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突然舞い込む依頼2
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水の都ーアルクターヌを納める王が住む城、アルクターヌ城。
その城を見上げる形で、立ち並ぶ民家や店は相変わらず日が落ちかけても賑わいが絶えることはない。
ある一軒の店に、仕事を済ませたユズリハが訪れる。
先程のエプロン姿ではなく、男物の動きやすそうな服装だ。
店の中は人で賑わっていて、店員がいそいそと動き回っている。まるで、宴会をしているかのようだった。
ここは、アルクターヌの中でも評判の酒場で
料理も酒も上手いと言われている“ルビーストーン”という名の店だ。
キョロキョロと辺りを見渡しているユズリハの姿を見て、男の店員が声をかけてくる。
「どなたかと待ち合わせですか?」
「え、ええ。知り合いがここにいると思うんですが…」
「お客様のお名前を伺っても?」
「ユズリハと言います。ユズリハ・カザネ」
「ああ、貴女が。お待ちのお客様から伺っております。どうぞ、こちらへ」
店員に案内され後に続く。
広い店内には、二階へと続く階段が備わっており、そこを登ると個室となっている部屋が長い廊下を中心に十部屋用意されていた。
その廊下の一番奥。
そこで、店員が足を止め、一つの部屋の扉を軽く三回叩く。
中から返事があると、店員がユズリハが来たことを告げる。
すると、ゆっくり扉が開かれ、中から出て来たのは一人の青年だった。
紺色の短髪に翡翠色の瞳、すらりとした体型の青年は、黒色を貴重とした私服に身を包む。
ユズリハを見ると連れてきた店員に礼をいい、下がらせた。
店員も頭を下げると、仕事場へと戻って行く。
「どうぞ、中へ」
青年はユズリハを部屋の中へ招き入れると、ユズリハは無言で中へと入った。
あたりをみわたせば、こじんまりとした中にテーブルと椅子が置かれ、壁には絵画が飾られている。
しかも、ここにあるのはどれも、素材がいい高級な物ばかりだった。
「よっ!悪いな、休暇中に」
上座に座り、陽気に声をかけてくる男。
褐色の肌に蒼色の瞳、銀色の短髪で右耳に青色の石が埋め込まれた耳飾りをしていた。
動きやすそうな服装だったが、生地は良いものを使っていることは、はたからみてもわかる服装だった。
彼は、アルクターヌを納める国王の子息にして第二王子ーアレン・ベイ・クローディア・アルクターヌ。
二十代半ばの好青年だ。
そして、ユズリハを中へと招いたのは、第二王子専属の従者ーレイ・カードナー。
こちらもアレンと同い年の二十代半ばの青年だ。
「全くです。久しぶりの休暇中にまどろっこしい暗号の手紙で呼び出されて。気分は最悪です」
アレンの右側に用意されていた椅子に腰を下ろしながらユズリハは淡々と毒を吐く。
「まぁ、そう言うなよ?楽しかったろ?」
少年が持ってきた手紙に書かれた暗号。
その意味は、オレンジ~黒というのが、夕方~夜を指し、紫-青は紫から青を引いたら残るのは赤。そして+石は、先に出た赤を石に足すと赤石。待つというのは、赤石の名前の店のことを指していたのだ。つまりは、ルビーストーン、この店のこと。
解ければ、夕方~夜にルビーストーンで待つと手紙に書かれていたのだ。
「普通に手紙を書いてほしかったですよ。簡単すぎて、つまらない」
「嘘だろ?結構、長い時間考えたんだぞ?」
「そんな暇があるなら、ご自分の仕事をされてはいかがです?」
「ちゃんと仕事をした上での息抜きだ。そして、これが今回の依頼」
「どうぞ、お読みください」
控えていたレイに目でアレンが促すと束ねられた書類を手渡された。
突然の依頼に、ため息をつきながら、ユズリハは受け取る。
書類には、事細かく依頼の内容が書かれていた。
依頼内容
アルクターヌ第一王子の暗殺計画の疑いあり。
首謀者は未だに不明。それを調べて阻止する事。
見つけ次第、首謀者は捕縛。手を貸していた者については生死は問わない。
その他にも、首謀者と考えられる者の名前等があげられていた。
「第一王子…セデン様の暗殺計画の阻止、ですか」
セデン・ディ―・ボートレス・アルクターヌ。
この国の王位継承者第一位にしてアレンの三つ上の兄だ。
「ああ。最近、兄上が狙われることが多くてな。調べていたら暗殺計画が浮上した」
「首謀者の目的は不明です。考えられることは多々ありますが、どれもしっくりこないのです」
「…ここまで調べられているのに?」
「尻尾が見え隠れしているだけで、証拠は何もありません」
「それを見つけてもらうためにユズリハに依頼をというわけだ。やってもらえるか?隠密部隊黒影(クロカゲ)のエース殿」
隠密部隊黒影は、アレンが密かに造った部隊。
城には、ちゃんと騎士団はあるが、その他に密かに動く影の部隊を設立した。
