43 / 45
42 キャッチコピーみたいになってしまった
しおりを挟む
雨なら中止にしようと思ったが、残念ながら約束の日は朝から晴天だった。挨拶を済ませると、レレール様は聞いてもいないのに、今日の天気が良いのは、自分の美しさを太陽が見たいから、雲を押しのけるのだと語った。
私はぱちぱちと手を叩いて褒める。
「レレール様は本当にすごいお方なのですね」
「これくらい普通のことですわ」
「普通ではありません。ぜひとも、雨が続いて困っている地域に足を運んでいただきたいものです」
「……雨の日は私が輝けないじゃないの」
「いいえ。雨があなたをより輝かせてくれると思います。それに多くの人から感謝されますよ。だって、あなたを見たくて雲を押しのけるのでしょう?」
「そ、そうね。雨雲なんて飛ばしてみせるわ」
レレール様は満更でもないといった表情で頷いたあと、すぐに表情を厳しいものに変えて手を差し出してきた。
「で、改良はしてくれたのかしら?」
「扇のことですか?」
「そうですわ」
「もちろんです。虫が寄ってこない光に変更しておきました。それから良い匂いがするという新しい機能も付け加えましたので、より注目を浴びることができるかと思います」
「そうなのね」
レレール様は満足そうに頷くと、扇を私から受け取り、口元を隠すように開いた。
ふわりと甘い果実のような匂いが鼻腔をくすぐるだけでなく、開いた扇には『どうしても目立ちたい。そんなわたくしの名はレレール』という文字が浮かび上がった。
キャッチコピーみたいになってしまった。
「前と文章が変わってるな」
「変えたつもりはなかったんだけど変わってるわね」
ジェイクと小声で話をしていると、小さな鳥が数匹、レレール様の足下に飛んできた。そして、一斉に鳴き始めると、その声に呼ばれたように多くの鳥が集まってくる。甘い匂いにつられて飛んできたらしい。もしくは、これも魔道具の効果なのかもしれない。
「な、何なんですの!?」
レレール様が困惑して鳥たちを見つめている間に、どんどんと数が増えていき、彼女は鳥に囲まれて身動きがとれなくなった。それを見たレレール教の信者が鳥を蹴散らそうとすると、鳥たちは飛び上がり、抗議するように彼らの頭の上に糞を落とし始めた。
鳥たちが周りで鳴くことでレレール様を目立たせるつもりだったが、イメージはこんなのじゃなかった。もっと爽やかん感じだったのに、レレール教の信者たちが糞まみれになるという最悪な状態になっている。かろうじて、糞から逃れたレレール様が叫ぶ。
「きょ、今日は帰りますわ! ジェイク様! お話はまた改めてさせていただきます!」
「あの、俺はあなたと話すことはありませんので、諦めて公爵領にお帰りください!」
「そういうわけにはいきませんわ! 絶対にまた来ますから!」
逃げ帰ろうとするレレール様に、今度は私が声をかける。
「レレール様、今回のお詫びにお渡ししたいものがあるのですが」
「……なんですの?」
いぶかし気な表情でレレール様が立ち止まったので、鳥たちを避けながら彼女に近づく。
「人の恋人や婚約者を奪うことがお好きだという噂がたっていることをご存知ですか?」
「わたくしのことですの? そんなものは噂であって事実ではありませんわ!」
焦った顔で否定するレレール様に微笑む。
「では、これで真実を証明してみてください」
レレール様に差し出したのは手のひらサイズの猿の置物だった。
「真実を証明?」
「そうです。あなたが人のためを思っているのであれば、あなたは幸せになり、どんどん人に愛されるようになるでしょう。ですが、不幸を望んでいるのなら……」
「……どうなるんですの?」
「公爵家の資産は減っていき、没落の道を辿ることになるでしょう」
「わ、わたくしは皆さんの幸せを祈っていますわ」
「では、大丈夫ですね。どうぞこれで真実を証明してみてください」
「わ、わかりましたわ」
レレール様は私から猿の置物を受け取り、鳥の糞を避けながら立ち去っていく。その姿が見えなくなるまで見守っていると、途中でレレール様が茂みに何かを放り投げた。
『みなさぁん! レレール様は自分に都合が悪いからといって、人からもらった魔道具を茂みに捨てましたよぉ!』
ドクウサの叫びと共に茂みから何かが飛び出してきて、レレール様の顔にヒットしたのだった。
※
明日にこちらの作品が完結ですので、
新作「この出会いはきっと偶然じゃなかった」を始めております。
よろしければ読んでやってくださいませ。
私はぱちぱちと手を叩いて褒める。
「レレール様は本当にすごいお方なのですね」
「これくらい普通のことですわ」
「普通ではありません。ぜひとも、雨が続いて困っている地域に足を運んでいただきたいものです」
