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第2章 交わる過去
儀式の日 〜Story of 史理亜奈瑠〜
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「あの、あのっ……」
「ごめんね!驚かせちゃって。ちょっと、お話しよ……!」
それから私は、彼女たちの行為の経緯、そしてこの『交遊部』のことを聞いた。
まさか、あの氣持さんや先生にこんな秘密があったなんて……!
「……と、言うわけなの。だから……奈瑠ちゃんには是非部に入って欲しくて!」
氣持さんと先生が、ぐっと迫る。
正直、とんでもないことに巻き込まれたとは感じた。
しかし。
それ以上に何か惹かれるものがあった。
今までの寂しく、色味のない人生を、変えてくれそうな何か。
「……はい、お願いします!」
私は返事と共に、大きく頷いた。
瞬間、二人は目を輝かせ、私の手を取って喜んだ。
この瞳。
こんな風に私を見てくれる人が、今までいただろうか。
「さて、それじゃ『入部の儀式』と洒落込もうか!」
「おおっ!ついに第一号キター!」
突然の先生の掛け声に賛同する氣持さん。
(……儀式??)
わけもわからず固まる私に、二人は怪しげな笑みを浮かべて、ゆっくり近づいてくる。
ーー「はぁ、はぁ、はぁ……あああぁぁぁダメダメダメまたイグぅぅぅっっ!!」
全身を打ち震わせ、私の身体は大きく床の上で跳ねた。
とうに限界を迎えたお腹の貯水タンクは崩壊し、小水を止めどなく溢れさせている。
あれから一時間。
二人にされるがまま、私は儀式を受けていた。
全裸で手足を拘束され、乳首・恥丘・尻穴、あらゆる快楽の園に電マやローターによる刺激を受けていた。
「あら~すごい潮の量……ごめんね奈瑠ちゃん、加減分からなくて……!」
「私たちならまだまだ余裕なんだが……やっぱもう少し遠慮すべきだったかもな……。あと次から防水シート用意しよ」
「ですねえ……」
二人が口々に言い合う。
「いつもやること」らしいが、昨日目覚めたばかりの私にはとても耐え切れるものではなかった。
蕩けてくったり、目を回す私を覗き込んで、氣持さんが続ける。
「奈瑠ちゃん、そろそろ終わりにしようね!仕上げにぃ……」
そして鞄から、徐にキュウリのような細長い器具、いわゆるバイブを取り出した。
「これでアソコ、完全に自由にしてあげる……!」
嬉々とした笑顔でスイッチを入れた彼女。
器具は振動し、先端がうねり始める。ひくつく私の腰を先生が持ち上げ、氣持さんが狙いを定めた。
ところが。
「いくよ、せーのっ……うわっ!」
溢れ出した私のエキスで、膝立ちの氣持さんが脚を滑らせてしまう。
その手に握られたバイブは、私の女陰、ではなく、すぐ下の菊門を穿った。
「いっ!!!??あふっ、あ、あひぃぃぃ!!」
予想外の挿入。
その上バイブは、私の中を執拗に刺激した。
焦りと快楽が、同時に上り詰める。
「やばっ!」
「ごめん!すぐ抜くね!」
慌てる氣持さんと先生。
しかしまたしても脚を滑らせ、今度は互いの額をぶつけてしまったらしい。
その最中の私は、偶然出会ったこの未知の快楽にひたすら犯され続けていた。
直腸の壁を伝わり膣にまではっきりと、その振動と快楽は伝わり続ける。
私は、この感覚の虜になってしまったのだ。
「ぁあ、なにこれぇ、いひぃっ…………ふぁ、らめぇ、ぁぁぁぁああああ、い、クゥっっっ!!!」
二人の手助けも間に合わず、私はついにお尻で、その日最大の絶頂を迎えた。
股から滝のように流れるエキスと、体中から噴き出る汗を感じつつ、私の意識は徐々に遠のいた。
「ごめんね!驚かせちゃって。ちょっと、お話しよ……!」
それから私は、彼女たちの行為の経緯、そしてこの『交遊部』のことを聞いた。
まさか、あの氣持さんや先生にこんな秘密があったなんて……!
「……と、言うわけなの。だから……奈瑠ちゃんには是非部に入って欲しくて!」
氣持さんと先生が、ぐっと迫る。
正直、とんでもないことに巻き込まれたとは感じた。
しかし。
それ以上に何か惹かれるものがあった。
今までの寂しく、色味のない人生を、変えてくれそうな何か。
「……はい、お願いします!」
私は返事と共に、大きく頷いた。
瞬間、二人は目を輝かせ、私の手を取って喜んだ。
この瞳。
こんな風に私を見てくれる人が、今までいただろうか。
「さて、それじゃ『入部の儀式』と洒落込もうか!」
「おおっ!ついに第一号キター!」
突然の先生の掛け声に賛同する氣持さん。
(……儀式??)
わけもわからず固まる私に、二人は怪しげな笑みを浮かべて、ゆっくり近づいてくる。
ーー「はぁ、はぁ、はぁ……あああぁぁぁダメダメダメまたイグぅぅぅっっ!!」
全身を打ち震わせ、私の身体は大きく床の上で跳ねた。
とうに限界を迎えたお腹の貯水タンクは崩壊し、小水を止めどなく溢れさせている。
あれから一時間。
二人にされるがまま、私は儀式を受けていた。
全裸で手足を拘束され、乳首・恥丘・尻穴、あらゆる快楽の園に電マやローターによる刺激を受けていた。
「あら~すごい潮の量……ごめんね奈瑠ちゃん、加減分からなくて……!」
「私たちならまだまだ余裕なんだが……やっぱもう少し遠慮すべきだったかもな……。あと次から防水シート用意しよ」
「ですねえ……」
二人が口々に言い合う。
「いつもやること」らしいが、昨日目覚めたばかりの私にはとても耐え切れるものではなかった。
蕩けてくったり、目を回す私を覗き込んで、氣持さんが続ける。
「奈瑠ちゃん、そろそろ終わりにしようね!仕上げにぃ……」
そして鞄から、徐にキュウリのような細長い器具、いわゆるバイブを取り出した。
「これでアソコ、完全に自由にしてあげる……!」
嬉々とした笑顔でスイッチを入れた彼女。
器具は振動し、先端がうねり始める。ひくつく私の腰を先生が持ち上げ、氣持さんが狙いを定めた。
ところが。
「いくよ、せーのっ……うわっ!」
溢れ出した私のエキスで、膝立ちの氣持さんが脚を滑らせてしまう。
その手に握られたバイブは、私の女陰、ではなく、すぐ下の菊門を穿った。
「いっ!!!??あふっ、あ、あひぃぃぃ!!」
予想外の挿入。
その上バイブは、私の中を執拗に刺激した。
焦りと快楽が、同時に上り詰める。
「やばっ!」
「ごめん!すぐ抜くね!」
慌てる氣持さんと先生。
しかしまたしても脚を滑らせ、今度は互いの額をぶつけてしまったらしい。
その最中の私は、偶然出会ったこの未知の快楽にひたすら犯され続けていた。
直腸の壁を伝わり膣にまではっきりと、その振動と快楽は伝わり続ける。
私は、この感覚の虜になってしまったのだ。
「ぁあ、なにこれぇ、いひぃっ…………ふぁ、らめぇ、ぁぁぁぁああああ、い、クゥっっっ!!!」
二人の手助けも間に合わず、私はついにお尻で、その日最大の絶頂を迎えた。
股から滝のように流れるエキスと、体中から噴き出る汗を感じつつ、私の意識は徐々に遠のいた。
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