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『第十七話・5 : 禁呪パティスリ──甘味の体系が世界を喰らう』
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「――それは、やめておいた方がいい。」
その声が響いた瞬間、空気の温度がひとつ下がった。
沈黙が、紙の埃ごと凍りつく。
振り返れば、カウンターの影から白髪の老人が姿を現していた。
煤けたローブに細身の体を包み、眼鏡の奥の瞳は曇った硝子のように光を弾いている。
「……ここは、本を売る店じゃないの?」
リリアは自然と本から手を離す。
老人はゆっくり首を振った。
「売るとも。ただし――“読める者”にな。」
「読める者……?」
「禁呪の符号は、ただの文字じゃない。
目に入れた瞬間、その者の中に……縫い込まれる。」
老人は口元をゆがめ、低く続けた。
「ん? おまえ……符号を“読む”んじゃなく、“組んでいる”な?
そんな真似、普通の魔導師にはできんぞ。
何百年かけても辿り着けぬ領域を、なぜ……」
(……そりゃあ、ゲーム時代に何万時間も“詠唱ログ”を解析したんだ。
寝落ちしても、起きれば画面に符号が浮いてるくらいには見続けてた。
……今じゃもう、頭の中に“禁呪の辞書”が丸ごとインストール済みってわけ。)
老人は静かに息を吐いた。
その吐息に混じって、灯火がかすかに揺れる。
「器は操るもの……だが、見誤るな。
真に強い器は、いつだって“中身を選ぶ”。」
その言葉を最後に、ふっと明かりが陰り、埃の粒子がふわりと宙に舞った。
同時に、近くの古書の頁が一枚、風もないのにひらりと揺れる。
そして次の瞬間にはもう、すべての光とともに――奥の暗闇へと溶けていった。
その瞬間――
本の奥で、何かが弾けた。
白い閃光が空気を裂き、棚の影が一瞬で裏返る。
紙の匂いと熱が混ざり、古書店全体が息を呑むように震えた。
鞄の中でワン太が動きを止め、ぴくりと耳を伏せる。
その一拍の沈黙が、まるで「危ない」と告げているようだった。
リリアの掌に吸いつくように、本は離れない。
表紙の革は汗ばんだ手に張り付くのではなく、
むしろ内側から、じわじわと吸い込んでくる。
「……っ!? 離れない!」
慌てて手を振り払おうとするが、
革表紙はまるで生き物のように指の節をなぞり、
冷たく湿った膜のような感触で、じわりと絡みついた。
ぬめりとも乾きともつかぬその質感が、皮膚の奥を這い上がる。
やがて、血管の流れに沿って――“符号”が内側へ染み込んでいく錯覚。
(クソ、まずい! こいつ、ページを俺に開かせようとしてる……!
……っていうかこれ、よくある“絶対開けちゃダメな本イベント”だろ!)
必死に抵抗するリリアの耳に、「ぱたん」という軽い音が響く。
隣の棚から一冊の本が滑るように床へ落ちた。
反射的に目を向ける――『スイーツ巡礼ガイド』。
表紙のチョコレートケーキの絵が、やけに艶めかしく光っていた。
セラフィーが絶叫する。
「見て! そのガイド本の地図の余白、同じ符号が刻まれてる!」
頁の隅に走る装飾模様が、リリアの手の中の古書と呼応するように淡く揺れた。
同時に、床に落ちた本が――勝手にページをめくり始める。
ざらり、と紙の擦れる音が静寂を裂く。
開かれた頁には、異国の街並み。
ショーウィンドウには、煌めくケーキのイラスト。
だがその余白に描かれた飴細工の線が、ゆっくりと――符号の羅列へと変貌していった。
(……やっぱりな。完全に“召喚陣”のパターンじゃん……! どう見てもヤバいやつだろこれ!)
