定となると出来る事が少ないのだろう。
「そうだったんですね。なるほど……」
「魔法は奇跡ではなく技術です。原因があり結果が出ている。マルミューラドはその仕組みを紐解くのが好きなのです」
老はふふ、と嬉しそうに笑って孫の書いたノートを撫でた。
いかにも優しいお祖父ちゃんという顔は、アルフィードほどじゃなかったとしても孫が可愛いというのは良く分かった。
「老。マルミューラド殿が十歳の頃のお話、ぜひ聞きたいです」
結衣の提案が意外だったのか、老は小さく笑った。
「……あの子は血の繋がった孫ではないのです」
「え?」
「道端で泣いているのを拾いました。世俗と関わるのが嫌で地下へ引きこもったというのに、何と面倒な物を拾ってしまったと思いました。さっさと施設へ入れようと思ったのですが、受け入れ先が見つからず仕方なく手元に置きました。仕方なくです。けれどあの子は私の役に立ちたいと魔法も剣も凄まじい速度で吸収した。城では重要な研究も任され大学でも講師をし、女性からも多々誘いを受けているというのに毎日必ずここへ帰って来てくれる」
老はすりすりと孫のノートをさすった。
「気が付けばあの子が可愛くて仕方がない」
ふう、とため息を吐くように息を吐くと老はぎゅっとノートを握りしめた。その様子は何故か苦しそうにも見える。
老は諦めたように笑うと、すみません、と言ってノートを閉じた。
それ以上は何となく聞きにくくて、結局この日はこれで終わってしまった。
メイリンはこれでマルミューラド様にご挨拶できますね、と何も無かったようにシレっとしていたけれど、結衣はグレディアース老の寂しそうな顔が頭から離れなかった。
三階建てだが小さな西洋のお城のような外観をしている。邸宅の周囲はぐるりと堀になっていて、水が陽の光を跳ね返していた。
正面の大きな門へ向かうと、お待ちしておりました、と騎士のような軍服の青年が出迎えてくれる。
中に入ると思いの外質素な造りをしていて、城の様に華美で豪華なインテリアは無い。その代わり本棚が多く、隙あらば本棚が配置されている。まるで図書館のようであまり生活感がなかった。
案内されたのは、これまた本棚が壁になっている部屋だった。あちらこちらに本が積み重ねられていて、足の踏み場もないとはこの事だ。
お世辞にも綺麗なご自宅ですねとは言えない状態で、およそ皇女を迎え入れるに相応しい部屋ではない。
だがよく考えたら皇女から出向くというのも妙な話だな、と結衣は漸く気が付いた。普通なら呼びつけて来てもらうはずだが、この人はたとえ皇女であってもそれは許されないという事だ。
何よりあのメイリンが率先して背を押し結衣を外に出した事こそ、グレディアース老は重鎮だという証明になっている。
結衣は本を踏まないように部屋に入ると、正面の大きな赤い椅子に座っている老人に頭を下げメイリン仕込みの挨拶をした。
「ヴァーレンハイト皇国第一皇女アイリスが参りました。本日はご面会のお時間を下さり感謝いたします」
「お元気になられたようでようございました。さ、おかけ下さい」
セティ=グレディアース老。
彼こそがこの国で唯一皇王ヴァーレンハイトが自ら頭を下げた人物である。
かつて魔法兵団を始めとする全兵団を束ねた最高軍事責任者を務め、その傍らで大学の教授としても活躍。
彼の部下や生徒は他を圧倒する実力の持ち主ばかりで、一時期は城勤務の半数が彼に師事した人間で占められていたという。
先代皇王から現皇王に皇位継承する際に引退したが、現皇王が数か月に渡り頼みこみ、政治に関わらず権力を持たない相談役であれば、という事で縁を繋いでもらえたのだそうだ。
(そんな人がどうして皇女と会う気になったのかしら)
皇王の頼みを拒否するほど城との関与を嫌った人間が孫可愛さで会ってくれるようには思えなかった。
「さて、今日は……」
老がゆっくりと口を開いた。
一体どんな話をされるのだろうかと、ぴしゃりと背筋が伸び緊張で手が震える中、老が語り始めたのは――
「マルミューラドの十歳の頃の話でしたか」
背筋伸ばし損だった。
社交辞令の無難な会話から始まるかいきなり難しい話になるかどちらかだろうと結衣は思っていたが、まさか本当に可愛い孫の十年を聞かされるのだろうかと頬をひきつらせた。
「ははは。冗談ですよ。アルフィードはやかましいでしょう」
「い、いいえ!家族愛が深くて素晴らしいと思います!」
「アルフィードは構いすぎなんです。本人も嫌がっているのだから止めろと言っているのですがね」
それはそうだろう。普通に考えて成人男性があんな話をあちこちでされて喜ぶとは思えない。
あの端正な顔が叔父の過度な愛情で歪むのかと思うとそれは少し面白かった。
「マルミューラド殿は大変博識な方だとうかがいました。私も記憶がないとはいえ、世間知らずと呆れられないか不安です」
「そうですか。では少し魔法についてお教えしましょうか」
結衣は心の中でガッツポーズを取った。
伝説レベルの人物と知り合いになれて、しかも直接教えてもらえるなんて最高のコネだ。
老は本棚から一冊のノートを取り出した。ぱらぱらとめくっているのを覗くとぎっしりと文字が並びスケッチも描かれている。
結衣は前のめりに食らいつくと、背表紙にはこちらの言語で『マルミューラド』と書かれていた。
「皇女殿下は何故この国が火の魔法を使うか、その理由はご存知ですか?」
「お恥ずかしい話ですが、それすらも記憶から消えてしまって……」
「そうでしたか。では基本からお教えしましょう」
老はガラス棚を開けると中から金細工が美しい透明なグラスと、透き通るような白い液体の入っている瓶を取り出した。
液体の中では星屑が煌めいていて、それはリナリアの果肉とよく似ていた。
「グラスが肉体。白い液体が魔力です。魔力は体内で生成する事はできません。呼吸と共に体内に蓄積されていくものです」
瓶を傾けると白い液体はとろりと流れてグラスにたぷんと溜まり、老はそれをぐいっと飲み干した。
「これで今魔力が溜まりました。ですが溜まった分使ったら無くなります。体力や気力のように回復する物ではないので、取り戻そうと思ったら魔法を使わずに大人しくしてるしかありません。魔力は消耗品で魔法は有限なのです。ここまではよろしいですか?」
「はい」
老はにっこりと微笑んで、今度はリナリアの果肉に似た液体の入っている瓶をずいっと差し出してきた。
「魔力とはどんなものだと思いますか?」
「……目に見えない物だと思ってましたけど……」
「いいえ。魔力は血液の中に存在する取り出し可能な物質です。目に見えるのですよ」
日本で魔力と言えばマジックポイントだ。
それはいわゆるエネルギーで、数字で書き表す事で可視化するが実際キャラクターの持っている物体として描かれる事はあまりない気がする。結衣のイメージする魔力とはかなり違うようだ。
「呼吸すれば魔力は血液の中に蓄積され保有されるのですが、血液に手を加えるとこういう物が出てきます」
今度はガラス瓶に詰め込まれた透明な何かを取り出した。
摘まむととろりと指からすり抜けるわらび餅のようなそれはやはりリナリアの実によく似ている。リナリアは魔法の研究用だと言っていた気がするが、関係あるのだろうか。
「美しいでしょう。これが魔力です」
「……これが、ですか?」
「これを結晶化したのがこの宝石です。私は魔力珠(しゅ)と呼んでいますが、これを作って分かったのが魔力には属性があるという事です」
「属性って、火とか水とかですか?」
「その通りです。属性は呼吸した環境で変わります。火のある場所には火の成分、水中には水の成分があるからです。城の後方に火山があるのはご存知ですか?」
「火山?ってあの、噴火すると溶岩が出る火山ですか?」
「はい。それゆえこの国は火気が多い。ですのでヴァーレンハイト皇国は火の魔法を扱うのです」
結衣はこれを聞いて一つの疑問が解決した。
この国は『魔法大国』と称する割に魔法を使う姿を見る機会が極端に少ない。
浮いてる島のような大きな施設は多々あるが、個人単位で使う魔法と言えば蝋燭やキッチンに着火する程度だ。火限定となると出来る事が少ないのだろう。
「そうだったんですね。なるほど……」
「魔法は奇跡ではなく技術です。原因があり結果が出ている。マルミューラドはその仕組みを紐解くのが好きなのです」
老はふふ、と嬉しそうに笑って孫の書いたノートを撫でた。
いかにも優しいお祖父ちゃんという顔は、アルフィードほどじゃなかったとしても孫が可愛いというのは良く分かった。
「老。マルミューラド殿が十歳の頃のお話、ぜひ聞きたいです」
結衣の提案が意外だったのか、老は小さく笑った。
「……あの子は血の繋がった孫ではないのです」
「え?」
「道端で泣いているのを拾いました。世俗と関わるのが嫌で地下へ引きこもったというのに、何と面倒な物を拾ってしまったと思いました。さっさと施設へ入れようと思ったのですが、受け入れ先が見つからず仕方なく手元に置きました。仕方なくです。けれどあの子は私の役に立ちたいと魔法も剣も凄まじい速度で吸収した。城では重要な研究も任され大学でも講師をし、女性からも多々誘いを受けているというのに毎日必ずここへ帰って来てくれる」
老はすりすりと孫のノートをさすった。
「気が付けばあの子が可愛くて仕方がない」
ふう、とため息を吐くように息を吐くと老はぎゅっとノートを握りしめた。その様子は何故か苦しそうにも見える。
老は諦めたように笑うと、すみません、と言ってノートを閉じた。
それ以上は何となく聞きにくくて、結局この日はこれで終わってしまった。
メイリンはこれでマルミューラド様にご挨拶できますね、と何も無かったようにシレっとしていたけれど、結衣はグレディアース老の寂しそうな顔が頭から離れなかった。
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