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葛藤
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前回俺は、レステンクール家直属の騎士、ウィンドブルムに入団?し、さらにレイスと模擬戦を行い、無事勝利を掴んだ。だが、その後
予想外の人物が現れた。その人物は………
◇
「お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様!!!なぜあのような危険な行為を!?まだ目覚めて間もないのに、戦われては危険です!!また怪我をして意識が戻らなくてはどうするんですか!?もしそうなったら....あの男.....死より恐ろしい恐怖を味合わってもらいます。ですが......戦闘している姿は初めて見たのですが、普段の優しいお兄様と違って、とても凛々しかったです!あぁ今にも思い出します!あの表情、仕草、戦略を思いついた時の、あのお兄様らしくない悪い笑み.....全部、全部ソフィアだけに見せてほしい.......こんなギャップを見せられてはもうお兄様のことますます好きになるではありませんか!!!どうしてくれるんですか!?こんなの見せられてはソフィア、ソフィアは今まで我慢してきたのが無駄になってしまうくらいに、お兄様のこと離れたくなくなってしまいまいます.....それに.....あぁ...お兄様の匂いです....スンスン.....このまま蕩けてしまいそうです....ですが、どうしてソフィアに黙っていたのですか?ソフィアとお兄様の仲ですのに.....まさか....お兄様....浮気ですか!!!どこの誰ですか!!!お兄様を誑かした女狐は!!!名前は?特徴は?好きな食べ物は?趣味は?容姿は?職業は?住んでるところは?どこで会いましたか?いつですか?誰なんですかお兄様!!!.....許さない.......許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない...........................」
「......うん、ソフィアとりあえず落ち着こうか?」
このお兄様好き好きモンスター通称ブラコンと有名(俺の中では)の我が妹ソフィアだ
あのあと、俺は訓練でもしようかと思ったが、ソフィアが物凄い笑みで「ソフィアの部屋に来てください」といい、それに本能的に逆らってはいけないと思ったおれは今、妹の部屋にいる。
言いたいことは多々あるが、とりあえずまずは宥めることにしよう
そしてアクセルがソフィアを宥めるまで数時間もかかった......
◇
「....落ち着いたか?」
とりあえず、落ち着いたように見える妹《ソフィア》に聞いてみる
「.....えぇ....えぇ、えぇ理解しましたとも。お兄様がその大切な人物のためにあんなことをしていたことを……!」
落ち着いた割には、ソフィアさん…なんか怒ってないか?
「....正直腸が煮えたぎりそうですよ、えぇ....そこまでお兄様に想われるのが凄く羨ましいくらいには」
「あぁ...そうだな、まあ大切な存在だしな」
本人達の前なので少し恥ずかしくなり、俺はぶっきらぼうに言う。
「ッ!!...そ、そうですか」
「...わかっていました。こんな、不出来で我儘でお兄様に迷惑かける存在がそんなふうに想われるはずがない、と」
ん?なんかソフィアの様子がおかしくないか?
「今だってそうじゃないですか?ソフィアが勝手に思い込んで、勝手に暴走して、それでお兄様にこんなふうに宥められて....こんな出来損ないなのに...こ、んな....うぅ...ひっぐ....お兄様に、優しくされ、てうれ、しくて....」
「......」
原作でのソフィアは強い子だった
街でもファンクラブが出来るほど人気で、頭もよく、どんなことにも抜け目がない。そんな完璧な子だと認識している。
それに盗賊にさらわれたあと、あられもない姿にされたり、ひどいときは盗賊に一晩中弄ばれたりした。だが、彼女は折れなかった。どんなにひどい目にあっても、どんなに屈辱な思いをしても、彼女は信じてた。兄が助けに来てくれると。
彼女は強かった、だから俺は彼女のその折れない心が、自分の気持ちを曲げないところが好きだった。
だが今のソフィアはどうだろうか?
まだ幼い子供だ8歳で自己肯定感が低くて少し独占欲が高い小さな普通の女の子だ。
.....いや違うな。きっと彼女は変わらない。どんなに成長しても兄を大事にするその純粋な思いは変わらないのだろう
おれは認識を改めないといけないこの世界を
ここは小説の世界じゃない。現実だ
おれは、少し特殊なだけの人間だ
.....だから守らないといけない
向き合わないといけない
この純粋な想いを持つ少女のために
「ソフィア」
俺はソフィアに声をかける
「お、お兄様、い、言わなくても」
「その大切な存在にお前が入ってるんだぞ?」
「.....え?」
前世の気持ちが入ってるのか少し乱暴な言葉遣いになっている俺がそう答えるとソフィアは頭が追いつかないのか、ぽかんとした表情で俺を見る
俺はそんなソフィアの様子に苦笑しつつ、ソフィアのことを抱きしめた
「あっ」
「ソフィアは確かに、少し独占欲が強くて、少し暴走しがちで、少しおかしなところもあるかもしれない」
「...」
今のソフィアの顔はきっと諦めているのだろう。やっぱりそんなことないんだと、私のことをそんな風に思ってはくれないんだと。
「でもそれも含めて、俺はソフィアのことを大切な存在だと思ってるし、守りたいと思ってるんだ」
「ッ!」
ソフィアが驚いたように肩を震わせる。
しばらくすると少し、服が湿ってきた気がするがそんなことは気にしない。
「ソフィア、俺はねこうしてソフィアと会う時間も、なんだかんだこうして振り回されている時間も、こうやってソフィアが俺に頼ってくれる時間も、全部含めて俺はソフィアが大好きなんだ。いまこうして、抱きしめてるのだってお前がほんとに大切だからなんだぞ?」
「…お、おにい、さま…」
「迷惑なんてかけてみろ?そんなのお兄ちゃんがいつだって受け止めてやる。自信がないって言ってみろ?そんなのお兄ちゃんがいっぱいソフィアの大好きな所を言ってやる。何度も、何度でもだ。」
「あ、あぁ……」
「…完璧な自分なんて見せなくてもいい。寧ろ本当のソフィアが見たいんだ。だから自分の気持ちを我慢しなくても良いんだ。少なくとも、俺がいる時はそんなの気にしなくても良い。俺が許可する……何度でも言うさ」
俺は抱きしめながら、今も泣いているであろうソフィアにそんな言葉をかける
「どんなソフィアでも俺はお前の事が大好きだ。だからお前がどんな選択をとっても、俺はそれを尊重する」
「!!!」
抱きしめる力が強くなった。そしてソフィアがぽつりと話し出した。
「……いいん、ですか?そんなこと言って?
ソフィアはお、重いですよ?お兄様にまた迷惑かけても…いいんですか?ソフィアの想いもうけ、とめて、くれるんですか?………ソフィアのことを、好きで、いてくれるん、ですか?」
「…ほんとに世話が焼ける妹だ。そんなの当たり前だろ?どんなソフィアでも俺は大好きだからな」
そんなことを言った瞬間、ソフィアは何かが切れたように、俺の中で泣き始めた。
「あ、あぁ…ぁぁあああああああああああああああああああ!!!」
俺はそんなソフィアを背中をポンポンと叩きながらソフィアが泣き終わるまでずっと抱きしめていた。
この子がどんな未来に進むかは俺には分からない。でも…それでも俺はこの子の兄としてこれからも見守り続けようと思う。
それが俺の一つ目の覚悟でもあるのだから。
予想外の人物が現れた。その人物は………
◇
「お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様!!!なぜあのような危険な行為を!?まだ目覚めて間もないのに、戦われては危険です!!また怪我をして意識が戻らなくてはどうするんですか!?もしそうなったら....あの男.....死より恐ろしい恐怖を味合わってもらいます。ですが......戦闘している姿は初めて見たのですが、普段の優しいお兄様と違って、とても凛々しかったです!あぁ今にも思い出します!あの表情、仕草、戦略を思いついた時の、あのお兄様らしくない悪い笑み.....全部、全部ソフィアだけに見せてほしい.......こんなギャップを見せられてはもうお兄様のことますます好きになるではありませんか!!!どうしてくれるんですか!?こんなの見せられてはソフィア、ソフィアは今まで我慢してきたのが無駄になってしまうくらいに、お兄様のこと離れたくなくなってしまいまいます.....それに.....あぁ...お兄様の匂いです....スンスン.....このまま蕩けてしまいそうです....ですが、どうしてソフィアに黙っていたのですか?ソフィアとお兄様の仲ですのに.....まさか....お兄様....浮気ですか!!!どこの誰ですか!!!お兄様を誑かした女狐は!!!名前は?特徴は?好きな食べ物は?趣味は?容姿は?職業は?住んでるところは?どこで会いましたか?いつですか?誰なんですかお兄様!!!.....許さない.......許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない...........................」
「......うん、ソフィアとりあえず落ち着こうか?」
このお兄様好き好きモンスター通称ブラコンと有名(俺の中では)の我が妹ソフィアだ
あのあと、俺は訓練でもしようかと思ったが、ソフィアが物凄い笑みで「ソフィアの部屋に来てください」といい、それに本能的に逆らってはいけないと思ったおれは今、妹の部屋にいる。
言いたいことは多々あるが、とりあえずまずは宥めることにしよう
そしてアクセルがソフィアを宥めるまで数時間もかかった......
◇
「....落ち着いたか?」
とりあえず、落ち着いたように見える妹《ソフィア》に聞いてみる
「.....えぇ....えぇ、えぇ理解しましたとも。お兄様がその大切な人物のためにあんなことをしていたことを……!」
落ち着いた割には、ソフィアさん…なんか怒ってないか?
「....正直腸が煮えたぎりそうですよ、えぇ....そこまでお兄様に想われるのが凄く羨ましいくらいには」
「あぁ...そうだな、まあ大切な存在だしな」
本人達の前なので少し恥ずかしくなり、俺はぶっきらぼうに言う。
「ッ!!...そ、そうですか」
「...わかっていました。こんな、不出来で我儘でお兄様に迷惑かける存在がそんなふうに想われるはずがない、と」
ん?なんかソフィアの様子がおかしくないか?
「今だってそうじゃないですか?ソフィアが勝手に思い込んで、勝手に暴走して、それでお兄様にこんなふうに宥められて....こんな出来損ないなのに...こ、んな....うぅ...ひっぐ....お兄様に、優しくされ、てうれ、しくて....」
「......」
原作でのソフィアは強い子だった
街でもファンクラブが出来るほど人気で、頭もよく、どんなことにも抜け目がない。そんな完璧な子だと認識している。
それに盗賊にさらわれたあと、あられもない姿にされたり、ひどいときは盗賊に一晩中弄ばれたりした。だが、彼女は折れなかった。どんなにひどい目にあっても、どんなに屈辱な思いをしても、彼女は信じてた。兄が助けに来てくれると。
彼女は強かった、だから俺は彼女のその折れない心が、自分の気持ちを曲げないところが好きだった。
だが今のソフィアはどうだろうか?
まだ幼い子供だ8歳で自己肯定感が低くて少し独占欲が高い小さな普通の女の子だ。
.....いや違うな。きっと彼女は変わらない。どんなに成長しても兄を大事にするその純粋な思いは変わらないのだろう
おれは認識を改めないといけないこの世界を
ここは小説の世界じゃない。現実だ
おれは、少し特殊なだけの人間だ
.....だから守らないといけない
向き合わないといけない
この純粋な想いを持つ少女のために
「ソフィア」
俺はソフィアに声をかける
「お、お兄様、い、言わなくても」
「その大切な存在にお前が入ってるんだぞ?」
「.....え?」
前世の気持ちが入ってるのか少し乱暴な言葉遣いになっている俺がそう答えるとソフィアは頭が追いつかないのか、ぽかんとした表情で俺を見る
俺はそんなソフィアの様子に苦笑しつつ、ソフィアのことを抱きしめた
「あっ」
「ソフィアは確かに、少し独占欲が強くて、少し暴走しがちで、少しおかしなところもあるかもしれない」
「...」
今のソフィアの顔はきっと諦めているのだろう。やっぱりそんなことないんだと、私のことをそんな風に思ってはくれないんだと。
「でもそれも含めて、俺はソフィアのことを大切な存在だと思ってるし、守りたいと思ってるんだ」
「ッ!」
ソフィアが驚いたように肩を震わせる。
しばらくすると少し、服が湿ってきた気がするがそんなことは気にしない。
「ソフィア、俺はねこうしてソフィアと会う時間も、なんだかんだこうして振り回されている時間も、こうやってソフィアが俺に頼ってくれる時間も、全部含めて俺はソフィアが大好きなんだ。いまこうして、抱きしめてるのだってお前がほんとに大切だからなんだぞ?」
「…お、おにい、さま…」
「迷惑なんてかけてみろ?そんなのお兄ちゃんがいつだって受け止めてやる。自信がないって言ってみろ?そんなのお兄ちゃんがいっぱいソフィアの大好きな所を言ってやる。何度も、何度でもだ。」
「あ、あぁ……」
「…完璧な自分なんて見せなくてもいい。寧ろ本当のソフィアが見たいんだ。だから自分の気持ちを我慢しなくても良いんだ。少なくとも、俺がいる時はそんなの気にしなくても良い。俺が許可する……何度でも言うさ」
俺は抱きしめながら、今も泣いているであろうソフィアにそんな言葉をかける
「どんなソフィアでも俺はお前の事が大好きだ。だからお前がどんな選択をとっても、俺はそれを尊重する」
「!!!」
抱きしめる力が強くなった。そしてソフィアがぽつりと話し出した。
「……いいん、ですか?そんなこと言って?
ソフィアはお、重いですよ?お兄様にまた迷惑かけても…いいんですか?ソフィアの想いもうけ、とめて、くれるんですか?………ソフィアのことを、好きで、いてくれるん、ですか?」
「…ほんとに世話が焼ける妹だ。そんなの当たり前だろ?どんなソフィアでも俺は大好きだからな」
そんなことを言った瞬間、ソフィアは何かが切れたように、俺の中で泣き始めた。
「あ、あぁ…ぁぁあああああああああああああああああああ!!!」
俺はそんなソフィアを背中をポンポンと叩きながらソフィアが泣き終わるまでずっと抱きしめていた。
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