騎士団が補えないことを隠密部隊で行うことを目的としている。
少人数の部隊だが、能力に特化した人材を集めている部隊でもあった。
その部隊のエースといえる立場に、ユズリハがいる。だが、本人にいたっては、からかわれているとしか思っていない。
「それ、止めて貰えますか?それに、前回の依頼を終えたばかりで休暇中なんですが…。他にまわすことは出来ないんですか?」
「残念。隊長、副隊長のご指名だ。他の仲間は手一杯だそうだ。もちろん、他の依頼が終わり次第手伝うと言っていたがな」
「急な依頼です。ユズリハさんが休んでいる間は、こちらで調べられることはしておきますので」
これ以上調べたら、むしろ隠密など入らないのではないかと、ユズリハは内心思う。
だが、部隊の上司達からの指名と第二王子の依頼なら受けるしかなかった。
「……分かりました。その依頼お受けします」
「ありがとな。さすが、ユズリハ」
「いえ。それでは、私はここで失礼します」
そう言って、ユズリハは椅子から立ち上がる。
「なんだ、もう行くのか?飯、用意させてるのに」
「お気持ちだけで結構です。明日の準備をしなければならないので」
残りの休暇でパン作りを楽しみたい。
また、いつ、店を開けれるか分からないから。
「そう言えば、あの新作、旨かったな」
「…食べてくださったのですか?」
「おお。お前の部隊の隊長が持ってきたやつをな」
新作は、店に出す前に知り合いに試食してもらったのだ。
その知り合いが、部隊の隊長、副隊長だった。
それが、まさか、アレンのもとまで届いていたとは思わなかったが。
「店の評判も上々だと聞く。これからも、頑張れよ?」
「言われなくともそのつもりです。ですが…ありがとうございます」
少し照れたような表情を浮かべたが、それも一瞬。
ユズリハはいつもの無表情に戻り、軽く頭を下げると部屋を後にした。
ユズリハの姿がなくなった部屋で、アレンは左肘をテーブルにつき、頬杖をつく。
「もう少し表情筋が緩めばなぁ…」
「アレン、彼女は表情豊ですよ?」
「は?そうなのか?」
「ええ。休暇中の彼女は普段とは全く違う人物です。今日、初めて笑顔の彼女を見て驚きました」
手紙を渡しに行ったのは、商人に変装したレイだった。
だが、楽しそうな彼女の邪魔をしたくなくて、近くで遊んでいた少年に手紙を託して帰ってきた。
「へぇー、意外だな。何か笑顔を見れる方法を考えないとな」
まるで次のイタズラを考える子供のようにアレンは楽しそうだった。
その傍らで、レイは呆れた表情を浮かべていたが、アレンがそれに気付くことはなかった。
その城を見上げる形で、立ち並ぶ民家や店は相変わらず日が落ちかけても賑わいが絶えることはない。
ある一軒の店に、仕事を済ませたユズリハが訪れる。
先程のエプロン姿ではなく、男物の動きやすそうな服装だ。
店の中は人で賑わっていて、店員がいそいそと動き回っている。まるで、宴会をしているかのようだった。
ここは、アルクターヌの中でも評判の酒場で
料理も酒も上手いと言われている“ルビーストーン”という名の店だ。
キョロキョロと辺りを見渡しているユズリハの姿を見て、男の店員が声をかけてくる。
「どなたかと待ち合わせですか?」
「え、ええ。知り合いがここにいると思うんですが…」
「お客様のお名前を伺っても?」
「ユズリハと言います。ユズリハ・カザネ」
「ああ、貴女が。お待ちのお客様から伺っております。どうぞ、こちらへ」
店員に案内され後に続く。
広い店内には、二階へと続く階段が備わっており、そこを登ると個室となっている部屋が長い廊下を中心に十部屋用意されていた。
その廊下の一番奥。
そこで、店員が足を止め、一つの部屋の扉を軽く三回叩く。
中から返事があると、店員がユズリハが来たことを告げる。
すると、ゆっくり扉が開かれ、中から出て来たのは一人の青年だった。
紺色の短髪に翡翠色の瞳、すらりとした体型の青年は、黒色を貴重とした私服に身を包む。
ユズリハを見ると連れてきた店員に礼をいい、下がらせた。
店員も頭を下げると、仕事場へと戻って行く。
「どうぞ、中へ」
青年はユズリハを部屋の中へ招き入れると、ユズリハは無言で中へと入った。
あたりをみわたせば、こじんまりとした中にテーブルと椅子が置かれ、壁には絵画が飾られている。
しかも、ここにあるのはどれも、素材がいい高級な物ばかりだった。
「よっ!悪いな、休暇中に」
上座に座り、陽気に声をかけてくる男。
褐色の肌に蒼色の瞳、銀色の短髪で右耳に青色の石が埋め込まれた耳飾りをしていた。
動きやすそうな服装だったが、生地は良いものを使っていることは、はたからみてもわかる服装だった。
彼は、アルクターヌを納める国王の子息にして第二王子ーアレン・ベイ・クローディア・アルクターヌ。
二十代半ばの好青年だ。