「……雨の日は私が輝けないじゃないの」
「いいえ。雨があなたをより輝かせてくれると思います。それに多くの人から感謝されますよ。だって、あなたを見たくて雲を押しのけるのでしょう?」
「そ、そうね。雨雲なんて飛ばしてみせるわ」
レレール様は満更でもないといった表情で頷いたあと、すぐに表情を厳しいものに変えて手を差し出してきた。
「で、改良はしてくれたのかしら?」
「扇のことですか?」
「そうですわ」
「もちろんです。虫が寄ってこない光に変更しておきました。それから良い匂いがするという新しい機能も付け加えましたので、より注目を浴びることができるかと思います」
「そうなのね」
レレール様は満足そうに頷くと、扇を私から受け取り、口元を隠すように開いた。
ふわりと甘い果実のような匂いが鼻腔をくすぐるだけでなく、開いた扇には『どうしても目立ちたい。そんなわたくしの名はレレール』という文字が浮かび上がった。
キャッチコピーみたいになってしまった。
「前と文章が変わってるな」
「変えたつもりはなかったんだけど変わってるわね」
ジェイクと小声で話をしていると、小さな鳥が数匹、レレール様の足下に飛んできた。そして、一斉に鳴き始めると、その声に呼ばれたように多くの鳥が集まってくる。甘い匂いにつられて飛んできたらしい。もしくは、これも魔道具の効果なのかもしれない。
「な、何なんですの!?」
レレール様が困惑して鳥たちを見つめている間に、どんどんと数が増えていき、彼女は鳥に囲まれて身動きがとれなくなった。それを見たレレール教の信者が鳥を蹴散らそうとすると、鳥たちは飛び上がり、抗議するように彼らの頭の上に糞を落とし始めた。
鳥たちが周りで鳴くことでレレール様を目立たせるつもりだったが、イメージはこんなのじゃなかった。もっと爽やかん感じだったのに、レレール教の信者たちが糞まみれになるという最悪な状態になっている。かろうじて、糞から逃れたレレール様が叫ぶ。
「きょ、今日は帰りますわ! ジェイク様! お話はまた改めてさせていただきます!」
「あの、俺はあなたと話すことはありませんので、諦めて公爵領にお帰りください!」
「そういうわけにはいきませんわ! 絶対にまた来ますから!」
逃げ帰ろうとするレレール様に、今度は私が声をかける。
「レレール様、今回のお詫びにお渡ししたいものがあるのですが」
「……なんですの?」
いぶかし気な表情でレレール様が立ち止まったので、鳥たちを避けながら彼女に近づく。
「人の恋人や婚約者を奪うことがお好きだという噂がたっていることをご存知ですか?」
「わたくしのことですの? そんなものは噂であって事実ではありませんわ!」
焦った顔で否定するレレール様に微笑む。
「では、これで真実を証明してみてください」
レレール様に差し出したのは手のひらサイズの猿の置物だった。
「真実を証明?」
「そうです。あなたが人のためを思っているのであれば、あなたは幸せになり、どんどん人に愛されるようになるでしょう。ですが、不幸を望んでいるのなら……」
「……どうなるんですの?」
「公爵家の資産は減っていき、没落の道を辿ることになるでしょう」
「わ、わたくしは皆さんの幸せを祈っていますわ」
「では、大丈夫ですね。どうぞこれで真実を証明してみてください」
「わ、わかりましたわ」
レレール様は私から猿の置物を受け取り、鳥の糞を避けながら立ち去っていく。その姿が見えなくなるまで見守っていると、途中でレレール様が茂みに何かを放り投げた。
『みなさぁん! レレール様は自分に都合が悪いからといって、人からもらった魔道具を茂みに捨てましたよぉ!』
ドクウサの叫びと共に茂みから何かが飛び出してきて、レレール様の顔にヒットしたのだった。
※
明日にこちらの作品が完結ですので、
新作「この出会いはきっと偶然じゃなかった」を始めております。
よろしければ読んでやってくださいませ。
1,105
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
小石だと思っていた妻が、実は宝石だった。〜ある伯爵夫の自滅
みこと。
恋愛
アーノルド・ロッキムは裕福な伯爵家の当主だ。我が世の春を楽しみ、憂いなく遊び暮らしていたところ、引退中の親から子爵家の娘を嫁にと勧められる。
美人だと伝え聞く子爵の娘を娶ってみれば、田舎臭い冴えない女。
アーノルドは妻を離れに押し込み、顧みることなく、大切な約束も無視してしまった。
この縁談に秘められた、真の意味にも気づかずに──。
※全7話で完結。「小説家になろう」様でも掲載しています。
【完結】離縁王妃アデリアは故郷で聖姫と崇められています ~冤罪で捨てられた王妃、地元に戻ったら領民に愛され「聖姫」と呼ばれていました~
