白蛇さんはたぶらかす

極楽 ちどり

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たぶらかすまで

1-5

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「しまった、そうだ。中、指で虐めてあげようと思ってたのに、忘れちゃった。ごめんね千尋。興奮しちゃってつい。さっき噛んだし、大丈夫だと思うけど。痛くない?」

「ん、ん、ふ、痛く、ないけど、んっ」


そう言えば、さっき噛まれたとき一体何を入れられたんだろう。気になるけれど、言葉を紡ぐのが億劫だった。
彼の体は本当に長いらしい。私の両脚にそれぞれからみつき、広げた状態で固定させて、更にはお腹も一周して今は背後から抱き抱えられていた。もはや彼の体がどうなっているんだか全くわからない。まさしく雁字搦めという表現がぴったりだった。

なんでもいいが、とてもとても、今の私は大丈夫とは言い難い。彼のものが子宮に触れるほどの奥まで入り込み、彼の脈動に合わせて突起が私の壁を擦りあげる。
ニシキさんは「そう、それなら良かった」と笑って、じり、と腰を少しばかり動かした。


「ひっ、やめ、だめ。動かしちゃダメ」

「うん?大丈夫。ちょっとだけだよ。千尋の弱いところ探すだけだから。ね?」

「探さないでっ、あっもう気持いのやぁ!」


彼にあちこち巻き付かれてしまっていて、ずり上がって逃げることもできない。脚を動かそうとするけれどびくともしない。泣きたくなる。怖い。これ以上気持ちいいとかもうそれ拷問かなにかなんじゃ‥‥。
脚の間で白い蛇の胴体がうねる。ゆっくりと彼の陰茎が、その突起が、私の中を探るように動き回る。見つけないで、と怯えて身を竦めるけれど、それが無駄なことも解っていた。だってびっしりと生えた突起が、そこを見逃す筈がない。


「ひぐぅっ!ひっ、あっ?!」

「んっ。ふふふっみーつけた」


私の背後から肩に顎を乗せるようにして顔をのぞかせていた彼は、頤を跳ね上げた私の首筋に舌を絡めるようにして這わせた。


「ん!ん!いや!いやぁそこやだ!お願いっニシキさっあっあっいやっお願いぃ」

「うん。擦って欲しいんだよね。解ってるよ」


全っ然わかってない!!
訴えたかったけれど、無理だった。

ぞろり、とほんのわずかだけ引き抜かれ、また突きこまれた。ほんの僅かな動きだけれど、返しのように生えた突起が中全体を、特にお腹側にある性感帯をピンポイントでえぐり、子宮口に振動を与えたそれは、とんでもない衝撃で私を襲った。


「あ!あ!ああああああああああっ!」

「あっ、ん。はあ、ふふっすっごい締めつけ。ほら、もう一回」

「ひゃぃいいっ!んあ!あ!んんんっんぅ」

「我慢してるの?だーめ。私にイったところたくさん見せて?ほら、ほら」

「んきゅぅうっあ!あ!っあああああああ゛あ゛!!」


少しだけ擦られる。白くなる。突きこまれる。快感がほとばしる。子宮口に熱い先端がめり込む。思考が焼ききれる。
首を横に激しく降って、一度は耐えようとしてみたけれど、彼にしてみたら軽く腰を動かすだけのことだ。簡単に追撃を受け絶頂に叩きあげられる。

思考が砕け散る。

トゲトゲが、トゲトゲが抉ってる、きもちい、きもちい!子宮ッ子宮グリグリしないでダメもうダメお腹へんなのダメもっと、もっとして。めちゃくちゃにして。もっとぎゅってして。

私のこと捨てないで。

体を彼の腕に支えられながら、うつ伏せに倒されて腰だけ持ち上げられる。卑猥な格好だと自覚するような思考回路は残っていなかった。
ただ、出ていく感触は相変わらずほんの少しなのに、入り込む量が徐々に増やされている気がする。子宮への圧迫が増していく。震える指先でシーツを掴むが、力が入らない。子宮が圧迫されるのが怖くて、必死で何度もシーツを掴み力を入れようとした。なんとか前に行こうと思ったのだ。
その間も喘ぎ声も絶頂も止まらない。思考が何もまとまらない。


「あーっあー!あああ゛!ああああっ」

「はぁ、気持ちいいねえ千尋?そろそろ入るかな」

「あ、はっひっあーっあう!あうぅう!」


背中に重なるようにしてニシキさんが抱きしめてくる。腰つきはそのままだ。少しずつ少しずつ奥へ進む。

だめ、だめ、負けちゃう。子宮負けちゃう、入られちゃう。そこちがうのにっはいるとこじゃないの。ちがうの。だめなの。

言葉がわからない。だめだと、もうこれ以上入っちゃダメだと伝えたいのに、口から出るのはただの不明瞭な喘ぎ声だけだ。


「んっはぁっ、千尋。あっ入る。も、ちょっと、あっ、千尋のっ子宮にっあっああっ」

「っっ!!!?‥‥ぅ、ぁ」


にゅるん、とニシキさんの先っぽが入り込んだ。それを認識したところで、思考が闇に飲まれ、しかし次の瞬間、あまりにも強烈な刺激に脳みそを殴られたような衝撃を受け、意識が覚醒した。陰核が摘まれていた。


「んぁああっ!ひぃんっ!んあ?!あっ!」

「千尋ごめん、これだけ耐えて。あ、あっも、私も持たないから。すぐ、だから。はっん。そしたら千尋は、眠っていて、ん、いいから。ね?」


子宮に入り込んだのはツルツルとした先端部分だけだった。そのままマッサージでもするように、腰をグリグリと円を描くように押し付けてくる。
体がこわばる。やだ、やだ。なかに出されちゃったら子どもできちゃうかも。そんなのやだ。子ども作りたくない。絶対にやだ。


「はっ千尋。ね、なかに出すけど、大丈夫だよ。千尋が欲しくなるまで子どもは出来ないようにするから、安心して」


なぜ彼が、私が子供を欲していないことを知っているのかはわからないが、その言葉で私は体の強ばりを解いてしまった。
きゅっと脚に絡まる彼の体が締めつけを増した。


「ひぅひぃ、やらぁ、あっ!きゅひぃい、にしきしゃ、ぁあああっ」

「あっ出る。もう出る。千尋っ‥‥っ‥‥っぁ、あっ」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!ひぃっひんっあちゅぃぃいっ!」


熱い体液が私の子宮内に直接降り注ぐ。お腹の底に溜まっていく。大した量じゃない。でも熱い。焦げてしまいそうなくらい熱い。彼の陰茎が何度も収縮を繰り返して、その度に性感帯が抉られた。
意識が緩やかに闇に飲まれていく。頭を優しくなでられる。頭の中は断続的に星がちっている。半開きで、舌もだらしなく出てしまって、更には喘ぎ声と涎を垂れ流す唇に口付けられる。ちゅうっと口の外で舌を吸われた。


「ありがと、千尋。少し眠って。起こさないようにちょっとしか擦らないから」


言ってる意味がやはりまるでわからなかったけれど、私の意識はそのまま、沈んでいった。



+ + + + +



「んあ?」

意識が浮上する。頭の芯が熱を持っている。まだ眠たい。
目の前の白い胸に額を埋める。ひやっこくてきもちいい。


「千尋?起きたの?」

「んむぅ」


私はまだ起きていない。首を横に振る。
ずり、と私に巻き付くニシキさんの胴体が滑る。彼の長細い体に押しつぶされるのは心地いい。ちょうどいい感じに私の体温が移っている。


「ねえ、起きてよ、千尋」


その言葉だけならば良かった。聞き流したに違いない。こつん、と子宮口をぶたれたりしなければ。


「あっひぃっ?!きゃひっぁっ!」


寝覚めには過剰すぎる刺激にたたき起こされる。腕までまるっと抱き竦められているので身動きも取れず、視界に入るのも白色ばかりで、自然、焦点は白の中で一際目立つニシキさんの朱金の目に合った。薄暗いからだろう。瞳孔がアーモンド型に丸みをおびている。なにそれ、ちょっと可愛い。


「千尋が寝てる間、大人しくしてたご褒美くれるでしょう?」

「あっあっんあああっだ、あぅううっ」


にっこりと笑った美丈夫が、私に静止の言葉を言わせる前に、ずるん、と手馴れた様子で子宮口を突破する。侵入を果たしたことで興奮したのか、そうでなくてもいっぱいいっぱいの大きさだというのにさらに膨らんで、容赦なく私の内側を、刺が抉る。
それは一瞬で私の思考を吹っ飛ばしてしまい、さらには寝起きの脳みそに混乱を呼び込み、回路はどこかで信号を送り間違えたらしい。
性的な絶頂感に促されるようにして、生理的な解放感に見舞われる。茫然自失状態の私では、その瞬間、止めようと踏ん張る事は疎か、漏らしてしまったという事実や状況をまるで認識できず、ただただ情けない叫び声を上げることしかできなかった。


「きゃひぃいいいいいいっ!!いあっ!あ゛ああああああああっ!」

「あ。ふふふっ。また漏らして。恥ずかしくないの?千尋。しょうがないなぁ」


私を抱きしめていた彼にもかかってしまった筈なのに、言っている内容の割になんでか心底嬉しそうに笑った彼は、すぐさま私を拘束していた腕を解き、長い上半身にモノを言わせ躊躇いなく私の股間に顔をうずめ私が漏らしてしまった尿を飲み下しだした。


「あ‥‥あ‥‥」


体どころか脳まで痙攣している気がする。彼の上半身という支えを失った直後、代わりに彼の尻尾が私に巻き付いてきて、それに支えられる。文字通り、骨抜きだった。
麻痺した体と頭に追撃が襲う。


「ひぃっひゃめぇっ!」


舌まで痺れているらしい。もう人間の言葉じゃない。尿道口を舐めあげられたのだ。グチュグチュとひどい音がする。なお酷いことに、彼の凶悪な陰茎は私を貫いて子宮まで串刺しにしているということだ。当たり前だけど、人間では到底できない姿勢だ。意味がわからない。なんでこんなことになってるの。


「お漏らしなんてイケナイ子だね、千尋。お仕置きしてあげるから、ここ持ち上げて」


彼がここ、と言ったのは、まさに今彼が押さえている陰核の包皮の事だ。それだけで昨日散々いたぶられたことを思い出して、ひくんひくんとそれは痙攣を起こす。


「いやっいやぁ」

「ふぅん?じゃぁこっちの中にしようかな」

「ひぐぅっ?!やらっやらぁ!」


尿道口を舐めていた細長い舌が、尿道に侵入してくる感触に逃げようと体を仰け反らせる。けれど私の胴体には彼の尻尾がしっかり巻き付いていてとても動ける状態ではない。
彼の舌は細長いと言ったって、本物の蛇のそれと人間のとどちらに近いのかと言われれば、断然人間の舌に近いものだ。普通そんなものをそんな所にねじ込まれたら激痛が走りそうなものなのに、痛くない。
なんで。いやなの、怖いの。そんなものねじ込まれてなんで痛くないの。なんでそんな排泄の為の穴弄られて気持ちよくなるの。やめて。私の体変にしないで。


「んっ、案外入るものだね?」

「あー!あーーっ!!ごめ、ごめんなひゃぃいいっ、する!するからぁっ!抑えるからぁ!」


ずっ、ずっ、とだんだんと小さな穴の奥に進む異物感に悶絶する。実際にはまるで体を動かせず、体中の筋肉が震えているようだった。


「抑えてどうして欲しいんだっけ?」

「あっあっやめっ!ひぃっ!ひゃらぁああ!」

「ほら、まずは抑えて」


彼がしゃべる度、浅く差し込まれた舌が振動して響く。なんで舌突き出してるのに普通に喋ってるの。
手を誘導されて、自分で自分の秘密の場所を暴け出すように、いつもは私の敏感な粘膜を隠してくれている襞を広げるように抑えさせられる。これ以上、私の排泄口に変なことをされないように必死だった。


「ほら。お漏らししちゃった千尋は、私にお仕置きしてもらわないとでしょう?ちゃんとお願いしますって言って?」

「あっあっやだっお仕置きやあっやひぃいいいいいっごめ、なしゃ、あーーっ!」


ジリジリとますます舌が伸ばされる。だめ、だめ、そこちがう!そこえっちなことする穴じゃないの!


「言う!言うからやめてぇええっ」

「言ったらやめてあげるね?」

「あひっひぃいいっお、お仕置き!お仕置きしてえ!もういれないでぇっ!」

「ふふっかーわいい。でもだめ。おねだりは上から目線じゃないでしょう?」

「あーーーっ!!!あっあっ、お願、いっ、あっやめっやめぇっ!」

「ほら、早くしないと私の舌奥まで行っちゃうよ?」

「ひぃっ!んひゃぁっ!お、おしおきぃ、してくださ、あああっ!お願いっんぅおねがぃいいっ!にしきしゃ、」

「あーもー可愛すぎるよ千尋どうしよう可愛い。頭おかしくなるくらい虐めてあげるからね」


自分の手で露にした陰核を彼の指がつまむ。さっきよりきつく巻き付いた尻尾が飛び跳ねようとする私の体を押さえつける。
尿道から舌が抜かれない。
なんでっなんでっちゃんと言ったのにっ!お仕置きしてっていったのにっ。


「千尋がちゃんと反省できるまで、クリトリスを表からも裏からもいたぶるからね?」

「なんでぇっ!言ったのにっひやっ!ひゃらっぁ!」

「私だってこんなことしたくないんだよ?でもお漏らししちゃった千尋にはお仕置きが必要だからね。私も辛いけ
ど、千尋も耐えてね?」

「いやぁっ!いやぁ!!ごめんなさい!お漏らししてごめんなさいぃっ!ひゃめてぇっ!」

「ほら、ここがクリトリスの根っこだね」


ずり、とさらに奥まで進んだ舌が、ぺろんと尿道の上側の一部分を舐めた。ばちぃっと蛍光灯が脳内で破裂したような感覚に頭の中が白く染まった。でもそれだけで終わらなくて、ニシキさんの指に捕まっている陰核がぬるぬると扱かれ追加の電流が流れる。絶頂に達した膣が収縮し、そのせいでますます彼の刺に刺激され、ひくついた子宮口が彼の先端を食い絞め、その刺激に子宮が痙攣する。快楽の無限ループだった。快楽地獄というほかない。
何がいけないんだもかわからないまま、もはや日本語の体をなしていない鳴き声で謝罪を繰り返した。


「あ゛ーーっ!!あ゛ーーっ!!ごめ、んひいいいいっ!ひゃぃいいっ!ひゃんっひゃんっ!死っ、あぁあーーっ!ご、めぇ、あ゛っ」

「反省した?次からおしっこ出るときはちゃんと言うんだよ?わかった?」

「あ゛ぅうううう!!やぁああああああっ!!」

「千尋?わかったの?」

「あああああああああああっ!あっんっ!んっ!」


言われた意味はまるで理解できなかったけれど、疑問を投げかけられたことはなんとなく分かって、終わらせて欲しい一心で必死に頷いて見せる。


「ちゃんと言ってご覧?次からどうするの?」

「あっふぅうっ、はっはぁっんっあっわ、わかんな、いよぉ」


舌と指の動きが止まる。でもどちらも私の急所から離れてはいない。それでも動かないだけで、多少呼吸は楽になって、言葉も理解できるようになる。どうすると聞かれてもわからない。話なんてまるで聞こえていなかったのだ。ほとんど泣きながら、首を横に振った。


「もう。ちゃんと聞いてなきゃダメでしょう?次、おしっこ出ちゃいそうな時は、ちゃんと私に言って?」

「んっひうっ、んっ言うっ言うからァ」


かくんかくんと首を縦に振る。もう辛い。強制的な絶頂がつらい。


「ふふふっじゃぁお仕置きはこれでおしまい。よく頑張ったねー千尋。いい子」


ニシキさんは笑うと、すんなりと舌を引き抜き、陰核も開放し、尻尾を解いてまた私を抱きしめ直しながら、よしよし、と頭をなでた。
苦しいほどの快楽の後のそれは気持ちが良くて安心できて、ポロポロ泣きながら、だるい腕をなんとか待ちあげて抱きすがる。


「よいしょ」


ニシキさんのつぶやきに視線を上げると、何やら周囲が白い霧で覆われていた。なにかなーとぼんやり見ていると、瞬く間にそれらはなくなってしまった。何だったんたろう。


「うん?どうしたの千尋。ああ。今、体を綺麗にしたからね。安心して?」

「あぅ‥‥ごめんなさい‥‥」


確かにベタベタしてた体がスッキリしていてむしろいたたまれない。恥ずかしい。お漏らししてお仕置きされて体綺麗にされるなんて、子どもみたいだ。


「いいんだよ。私なしでは生きられなくなって?」


何やら怪しいことをつぶやかれたけれど、その直後に彼の腰がゆるく動かされて、そんなことはどうでも良くなる。


「あっ!あっ!」

「はぁっ千尋の中ほんとに気持ちいい。ね。いま千尋の子宮まで貫いてるのは誰?」

「あひうっひぃっひゃううっ」


振動が子宮に響き、刺がざわついて性感帯を抉る。あ、もう、だめ。これ、これして欲しかったの。きもちい。きもちいいっ。


「千尋?」

「あっあっニシキさんっ!ニシキさんのがぁっあっあうっ」

「ふふっそうだよ。私が千尋を犯してる。はぁ、私の千尋っ」

「んっんっあっニシキさっ、」

「ん。千尋」


抱きしめられ、揺すられ、口付けられながら、もう何度目かもわからない果てに、突き落とされる様にして昇詰めた。



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