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神様に色々と教えて貰う
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トラブルには巻き込まれたものの何とか無事に解決? し、買取カウンターで査定して貰った薬草の代金、1000レン、銀貨1枚を受け取りギルドを後にし、記憶にあった行きつけの食堂に向かい食事をした後に自宅に戻る。
それにしても行きつけの食堂でいつもの定食ってお世辞にも美味しいとは言えんかったな…、ボリュームはあったけど…。
店主のオッサンも不愛想だし、客も少ないし、200レン、銅貨2枚って高いんだか、安いんだか、それにしても、どんだけしょぼい生活を送ってたんだよ…。
そう思いながら町はずれにある自宅に着く。
確かに記憶ではボロ屋だったけど、流石にこれは…。
そう思うのも仕方がないほど目の前にある家は、所々が朽ちており、穴が開いた場所なども板で補強しただけで強風が吹いたら崩れそうな感じの家…、いやこれは小屋だ…。
記憶では、滅多に取れないプロンドック草を見つけて得た金で買った土地と家なんだよな。
まあ敷地は大体300坪ぐらいと広いけど、外壁の近くで魔物が外壁を越えてきた際には真っ先に餌食になる場所だからって購入当時は安売りされてたんだっけ。
とはいえそれから20年、周りには家も立ち並ぶ住宅街となり、反対にそれが自宅の異様さを際立たせてるんだよな…。
そんなハンズの記憶を辿りつつ、家の中に入ると、どうやら相当質素な生活を送っていたようで使い古したベッドに、古いテーブルや椅子、クローゼットなどがあるだけで、ただ寝るためにだけある家といった感じだ。
まあ、小屋の近くに井戸もあるし、しばらくここで生活して多少なりとも金を貯めたらもう少しまともな家に建て直そう。
そう思いながらもボロボロになった装備を外し、井戸の水で体を洗い、着替えをした後にベッドに横になると、今まで何処にいたのか、光る球体が現れて自分の周りをフヨフヨと漂い始めた。
これは…、夜の光源としては役に立つかも…。
「うん、ハンズ君、いまなんか失礼なこと考えてなかったかい?」
そう言ってフヨフヨと漂う光る球体を眺めつつ、心読めるのかな? と思いつつ、気を取り直して、色々と質問を始める。
「それで、魔法が使えるって言ってたけど、どうやって使うの? これから必要になりそうなんだけど、このハンズの記憶を辿っても魔法に関るるものはほぼ無いんだよね」
「そうだね、調べてみたところ、ハンズには魔法の才能が全くなく、身体強化すらできなかったみたいだから、記憶を辿っても魔法の使い方は分からないだろうね」
「そうだったんだ、なんか苦労してたんだね、この体の元の持ち主は…」
「まあ、そんな彼の魂も輪廻の輪に入り新しい生命として転生をしてる頃だよ、まあ彼の来世に幸あれって感じかな」
「それはいい事なんだろうけど、そのハンズに転生した自分は幸が無いんですけど…」
「まあまあ、半分以上は自己責任なんだし諦めてよ、それに時間をかけて顔つきやら体形なども希望通りにしてあげるんだから」
そう言って笑う神様、髪の毛の事は忘れて無いですよね? ハゲのままは嫌だよ?
そんな事を思いつつ魔法についての説明に耳を傾ける。
どうやら、魔法には火・水・氷・風・土・雷・光・・闇・無、といった感じで大まかに9属性に分かれるようで、無系統は空間魔法や身体強化、それに錬金術を使用する際など様々な事が出来、光魔法は主に怪我や病気を治したりや状態異常を回復させたりできるらしい。
「それで自分はどの系統が使えるんですか?」
「う~ん、君がと言うよりこの世界の人間は理論上全員が全属性を使えるよ、まあ後は本人の努力や生まれ持った特性次第なんだけど、育った環境や魔法を教えた人の影響によるところが大きいかな」
「倒した魔物とかの系統が伸びたりするんじゃないんですね、じゃあ一通り魔法を教えてもらえますか? 一応全属性を平均的に使用できるようになっておきたいんで」
「う~ん、君の場合平均的ってのは難しいな、雷属性と光属性、そして無属性が強いからね」
「雷と光、そして無属性ですか、何となく原因は分かるんですが、他の魔法も戦闘に役立つぐらいは使えるようになりますよね?」
「ああ、それは大丈夫、それと使い方をいちいち教えるのは面倒だから、これで我慢してくれ」
そう言うと、また光る球体から小さな光が飛び出し自分の身体に吸い込まれていく。
うん、何となく魔法の使い方がわかった、使って見たいけど、この狭い家の中じゃ家倒壊しそうだし、かといってもうすぐ夜になるのに今から町の外に行くのもまずいし、諦めて後日にしよう。
その後も神様にこの世界の事を色々と質問をした。
それにしても、約1年間は自分が死なないように神様が守ってくれるみたいだし、ある意味お得かも。
なんせ自分より強い魔物相手でも神様が守ってくれるから攻撃を受けても怪我しないらしいし。
1年間はボーナスタイムと言った所かな。
魔物や生き物を倒すと魔力や生命力を吸収し身体能力も上がり、器と言うのも大きくなるだろうし。
さて、今日は寝よう。
