元聖女になったんですから放っておいて下さいよ

風見ゆうみ

文字の大きさ
18 / 29

15 勝手すぎますよ!

しおりを挟む
 その日の晩は、屋敷の中にある食材を全て使い切ってくれたんじゃないかと思ってしまう程のご馳走が、テーブルの上に次々と並べられていった。
 というのも、私が皿を空にしたら、また新しい料理が運ばれてきたからだ。

 私とリュークが、何の前触れもなしに籍を入れた事に、アンナも奥様も驚きはしたけれど、王太子殿下が来られていた事は知っていたので、事情があったのだろうと納得してくれて、とても喜んでくれた。
 
「でも、ミーファさん、本当に良かったの? まあ、王太子殿下を諦めさせる為に、そうせざるをえなかったのかもしれないけれど」
「何が?」

 聞き返すと、アンナが少しだけ心配げな顔をして続ける。

「ミーファさんは、届け出を二人で出しに行く事を憧れたりはしなかったの?」
「私はそういう憧れはなかったわね。もちろん、実感がないというのもあるけど、当主様が提出しに行って下さったのは、私の為なんだから。そうしてくれたからこそ、王太子殿下も大人しく帰ってくれたのもあるんだと思うの。だから、残念だったという気持ちはないかな。もちろん、二人で出しに行く事に幸せを感じるのが普通なのかもしれないけど。人それぞれだと思うわ」
「まあ、それはそうね。結婚式も挙げない人もいるわけだし」
「私もそのタイプかなあ」
「え!?」

 アンナが驚いた顔をしたので、私は苦笑してから話題を変える。

「アンナもたくさん食べないと駄目よ?」
「私だって食べているわ! ミーファさん程、食べられないだけよ」

 アンナには悪いけど、人に価値観を押し付けられるのは好きじゃない。
 他人に言われた場合は無視すれば良いだけかもしれないけど、友人から言われると、まるで、自分の選択が間違ったと言われている様な気になってしまう。
 もちろん、アンナは嫌な気持ちで言っている事ではないくらいわかるから、変に揉めたくなくて話題を変えたけど、アンナもそれに気が付いてくれた様で、それ以上、結婚式の話題については触れてこなかった。

 籍を入れたといっても、それこそ、リュークが卒業するまでは今までと変わらない生活をしたい。

 リュークを巻き込んでしまった私がワガママを言うのも気が引けるけど、まだ未成年だという事で許してほしい。

 もちろん、リュークが卒業して、お互いが成人になる時には心構えはしておきたいと思っている。
 それまでに私は精神的にも大人になって、次期辺境伯夫人としてふさわしいと思ってもらえる様な人間にならないと。

 そんな事を考えていた私だったけれど、次の日には、呑気に構えていられる場合じゃない事がわかった。
 聖女の侍女の一人が代表して送ってくれた手紙を読んだからだ。

 その手紙が届いたのは、次の日の朝の事だった。
 
 王太子殿下が聖女達に私がリュークと籍を入れた事を話したらしく、次に聖女が侍女達に私の話をしたらしい。

 お祝いの言葉がまず書かれていた後に、聖女達の最近の様子が書かれていた。
 
 まず、一人目のエルセラは、さすがに事の重大さに気が付いたらしく、王太子殿下のお尻を追いかける事は止めて、真面目に聖女の仕事をし始めたとの事だった。

 当たり前の事かもしれないけれど、残っていた聖女の内の一人でも馬鹿じゃなかったとわかってホッとした。

 トリンとキュララはエルセラが真面目になった事をいい事に彼女に仕事を押し付けようとしたらしいけれど、そこは侍女達が阻止して仕事を振り分け、二人共に今日は朝から、ブツブツ文句を言いながらも、それぞれに振り分けられた場所に向かったらしかった。
 
 問題は残りの一人のフランソワだった。

 彼女は何日か前から、突然、姿を消してしまったらしい。

 侍女達が話し合って出した結論では、フランソワは自ら逃げたわけではなさそうという事だった。

 なぜなら、フランソワにメインに付いていた侍女が言うには、部屋の中にあるもので、彼女が大事にしていたアクセサリーや、家族との思い出の品など、全てが部屋の中に残されたままなんだそうだ。

 逃げるにしても、大事なものは持って逃げるのではという見解みたい。
 だけど、フランソワがいなくなったのは城内でじゃないかと言われているから、自分から逃げ出したという可能性も捨てきれないという事だった。
 慌てて逃げたから、何も持ち出せなかったとか?

 でも、自分から逃げるにしても、逃げてどうなるの?
 実家に戻ったって、すぐに連れ戻されるだけだし、どこかに身を隠すにしても、そんな事をする行為だけでも罪に問われる可能性がある。
 それは匿う方だって同じ事だ。

 リュークやアンナは学校に行ってしまっているので、話を聞いてもらえるのは使用人しかおらず、メイドのカーラに話をしてみた。

「たとえば、私がスコッチ邸から、いきなり姿を消したら、カーラはどんな事を考える?」
「ええ!? そんな怖いお話をしないで下さい! 当主様達にクビを言い渡されてしまいます!」
「カーラ、落ち着いてよ、例え話だから。私の姿が見えなくなったら、カーラはどんな事を考える?」

 私に聞かれて、泣きそうな顔になったまま、カーラは思案してから答えてくれる。

「まずは、リューク様やアンナ様の所に行って、ミーファ様がいらっしゃらないかや、行方を知っておられるかどうか確認をすると思います」
「屋敷内で見つからなかったら? 私が屋敷から出ていく姿を見た人もいないの」
「という事は、屋敷内にいらっしゃいますよね…」
「わからないわ。屋敷内にいないとしたら、どんな状況だと思う?」
「ありえないとは思いますが、屋敷内で誰かに監禁されている、もしくは連れ去られたとか?」
「その誰かというのは? スコッチ邸の警備はしっかりしているのでしょう?」
「そうですが、皆がみんな、関わりのない人の顔を覚えているわけではないと思うんです。私だって、騎士の方の顔を全て覚えている訳ではありません。知らない方がいても、新しい騎士の方かな、と思うくらいで」

 カーラが眉を寄せて答えてくれた。

 それはそうなのかな。

 カーラがメイドなどの使用人の中に知らない人がいるとなると問題だけど、相手が騎士の人の場合は、自分が知らなくても、知らない人がいたら騎士の人が気付くはずだから、特に興味を示したりしないのかもしれない。
 屋敷の中では多くの人が交代で働いているし、騎士の人以外は、屋敷内にいる人間をそう怪しんだりしないだろうしね。

 となると、王城なんて余計にそうよね。
 かなり大きいから、たくさんの人が働いてるし、知らない人がいてもおかしくないはず。
 フランソワを拉致しようと誰かが忍び込んでいてもわかりにくい?

 だけど、王城はスコッチ邸よりも、もっと人の出入りには厳しいはずだから、不審者なんてそう簡単には入り込めないはず。
 それに、フランソワをどこかへ連れ去るにしても、素直に彼女も連れ去られたりしないだろうから、何か手がかりが残っていそうなもんなんだけど…。

「ミーファ様…」
「どうかしたの?」 

 名前を呼ばれたので聞いてみると、カーラが不安そうな表情で尋ねてくる。

「まさか、リューク様との結婚が嫌で逃げ出そうと思われている訳ではないですよね?」
「まさか! それは絶対にないから安心して?」

 好きな人と結婚できたのに、嫌で逃げ出すはずがない。

 それに聞こえは悪いかもしれないけどリュークは私にとっては、この上ない好条件な人だもの。
 
 ただ、モテそうだから心配。
 学校では先生達には結婚の報告はするみたいだけど、後は親しい人達にしか話さないらしいし。

 本当は大々的に言ってもらった方がいいのかな?
 だけど、私の事を邪魔な人間だと思う人が現れて危険になるかも?
 あと、ライバルがすごく可愛い子だったりしたら、絶対に負ける!
 いやいや、リュークは、顔で人を選ぶ様な人ではないわよね。

「ミーファ様、どうかされましたか?」
「え? あ、ううん。話をしている最中なのにごめんなさい。少し考え事をしてたわ。話の続きだけど、私自ら失踪する事はないから安心して!」
「それなら良かったです」

 カーラはホッと胸をなでおろしたあと、真剣な表情で言う。

「という事は、先程の話に戻しますと、屋敷内に隠し通路があって、ミーファ様が迷い込んでしまって出られないとか、あとは何者かにミーファ様がさらわれたと考えるしかなくなるのでは?」
「さらわれた…か」

 呟いてから考えてみる。
 
 フランソワを誰かがさらっていったにしても、何のメリットがあるの?

 他の聖女は今は王太子殿下どころじゃないし、逆にフランソワがいなくなったら困るはず。

 やっぱり、フランソワが転移の魔道具を使って、自分で逃げ出したというのが、結論としては一番、しっくりくるのかな?
 
 カーラがいる事を忘れて考えていると、バトラーがやって来て、当主様が私を呼んでいると伝えに来てくれた。
 慌てて、当主様のいる執務室に向かうと、当主様は挨拶を交わした後、難しい顔をして言う。

「呼び出して悪かったな。ただ、ミーファにとっては面倒な事が起きた」
「…どういう事でしょう?」
「国王陛下が聖女様が一人、失踪してしまった事を理由にミーファを聖女に戻すと言っているらしい」
「そ、そんな…。勝手すぎますよ!」

 当主様に言っても無駄な事はわかっていながらも口に出してしまった。

「ミーファは結婚して、スコッチ家の人間でもあるから、私でも多少の拒否権は行使できるかもしれないが、国王陛下の事だ。無理にでもミーファを聖女に戻そうとするだろう」

 当主様の言葉を聞いて、嫌な考えが頭に浮かんだ。

 もしかして、フランソワがいなくなったのは、この為なのかもしれない。
 でもそうなると、犯人は…。

 考えるだけでゾッとして言葉をなくしてしまう。

 まさか、フランソワを殺したりなんかはしてないわよね?
 そこまで、極悪非道ではないと信じたい。

 嫌な考えが頭の中をグルグルして、パニックになりそうだったけれど、そんな私に気が付いた当主様が優しく声を掛けてくれる。

「顔色が悪いな。嫌な話をして済まなかった。一応、伝えておいた方が良いかと思っただけだ」
「いえ、当主様、私は大丈夫です。ですから、あの、聞いていただきたいお話があるのですが…」

