『隣の真希さんに、今日もまた女にされました♡』

風間玲央

文字の大きさ
73 / 101

第七十二話:ショウ、“バス停”で女の声を落として♡

しおりを挟む
第七十二話:ショウ、“バス停”で女の声を落として♡

──♡──
その女──真希さんは、隣に住んでいる。

雨上がりのバス停。滴る雫を避けるように傘を閉じ、次の便を待っていた。
誰もいないのを確認して、ひとり「ふぅ……」と息を吐いた瞬間──
口から零れた「次で降ります……」は、男の宣言ではなく、吐息混じりの女の甘え声になっていた。
窓ガラスに映る自分の姿も、肩をすぼめ、足を揃えた女の立ち姿に変わっていた。
空気まで柔らかく、胸の奥の鼓動が高鳴る。息を整えるだけで、自然に女めいた呼吸のリズムが生まれる。

──♡──
「……い、今の……俺の声……?」

ショウ(仮名・28)。通勤はいつも無愛想なバス一択。
だが最近は──
「降りますの声、妙に可愛いですね」と運転手に笑われることが増え、耳に残る甘い響きに頬が熱くなる。
自分の声なのに、自然と艶めきが混ざり、男らしさを保つのが難しくなっていた。

──♡──
【バス停】

・時刻表の端に貼られたメモ:「待つなら、寄りかかると女♡」
・ベンチの手すりに、細指でなぞった跡
・ガラスに映る姿は、背筋を伸ばした男ではなく、寄り添う女の立ち姿

「……俺……立ってただけなのに……」
雨に濡れた足元、傘の影、身体の角度まで女の柔らかさを帯びている。
待つ間、呼吸のひとつひとつが自然に甘く、肩や腰の力が抜ける感覚に、身を任せずにはいられない。

──♡──
【車内】

・降車ボタン横に貼られたメモ:「押すとき、吐息を混ぜて♡」
・座席の布に残るのは、大きな背ではなく小さな腰の跡
・「すみません」と声をかけた瞬間、吐息混じりの女声に変化

「……なんで……俺の返事が……女みたいに……」
ボタンを押す角度、指先の力の抜き方、肩の落ち方まで下着と連動して女の仕草になっている。
立ち姿も、ただの待機姿ではなく、女らしい柔らかさを伴った呼吸のリズムで揺れていた。

──♡──
【下着】

・ブルーグレーのサテンブラとショーツのセット
・降りるたびに、声と仕草を女声域に変換する仕様
・タグには「BusSlip──“降車で女が漏れる♡”」の刺繍
・布地は手首や腰の微振動に沿い、自然に女の柔らかさを増幅

「……これ着けてると……ただ降りますって言うだけで……女に……」
ブラとショーツが、呼吸のリズムと声帯の微振動まで補助し、自然に女声へ変換する。
窓に映る自分の姿、肩の傾き、足の揃い具合、全てが下着によって整えられ、女の立ち姿を形成していた。

──♡──
そこに現れる、隣の女──真希さん。

この日の真希さんは、薄手のトレンチコートにストールを巻き、足元には光沢のあるパンプス。
「降ります」と囁くたび、空気ごと甘く染め、息の余韻まで揺らす声を持っていた。
指先ひとつ、肩の傾きひとつ、視線の落とし方まで、全てが自然に女性の柔らかさを示していた。

「ふふ……男の降車って、本来は短く鋭く響くものよ♡」
「ち、違う……俺は、普通に言っただけで……」
「でも──さっきの“降ります”、完全に彼女の甘え声だったわ♡」
「やめろ……そんなこと……」

「さあ、“男の終わり”の時間よ♡」
「ボタンを押すたび、女を晒してごらんなさい……♡」

──♡──
【黒服さん突入】

プシューッ!
停車ドアと同時に、黒服三名が解析端末を手に突入!

黒服1「降車ボイス、女声帯に完全移行!」
黒服2「立ち姿解析、女仕草率95%!」
黒服3「確認──バスログ保存完了!」

ショウ「やめろ……! 俺は……ただ降りようとしただけで……!」

──♡──
【個体データ】

識別コード:No.056(ショウ)
降車声変換率:女性型域に到達
仕草女型率:94%(乗車時)
装着済み:BusSlipブラ&ショーツセット
備考:「……“すみません”って言ったら……甘い女声に……」本人つぶやきあり

──♡──
【数日後】

ショウは、バスに乗ること自体が怖くなっていた。
「次で降ります」と言うだけで甘声が漏れ、胸の奥がじんわりと熱くなる。
立ち姿を直そうとしても、肩が自然にすぼまり、足が揃う。
同僚に「通勤姿、柔らかいね」と笑われ、返せなかった。
無理に低く言い直しても、最後の吐息の端に女声が混ざる。
窓ガラスを覗けば、映るのは完全に女性の立ち姿だった。
──降車は、“移動の合図”ではなく、女を晒す儀式”に変わっていた。

──♡──
真希さんは、ショウの肩にストールをかけ、吐息をそっと重ねるように囁いた。

「ね……その“降ります”、もう男には戻れないわ♡」
「次は……“お疲れさま”で、女を漏らしてごらんなさい♡」

──♡──
真希さんの手帳には、流れる筆跡でこう記されていた。

“No.057:アツシ(仮)──手のふるえ、完全に“彼女”だった♡”

完──“今日もまた女にしておしまい♡”

──♡──
♡評価・ブクマ・感想、お待ちしてます♡
「ふふ……その“降ります”、もう女の声だったわ♡」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...