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『第二十七話・7 : スカイパレス──浮遊都市建設で炎上しました。』
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こうして、“軽く”修復したはずの屋敷は、
王都の空に浮かぶ──新生リリア・スカイパレスとして誕生した。
……のだが。
雲間から姿を現したその外観は、
どこからどう見ても“庶民のマイホーム”ではなかった。
巨大な魔力塔が中心にそびえ、
ガラスのように透き通る結界パネルが外壁を覆う。
黄金の魔導回路が夜空を走り、頂上には回転するルーンの輪──
六十階を優に超える高さの“天空塔”だった。
その姿は、まるで王都を見下ろすために造られた“新しい神殿”。
結界の層が夜風を切り、光が流体のように表面を滑り落ちる。
塔全体がわずかに軋み、“キィン……”という屈折音が夜気を裂いた。
塔の根元では、まだ魔力の余波が青白い波紋を描き、地を照らしている。
音も匂いも消え、ただ“呆然とする”という行為だけが許されていた。
(……おいおい。俺、“軽く”って言っただけなんだけどな……)
「……ちょ、なにこの形!? え、六本木ヒルズ!? いや、あべのハルカス!?」
セラフィーが呆れた声を漏らす。
ブッくんが羽をパタパタさせながら真顔で言った。
「……完全に高層複合施設やな。カフェと美術館入りそうや」
(ほんとだよ!!寝る場所だけでよかったのに──なんでタワマンが建つんだよ!!)
ブッくんが目を細める。
「……しかもテナント空き予定って書いてあるで。“スカイパレス・フロア募集中”て。」
(いや入居者募集すんな!! 俺、大家業するつもりねぇから!!)
「……まあ、確かに“軽く”修復されたわな。重力的にも、経済的にも」
(やかましいわ!! ……けど皮肉うまいなコイツ!! 感心してる場合じゃねぇけど)
セラフィーが、ゆっくりと顔を上げて言った。
「……あんた、またやったわね。」
(またって言うな!! 俺だって予想外なんだよ!!)
塔の外壁は煌びやかに光り、エントランスは魔法回転扉付き。
中には謎の噴水、
そしてなぜか最上階に「スカイパレス・ラウンジ」と刻まれた金属プレート。
(誰だよネーミング勝手に追加したやつ!! 俺そんなブランド展開してねぇよ!!)
それを見て、下町の人々が空を見上げてざわつき始めた。
「……なにあれ、勇者様ん家?」
「……税金で建てたんじゃねぇだろうな?」
「……復興中にタワー建つってどういう国情だよ。」
その瞬間、王都広場の掲示板に自動通知が走った。
《速報:勇者リリア、新拠点“スカイパレス”を建設。税金投入の疑惑浮上!?》
(やめてぇぇ!! そういう現実的な批判やめてぇぇ!! SNSで炎上しそうな空気やめてぇぇ!!)
その時、空気がわずかに軋んだ。
世界が息を呑み、光がねじれて輪郭が歪む。
そして、裂け目のような残光の中から、ネイルが姿を現した。
銀の鎧は一切の音を立てず、ただ光だけを反射している。
その瞳は感情の欠片すらなく、
まるで“神が造った監査官”そのものだった。
「リリア様、構造強度、確認完了しました。衝撃耐性、対ドラゴン級。防御結界、SSランク。
外壁には自動再生ルーンを組み込み済み。
魔力伝導効率は、百二十パーセントに到達しています。」
ブッくんが小声でつぶやいた。
「……ネイルぅ、それもう家やなくて“宗教本部”やで……」
一拍置いて、ネイルは更に淡々と続ける。
「なお、周辺五百メートル圏に“聖域フィールド”を自動展開済みです。
フィールド名:《リリア・スカイパレス・オーバードライブ》。
また、王都評議会からの苦情窓口は自動遮断しております。」
塔の外壁が閃光を返し、王都全域が金色に染まった。
その輝きの下で、民も貴族も、ただ同じ顔で空を見上げていた。
(いや待て!! なんで勝手に気付けばここ宮殿モードに入ってんだ!? 俺ただ家を直したかっただけなんだけど!!)
ブッくんが絶叫しながらバサバサ暴れる。
「もはや家ちゃう!国家機関や!!要塞や!!」
セラフィーが小声でぼそり。
「……次は宗教法人でも立ち上げる気かしら。」
(やめて! 妙にリアルなツッコミしないで!!)
(寝るだけだから!! 俺、戦争とかする気ないから!!)
セラフィーが呆れたように腕を組む。
「これ、周囲の民家、全部日陰になるわね。」
ブッくんが羽をばさばささせながら叫んだ。
「日照権で訴えられるぞぉぉぉ!!!」
(ほんとだよ!! “光の神姫”とか言われたけど、もう影の加害者だよ!!)
リリアは額を押さえ、ため息を一つついた。
黄金の塔の影が王都の街をゆっくりと覆っていく。
(……ほんと、“軽く”の二文字でどこまで行くんだろ、俺……)
風が止まり、雲の切れ間から差す夕陽が塔の縁を焼いた。
ワン太が横で小さくあくびをする。
夕陽の中、雲を裂く塔を背に、リリアは静かに呟いた。
「……次は、ちゃんと地面に建てよう。」
ワン太は尻尾を振り、ブッくんは肩でため息をついた。
空の彼方で、雷が一閃。
そして、塔の頂から流れ落ちる金光が夜を裂いた。
(……ああ、わかったよ。天も俺に期待してんだろ? “次もやらかすだろうな”ってさ。)
──そして物語は、またしても“空から始まる”のだった。
王都の空に浮かぶ──新生リリア・スカイパレスとして誕生した。
……のだが。
雲間から姿を現したその外観は、
どこからどう見ても“庶民のマイホーム”ではなかった。
巨大な魔力塔が中心にそびえ、
ガラスのように透き通る結界パネルが外壁を覆う。
黄金の魔導回路が夜空を走り、頂上には回転するルーンの輪──
六十階を優に超える高さの“天空塔”だった。
その姿は、まるで王都を見下ろすために造られた“新しい神殿”。
結界の層が夜風を切り、光が流体のように表面を滑り落ちる。
塔全体がわずかに軋み、“キィン……”という屈折音が夜気を裂いた。
塔の根元では、まだ魔力の余波が青白い波紋を描き、地を照らしている。
音も匂いも消え、ただ“呆然とする”という行為だけが許されていた。
(……おいおい。俺、“軽く”って言っただけなんだけどな……)
「……ちょ、なにこの形!? え、六本木ヒルズ!? いや、あべのハルカス!?」
セラフィーが呆れた声を漏らす。
ブッくんが羽をパタパタさせながら真顔で言った。
「……完全に高層複合施設やな。カフェと美術館入りそうや」
(ほんとだよ!!寝る場所だけでよかったのに──なんでタワマンが建つんだよ!!)
ブッくんが目を細める。
「……しかもテナント空き予定って書いてあるで。“スカイパレス・フロア募集中”て。」
(いや入居者募集すんな!! 俺、大家業するつもりねぇから!!)
「……まあ、確かに“軽く”修復されたわな。重力的にも、経済的にも」
(やかましいわ!! ……けど皮肉うまいなコイツ!! 感心してる場合じゃねぇけど)
セラフィーが、ゆっくりと顔を上げて言った。
「……あんた、またやったわね。」
(またって言うな!! 俺だって予想外なんだよ!!)
塔の外壁は煌びやかに光り、エントランスは魔法回転扉付き。
中には謎の噴水、
そしてなぜか最上階に「スカイパレス・ラウンジ」と刻まれた金属プレート。
(誰だよネーミング勝手に追加したやつ!! 俺そんなブランド展開してねぇよ!!)
それを見て、下町の人々が空を見上げてざわつき始めた。
「……なにあれ、勇者様ん家?」
「……税金で建てたんじゃねぇだろうな?」
「……復興中にタワー建つってどういう国情だよ。」
その瞬間、王都広場の掲示板に自動通知が走った。
《速報:勇者リリア、新拠点“スカイパレス”を建設。税金投入の疑惑浮上!?》
(やめてぇぇ!! そういう現実的な批判やめてぇぇ!! SNSで炎上しそうな空気やめてぇぇ!!)
その時、空気がわずかに軋んだ。
世界が息を呑み、光がねじれて輪郭が歪む。
そして、裂け目のような残光の中から、ネイルが姿を現した。
銀の鎧は一切の音を立てず、ただ光だけを反射している。
その瞳は感情の欠片すらなく、
まるで“神が造った監査官”そのものだった。
「リリア様、構造強度、確認完了しました。衝撃耐性、対ドラゴン級。防御結界、SSランク。
外壁には自動再生ルーンを組み込み済み。
魔力伝導効率は、百二十パーセントに到達しています。」
ブッくんが小声でつぶやいた。
「……ネイルぅ、それもう家やなくて“宗教本部”やで……」
一拍置いて、ネイルは更に淡々と続ける。
「なお、周辺五百メートル圏に“聖域フィールド”を自動展開済みです。
フィールド名:《リリア・スカイパレス・オーバードライブ》。
また、王都評議会からの苦情窓口は自動遮断しております。」
塔の外壁が閃光を返し、王都全域が金色に染まった。
その輝きの下で、民も貴族も、ただ同じ顔で空を見上げていた。
(いや待て!! なんで勝手に気付けばここ宮殿モードに入ってんだ!? 俺ただ家を直したかっただけなんだけど!!)
ブッくんが絶叫しながらバサバサ暴れる。
「もはや家ちゃう!国家機関や!!要塞や!!」
セラフィーが小声でぼそり。
「……次は宗教法人でも立ち上げる気かしら。」
(やめて! 妙にリアルなツッコミしないで!!)
(寝るだけだから!! 俺、戦争とかする気ないから!!)
セラフィーが呆れたように腕を組む。
「これ、周囲の民家、全部日陰になるわね。」
ブッくんが羽をばさばささせながら叫んだ。
「日照権で訴えられるぞぉぉぉ!!!」
(ほんとだよ!! “光の神姫”とか言われたけど、もう影の加害者だよ!!)
リリアは額を押さえ、ため息を一つついた。
黄金の塔の影が王都の街をゆっくりと覆っていく。
(……ほんと、“軽く”の二文字でどこまで行くんだろ、俺……)
風が止まり、雲の切れ間から差す夕陽が塔の縁を焼いた。
ワン太が横で小さくあくびをする。
夕陽の中、雲を裂く塔を背に、リリアは静かに呟いた。
「……次は、ちゃんと地面に建てよう。」
ワン太は尻尾を振り、ブッくんは肩でため息をついた。
空の彼方で、雷が一閃。
そして、塔の頂から流れ落ちる金光が夜を裂いた。
(……ああ、わかったよ。天も俺に期待してんだろ? “次もやらかすだろうな”ってさ。)
──そして物語は、またしても“空から始まる”のだった。
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