猫燕
恋愛
「――そなたとの婚姻を破棄する。即刻、王宮を去れ」
王妃としての5年間、私はただ国を支えていただけだった。
王妃アデリアは、側妃ラウラの嘘と王の独断により、「毒を盛った」という冤罪で突然の離縁を言い渡された。「ただちに城を去れ」と宣告されたアデリアは静かに王宮を去り、生まれ故郷・ターヴァへと向かう。
しかし、領地の国境を越えた彼女を待っていたのは、驚くべき光景だった。
迎えに来たのは何百もの領民、兄、彼女の帰還に歓喜する侍女たち。
かつて王宮で軽んじられ続けたアデリアの政策は、故郷では“奇跡”として受け継がれ、領地を繁栄へ導いていたのだ。実際は薬学・医療・農政・内政の天才で、治癒魔法まで操る超有能王妃だった。
故郷の温かさに癒やされ、彼女の有能さが改めて証明されると、その評判は瞬く間に近隣諸国へ広がり──
“冷徹の皇帝”と恐れられる隣国の若き皇帝・カリオンが現れる。
皇帝は彼女の才覚と優しさに心を奪われ、「私はあなたを守りたい」と静かに誓う。
冷徹と恐れられる彼が、なぜかターヴァ領に何度も通うようになり――「君の価値を、誰よりも私が知っている」「アデリア・ターヴァ。君の全てを、私のものにしたい」
一方その頃――アデリアを失った王国は急速に荒れ、疫病、飢饉、魔物被害が連鎖し、内政は崩壊。国王はようやく“失ったものの価値”を理解し始めるが、もう遅い。
追放された王妃は、故郷で神と崇められ、最強の溺愛皇帝に娶られる!「あなたが望むなら、帝国も全部君のものだ」――これは、誰からも理解されなかった“本物の聖女”が、
ようやく正当に愛され、報われる物語。
※「小説家になろう」にも投稿しています
(完結)夫と姉(継母の連れ子)に罪を着せられた侯爵令嬢の二度目の人生ー『復讐』よりも『長生き』したい!
青空一夏
恋愛
私はカッシング侯爵家のアナスターシア。カッシング侯爵家の跡継ぎ娘であり、お母様の実家マッキンタイヤー公爵家の跡継ぎでもある立場なの。なんでって? 亡きお母様のお兄様(マッキンタイヤー公爵)が将軍職をまっとうするため、独身を貫いてきたからよ。ちなみにマッキンタイヤー公爵の初代はユーフェミア王女で聖女様でもあったのよ。私はその血も引いているわ。
お母様は私が5歳の頃に病で亡くなったわ。でも、まもなくお父様はサリナお母様と再婚したの。最初は嫌な気持ちがしたけれど、サリナお母様はとても優しかったからすぐに仲良くなれた。サリナお母様には娘がいて、私より年上だった。ローズリンお姉様のことよ。ローズリンお姉様も良い方で、私はとても幸せだった。
チェルシー王妃主催のお茶会で知り合ったハーランド第二王子殿下も優しくて、私を甘やかしてくれる味方なの。でも、お母様のお兄様であるマッキンタイヤー公爵は厳しくて、会うたびにお説教を言ってくるから嫌い。なるべく、伯父様(マッキンタイヤー公爵)に関わらないようにしていたいわ。そうすれば、私は幸せに気楽に生きることができる。ところが・・・・・・
この物語は夫となったハーランド第二王子の裏切りとローズリンの嘘で罪を着せられたアナスターシアが、毒杯を飲ませられるところで奇跡を起こし、二度目の人生をやり直すお話しです。アナスターシアが積極的に復讐していくお話ではなく、ハーランド第二王子やローズリンが自業自得で自滅していくお話しです。アナスターシアの恋もちりばめた恋愛小説になっています。
※この物語は現実ではない異世界のお話しですから、歴史的や時代背景的におかしな部分が多々あると思いますので、ご了承ください。誤字・脱字多いかもしれませんが、脳内で変換していただけるか、教えていただけると嬉しいです💦
聖女や聖獣などのファンタジー要素あり。
※完結保証。すでに執筆が終わっておりますので、途中で連載がとまることはありません。安心してお読みくださいませ。
『悪役令嬢は、二度目の人生で無言を貫く。~処刑回避のために黙っていただけなのに、なぜか冷徹宰相様から「君こそ運命の人だ」と溺愛さています~』
放浪人
恋愛
「もう、余計なことは喋りません(処刑されたくないので!)」
王太子の婚約者エリスは、無実の罪を着せられた際、必死に弁解しようと叫び散らした結果「見苦しい」と断罪され、処刑されてしまった。 死に戻った彼女は悟る。「口は災いの元。二度目の人生は、何があっても口を閉ざして生き延びよう」と。
しかし、断罪の場で恐怖のあまり沈黙を貫いた結果、その姿は「弁解せず耐え忍ぶ高潔な令嬢」として称賛されてしまう。 さらに、人間嫌いの冷徹宰相クラウスに「私の静寂を理解する唯一の女性」と盛大な勘違いをされ、求婚されてしまい……!?