セラフィーが叫ぶ。
「リリア! 目を逸らして! 見続けたら……!」
だが遅かった。
頭の奥で、“禁呪の辞書”が勝手に反応する。
符号の意味が次々と展開され、カスタードだのガナッシュだの苺ショートだの――
全部スイーツ用語が呪文構文に組み込まれていく。
(待て待て待て! 俺の脳内で“苺ショート詠唱”完成しかけてんだけど!?
これ発動したらケーキじゃなくて俺が焼かれる未来しかねぇ!!)
次の瞬間。
『スイーツ巡礼ガイド』と『ネクロコード』――二冊の本の符号が共鳴し、
空気がバチバチと裂ける音を立てた。
「……待って、これ……まさか……」
颯太の脳裏に、最悪の可能性が閃く。
(“甘味の体系”そのものが、禁呪の構文に組み込まれていた――ってオチか!?)
(つまり、世界そのものが──“糖衣”で封じられてたってことかよ……!)
本からほとばしる符号の光が、古書店の狭い空間を一瞬で埋め尽くした。
紙の山も、棚も、天井の梁さえも輪郭を失っていく。
(……いやマジで全部砂糖菓子みたいに砕け散ってんだけど!? 誰が片付けんだこれ!? 笑えねぇって!!)
「ちょっ……なに、これ……!」
セラフィーがリリアの腕を掴むが、その指先すら白砂糖に溶け込むように淡く透けていく。
(甘いのか焦げてんのか、匂いまで判別不能だぞ!? どっちだよ!!)
耳の奥では、雷鳴とミキサーの回転音が同時に鳴り響く。
視界はめくれ上がるように反転し、あらゆる色が白砂糖の奔流へと溶けていった。
(……まさか、転移呪文……!?
これ、完全に“デス・ケーキワールド”直行じゃねーか!!
ラスボスのおやつタイムに突撃とか聞いてねぇって!!
……やば、笑ってる。なんで俺、笑ってんだ……!?)
背筋を、ひやりとしたものが駆け抜けた。
音もなく、世界が――裏返る。
次の瞬間、焼き菓子のような甘い匂いだけが残った。
誰のものとも知れぬ笑い声が、砂糖の粒に紛れて消えていった。
その声が響いた瞬間、空気の温度がひとつ下がった。
沈黙が、紙の埃ごと凍りつく。
振り返れば、カウンターの影から白髪の老人が姿を現していた。
煤けたローブに細身の体を包み、眼鏡の奥の瞳は曇った硝子のように光を弾いている。
「……ここは、本を売る店じゃないの?」
リリアは自然と本から手を離す。
老人はゆっくり首を振った。
「売るとも。ただし――“読める者”にな。」
「読める者……?」
「禁呪の符号は、ただの文字じゃない。
目に入れた瞬間、その者の中に……縫い込まれる。」
老人は口元をゆがめ、低く続けた。
「ん? おまえ……符号を“読む”んじゃなく、“組んでいる”な?
そんな真似、普通の魔導師にはできんぞ。
何百年かけても辿り着けぬ領域を、なぜ……」
(……そりゃあ、ゲーム時代に何万時間も“詠唱ログ”を解析したんだ。
寝落ちしても、起きれば画面に符号が浮いてるくらいには見続けてた。
……今じゃもう、頭の中に“禁呪の辞書”が丸ごとインストール済みってわけ。)
老人は静かに息を吐いた。
その吐息に混じって、灯火がかすかに揺れる。
「器は操るもの……だが、見誤るな。
真に強い器は、いつだって“中身を選ぶ”。」
その言葉を最後に、ふっと明かりが陰り、埃の粒子がふわりと宙に舞った。
同時に、近くの古書の頁が一枚、風もないのにひらりと揺れる。
そして次の瞬間にはもう、すべての光とともに――奥の暗闇へと溶けていった。
その瞬間――
本の奥で、何かが弾けた。
白い閃光が空気を裂き、棚の影が一瞬で裏返る。
紙の匂いと熱が混ざり、古書店全体が息を呑むように震えた。
鞄の中でワン太が動きを止め、ぴくりと耳を伏せる。
その一拍の沈黙が、まるで「危ない」と告げているようだった。
リリアの掌に吸いつくように、本は離れない。
表紙の革は汗ばんだ手に張り付くのではなく、
むしろ内側から、じわじわと吸い込んでくる。
「……っ!? 離れない!」
慌てて手を振り払おうとするが、
革表紙はまるで生き物のように指の節をなぞり、
冷たく湿った膜のような感触で、じわりと絡みついた。
ぬめりとも乾きともつかぬその質感が、皮膚の奥を這い上がる。
やがて、血管の流れに沿って――“符号”が内側へ染み込んでいく錯覚。
(クソ、まずい! こいつ、ページを俺に開かせようとしてる……!
