転生するなら人間がいいな~

獣野狐夜

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第漆章 希の言葉が産む、好戦国家

1節目 小さな大人たち

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僕は、生まれつき身体が小さかった。
僕の名前はダイキ。
櫻井 大樹ダイキ・サクライだ。
僕は、生まれつき小人症にかかってた。
そして、老けなかった。
だから、高校生になっても、大学生になっても小学生くらいの身長だった。
着いたあだ名は【コドオジ】。
大人と子供を合わせたあだ名だ。
僕は、みんなに見下されないために、見返すために沢山鍛えた。
でも体が大きくなることは無かった。
筋肉量も
ある日、白髪の女の子に出会った。
それが、サラとの出会いだった。
彼女の名前は蒼櫛 咲蘭サラ・アオクシ
僕と同じ、小人症の女の子だった。
そして、アルビノだった。
アルビノの影響か、彼女の目は緑と青のオッドアイだった。
サラサラとした白い髪に、インクを落としたかのような美しい瞳に、僕は惹かれた。
僕は、生まれた時から黒目にところが白くなっている。
その灰白色の瞳を、僕は嫌った。
なぜなら、みんなに気味悪がられたからだ。
でも僕は、救われた気がした。
『あの…初めまして。』
そう声をかけてみた。
勇気を出した。
きっと彼女も
そして彼女は応えてくれた。
『はい?あの……なんでしょうか?』
『僕の名前は、ダイキです。えっと……あなたも小人症ですか?』
彼女は悲しそうな顔をした。
まずい、そう思った。
いきなり会って、初対面でそれはダメだったのだろうか。
ダメだと思った。
しかし、意外な答えが来た。
『ふふっ……はい、私も小人症ですよ。私の名前はサラです。よろしくねっ』
にこにこと微笑んでいた。
僕らは連絡を交換した。
それを終えると彼女は、後ろに縛った髪を揺らしながら去っていった。
それから僕は、大学生活が楽しくなった。
彼女と親しくなり、幸せを噛み締めた。
そんなある日、彼女をデートに誘った。
『ぼ、僕と…喫茶店、行ってくれますか?』
恐る恐る聞くと、
『いいですよ。行きましょうか!』
と、返信がきた。
僕は舞い上がるような気持ちを抑えて、喫茶店に向かった。

喫茶店のドアは印象的で、だった。
漂う珈琲の匂いに誘われるように、二人で入店した…と思った。
『あれ…ここ、どこだ?』
ガチャリと開けると、見慣れた店はなかった。
広い草原、高い山。
そう、そこはもう喫茶店ではなく、

☆☆☆☆☆☆☆

魔族の街デルタルファオメガータの入口に着いた。
入口では、子供に見える2人組が手を振っている。
『あの、お嬢ちゃん。ここは危ないぞ?』
とアリサが言う。
すると、女の子は優しい声で、
『心配しないでください。私たちはですもの。もう30過ぎてるんですよ。』と気さくに話した。
少女は白い髪を不思議な束ね方で結び、青色と緑色の宝石のような瞳、袖が破れ、年期の入ってそうな青いパーカーをつけていた。
少年は赤髪で黒目と白目が反転したような不思議な目と金色のモノクル、これまた袖の破れた青色の長袖から見える腕は刺青のような不思議な模様が浮かんでいた。
彼らは
私は不思議で仕方がなかった。
『ここから先は、この2人に案内してもらってください。またのお越しをお待ちしております。ご武運を。』
そう言ってナウアエルさんはヒラヒラと去っていく。
『よろしくね、お嬢ちゃん。』
と、赤髪の少年に言われた。
私は少しムズムズするのを我慢しながら、案内されることになった。

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