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第三章 元王女との再会
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ロゼリアの雰囲気が今までと違うことに気がついたノエルファは、驚いた顔をしてロゼリアを見つめた。
「どういうこと? あなた、ここを追い出されることになるのよ? 行き場所がなくなるかもしれないのに、それでいいの?」
「レフス王国の両陛下は常識がありますから、あなたとラブック殿下の婚約が決まっても、私を無一文で放り出すことはないでしょう」
「そうね。今すぐにそれはないかもね」
ノエルファは一人で納得すると、ロゼリアから体を離した。すると、ルディウスがロゼリアに近づいて、彼女を促す。
「もう出迎えはいいだろう。あとは任せよう」
「そうですわね」
人前であるため、ロゼリアはルディウスに敬語を使い、彼と一緒にこの場を離れようとしたが、ノエルファはそれを許さなかった。ノエルファは花が開いたような可愛らしい笑顔でルディウスに話しかける。
「あなたがラブック殿下ですか!? お会いできて嬉しいです!」
「俺じゃない」
ルディウスが冷たい口調で否定すると、ノエルファははっとした顔になって問いかける。
「もしかして、あなたがルディウス?」
ルディウスが応える前に、ロゼリアが一歩前に出て窘める。
「ノエルファ様、あなたは元王女です。ルディウス殿下を敬称なく呼ぶなんて許されない行為です」
「だって! この人のせいで私のお父様とお母様はこの城の地下牢に幽閉されているのよ!」
「それはあなたも含め、ご両親が国民のことを何一つ考えなかったからでしょう。多くの国民は新国王が即位したことを喜んでいます」
「じゃ、じゃあ、えっと、そうだわ。私はラブック殿下の妻になるの! なら、彼は私の義理の弟よ! 殿下をつけなくたっておかしくないわ! そうよね?」
突然、声を掛けられたノエルファの護衛騎士は驚いた顔をしたが、すぐに何度も首を縦に振った。ノエルファは目に涙を浮かべて弱い女性を演じながら、ロゼリアに訴える。
「ほら。みんなも許してくれているわ。だから、そんなに怖い顔をしないでよ」
「ノエルファ様、あなたはまだ正式にラブック殿下の婚約者になったわけではありません。たとえ、婚約者になったとしても、あなたの立場がルディウス殿下よりも上になることはありません」
「私は義姉になるのよ? 王太子妃になるってこと。なら、第二王子が私よりも上の立場になるなんてことはないわ」
本人たちも交え、婚約について話し合うのは明日の午前九時からと決まっている。まだ決定したわけではないのに、ノエルファは王太子妃になる気でいた。
王太子妃教育だって面倒くさがって私に押し付けていたくせに、化けの皮が剥がれることを恐れないところは本当に理解できない。
「あなたや私がどうなるかは、明日の会議ではっきりすることです。また、その時にお会いいたしましょう」
ロゼリアはノエルファに冷ややかな目を向けて言うと、遅れてやってきたラブックと入れ替わるように、ルディウスと共にその場を立ち去った。
「どういうこと? あなた、ここを追い出されることになるのよ? 行き場所がなくなるかもしれないのに、それでいいの?」
「レフス王国の両陛下は常識がありますから、あなたとラブック殿下の婚約が決まっても、私を無一文で放り出すことはないでしょう」
「そうね。今すぐにそれはないかもね」
ノエルファは一人で納得すると、ロゼリアから体を離した。すると、ルディウスがロゼリアに近づいて、彼女を促す。
「もう出迎えはいいだろう。あとは任せよう」
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「あなたがラブック殿下ですか!? お会いできて嬉しいです!」
「俺じゃない」
ルディウスが冷たい口調で否定すると、ノエルファははっとした顔になって問いかける。
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「ノエルファ様、あなたは元王女です。ルディウス殿下を敬称なく呼ぶなんて許されない行為です」
「だって! この人のせいで私のお父様とお母様はこの城の地下牢に幽閉されているのよ!」
「それはあなたも含め、ご両親が国民のことを何一つ考えなかったからでしょう。多くの国民は新国王が即位したことを喜んでいます」
「じゃ、じゃあ、えっと、そうだわ。私はラブック殿下の妻になるの! なら、彼は私の義理の弟よ! 殿下をつけなくたっておかしくないわ! そうよね?」
突然、声を掛けられたノエルファの護衛騎士は驚いた顔をしたが、すぐに何度も首を縦に振った。ノエルファは目に涙を浮かべて弱い女性を演じながら、ロゼリアに訴える。
「ほら。みんなも許してくれているわ。だから、そんなに怖い顔をしないでよ」
「ノエルファ様、あなたはまだ正式にラブック殿下の婚約者になったわけではありません。たとえ、婚約者になったとしても、あなたの立場がルディウス殿下よりも上になることはありません」
「私は義姉になるのよ? 王太子妃になるってこと。なら、第二王子が私よりも上の立場になるなんてことはないわ」
本人たちも交え、婚約について話し合うのは明日の午前九時からと決まっている。まだ決定したわけではないのに、ノエルファは王太子妃になる気でいた。
王太子妃教育だって面倒くさがって私に押し付けていたくせに、化けの皮が剥がれることを恐れないところは本当に理解できない。
「あなたや私がどうなるかは、明日の会議ではっきりすることです。また、その時にお会いいたしましょう」
ロゼリアはノエルファに冷ややかな目を向けて言うと、遅れてやってきたラブックと入れ替わるように、ルディウスと共にその場を立ち去った。
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