そして、ユズリハを中へと招いたのは、第二王子専属の従者ーレイ・カードナー。
こちらもアレンと同い年の二十代半ばの青年だ。
「全くです。久しぶりの休暇中にまどろっこしい暗号の手紙で呼び出されて。気分は最悪です」
アレンの右側に用意されていた椅子に腰を下ろしながらユズリハは淡々と毒を吐く。
「まぁ、そう言うなよ?楽しかったろ?」
少年が持ってきた手紙に書かれた暗号。
その意味は、オレンジ~黒というのが、夕方~夜を指し、紫-青は紫から青を引いたら残るのは赤。そして+石は、先に出た赤を石に足すと赤石。待つというのは、赤石の名前の店のことを指していたのだ。つまりは、ルビーストーン、この店のこと。
解ければ、夕方~夜にルビーストーンで待つと手紙に書かれていたのだ。
「普通に手紙を書いてほしかったですよ。簡単すぎて、つまらない」
「嘘だろ?結構、長い時間考えたんだぞ?」
「そんな暇があるなら、ご自分の仕事をされてはいかがです?」
「ちゃんと仕事をした上での息抜きだ。そして、これが今回の依頼」
「どうぞ、お読みください」
控えていたレイに目でアレンが促すと束ねられた書類を手渡された。
突然の依頼に、ため息をつきながら、ユズリハは受け取る。
書類には、事細かく依頼の内容が書かれていた。
依頼内容
アルクターヌ第一王子の暗殺計画の疑いあり。
首謀者は未だに不明。それを調べて阻止する事。
見つけ次第、首謀者は捕縛。手を貸していた者については生死は問わない。
その他にも、首謀者と考えられる者の名前等があげられていた。
「第一王子…セデン様の暗殺計画の阻止、ですか」
セデン・ディ―・ボートレス・アルクターヌ。
この国の王位継承者第一位にしてアレンの三つ上の兄だ。
「ああ。最近、兄上が狙われることが多くてな。調べていたら暗殺計画が浮上した」
「首謀者の目的は不明です。考えられることは多々ありますが、どれもしっくりこないのです」
「…ここまで調べられているのに?」
「尻尾が見え隠れしているだけで、証拠は何もありません」
「それを見つけてもらうためにユズリハに依頼をというわけだ。やってもらえるか?隠密部隊黒影(クロカゲ)のエース殿」
隠密部隊黒影は、アレンが密かに造った部隊。
城には、ちゃんと騎士団はあるが、その他に密かに動く影の部隊を設立した。
騎士団が補えないことを隠密部隊で行うことを目的としている。
少人数の部隊だが、能力に特化した人材を集めている部隊でもあった。
その部隊のエースといえる立場に、ユズリハがいる。だが、本人にいたっては、からかわれているとしか思っていない。
「それ、止めて貰えますか?それに、前回の依頼を終えたばかりで休暇中なんですが…。他にまわすことは出来ないんですか?」
「残念。隊長、副隊長のご指名だ。他の仲間は手一杯だそうだ。もちろん、他の依頼が終わり次第手伝うと言っていたがな」
「急な依頼です。ユズリハさんが休んでいる間は、こちらで調べられることはしておきますので」
これ以上調べたら、むしろ隠密など入らないのではないかと、ユズリハは内心思う。
だが、部隊の上司達からの指名と第二王子の依頼なら受けるしかなかった。
「……分かりました。その依頼お受けします」
「ありがとな。さすが、ユズリハ」
「いえ。それでは、私はここで失礼します」
そう言って、ユズリハは椅子から立ち上がる。
「なんだ、もう行くのか?飯、用意させてるのに」
「お気持ちだけで結構です。明日の準備をしなければならないので」
残りの休暇でパン作りを楽しみたい。
また、いつ、店を開けれるか分からないから。
「そう言えば、あの新作、旨かったな」
「…食べてくださったのですか?」
「おお。お前の部隊の隊長が持ってきたやつをな」
新作は、店に出す前に知り合いに試食してもらったのだ。
その知り合いが、部隊の隊長、副隊長だった。
それが、まさか、アレンのもとまで届いていたとは思わなかったが。
「店の評判も上々だと聞く。これからも、頑張れよ?」
「言われなくともそのつもりです。ですが…ありがとうございます」
少し照れたような表情を浮かべたが、それも一瞬。
ユズリハはいつもの無表情に戻り、軽く頭を下げると部屋を後にした。
ユズリハの姿がなくなった部屋で、アレンは左肘をテーブルにつき、頬杖をつく。
「もう少し表情筋が緩めばなぁ…」
「アレン、彼女は表情豊ですよ?」
「は?そうなのか?」
「ええ。休暇中の彼女は普段とは全く違う人物です。今日、初めて笑顔の彼女を見て驚きました」
手紙を渡しに行ったのは、商人に変装したレイだった。
だが、楽しそうな彼女の邪魔をしたくなくて、近くで遊んでいた少年に手紙を託して帰ってきた。
「へぇー、意外だな。何か笑顔を見れる方法を考えないとな」
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