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十九話
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【俺の妹になってください】
十九話
~ あらすじ ~
ショッピングモールに着くと二組に別れてデートをすることになり、ペアは柏木と風見。山口と三ヶ森だ。そうして、デートが始まり終わった。そして、家に帰る。
****
「ただいまー」
家の電気は点いてないことに安堵しつつも、俺はそんな挨拶をして家に入った。
GWだし、みなどこかにいってしまったんだろうか。
俺はパジャマに着替えて、やることもないのでリビングに向かいテレビをつける。時刻は丁度八時になったところだった。姉さんが家にいたら怒られてただろうな。と、苦笑しつつも俺はカレンダーに目をやる。
「あと五日しか休みないのかー」
そんなことを誰に言うわけでもなく言うと同時くらいに、ガチャと家の戸が開く音がした。
「ただいま」
「おかえり」
ソファーに沈みながら、一応返事だけはそれとなく返しておく。
ドスドスと廊下を歩く音。それがこちらに寄ってくる。
そして、リビングの戸が開いたかと思えば、姉は俺の姿を確認してぱあっと笑顔になり、手を振って「はぁい?」と言った。
「なんだよ」
「………はぁい?」
また、同じことをしやがった。うぜえ。
今日はショッピングモール内をくまなく歩き回って、ただでさえ体力的に疲れているのに、それに追い打ちをかけられているように感じられて余計にムカつく。
俺はそんなうざい姉を放って二階のは自分の部屋に駆け上がり、ベットに飛び込むとそのまま眠りについた。
いつもなら学校に行くために早起きをしないといけないのだが、休みの日ってのは快適だ。寝放題だし……最高だぜっ!
明日も休みだ寝るぞー!と、二度寝に入ろうと思ったところで、ドスドスと足音と鼻歌が聞こえてくる。
いつも通り姉が化粧をしに俺の部屋に来たんだろう。
「はっるきー!おっきろー!!」
部屋に入って来て早々、そう言って俺の布団を剥がしやがった。
「………休みだし寝させてくれよ……」
布団で寝返りを打って姉の反対方向を向き目を閉じる。
「あー!二度寝」
そんな姉の声も届かないまま、俺はすぐにまた夢の中に落ちた。
*****
「………暑い。というか、まだ五月だぞ………」
うんざりしつつも、俺は起き上がり時計を確認するとまだ十時を少し回ったところだった。
とりあえず、風呂にでも入るか。
シャツが汗で濡れていて気持ち悪いしな………
今日は外、暑いんだろうな。誰がこんな日に出かけるんだろ。全く馬鹿らしい。
なんて思い、今日は家に引きこもって溜めておいた深夜アニメを片付けよう。と、シャワーで汗を流しながらそんなことを決心して、体についた水滴を拭っているところに電話がかかってきた。
なんだ?俺に用がある人間は姉か?なんて思いながら名前を見るなり驚いた。
三ヶ森さんだったのだ。
俺の着信履歴なんて大体姉さん。それもつい最近まで俺の連絡先を知ってる人間も姉さんと両親くらいしか無かったのに。……なんで?
訳もわからずにとりあえず電話に出る。
「………も、もしもし?」
「あ。風見さん。ですか?」
怯えたような三ヶ森さん特有のその声は、電話でも健在だった。
「うん。どうしたの?」
「あ、あの……少し相談があって………今から出てこれますか?」
これが姉だったら絶対に断っている柏木ですらいくかわからない。だが……
「あぁ!行ける!!」
自分でも驚くほどの即答だった。
そして、昨日のファミレスに集合ということになった。
俺は即座に身支度を整えて家から飛び出ると颯爽と自転車に乗り込み、十分そこらで到着し、ファミレス内に入る。
「いらっしゃいませー」
「先に人が来ていると思うんだが…」
「あ、あちらの方でしょうか?」
そう言って店員さんが差した方を見ると、三ヶ森さんが周りをキョロキョロと確認してから、ハムスターのようにちゅーちゅーとジュースをストローで吸って口に含んで頬を膨らましていた。
やべえ。なんだあの妹(神)は……
可愛すぎて涙出そう。
「お客様?あ、あの………」
店員さんが困ったような顔をしてこちらを見る。
「………あ、あぁ。はい。そうです。あ、あはは……」
そうして、俺は三ヶ森さんの座ってる場所に行く。
「こんにちは」
普通に挨拶をする。
「あっ!こ、こんにちはっ!」
声にびっくりしたのか、立ち上がって頭を下げる。俺はすっと席に座ってみるが、三ヶ森さんは立ったままだった。
「………座っていいよ」
「失礼します」
俺がそう促すと、申し訳なさそうにそう言って席に着いた。
「俺は面接官かっ!」
思わず突っ込んでしまう。
「……………」
そのツッコミから場に静寂が訪れる。やりにくいな………
「…えっと…もっと、緊張を解いていいんだよ?」
「は、はい……で、でも、二人きりですし…」
柏木よりは大きな、ってのは普通か。それなりの大きさの胸の前で指と指を当ててもじもじする。でも、ちょうどいいくらいだよなぁ。手に収まるくらいっていうか……
