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九話
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【俺の妹になってください】
九話
~ あらすじ ~
黒澤先生の策略により、俺らは海に連れてこられた。そこで美香姉さんが調子に乗ったため少し懲らしめてやると、それを山口、三ヶ森、柏木に見られてしまう。
****
また、三ヶ森さんに『変態さんなんですね』と、言われてしまった。
また誤解を生んでしまったよ……
はぁ。
姉に仕返しなんてしなければよかった!……というか、姉がいなければよかったのに!!
その姉はというと、抵抗するそぶりを見せて「きゃー。春樹くんのえっちー」とか言って騒ぎやがったもんな。
まあ、立ち上がるときに踏みつけてやったけど。だからといって、怒りが鎮火することはない。
控えめに言って死ねばいいのに。
それはもう後の祭り。俺はというと、足を宙に出して座り、釣り糸を海に垂らしていた。
なんにもかかる様子はない。
そして、なぜか俺と同級生であるはずの三人は、あっちのほうでキャッキャウフフしながらも釣りを楽しんでいた。
両手に花だな。イケメン野郎め。まじ重罪だからな?俺から妹と幼馴染を取るつもりかよ………
でも、すげえ絵になるな。悔しいじゃねえか……
そんな時に目が合う。
山口はなんだか申し訳なさそうな顔をして、こっちを見るが、また二人と話し始める。
三ヶ森さんも柏木も楽しそうだ。
俺も童顔で子供っぽくなければ………高身長で大人っぽくてすらっとしたあんな感じのイケメンならば、あーなれたのかな?
「………いいなぁ」
不思議と言葉が漏れる。
「………ん?なにがぁ?」
俺の横に座っている姉が、こちらを見上げる形で大あくびをして、目をこすりながらそう返してくる。なぜ俺の姉はこんなに無防備なんだろうか。先程から服装を整えようともしないので、上着から黒の下着やらがひょこっと顔を出しているままだ。
「うるさい姉さん。海に突き落とすよ?」
「えー。お姉ちゃん海に落としてびしょびしょにしようとするなんて……なにを企んでいるの?」
「少し黙っててください」
もう、本当に嫌だ。なんで姉さんどうでもよさげにですら、そんな言葉がスラスラ出てくるの?疫病神め。あの時どうにか帰らせればよかったな……
いや、待て。消せばいいじゃないか。……うーん。八つ裂きにしてやろうか、毒殺か銃殺か………あ、そうだ。ここは海だ。沈めよう。
などと、姉を始末方法を考えていた時に、後ろから声がかかる。
「…………なにボケーっとしてるのよ?」
「………あ?」
上を見上げると、そこには柏木の顔があった。
二秒固まって、カクカクと首を曲げてウキに目線を戻す。
美少女と呼ばれる分類の奴の顔が目と鼻の先にあった。心臓に悪いぜ……海に落っこちなくてよかった。
「ちょっとっ!無視するんじゃないわよっ!」
肩を強くトントンされる。
「………なんだよ?」
「用件がないと話しちゃいけないの?」
「いや、別に……」
「そ。ならいいのよ」
すっと、俺の横に座る。姉が横にいれば黙ってなさそうだが、いつの間にか姉はどっかに行ってるし、二人きり。……なんでこの娘こんなに近くに座るんですかね?肩、当たってるんだけど……
「………ね、ねえ……あのさ………は……はる……」
柏木がなにかを話そうとした時、竿がピクっと引いた。
「来た来た来たぁぁ!!!」
咆哮に近い声をあげたのは、俺ではなく、姉であった。
どこから見ていたの?という疑問はこの際どうでもいいだろう。
姉は音速でこちらまで来て、俺の横にあった竿を掴みキリキリと巻き上げる。
張り詰めた釣り糸の先には、赤いシルエットが浮かび上がってきた。
「おお!!!鯛だ!!!怠惰ですねぇ!!」
「はぁ……」
姉さん本当に恥ずかしいからやめてください。親父ギャグならぬ姉ギャグをかましやがった。もう、弟やめたい。
「鯛釣れたー!!」
無邪気に微笑みながら、鯛の体を両手で地面に押さえつけている姉。
「そ、そうだね。じゃ、そこのクーラーボックスに入れておいて」
「はいよー」
と、姉はその鯛を鷲掴んで、クーラーボックスの方にてくてくと歩いて行く。
おいおい。よく滑って落としたりしねえな。怖えよ。鯛がもののように扱われてる………
「…………魚釣れたな」
何気なく、柏木に話を振る。
「えっ?あ、あぁ。そうね」
一旦目線は合うが、柏木は泳がせて海を見る。
「どうした?」
「……別に。なんでもないわ」
低いトーンでそう話す。
「あっそ」
俺は立ち上がり、また釣り糸に餌をつけて海に放った。
とりあえず、魚を一匹、それも鯛だ。めでたいねっ!この調子で姉を餌に妹を釣れればなぁ。
なんて思いつつも、特にやることもなく、ただぼーっとウキを見る。
横の柏木もぼーっとしている。
「柏木さん。そろそろ昼食にしませんか?」
爽やかボイスが背後からかかった。
振り返ると、イケメンが涼しげな笑顔をこちらに向ける。
俺もなぜか愛想笑いを返す。
本能的に負けたって判断したらしい。
「柏木さん?」
イケメンは柏木の肩をトントンと優しく叩く。
なんだよこいつ。ボディタッチまでするのかよ。自然な流れで。
「………あ、あぁ。山口くん。ごめん。聞いてなかった」
俺には謝ったことないのに、山口には謝るのかよ!!