……っていうかこれ、よくある“絶対開けちゃダメな本イベント”だろ!)
必死に抵抗するリリアの耳に、「ぱたん」という軽い音が響く。
隣の棚から一冊の本が滑るように床へ落ちた。
反射的に目を向ける――『スイーツ巡礼ガイド』。
表紙のチョコレートケーキの絵が、やけに艶めかしく光っていた。
セラフィーが絶叫する。
「見て! そのガイド本の地図の余白、同じ符号が刻まれてる!」
頁の隅に走る装飾模様が、リリアの手の中の古書と呼応するように淡く揺れた。
同時に、床に落ちた本が――勝手にページをめくり始める。
ざらり、と紙の擦れる音が静寂を裂く。
開かれた頁には、異国の街並み。
ショーウィンドウには、煌めくケーキのイラスト。
だがその余白に描かれた飴細工の線が、ゆっくりと――符号の羅列へと変貌していった。
(……やっぱりな。完全に“召喚陣”のパターンじゃん……! どう見てもヤバいやつだろこれ!)
セラフィーが叫ぶ。
「リリア! 目を逸らして! 見続けたら……!」
だが遅かった。
頭の奥で、“禁呪の辞書”が勝手に反応する。
符号の意味が次々と展開され、カスタードだのガナッシュだの苺ショートだの――
全部スイーツ用語が呪文構文に組み込まれていく。
(待て待て待て! 俺の脳内で“苺ショート詠唱”完成しかけてんだけど!?
これ発動したらケーキじゃなくて俺が焼かれる未来しかねぇ!!)
次の瞬間。
『スイーツ巡礼ガイド』と『ネクロコード』――二冊の本の符号が共鳴し、
空気がバチバチと裂ける音を立てた。
「……待って、これ……まさか……」
颯太の脳裏に、最悪の可能性が閃く。
(“甘味の体系”そのものが、禁呪の構文に組み込まれていた――ってオチか!?)
(つまり、世界そのものが──“糖衣”で封じられてたってことかよ……!)
本からほとばしる符号の光が、古書店の狭い空間を一瞬で埋め尽くした。
紙の山も、棚も、天井の梁さえも輪郭を失っていく。
(……いやマジで全部砂糖菓子みたいに砕け散ってんだけど!? 誰が片付けんだこれ!? 笑えねぇって!!)
「ちょっ……なに、これ……!」
セラフィーがリリアの腕を掴むが、その指先すら白砂糖に溶け込むように淡く透けていく。
(甘いのか焦げてんのか、匂いまで判別不能だぞ!? どっちだよ!!)
耳の奥では、雷鳴とミキサーの回転音が同時に鳴り響く。
視界はめくれ上がるように反転し、あらゆる色が白砂糖の奔流へと溶けていった。
(……まさか、転移呪文……!?
これ、完全に“デス・ケーキワールド”直行じゃねーか!!
ラスボスのおやつタイムに突撃とか聞いてねぇって!!
……やば、笑ってる。なんで俺、笑ってんだ……!?)
背筋を、ひやりとしたものが駆け抜けた。
音もなく、世界が――裏返る。
次の瞬間、焼き菓子のような甘い匂いだけが残った。
誰のものとも知れぬ笑い声が、砂糖の粒に紛れて消えていった。
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