「あー。気にしない気にしないっ!」
自分にもいい聞かせるようにそう言って話を促す。
「えっと、山口君について話がしたいのですが……」
病的にまで肌白いその頬をぽおっと朱に染め、そう言葉にする。
「いいよ。わかった。………で、好きなの?」
確証はなかったし、おれの勘違いかもしれない。でも、多分、呼び出されたのは【なんで山口君のこと好きなのわかっちゃったの!?】みたいな理由だろう。
「………えっ!?」
予想通り過ぎるほどにわかりやすい……もうちょっと隠そうとか……いや、これはこれで可愛いのでありか。
「な、何言ってるんですかっ!!」
手で顔を隠しおどおどする。だから、それが気づかれた理由なんじゃ……なんてことは言えないな。
「いや……違うなら………」
苦笑混じりに否定してもいいんだよ。と、これまたわかりやすーくサインを出してみるが、彼女は言い訳するのを諦めたのか、小さく恥ずかしそうに頷いた。
「………やっぱり?」
「は、はい……」
「それで……?」
「あ、わ、私っ!!と、とりあえずジュース取ってきます」
躓きそうになりながらも、スタスタとドリンクバーに駆けていく。
俺もなんか頼まないとな。と思い、店員を呼んでピザを一枚とドリンクバーを頼んだ。
店員と入れ違いで三ヶ森さんが帰ってきた。
そして、またちゅーちゅーとストローで飲んで話を切り出すのかと思ったら、また飲み、取りに行く。みたいな流れが一時間くらい続いた。
こんなことを姉がしていたら多分俺はぶん殴っているだろう。でも、三ヶ森さんはいちいち行動が可愛らしいので、目の保養になる。いっそ俺の家にお持ち帰りしようかな。
「山口君のこと教えてくださいっ!!」
んなことを考えていた矢先、急なその発言についていけなかった。というか、驚いた。それは周りの人達も同じらしく、こちらをチラチラ見てくる。
「…………とりあえず座って深呼吸ね?」
「え、えっと…………すぅ………はぁ……」
よかった。普通に深呼吸したな。これでひっひっふー。とか言ったら俺は三ヶ森さんでもぶん殴っていたかもしれない。
「落ち着いた?」
「は、はい………」
そして、周りの目に晒されていることに落ち着いて気付いたのか、また赤面する。
やべえ。妹最強。
「あ、あの……さっきの話……」
と、赤面に合わせて涙目上目遣いと合わせてきたか……お兄ちゃんのハートはボッコボコだぞっ!
「………ごめん。いも………三ヶ森さん。お兄………俺も、あんまり山口君のことについてはよく知らないんだ……」
危ねえ。可愛すぎてうっかり妹とか言いかけちまったぜ。
「そうですか………」
残念そうに俯く妹に俺は声もかけれなかった。
ちっ!俺が不甲斐ねえばかりに………くそっ!こんなことなら山口と幼馴染とかがよかった……
「山口って、山口遥?」
そんな時、声が入ってきた。そちらを向くと何処かで見た少女がいた。
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「おかえり」
ソファーに沈みながら、一応返事だけはそれとなく返しておく。
ドスドスと廊下を歩く音。それがこちらに寄ってくる。
そして、リビングの戸が開いたかと思えば、姉は俺の姿を確認してぱあっと笑顔になり、手を振って「はぁい?」と言った。
「なんだよ」
「………はぁい?」
また、同じことをしやがった。うぜえ。
今日はショッピングモール内をくまなく歩き回って、ただでさえ体力的に疲れているのに、それに追い打ちをかけられているように感じられて余計にムカつく。
俺はそんなうざい姉を放って二階のは自分の部屋に駆け上がり、ベットに飛び込むとそのまま眠りについた。
いつもなら学校に行くために早起きをしないといけないのだが、休みの日ってのは快適だ。寝放題だし……最高だぜっ!
明日も休みだ寝るぞー!と、二度寝に入ろうと思ったところで、ドスドスと足音と鼻歌が聞こえてくる。
いつも通り姉が化粧をしに俺の部屋に来たんだろう。
「はっるきー!おっきろー!!」
部屋に入って来て早々、そう言って俺の布団を剥がしやがった。
「………休みだし寝させてくれよ……」
布団で寝返りを打って姉の反対方向を向き目を閉じる。
「あー!二度寝」
そんな姉の声も届かないまま、俺はすぐにまた夢の中に落ちた。
*****
「………暑い。というか、まだ五月だぞ………」
うんざりしつつも、俺は起き上がり時計を確認するとまだ十時を少し回ったところだった。
とりあえず、風呂にでも入るか。
シャツが汗で濡れていて気持ち悪いしな………
今日は外、暑いんだろうな。誰がこんな日に出かけるんだろ。全く馬鹿らしい。
なんて思い、今日は家に引きこもって溜めておいた深夜アニメを片付けよう。と、シャワーで汗を流しながらそんなことを決心して、体についた水滴を拭っているところに電話がかかってきた。
なんだ?俺に用がある人間は姉か?なんて思いながら名前を見るなり驚いた。
三ヶ森さんだったのだ。
俺の着信履歴なんて大体姉さん。それもつい最近まで俺の連絡先を知ってる人間も姉さんと両親くらいしか無かったのに。……なんで?
訳もわからずにとりあえず電話に出る。
「………も、もしもし?」
「あ。風見さん。ですか?」
怯えたような三ヶ森さん特有のその声は、電話でも健在だった。
「うん。どうしたの?」
「あ、あの……少し相談があって………今から出てこれますか?」
これが姉だったら絶対に断っている柏木ですらいくかわからない。だが……
「あぁ!行ける!!」
自分でも驚くほどの即答だった。
そして、昨日のファミレスに集合ということになった。
俺は即座に身支度を整えて家から飛び出ると颯爽と自転車に乗り込み、十分そこらで到着し、ファミレス内に入る。
「いらっしゃいませー」
「先に人が来ていると思うんだが…」
「あ、あちらの方でしょうか?」
そう言って店員さんが差した方を見ると、三ヶ森さんが周りをキョロキョロと確認してから、ハムスターのようにちゅーちゅーとジュースをストローで吸って口に含んで頬を膨らましていた。
やべえ。なんだあの妹(神)は……
可愛すぎて涙出そう。
「お客様?あ、あの………」
店員さんが困ったような顔をしてこちらを見る。
「………あ、あぁ。はい。そうです。あ、あはは……」
そうして、俺は三ヶ森さんの座ってる場所に行く。
「こんにちは」
普通に挨拶をする。
「あっ!こ、こんにちはっ!」
声にびっくりしたのか、立ち上がって頭を下げる。俺はすっと席に座ってみるが、三ヶ森さんは立ったままだった。
「………座っていいよ」
「失礼します」
俺がそう促すと、申し訳なさそうにそう言って席に着いた。
「俺は面接官かっ!」
思わず突っ込んでしまう。
「……………」
そのツッコミから場に静寂が訪れる。やりにくいな………
「…えっと…もっと、緊張を解いていいんだよ?」
「は、はい……で、でも、二人きりですし…」
柏木よりは大きな、ってのは普通か。それなりの大きさの胸の前で指と指を当ててもじもじする。でも、ちょうどいいくらいだよなぁ。手に収まるくらいっていうか……
「あー。気にしない気にしないっ!」
自分にもいい聞かせるようにそう言って話を促す。
「えっと、山口君について話がしたいのですが……」
病的にまで肌白いその頬をぽおっと朱に染め、そう言葉にする。
「いいよ。わかった。………で、好きなの?」
確証はなかったし、おれの勘違いかもしれない。でも、多分、呼び出されたのは【なんで山口君のこと好きなのわかっちゃったの!?】みたいな理由だろう。
「………えっ!?」
予想通り過ぎるほどにわかりやすい……もうちょっと隠そうとか……いや、これはこれで可愛いのでありか。
「な、何言ってるんですかっ!!」
手で顔を隠しおどおどする。だから、それが気づかれた理由なんじゃ……なんてことは言えないな。
「いや……違うなら………」
苦笑混じりに否定してもいいんだよ。と、これまたわかりやすーくサインを出してみるが、彼女は言い訳するのを諦めたのか、小さく恥ずかしそうに頷いた。
「………やっぱり?」
「は、はい……」
「それで……?」
「あ、わ、私っ!!と、とりあえずジュース取ってきます」
躓きそうになりながらも、スタスタとドリンクバーに駆けていく。
俺もなんか頼まないとな。と思い、店員を呼んでピザを一枚とドリンクバーを頼んだ。
店員と入れ違いで三ヶ森さんが帰ってきた。
そして、またちゅーちゅーとストローで飲んで話を切り出すのかと思ったら、また飲み、取りに行く。みたいな流れが一時間くらい続いた。
こんなことを姉がしていたら多分俺はぶん殴っているだろう。でも、三ヶ森さんはいちいち行動が可愛らしいので、目の保養になる。いっそ俺の家にお持ち帰りしようかな。
「山口君のこと教えてくださいっ!!」
んなことを考えていた矢先、急なその発言についていけなかった。というか、驚いた。それは周りの人達も同じらしく、こちらをチラチラ見てくる。
「…………とりあえず座って深呼吸ね?」
「え、えっと…………すぅ………はぁ……」
よかった。普通に深呼吸したな。これでひっひっふー。とか言ったら俺は三ヶ森さんでもぶん殴っていたかもしれない。
「落ち着いた?」
「は、はい………」
そして、周りの目に晒されていることに落ち着いて気付いたのか、また赤面する。
やべえ。妹最強。
「あ、あの……さっきの話……」
と、赤面に合わせて涙目上目遣いと合わせてきたか……お兄ちゃんのハートはボッコボコだぞっ!
「………ごめん。いも………三ヶ森さん。お兄………俺も、あんまり山口君のことについてはよく知らないんだ……」
危ねえ。可愛すぎてうっかり妹とか言いかけちまったぜ。
「そうですか………」
残念そうに俯く妹に俺は声もかけれなかった。
ちっ!俺が不甲斐ねえばかりに………くそっ!こんなことなら山口と幼馴染とかがよかった……
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