 心を落ち着けてから口を開くと、当主様が応接のソファーに座るように促してくれた。
 私が座るのを確認してから、当主様は向かい側に座って尋ねてくる。

「聞いてほしい話とは?」
「……フランソワの件ですが、国王陛下が関わっているという事は考えられないでしょうか?」

 私の言葉を聞いた当主様の眉間のシワが、より深くなったのがわかった。
しおりを挟む
感想 26

あなたにおすすめの小説

真面目くさった女はいらないと婚約破棄された伯爵令嬢ですが、王太子様に求婚されました。実はかわいい彼の溺愛っぷりに困っています

綾森れん
恋愛
「リラ・プリマヴェーラ、お前と交わした婚約を破棄させてもらう!」 公爵家主催の夜会にて、リラ・プリマヴェーラ伯爵令嬢はグイード・ブライデン公爵令息から言い渡された。 「お前のような真面目くさった女はいらない!」 ギャンブルに財産を賭ける婚約者の姿に公爵家の将来を憂いたリラは、彼をいさめたのだが逆恨みされて婚約破棄されてしまったのだ。 リラとグイードの婚約は政略結婚であり、そこに愛はなかった。リラは今でも7歳のころ茶会で出会ったアルベルト王子の優しさと可愛らしさを覚えていた。しかしアルベルト王子はそのすぐあとに、毒殺されてしまった。 夜会で恥をさらし、居場所を失った彼女を救ったのは、美しい青年歌手アルカンジェロだった。 心優しいアルカンジェロに惹かれていくリラだが、彼は高い声を保つため、少年時代に残酷な手術を受けた「カストラート(去勢歌手)」と呼ばれる存在。教会は、子孫を残せない彼らに結婚を禁じていた。 禁断の恋に悩むリラのもとへ、父親が新たな婚約話をもってくる。相手の男性は親子ほども歳の離れた下級貴族で子だくさん。数年前に妻を亡くし、後妻に入ってくれる女性を探しているという、悪い条件の相手だった。 望まぬ婚姻を強いられ未来に希望を持てなくなったリラは、アルカンジェロと二人、教会の勢力が及ばない国外へ逃げ出す計画を立てる。 仮面舞踏会の夜、二人の愛は通じ合い、結ばれる。だがアルカンジェロが自身の秘密を打ち明けた。彼の正体は歌手などではなく、十年前に毒殺されたはずのアルベルト王子その人だった。 しかし再び、王権転覆を狙う暗殺者が迫りくる。 これは、愛し合うリラとアルベルト王子が二人で幸せをつかむまでの物語である。

辺境の侯爵令嬢、婚約破棄された夜に最強薬師スキルでざまぁします。

コテット
恋愛
侯爵令嬢リーナは、王子からの婚約破棄と義妹の策略により、社交界での地位も誇りも奪われた。 だが、彼女には誰も知らない“前世の記憶”がある。現代薬剤師として培った知識と、辺境で拾った“魔草”の力。 それらを駆使して、貴族社会の裏を暴き、裏切った者たちに“真実の薬”を処方する。 ざまぁの宴の先に待つのは、異国の王子との出会い、平穏な薬草庵の日々、そして新たな愛。 これは、捨てられた令嬢が世界を変える、痛快で甘くてスカッとする逆転恋愛譚。

真実の愛のお相手様と仲睦まじくお過ごしください

LIN
恋愛
「私には真実に愛する人がいる。私から愛されるなんて事は期待しないでほしい」冷たい声で男は言った。 伯爵家の嫡男ジェラルドと同格の伯爵家の長女マーガレットが、互いの家の共同事業のために結ばれた婚約期間を経て、晴れて行われた結婚式の夜の出来事だった。 真実の愛が尊ばれる国で、マーガレットが周囲の人を巻き込んで起こす色んな出来事。 (他サイトで載せていたものです。今はここでしか載せていません。今まで読んでくれた方で、見つけてくれた方がいましたら…ありがとうございます…) (1月14日完結です。設定変えてなかったらすみません…)

狂おしいほど愛しています、なのでよそへと嫁ぐことに致します

ちより
恋愛
 侯爵令嬢のカレンは分別のあるレディだ。頭の中では初恋のエル様のことでいっぱいになりながらも、一切そんな素振りは見せない徹底ぶりだ。  愛するエル様、神々しくも真面目で思いやりあふれるエル様、その残り香だけで胸いっぱいですわ。  頭の中は常にエル様一筋のカレンだが、家同士が決めた結婚で、公爵家に嫁ぐことになる。愛のない形だけの結婚と思っているのは自分だけで、実は誰よりも公爵様から愛されていることに気づかない。  公爵様からの溺愛に、不器用な恋心が反応したら大変で……両思いに慣れません。