明日は朝ギルドに言ってレッドホーングリズリーの報酬を貰ってその金で防具や剣を買わないとな、なんたって剣は折れたままだし、手持ちの武器と言ったら短剣ぐらいだもんな…。
それにしても行きつけの食堂でいつもの定食ってお世辞にも美味しいとは言えんかったな…、ボリュームはあったけど…。
店主のオッサンも不愛想だし、客も少ないし、200レン、銅貨2枚って高いんだか、安いんだか、それにしても、どんだけしょぼい生活を送ってたんだよ…。
そう思いながら町はずれにある自宅に着く。
確かに記憶ではボロ屋だったけど、流石にこれは…。
そう思うのも仕方がないほど目の前にある家は、所々が朽ちており、穴が開いた場所なども板で補強しただけで強風が吹いたら崩れそうな感じの家…、いやこれは小屋だ…。
記憶では、滅多に取れないプロンドック草を見つけて得た金で買った土地と家なんだよな。
まあ敷地は大体300坪ぐらいと広いけど、外壁の近くで魔物が外壁を越えてきた際には真っ先に餌食になる場所だからって購入当時は安売りされてたんだっけ。
とはいえそれから20年、周りには家も立ち並ぶ住宅街となり、反対にそれが自宅の異様さを際立たせてるんだよな…。
そんなハンズの記憶を辿りつつ、家の中に入ると、どうやら相当質素な生活を送っていたようで使い古したベッドに、古いテーブルや椅子、クローゼットなどがあるだけで、ただ寝るためにだけある家といった感じだ。
まあ、小屋の近くに井戸もあるし、しばらくここで生活して多少なりとも金を貯めたらもう少しまともな家に建て直そう。
そう思いながらもボロボロになった装備を外し、井戸の水で体を洗い、着替えをした後にベッドに横になると、今まで何処にいたのか、光る球体が現れて自分の周りをフヨフヨと漂い始めた。
これは…、夜の光源としては役に立つかも…。
「うん、ハンズ君、いまなんか失礼なこと考えてなかったかい?」
そう言ってフヨフヨと漂う光る球体を眺めつつ、心読めるのかな? と思いつつ、気を取り直して、色々と質問を始める。
「それで、魔法が使えるって言ってたけど、どうやって使うの? これから必要になりそうなんだけど、このハンズの記憶を辿っても魔法に関るるものはほぼ無いんだよね」
「そうだね、調べてみたところ、ハンズには魔法の才能が全くなく、身体強化すらできなかったみたいだから、記憶を辿っても魔法の使い方は分からないだろうね」
「そうだったんだ、なんか苦労してたんだね、この体の元の持ち主は…」
「まあ、そんな彼の魂も輪廻の輪に入り新しい生命として転生をしてる頃だよ、まあ彼の来世に幸あれって感じかな」
「それはいい事なんだろうけど、そのハンズに転生した自分は幸が無いんですけど…」
「まあまあ、半分以上は自己責任なんだし諦めてよ、それに時間をかけて顔つきやら体形なども希望通りにしてあげるんだから」
そう言って笑う神様、髪の毛の事は忘れて無いですよね? ハゲのままは嫌だよ?
そんな事を思いつつ魔法についての説明に耳を傾ける。
どうやら、魔法には火・水・氷・風・土・雷・光・・闇・無、といった感じで大まかに9属性に分かれるようで、無系統は空間魔法や身体強化、それに錬金術を使用する際など様々な事が出来、光魔法は主に怪我や病気を治したりや状態異常を回復させたりできるらしい。
「それで自分はどの系統が使えるんですか?」
「う~ん、君がと言うよりこの世界の人間は理論上全員が全属性を使えるよ、まあ後は本人の努力や生まれ持った特性次第なんだけど、育った環境や魔法を教えた人の影響によるところが大きいかな」
「倒した魔物とかの系統が伸びたりするんじゃないんですね、じゃあ一通り魔法を教えてもらえますか? 一応全属性を平均的に使用できるようになっておきたいんで」
「う~ん、君の場合平均的ってのは難しいな、雷属性と光属性、そして無属性が強いからね」
「雷と光、そして無属性ですか、何となく原因は分かるんですが、他の魔法も戦闘に役立つぐらいは使えるようになりますよね?」
「ああ、それは大丈夫、それと使い方をいちいち教えるのは面倒だから、これで我慢してくれ」
そう言うと、また光る球体から小さな光が飛び出し自分の身体に吸い込まれていく。
うん、何となく魔法の使い方がわかった、使って見たいけど、この狭い家の中じゃ家倒壊しそうだし、かといってもうすぐ夜になるのに今から町の外に行くのもまずいし、諦めて後日にしよう。
その後も神様にこの世界の事を色々と質問をした。
それにしても、約1年間は自分が死なないように神様が守ってくれるみたいだし、ある意味お得かも。
なんせ自分より強い魔物相手でも神様が守ってくれるから攻撃を受けても怪我しないらしいし。
1年間はボーナスタイムと言った所かな。
魔物や生き物を倒すと魔力や生命力を吸収し身体能力も上がり、器と言うのも大きくなるだろうし。
さて、今日は寝よう。
明日は朝ギルドに言ってレッドホーングリズリーの報酬を貰ってその金で防具や剣を買わないとな、なんたって剣は折れたままだし、手持ちの武器と言ったら短剣ぐらいだもんな…。
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