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第16話 面倒な人ばかり…
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「リーズン殿下、代わりに俺が相手をするから下がっててくれ」
「で、ですが…」
「いいから。……レイア」
「……リーズン殿下、顔色が良くないですわ。ディルに任せて椅子にお座り下さいませ」
ディルが私の方を見て名を呼んだので、彼の言いたい事をなんとなくだけれど読み取った私は、リーズン殿下を促す。
精神的な強さはディルの方が確実に上だし、何より彼は王太子だもの。
彼に無礼な態度を取れば、罰を要求できるわ。
身内に甘くなってしまう気持ちはわからないわけでもないから、こういう時は残酷な結果になるかもしれないけれど、部外者が出た方がいい。
自分が罰を与えるよりも他人が与えた方が、リーズン殿下の罪悪感が減るかと思うから。
リーズン殿下はまだ若いし、彼に判断させるのは可哀想だわ。
しょんぼりしてしまっているリーズン殿下を見て慰めようとした時にディルが話し出す。
「恋愛は自由だという気持ちはわからんでもないが、常識ってもんがあるだろ。あんたのやってる事は不倫だよ」
「私は責任を取って別れたから、何年も前に妻はいない! 独身だ!」
「王妃陛下は結婚してるだろ。ふざけんな」
ディルの口調が荒くなってきたわ。
きっと、苛立ってるのね。
その気持は分からないでもないけれど。
それに、相手は元王族で、今は爵位もないし、王妃陛下に呼び出されたという事は愛人扱いなのかしら?
愛人なら、別にディルも多少は横柄な態度に出ても許されるわよね?
「別に兄上はディティを愛しているわけじゃないんだからいいだろう。大事にはしている様だけどな。というか、偉そうに喋っているがお前は誰なんだ! 私は元王族なんだぞ!」
「俺は現王族だよ」
「ふざけるな! この国の王族は現在、兄上と、その妻のディティ、そして、キズレイとリーズンだけだ! お前の声はその誰とも違う!」
「別に王族ってのはリビンノ国にしかいないわけじゃないだろ。まあ、そんな事はいい。とにかく、お前の恋愛観を人に押し付けるな。たとえ、夫や妻のどちらかが悪かったり、恋人のどちらかが悪かったとしても、きちんと別れてから交際すべきだろ。あんたの噂は聞いているが、浮気がバレて奥さんに捨てられたんだろう? それを責任を取って別れたとか、よくそんな事が言えるな」
「う、う、うるさい! 無礼だぞ!」
「無礼なのはお前だよ」
ディルは大きくため息を吐くと、私達の方に振り返る。
「ちょっと出て行ってくるわ」
「駄目です! 何かあったらどうするんですか!」
「俺の話を聞いてないのか?」
ディルに不思議そうな顔をして聞かれたので、どんな話なのかわからずに首を傾げると、ディルは口元に笑みを浮かべて言う。
「17歳の時に騎士になったんだ」
「ええっ!?」
騎士はロトス国もターリー国にも試験があり、それに受かれば、どんな身分であろうと騎士になれる。
けれど、ターリー国は武力に力を入れている国だから、騎士になる試験は他の国よりもかなり厳しいと聞いた。
そんな国の騎士になるだなんて、よっぽど、ディルは強いのね…。
感心している間に、ディルが扉を開けて、外に出ていく。
大丈夫かどうか気になったけれど、すぐに外から声が聞こえてきた。
「な、なんだ、お前は!?」
「それはこっちの台詞だよ」
「私は王妃陛下に呼ばれたんだ!」
「俺は来賓だ。今日、ここにいるのはリーズン殿下との会食なんだが?」
「ら、来賓…!? ま、まさか…」
やっと、ディルが誰だか気が付いたのか、イテイサ様の声が震えるのがわかった。
「そのまさかだよ。だから、王族だって言っただろ」
「そ、そんな…! あの、そのっ、し、失礼しましたぁっ!!」
情けない叫び声を上げて、バタバタと騒がしい足音が遠ざかっていく。
そしてすぐに、ディルが食堂の中に戻ってきた。
「まだ何もしてないのに逃げた」
「ディルが王族だとわかったから焦って逃げたんですわ。この事については、リーズン殿下には申し訳ございませんが、国王陛下に抗議を入れさせていただきます」
「……ご迷惑をおかけして申し訳ございません」
項垂れてしまったリーズン殿下がお気の毒で、なんと言葉を掛けようか迷っていると、ディルが話しかける。
「それにしても、どうして国王陛下は何も動かない? 王妃陛下に自由にさせすぎだろ」
「……母が、開き直ったんだと思います」
「開き直った?」
「はい。自分が浮気したのは父が悪いのだと。自分に寂しい思いをさせなければ、こんな事にならなかったと…」
「で、今日は寂しい思いをしているから、あの間男を呼んだと?」
「ディル!」
リーズン殿下に向かって言う言葉ではないと思ったので叫ぶと、ディルも気が付いたようで、すぐに謝る。
「済まない。嫌な言い方をしてしまった」
「…いいえ。間違っていませんから」
リーズン殿下は苦笑すると、ゆっくりと首を横に振った。
大人がしっかりしていないから、リーズン殿下が1人で辛い思いをしていらっしゃる。
どうにかしてあげられないかしら…。
その時、聞き覚えのある声が廊下から聞こえてきた。
「本当にキズレイ殿下は素敵な方なんでしょうね? わたくしは本当はディル殿下と結婚したいのに…」
セレン様の声は近付いてきたけれど、すぐに遠ざかっていく。
「次から次へと面倒な奴らばっかりだな…」
関わらずに済んだけれど、ディルが大きなため息を吐いた。
「で、ですが…」
「いいから。……レイア」
「……リーズン殿下、顔色が良くないですわ。ディルに任せて椅子にお座り下さいませ」
ディルが私の方を見て名を呼んだので、彼の言いたい事をなんとなくだけれど読み取った私は、リーズン殿下を促す。
精神的な強さはディルの方が確実に上だし、何より彼は王太子だもの。
彼に無礼な態度を取れば、罰を要求できるわ。
身内に甘くなってしまう気持ちはわからないわけでもないから、こういう時は残酷な結果になるかもしれないけれど、部外者が出た方がいい。
自分が罰を与えるよりも他人が与えた方が、リーズン殿下の罪悪感が減るかと思うから。
リーズン殿下はまだ若いし、彼に判断させるのは可哀想だわ。
しょんぼりしてしまっているリーズン殿下を見て慰めようとした時にディルが話し出す。
「恋愛は自由だという気持ちはわからんでもないが、常識ってもんがあるだろ。あんたのやってる事は不倫だよ」
「私は責任を取って別れたから、何年も前に妻はいない! 独身だ!」
「王妃陛下は結婚してるだろ。ふざけんな」
ディルの口調が荒くなってきたわ。
きっと、苛立ってるのね。
その気持は分からないでもないけれど。
それに、相手は元王族で、今は爵位もないし、王妃陛下に呼び出されたという事は愛人扱いなのかしら?
愛人なら、別にディルも多少は横柄な態度に出ても許されるわよね?
「別に兄上はディティを愛しているわけじゃないんだからいいだろう。大事にはしている様だけどな。というか、偉そうに喋っているがお前は誰なんだ! 私は元王族なんだぞ!」
「俺は現王族だよ」
「ふざけるな! この国の王族は現在、兄上と、その妻のディティ、そして、キズレイとリーズンだけだ! お前の声はその誰とも違う!」
「別に王族ってのはリビンノ国にしかいないわけじゃないだろ。まあ、そんな事はいい。とにかく、お前の恋愛観を人に押し付けるな。たとえ、夫や妻のどちらかが悪かったり、恋人のどちらかが悪かったとしても、きちんと別れてから交際すべきだろ。あんたの噂は聞いているが、浮気がバレて奥さんに捨てられたんだろう? それを責任を取って別れたとか、よくそんな事が言えるな」
「う、う、うるさい! 無礼だぞ!」
「無礼なのはお前だよ」
ディルは大きくため息を吐くと、私達の方に振り返る。
「ちょっと出て行ってくるわ」
「駄目です! 何かあったらどうするんですか!」
「俺の話を聞いてないのか?」
ディルに不思議そうな顔をして聞かれたので、どんな話なのかわからずに首を傾げると、ディルは口元に笑みを浮かべて言う。
「17歳の時に騎士になったんだ」
「ええっ!?」
騎士はロトス国もターリー国にも試験があり、それに受かれば、どんな身分であろうと騎士になれる。
けれど、ターリー国は武力に力を入れている国だから、騎士になる試験は他の国よりもかなり厳しいと聞いた。
そんな国の騎士になるだなんて、よっぽど、ディルは強いのね…。
感心している間に、ディルが扉を開けて、外に出ていく。
大丈夫かどうか気になったけれど、すぐに外から声が聞こえてきた。
「な、なんだ、お前は!?」
「それはこっちの台詞だよ」
「私は王妃陛下に呼ばれたんだ!」
「俺は来賓だ。今日、ここにいるのはリーズン殿下との会食なんだが?」
「ら、来賓…!? ま、まさか…」
やっと、ディルが誰だか気が付いたのか、イテイサ様の声が震えるのがわかった。
「そのまさかだよ。だから、王族だって言っただろ」
「そ、そんな…! あの、そのっ、し、失礼しましたぁっ!!」
情けない叫び声を上げて、バタバタと騒がしい足音が遠ざかっていく。
そしてすぐに、ディルが食堂の中に戻ってきた。
「まだ何もしてないのに逃げた」
「ディルが王族だとわかったから焦って逃げたんですわ。この事については、リーズン殿下には申し訳ございませんが、国王陛下に抗議を入れさせていただきます」
「……ご迷惑をおかけして申し訳ございません」
項垂れてしまったリーズン殿下がお気の毒で、なんと言葉を掛けようか迷っていると、ディルが話しかける。
「それにしても、どうして国王陛下は何も動かない? 王妃陛下に自由にさせすぎだろ」
「……母が、開き直ったんだと思います」
「開き直った?」
「はい。自分が浮気したのは父が悪いのだと。自分に寂しい思いをさせなければ、こんな事にならなかったと…」
「で、今日は寂しい思いをしているから、あの間男を呼んだと?」
「ディル!」
リーズン殿下に向かって言う言葉ではないと思ったので叫ぶと、ディルも気が付いたようで、すぐに謝る。
「済まない。嫌な言い方をしてしまった」
「…いいえ。間違っていませんから」
リーズン殿下は苦笑すると、ゆっくりと首を横に振った。
大人がしっかりしていないから、リーズン殿下が1人で辛い思いをしていらっしゃる。
どうにかしてあげられないかしら…。
その時、聞き覚えのある声が廊下から聞こえてきた。
「本当にキズレイ殿下は素敵な方なんでしょうね? わたくしは本当はディル殿下と結婚したいのに…」
セレン様の声は近付いてきたけれど、すぐに遠ざかっていく。
「次から次へと面倒な奴らばっかりだな…」
関わらずに済んだけれど、ディルが大きなため息を吐いた。
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