【第一章完結】相手を間違えたと言われても困りますわ。返品・交換不可とさせて頂きます

との
恋愛
「結婚おめでとう」 婚約者と義妹に、笑顔で手を振るリディア。 (さて、さっさと逃げ出すわよ) 公爵夫人になりたかったらしい義妹が、代わりに結婚してくれたのはリディアにとっては嬉しい誤算だった。 リディアは自分が立ち上げた商会ごと逃げ出し、新しい商売を立ち上げようと張り切ります。 どこへ行っても何かしらやらかしてしまうリディアのお陰で、秘書のセオ達と侍女のマーサはハラハラしまくり。 結婚を申し込まれても・・ 「困った事になったわね。在地剰余の話、しにくくなっちゃった」 「「はあ? そこ?」」 ーーーーーー 設定かなりゆるゆる? 第一章完結

所詮、わたしは壁の花 〜なのに辺境伯様が溺愛してくるのは何故ですか?〜

しがわか
ファンタジー
刺繍を愛してやまないローゼリアは父から行き遅れと罵られていた。 高貴な相手に見初められるために、とむりやり夜会へ送り込まれる日々。 しかし父は知らないのだ。 ローゼリアが夜会で”壁の花”と罵られていることを。 そんなローゼリアが参加した辺境伯様の夜会はいつもと雰囲気が違っていた。 それもそのはず、それは辺境伯様の婚約者を決める集まりだったのだ。 けれど所詮”壁の花”の自分には関係がない、といつものように会場の隅で目立たないようにしているローゼリアは不意に手を握られる。 その相手はなんと辺境伯様で——。 なぜ、辺境伯様は自分を溺愛してくれるのか。 彼の過去を知り、やがてその理由を悟ることとなる。 それでも——いや、だからこそ辺境伯様の力になりたいと誓ったローゼリアには特別な力があった。 天啓<ギフト>として女神様から賜った『魔力を象るチカラ』は想像を創造できる万能な能力だった。 壁の花としての自重をやめたローゼリアは天啓を自在に操り、大好きな人達を守り導いていく。

婚約破棄されたけれど、どうぞ勝手に没落してくださいませ。私は辺境で第二の人生を満喫しますわ

鍛高譚
恋愛
「白い結婚でいい。 平凡で、静かな生活が送れれば――それだけで幸せでしたのに。」 婚約破棄され、行き場を失った伯爵令嬢アナスタシア。 彼女を救ったのは“冷徹”と噂される公爵・ルキウスだった。 二人の結婚は、互いに干渉しない 『白い結婚』――ただの契約のはずだった。 ……はずなのに。 邸内で起きる不可解な襲撃。 操られた侍女が放つ言葉。 浮かび上がる“白の一族”の血――そしてアナスタシアの身体に眠る 浄化の魔力。 「白の娘よ。いずれ迎えに行く」 影の王から届いた脅迫状が、運命の刻を告げる。 守るために剣を握る公爵。 守られるだけで終わらせないと誓う令嬢。 契約から始まったはずの二人の関係は、 いつしか互いに手放せない 真実の愛 へと変わってゆく。 「君を奪わせはしない」 「わたくしも……あなたを守りたいのです」 これは―― 白い結婚から始まり、影の王を巡る大いなる戦いへ踏み出す、 覚醒令嬢と冷徹公爵の“運命の恋と陰謀”の物語。 ---

報われなかった姫君に、弔いの白い薔薇の花束を

さくたろう
恋愛
 その国の王妃を決める舞踏会に招かれたロザリー・ベルトレードは、自分が当時の王子、そうして現王アルフォンスの婚約者であり、不遇の死を遂げた姫オフィーリアであったという前世を思い出す。  少しずつ蘇るオフィーリアの記憶に翻弄されながらも、17年前から今世まで続く因縁に、ロザリーは絡め取られていく。一方でアルフォンスもロザリーの存在から目が離せなくなり、やがて二人は再び惹かれ合うようになるが――。 20話です。小説家になろう様でも公開中です。

処理中です...