「君の沈黙は、愛の肯定だね?」(違います、怖くて固まっているだけです!) 「この国の危機を、一目で見抜くとは」(ただ臭かったから鼻を押さえただけです!)
怯えて黙っているだけの元悪役令嬢と、彼女の沈黙を「深遠な知性」と解釈して溺愛する最強宰相。 転生ヒロインの妨害も、隣国の陰謀も、全て「無言」で解決(?)していく、すれ違いロマンティック・コメディ! 最後はちゃんと言葉で愛を伝えて、最高のハッピーエンドを迎えます。
「地味で無能」と捨てられた令嬢は、冷酷な【年上イケオジ公爵】に嫁ぎました〜今更私の価値に気づいた元王太子が後悔で顔面蒼白になっても今更遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢クラウディアは、婚約者のアルバート王太子と妹リリアンに「地味で無能」と断罪され、公衆の面前で婚約破棄される。
お飾りの厄介払いとして押し付けられた嫁ぎ先は、「氷壁公爵」と恐れられる年上の冷酷な辺境伯アレクシス・グレイヴナー公爵だった。
当初は冷徹だった公爵は、クラウディアの才能と、過去の傷を癒やす温もりに触れ、その愛を「二度と失わない」と固く誓う。
彼の愛は、包容力と同時に、狂気的な独占欲を伴った「大人の愛」へと昇華していく。
【完結】恋人との子を我が家の跡取りにする? 冗談も大概にして下さいませ
水月 潮
恋愛
侯爵家令嬢アイリーン・エヴァンスは遠縁の伯爵家令息のシリル・マイソンと婚約している。
ある日、シリルの恋人と名乗る女性・エイダ・バーク男爵家令嬢がエヴァンス侯爵邸を訪れた。
なんでも彼の子供が出来たから、シリルと別れてくれとのこと。
アイリーンはそれを承諾し、二人を追い返そうとするが、シリルとエイダはこの子を侯爵家の跡取りにして、アイリーンは侯爵家から出て行けというとんでもないことを主張する。
※設定は緩いので物語としてお楽しみ頂けたらと思います
☆HOTランキング20位(2021.6.21)
感謝です*.*
HOTランキング5位(2021.6.22)
【完結】順序を守り過ぎる婚約者から、婚約破棄されました。〜幼馴染と先に婚約してたって……五歳のおままごとで誓った婚約も有効なんですか?〜
よどら文鳥
恋愛
「本当に申し訳ないんだが、私はやはり順序は守らなければいけないと思うんだ。婚約破棄してほしい」
いきなり婚約破棄を告げられました。
実は婚約者の幼馴染と昔、私よりも先に婚約をしていたそうです。
ただ、小さい頃に国外へ行ってしまったらしく、婚約も無くなってしまったのだとか。
しかし、最近になって幼馴染さんは婚約の約束を守るために(?)王都へ帰ってきたそうです。
私との婚約は政略的なもので、愛も特に芽生えませんでした。悔しさもなければ後悔もありません。
婚約者をこれで嫌いになったというわけではありませんから、今後の活躍と幸せを期待するとしましょうか。
しかし、後に先に婚約した内容を聞く機会があって、驚いてしまいました。
どうやら私の元婚約者は、五歳のときにおままごとで結婚を誓った約束を、しっかりと守ろうとしているようです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる