117 / 161
『第二十一話 • 5 : 勇者、国家級ザッハを前に理性と食欲が決裂する』
しおりを挟む
その刹那──
──バキィィィィン!!
封印の扉が悲鳴を上げ、結晶の侵食に耐えきれず崩れ落ちた。
砕け散った鉄片と光の破片は、吹雪のように廊下へ乱れ飛び、
空気そのものが震え、弾け、流れを失った。
「きゃ──っ!」
セラフィーがマントを翻し、ブッくんがばたばたと頁を振り乱す。
爆風に煽られ、小さな布の影が宙を回転した。
「わっ……!」
リリアは咄嗟に腕を伸ばし、飛んできたワン太を抱きとめる。
(……やば……! 抱き心地モフモフ……いや違う今は集中しろ俺……!)
甘気の奔流が廊下を白く塗りつぶす。
視界も音もすべて溶け、世界が“甘い無音”に包まれた。
──その白が、ふっと晴れた瞬間。
世界は、まるで息をのみこんだように“止まっていた”。
床も壁も、乱れていた気流さえも、
さっきまでの混乱を忘れたように静止している。
その静止した時の中心。
そこにあったのは──
ただの菓子ではない。
《聖なるザッハトルテ》。
黒曜石の艶は光を呑み、影を孕み、
それでいて周囲の視線を強制的に吸い寄せる“甘美の重力”だった。
圧倒的で、神殿の祭壇のように荘厳で。
その場に立つだけで、膝が折れそうになるほど“格”がある。
それはもうケーキではなく──
この城の心臓であり、国家の最後の祈りそのものだった。
(……やばい。見てるだけで胃が震える……これ絶対うまい。)
その前に立ちはだかるのは、透き通る結晶の犬──いや、砂糖細工の聖獣。
カラメル色に光る牙が、床石を噛み砕くたび、甘い火花が散る。
一歩ごとに、空気の密度が上がる。
聖なるザッハトルテを前にしたその姿は、もはや“守護者”ではなく──
捕食者。
空気がひとつ、固く震えた。
「ひ、ひえぇぇぇぇっ!?
なんで犬が国宝ケーキに噛みつきに行っとんねん!!
散歩中の拾い食いやないんやぞコレぇぇ!!
ザッハトルテを“犬用ジャーキー”扱いすなやぁぁ!!」
張りつめた空気のど真ん中で、ブッくんだけが盛大に裏返り、緊張という緊張を、文字ごと粉々に吹っ飛ばした。
リリアの喉がごくりと鳴る。
(……おい待て。
守護者が“ケーキハンター”にジョブチェンジってどういう事態だよ。
国家存亡が犬の食欲で左右される世界線やめろ!!)
「……リリア」
セラフィーが横目で問いかける。
「聖獣オルフェスを止めなければ……! ザッハを食べられた瞬間、この国は──」
――床石を砕く音は、すでに“破滅のカウントダウン”だった。
「──させない!!」
リリアが地を蹴った瞬間、空気が一段階重く沈む。
甘気が凝固し、**“見えない圧の壁”**となって押し返してきた。
(……来る。これは“甘味障壁”──甘さそのものが空気を固めるタイプ……!)
「リリア、前! 甘気の濃度が急上昇してるわ!」
セラフィーが剣を構え直す。
「任せてッ!」
魔力を脚に込め、リリアは圧の層へ一直線に踏み込む。
レーヴァテイン・ゼロが光の爪痕を走らせ、
甘気の膜に“通り道の起点”となる細い切れ目を刻んだ。
「わ、ワイもやったるでぇぇ!!」
ブッくんが涙目で呪文を解き放つ。
「焦げよ! 滅びよ! 呪糖黒焔《カースド・ブラウンフレイム》ぇぇ!!」
黒炎が切れ目へ流れ込み──
──じゅぅぅ……!
焦げ甘い香りが爆ぜ、
リリアの刻んだルートは一気に焼き広がり、まるで“突破の線”のように道が開いた。
「今だセラフィー! 一気に抜けるよ!!」
三人の力がひとつに重なる。
光、炎、祈り──その衝突は轟音となり、
聖獣の前に立ちはだかっていた“甘気の防壁”が、音を立てて粉々に砕け散った。
だが──
その破砕音が響き切るより早く、聖獣はすでに踏み込んでいた。
巨大な結晶の脚が石床を抉り、
カラメル色の牙が“あと数歩”で聖なるケーキへ届く。
空気が、甘い絶叫のように軋んだ。
その瞬間、リリアの中で ぷつん、と何かが切れた。
(……ケーキを守る? 犬を止める? そんな高尚な話じゃねぇ!