「いえいえ、そろそろ時間も時間ですし、お昼ご飯にしませんか?」
と、笑って言い直す横顔もイケメン。
はい。負けました。
******
「おっ!掛かったー!」
横から嬉々の声を上げるイケメン君。その姿ですら爽やかっすね。
そんなことをしているイケメンなんて目もくれずに、柏木はボソボソとゆっくりサンドウィッチを食べている。だが、その目がどこを向いているのかはわからない。ウキなのか。海なのかそれとももっと他のものなのか。
柏木らしくない。いつもならば俺がなにも言わなくても、なにかしてもしなくても、とりあえず蹴りを入れてくるはずなのに。
「あ、あの………」
肩を叩かれて後ろを振り向くと、そこには思い詰めたような表情をした三ヶ森さんがいた。
「風見………くん。ちょっといいかな?」
「………あ、あぁ」
よいっと、立ち上がると三ヶ森さんが手招きをしていたので、そっちにフラフラとついて行く。
*****
防波堤から下って近くにあった浜辺にくると、彼女は振り返った。
「あ、あの………風見くん。柏木さんがさ………え、えっと……その……」
と、言葉に悩んでいるのか、次に出す言葉を選びながら話す。
「あー。うん。わかった。大体ね?」
その言葉に彼女はほっと、息をつく。
多分、三ヶ森さんは心配なのだ。見ず知らずってのは変だけど、まだ知り合い程度でしかない柏木のことが三ヶ森さんは心配なのだ。
うわぁ………妹にしてえ………
俺の心に火をつけてくれちゃったね。じゃ、俺が誠心誠意まごころ込めてあいつを元気にしてみせるっ!
「柏木を元気にしよう!」
「はいっ!」
かわいいなぁ。やっぱり。子分といいますか。従順なところといいますか………要するに、俺はやっぱり三ヶ森さんのような妹が欲しいのだ。
いつも以上にやる気というか、妹ゲージがマックスになった俺を止めることはできんぞ!!
俺はサーっとその浜辺から走り去って柏木の肩をトントンと叩き、振り向くのを肩に手を置いて人差し指を立てて待つ。
ぷに。
柔らかいなぁおい!!
「おうおう!!そこに居るのは柏木さんではないか!元気かーい?」
「………え?なに?キモいわよ?」
嫌悪感まるだしの引きつった表情である。
いつもならパンチだ。なのに言葉だと?おかしい。やっぱりおかしい。
「人を愚弄できるくらいの元気はあるようだねっ!」
イケメンに負けないくらいの爽やかスマイル。
「誰のせいで………」
顔を背けてなにかボソッと呟いたようだが、さざ波の音とともに消えた。
「………ごめん。聞こえなかった。もう一回頼む」
と、頭を下げてそう聞くと、ゴンッ!と、強い衝撃が加わり頭が揺れる。
「な、なんだよ!?」
「………もういいわ。別に悩むような件でもないから」
俺の顔をじっとみてから、諦めたようにそう言った。
「………そっか」
それから柏木は普通に戻った。だが違和感がある。
蹴る殴るの暴行は朝飯前、俺なんて目が合った瞬間にパンチが飛んでくるほどなのに、それがない。
おいおい。というか、今更だがこいつのやってることって、警察沙汰になりかねない所業ではないか?
てか、いつからこんなマゾ気質になったんだ?
いやいや、嫌だけど……でも、柏木が柏木らしくなかった。
そして、あっという間に陽が沈んでいく。
九話
~ あらすじ ~
黒澤先生の策略により、俺らは海に連れてこられた。そこで美香姉さんが調子に乗ったため少し懲らしめてやると、それを山口、三ヶ森、柏木に見られてしまう。
****
また、三ヶ森さんに『変態さんなんですね』と、言われてしまった。
また誤解を生んでしまったよ……
はぁ。
姉に仕返しなんてしなければよかった!……というか、姉がいなければよかったのに!!
その姉はというと、抵抗するそぶりを見せて「きゃー。春樹くんのえっちー」とか言って騒ぎやがったもんな。
まあ、立ち上がるときに踏みつけてやったけど。だからといって、怒りが鎮火することはない。
控えめに言って死ねばいいのに。
それはもう後の祭り。俺はというと、足を宙に出して座り、釣り糸を海に垂らしていた。
なんにもかかる様子はない。
そして、なぜか俺と同級生であるはずの三人は、あっちのほうでキャッキャウフフしながらも釣りを楽しんでいた。
両手に花だな。イケメン野郎め。まじ重罪だからな?俺から妹と幼馴染を取るつもりかよ………
でも、すげえ絵になるな。悔しいじゃねえか……
そんな時に目が合う。
山口はなんだか申し訳なさそうな顔をして、こっちを見るが、また二人と話し始める。
三ヶ森さんも柏木も楽しそうだ。
俺も童顔で子供っぽくなければ………高身長で大人っぽくてすらっとしたあんな感じのイケメンならば、あーなれたのかな?
「………いいなぁ」
不思議と言葉が漏れる。
「………ん?なにがぁ?」
俺の横に座っている姉が、こちらを見上げる形で大あくびをして、目をこすりながらそう返してくる。なぜ俺の姉はこんなに無防備なんだろうか。先程から服装を整えようともしないので、上着から黒の下着やらがひょこっと顔を出しているままだ。
「うるさい姉さん。海に突き落とすよ?」
「えー。お姉ちゃん海に落としてびしょびしょにしようとするなんて……なにを企んでいるの?」
「少し黙っててください」
もう、本当に嫌だ。なんで姉さんどうでもよさげにですら、そんな言葉がスラスラ出てくるの?疫病神め。あの時どうにか帰らせればよかったな……
いや、待て。消せばいいじゃないか。……うーん。八つ裂きにしてやろうか、毒殺か銃殺か………あ、そうだ。ここは海だ。沈めよう。
などと、姉を始末方法を考えていた時に、後ろから声がかかる。
「…………なにボケーっとしてるのよ?」
「………あ?」
上を見上げると、そこには柏木の顔があった。
二秒固まって、カクカクと首を曲げてウキに目線を戻す。
美少女と呼ばれる分類の奴の顔が目と鼻の先にあった。心臓に悪いぜ……海に落っこちなくてよかった。
「ちょっとっ!無視するんじゃないわよっ!」
肩を強くトントンされる。
「………なんだよ?」
「用件がないと話しちゃいけないの?」
「いや、別に……」
「そ。ならいいのよ」
すっと、俺の横に座る。姉が横にいれば黙ってなさそうだが、いつの間にか姉はどっかに行ってるし、二人きり。……なんでこの娘こんなに近くに座るんですかね?肩、当たってるんだけど……
「………ね、ねえ……あのさ………は……はる……」
柏木がなにかを話そうとした時、竿がピクっと引いた。
「来た来た来たぁぁ!!!」
咆哮に近い声をあげたのは、俺ではなく、姉であった。
どこから見ていたの?という疑問はこの際どうでもいいだろう。
姉は音速でこちらまで来て、俺の横にあった竿を掴みキリキリと巻き上げる。
張り詰めた釣り糸の先には、赤いシルエットが浮かび上がってきた。
「おお!!!鯛だ!!!怠惰ですねぇ!!」
「はぁ……」
姉さん本当に恥ずかしいからやめてください。親父ギャグならぬ姉ギャグをかましやがった。もう、弟やめたい。
「鯛釣れたー!!」
無邪気に微笑みながら、鯛の体を両手で地面に押さえつけている姉。
「そ、そうだね。じゃ、そこのクーラーボックスに入れておいて」
「はいよー」
と、姉はその鯛を鷲掴んで、クーラーボックスの方にてくてくと歩いて行く。
おいおい。よく滑って落としたりしねえな。怖えよ。鯛がもののように扱われてる………
「…………魚釣れたな」
何気なく、柏木に話を振る。
「えっ?あ、あぁ。そうね」
一旦目線は合うが、柏木は泳がせて海を見る。
「どうした?」
「……別に。なんでもないわ」
低いトーンでそう話す。
「あっそ」
俺は立ち上がり、また釣り糸に餌をつけて海に放った。
とりあえず、魚を一匹、それも鯛だ。めでたいねっ!この調子で姉を餌に妹を釣れればなぁ。
なんて思いつつも、特にやることもなく、ただぼーっとウキを見る。
横の柏木もぼーっとしている。
「柏木さん。そろそろ昼食にしませんか?」
爽やかボイスが背後からかかった。
振り返ると、イケメンが涼しげな笑顔をこちらに向ける。
俺もなぜか愛想笑いを返す。
本能的に負けたって判断したらしい。
「柏木さん?」
イケメンは柏木の肩をトントンと優しく叩く。
なんだよこいつ。ボディタッチまでするのかよ。自然な流れで。
「………あ、あぁ。山口くん。ごめん。聞いてなかった」
俺には謝ったことないのに、山口には謝るのかよ!!
「いえいえ、そろそろ時間も時間ですし、お昼ご飯にしませんか?」
と、笑って言い直す横顔もイケメン。
はい。負けました。
******
「おっ!掛かったー!」
横から嬉々の声を上げるイケメン君。その姿ですら爽やかっすね。
そんなことをしているイケメンなんて目もくれずに、柏木はボソボソとゆっくりサンドウィッチを食べている。だが、その目がどこを向いているのかはわからない。ウキなのか。海なのかそれとももっと他のものなのか。
柏木らしくない。いつもならば俺がなにも言わなくても、なにかしてもしなくても、とりあえず蹴りを入れてくるはずなのに。
「あ、あの………」
肩を叩かれて後ろを振り向くと、そこには思い詰めたような表情をした三ヶ森さんがいた。
「風見………くん。ちょっといいかな?」
「………あ、あぁ」
よいっと、立ち上がると三ヶ森さんが手招きをしていたので、そっちにフラフラとついて行く。
*****
防波堤から下って近くにあった浜辺にくると、彼女は振り返った。
「あ、あの………風見くん。柏木さんがさ………え、えっと……その……」
と、言葉に悩んでいるのか、次に出す言葉を選びながら話す。
「あー。うん。わかった。大体ね?」
その言葉に彼女はほっと、息をつく。
多分、三ヶ森さんは心配なのだ。見ず知らずってのは変だけど、まだ知り合い程度でしかない柏木のことが三ヶ森さんは心配なのだ。
うわぁ………妹にしてえ………
俺の心に火をつけてくれちゃったね。じゃ、俺が誠心誠意まごころ込めてあいつを元気にしてみせるっ!
「柏木を元気にしよう!」
「はいっ!」
かわいいなぁ。やっぱり。子分といいますか。従順なところといいますか………要するに、俺はやっぱり三ヶ森さんのような妹が欲しいのだ。
いつも以上にやる気というか、妹ゲージがマックスになった俺を止めることはできんぞ!!
俺はサーっとその浜辺から走り去って柏木の肩をトントンと叩き、振り向くのを肩に手を置いて人差し指を立てて待つ。
ぷに。
柔らかいなぁおい!!
「おうおう!!そこに居るのは柏木さんではないか!元気かーい?」
「………え?なに?キモいわよ?」
嫌悪感まるだしの引きつった表情である。
いつもならパンチだ。なのに言葉だと?おかしい。やっぱりおかしい。
「人を愚弄できるくらいの元気はあるようだねっ!」
イケメンに負けないくらいの爽やかスマイル。
「誰のせいで………」
顔を背けてなにかボソッと呟いたようだが、さざ波の音とともに消えた。
「………ごめん。聞こえなかった。もう一回頼む」
と、頭を下げてそう聞くと、ゴンッ!と、強い衝撃が加わり頭が揺れる。
「な、なんだよ!?」
「………もういいわ。別に悩むような件でもないから」
俺の顔をじっとみてから、諦めたようにそう言った。
「………そっか」
それから柏木は普通に戻った。だが違和感がある。
蹴る殴るの暴行は朝飯前、俺なんて目が合った瞬間にパンチが飛んでくるほどなのに、それがない。
おいおい。というか、今更だがこいつのやってることって、警察沙汰になりかねない所業ではないか?
てか、いつからこんなマゾ気質になったんだ?
いやいや、嫌だけど……でも、柏木が柏木らしくなかった。
そして、あっという間に陽が沈んでいく。
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