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猫の習性
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飼い猫が主人の前に自分が狩ったネズミや雀などを持ってくる事がある。
これを通称「猫のおみやげ」と呼ぶ。
朝起きたら目の前にトカゲの死体があった。
その「おみやげ」の後ろには誇らしげな顔をした我が飼い猫の姿。
褒めてもらいたいのだろうか?
それとも、最近自分が仕事の疲れで元気が無いから慰めようとでもしているのだろうか?
猫には悪気はないのだろうが朝からトカゲの死体を片付けなくてはならなくなり余計に憂鬱な気分になった。
翌朝、今度はネズミの死体が置いてあった。
大きくため息をついてから猫の頭を両手で掴んで、自分が何故元気が無いのか、職場の上司がどれだけどうしようもない人間の屑でそいつのせいで毎日どれだけつらい思いをしているかを言って聞かせた。
更に翌朝、今度はクソ上司の頭が置いてあった。
猫が「おみやげ」を持ってくる理由としては、主人の事を自分で狩りの出来ない子供だと思って狩りの見本を見せるためにしているという説もある。
これを通称「猫のおみやげ」と呼ぶ。
朝起きたら目の前にトカゲの死体があった。
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