もっと単純なんだよ……!)
足元で砂糖の霧が、月光の欠片みたいにひらりと舞う。
胸の奥で――甘味への執念というより、もっと原始的な“飢え”がぱちりと火を噛んだ。
(……あの艶……あれ反則だろ。
あんなん見せられて我慢できるやつ、聖人か味覚障害だぞ!?)
(……あれを犬に横取りされるとか、絶対に許せない。
味覚とか理念とか以前に、魂が拒否する。)
「お菓子は“美味しく食べられて”こそ本望。
なら──わたしが食べて守る。
甘味を受け入れるこの身こそが、誰にも破れない結界よ。」
(……いや待て。
セリフだけ聞いたら“神聖な守護者”っぽいけど、
中身どう考えても“勇者の皮かぶった食い意地モンスター”だよな俺!?
理屈で飾ってるけど、絶対ただ食べたいだけだろこれ!!)
セラフィーの瞳が、驚きと呆れを通り越し──
わずかに、祈るような光を帯びた。
(……そう。
こういう時のリリアがいちばん強い……)
リリアは迷いなく踏み出す。
甘気が揺れ、世界が一瞬だけリリアの呼吸と重なった。
もう、誰にも止められなかった。
甘気の奥で、世界のどこかの“甘い運命の歯車”が、
かすかに──カチリ、と音を立てた。
──バキィィィィン!!
封印の扉が悲鳴を上げ、結晶の侵食に耐えきれず崩れ落ちた。
砕け散った鉄片と光の破片は、吹雪のように廊下へ乱れ飛び、
空気そのものが震え、弾け、流れを失った。
「きゃ──っ!」
セラフィーがマントを翻し、ブッくんがばたばたと頁を振り乱す。
爆風に煽られ、小さな布の影が宙を回転した。
「わっ……!」
リリアは咄嗟に腕を伸ばし、飛んできたワン太を抱きとめる。
(……やば……! 抱き心地モフモフ……いや違う今は集中しろ俺……!)
甘気の奔流が廊下を白く塗りつぶす。
視界も音もすべて溶け、世界が“甘い無音”に包まれた。
──その白が、ふっと晴れた瞬間。
世界は、まるで息をのみこんだように“止まっていた”。
床も壁も、乱れていた気流さえも、
さっきまでの混乱を忘れたように静止している。
その静止した時の中心。
そこにあったのは──
ただの菓子ではない。
《聖なるザッハトルテ》。
黒曜石の艶は光を呑み、影を孕み、
それでいて周囲の視線を強制的に吸い寄せる“甘美の重力”だった。
圧倒的で、神殿の祭壇のように荘厳で。
その場に立つだけで、膝が折れそうになるほど“格”がある。
それはもうケーキではなく──
この城の心臓であり、国家の最後の祈りそのものだった。
(……やばい。見てるだけで胃が震える……これ絶対うまい。)
その前に立ちはだかるのは、透き通る結晶の犬──いや、砂糖細工の聖獣。
カラメル色に光る牙が、床石を噛み砕くたび、甘い火花が散る。
一歩ごとに、空気の密度が上がる。
聖なるザッハトルテを前にしたその姿は、もはや“守護者”ではなく──
捕食者。
空気がひとつ、固く震えた。
「ひ、ひえぇぇぇぇっ!?
なんで犬が国宝ケーキに噛みつきに行っとんねん!!
散歩中の拾い食いやないんやぞコレぇぇ!!
ザッハトルテを“犬用ジャーキー”扱いすなやぁぁ!!」
張りつめた空気のど真ん中で、ブッくんだけが盛大に裏返り、緊張という緊張を、文字ごと粉々に吹っ飛ばした。
リリアの喉がごくりと鳴る。
(……おい待て。
守護者が“ケーキハンター”にジョブチェンジってどういう事態だよ。
国家存亡が犬の食欲で左右される世界線やめろ!!)
「……リリア」
セラフィーが横目で問いかける。
「聖獣オルフェスを止めなければ……! ザッハを食べられた瞬間、この国は──」
――床石を砕く音は、すでに“破滅のカウントダウン”だった。
「──させない!!」
リリアが地を蹴った瞬間、空気が一段階重く沈む。
甘気が凝固し、**“見えない圧の壁”**となって押し返してきた。
(……来る。これは“甘味障壁”──甘さそのものが空気を固めるタイプ……!)
「リリア、前! 甘気の濃度が急上昇してるわ!」
セラフィーが剣を構え直す。
「任せてッ!」
魔力を脚に込め、リリアは圧の層へ一直線に踏み込む。
レーヴァテイン・ゼロが光の爪痕を走らせ、
甘気の膜に“通り道の起点”となる細い切れ目を刻んだ。
「わ、ワイもやったるでぇぇ!!」
ブッくんが涙目で呪文を解き放つ。
「焦げよ! 滅びよ! 呪糖黒焔《カースド・ブラウンフレイム》ぇぇ!!」
黒炎が切れ目へ流れ込み──
──じゅぅぅ……!
焦げ甘い香りが爆ぜ、
リリアの刻んだルートは一気に焼き広がり、まるで“突破の線”のように道が開いた。
「今だセラフィー! 一気に抜けるよ!!」
三人の力がひとつに重なる。
光、炎、祈り──その衝突は轟音となり、
聖獣の前に立ちはだかっていた“甘気の防壁”が、音を立てて粉々に砕け散った。
だが──
その破砕音が響き切るより早く、聖獣はすでに踏み込んでいた。
巨大な結晶の脚が石床を抉り、
カラメル色の牙が“あと数歩”で聖なるケーキへ届く。
空気が、甘い絶叫のように軋んだ。
その瞬間、リリアの中で ぷつん、と何かが切れた。
(……ケーキを守る? 犬を止める? そんな高尚な話じゃねぇ!
もっと単純なんだよ……!)
足元で砂糖の霧が、月光の欠片みたいにひらりと舞う。
胸の奥で――甘味への執念というより、もっと原始的な“飢え”がぱちりと火を噛んだ。
(……あの艶……あれ反則だろ。
あんなん見せられて我慢できるやつ、聖人か味覚障害だぞ!?)
(……あれを犬に横取りされるとか、絶対に許せない。
味覚とか理念とか以前に、魂が拒否する。)
「お菓子は“美味しく食べられて”こそ本望。
なら──わたしが食べて守る。
甘味を受け入れるこの身こそが、誰にも破れない結界よ。」
(……いや待て。
セリフだけ聞いたら“神聖な守護者”っぽいけど、
中身どう考えても“勇者の皮かぶった食い意地モンスター”だよな俺!?
理屈で飾ってるけど、絶対ただ食べたいだけだろこれ!!)
セラフィーの瞳が、驚きと呆れを通り越し──
わずかに、祈るような光を帯びた。
(……そう。
こういう時のリリアがいちばん強い……)
リリアは迷いなく踏み出す。
甘気が揺れ、世界が一瞬だけリリアの呼吸と重なった。
もう、誰にも止められなかった。
甘気の奥で、世界のどこかの“甘い運命の歯車”が、
かすかに──カチリ、と音を立てた。
0
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
最強なのに自分だけ気づかない 無自覚チートの異世界ハーレムライフ
eringi
ファンタジー
俺、普通の冒険者なんですけど? ……え、魔王軍全滅させちゃいました?
平凡な大学生・田中太郎は異世界に転生し、冒険者として平和に暮らしていた。しかし本人は気づいていない。神様のバグで付与された「世界法則改変」のチート能力に。魔物は触れただけで消滅し、魔法は唱えず発動し、剣は振らぬまま敵を斬る。そんな「普通の冒険者」に、天才剣士、元皇女、獣人族の巫女、天才魔導士がなぜかぞろぞろと寄ってくる。貴族たちは彼を見下すが、その度に「偶然」痛い目を見る。そして魔王軍が襲来した時、太郎はついにつぶやく。「あー面倒くさいな。みんな帰ればいいのに」。無自覚最強のハーレムコメディ、開幕!
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜
キノア9g
ファンタジー
「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」
20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。
一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!地道に生き抜くぼっちーの冒険を、どうぞご覧ください。
毎日19時更新予定。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる