2 / 5
②
しおりを挟む
僕の両親は共働きで幼な頃から家で一人でいることが頻繁にあった。
一人の時間は嫌いではない。
別に何をする訳でも無いがただのんびり外を眺めるだけの時間が好きであった。
最近はそんな時間に頭のどこかで進路、受験、将来などの言葉が浮かんでは消えを繰り返している。
でも結局毎回何の結論も出ないまま窓辺で寝っ転がって気の抜けたあくびをして昼寝をするというのが一連の流れになっていた。
夏休み前最後の授業でこんな課題が出された。
それは「自分の将来の姿を想像して書いて夏休み後の授業で発表をする」という今の僕にとって最も難しい課題であった。
将来に対して何のイメージも持っていないことに加え、それを早く決めろと言われているようで帰路の足取りが一気に重くなった。
「将来ねえ・・・うーん・・・なんだろうなあ・・・」
風呂に浸かりながらため息のようにそんな言葉が溢れていた。
なぜそんなに将来を決めなくてはならないのか。
今のこの人生を大切にして過ごしているだけではいけないのか。
自分でも薄々答えは分かっているのに気づかないようにしている。
一人の時間は嫌いではない。
別に何をする訳でも無いがただのんびり外を眺めるだけの時間が好きであった。
最近はそんな時間に頭のどこかで進路、受験、将来などの言葉が浮かんでは消えを繰り返している。
でも結局毎回何の結論も出ないまま窓辺で寝っ転がって気の抜けたあくびをして昼寝をするというのが一連の流れになっていた。
夏休み前最後の授業でこんな課題が出された。
それは「自分の将来の姿を想像して書いて夏休み後の授業で発表をする」という今の僕にとって最も難しい課題であった。
将来に対して何のイメージも持っていないことに加え、それを早く決めろと言われているようで帰路の足取りが一気に重くなった。
「将来ねえ・・・うーん・・・なんだろうなあ・・・」
風呂に浸かりながらため息のようにそんな言葉が溢れていた。
なぜそんなに将来を決めなくてはならないのか。
今のこの人生を大切にして過ごしているだけではいけないのか。
自分でも薄々答えは分かっているのに気づかないようにしている。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる