悪役令息な兄に転生しました。

オッドアイ

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6話

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 まず手始めに豚子爵の元に行こう。
 豚子爵はこの国の子爵のうちの一つである。歴史はしそこそこに古い。現在本筋の血筋は中年をそろそろ過ぎようかと言う男一人しかいない。まだ若い頃に妻にと同じ年頃の可憐な少女をもらい受けていたが、数年後には離婚。少女は新しい夫の元で幸せに暮らしているらしい。

 男の方は少女に興味がなかったのか、最初から最後までそっけない態度であったようである。そんなどこかかけたような人間であったが、彼にも熱中するものがあった。

 それはまだ声変わりもしない、幼気な少年を愛でることである。そう、少年愛者である。
 最初はそばにいるだけで、一緒に遊ぶだけで満足していた。しかし、次第にそれだけでは満足いかなくなってしまう。少しずつ少年との距離が近くなる。少しずつ触れる回数、密度が増していく。性欲が抑えられなくなってしまう。

 今では奴隷商から少年を買い上げ、自分の好みの少年がいない時には見つけ出させ、誘拐してきてもいいから連れてこいと命令する。そして、家で大切に愛し、成長すると捨ててしまうのだ。
 彼の少年の愛し方は重く痛い。まだ性にも目覚めていない少年に快感を教え込み、後ろの穴で男の性器を収められるように拡張される。セックスをするためだけに体を作り変えられるのだ。ようやく受け入れられるようになっても、その扱いは残酷である。
 少年の肌理の細かい肌を楽しむために歯を立て皮膚を食い破る。しなやかな体を楽しむために関節を限界まで広げ、脱臼や骨折させてしまう。くるくると煌めく表情を楽しむために様々な薬を使い廃人にさせてしまう。

 噂は広がるところまで広がっている。少年達を養うために、自分の欲を満たすためには資金が必要である。それでも自分はこの甘く爛れた生活を崩したくない。その資金調達のために夜な夜な仮面舞踏会が行われている。そこでは少年愛者と表立って言えない高貴な御仁が、世の憂いから離れるための幻夜となっている。
 豚子爵が調教している少年達は壊れる寸前が最も美しい。その美しさを味わうために、さながら男娼のようなことをさせられているのである。少年達にはきっと誰が自分を組み敷いているかも判断が付いていないだろう。それはある意味では幸福なのかもしれない。
 しかし本来であれば健やかな生が待っていたはずの少年達である。これからの未来に夢を追いかけていたはずである。
 それが豚子爵一人のために、何人もの少年達の人生が歪められていいはずがない。

 物語では背の小さいカインが豚子爵に見初められ、誘拐されてしまう。そこでこの国の闇の一端を覗くことになる。 
  手始めに豚子爵に快感が拾いやすくなるようにと媚薬の成分の入った香油を使い全身を弄り、些細な反応を見つけては執拗に嬲り、快感を拾う場所として開発していく。
 もう香油なしでも快感を拾うことに慣れてくればいよいよ後穴の開発である。

「もうこんなことよせよ!ここにいる子達は殆どが生気のない死んだ目をしている!こんな酷いことをして平気なのか?!」

 カインが激昂し体を拘束されながら、快感に抗い豚子爵に詰問する。

「平気も何も、ここでの生活にみんな満足して幸せそうにしているではないか。お前も体が素直になり始めて気持ちいいのが我慢できなくなってきたんだろう?自分で前を触って、精子を思い切り飛ばしたいんだろう?素直に私に懇願してやればいい。」

 カインは確かに快感に負けて自慰をしたいと思っていた。それを豚子爵に言い当てられ、羞恥でかっと頭に血が上る。

「ふざけるな!例え身が捩れるほど苦しくなろうとお前になんか懇願などするものか!」

「ほっほっほっ。やはり少年は元気なのが一番だ。とても愛くるしい。」

 豚子爵の言うセリフは一見慈愛にみちているように見えるが、その表情はドロドロと濁った欲で歪んでいる。

「では元気なカインくんには早速頑張ってもらおうか。私は素直な少年も愛しているのだ。元気に反抗してきた少年が気持ちよさに負けて懇願する姿に欲情してしまうのだ。早くその姿を見せてもらうために、君には身が捩れるほどの快感を与えてあげよう。
………まずは前を使わずに後ろだけで達することができるように頑張ってみようか。」

 豚子爵のねっとりと絡みつくような視線と声に全身が鳥肌を立てた。それでも弱気な所を見せないように強気に睨みつける目だけは緩めることはなかった。

ーーーーーーーーーー

 だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
 物語の中のカインはなんていじらしいんだ!
 そして豚子爵ぅ!うちのカインになんて不埒なことをしてくれてんだぁ!

 この話には裏があり、豚子爵にカインが見初められたのはあの悪役の兄の存在がある。
 カインの存在を煩わしく感じた兄のニヴェンは豚子爵にコンタクトを取り、お金と引き換えにカインの存在を教えた。カインの活発な愛くるしさは豚子爵の好みど真ん中で、年齢がいっているがそれでもまだまだ成長発達途中である絶妙の均衡の最中にいる。他の子は年相応の精神発達であるがカインは身長は小さいこと同じくらいなのに精神は発達しているため、そのアンバランスさが新鮮に映った様子である。
 変態に見初められたカインは結局何しても変態には愛くるしく映ってしまう様子であった。

 物語の悪役ニヴェン!いや、僕!なんて酷いことをしてくれたんだ!
 あんな変態に清らかなカインを投げ渡すなんて正気の沙汰ではない!
 でもリアルでは悪役ニヴェンは僕だもんね!
 そして身長は物語と逆。と言うことはだ、もうカインは豚子爵の好みの範疇から抜け出していると言うことである。
 このリアルでも豚子爵は物語と同じ悪どい変態を謳歌している。ここ最近は欲望の制御ができないのか連れされる子供の数が増加していると衛兵の詰所の近くで立ち聞きした。
 マジで許すまじ、豚子爵!少年達の敵め!
 その肥え太った贅肉ボディをミンチに変えてやる!

 これからやることは簡単だ。豚子爵に近づき、物語でのカインと豚子爵のやり取りを僕とするだけだ。
 僕ぐらいの容姿であれば多分豚子爵の趣向の範囲内であるはず。カインは大きく立派に育っちゃったからもうこの役目は出来ないし、代わりにできる可能性のある僕がやったって問題はないよね!
 せっかく先ほどの暗殺騒ぎで黒幕への手掛かりを手に入れているのに、ここでストーリーが滞ってしまったらその手掛かりも無駄になってしまう。この豚子爵が次の手掛かりに繋がるキーパーソンなのである。

 さて、カインは僕が残した跡を追ってこれるかな?主人公なら主人公らしく、最高のタイミングでまた姿を現してほしいものである。
 僕がちゃんと主人公をこなせるように育ててきたからなんら心配はないけどね!

 さて、かっこつけて出てきたはいいもののどうやったら自然を装い豚子爵に近づくことができるかな。
 うん、浮浪児のフリして庇護を求める設定でいってみようか。変態からしたら飛んで火に入る夏の虫だしな。今回だと飛んで変態に入る夏の少年か?




++++++++++





 はい、簡単に豚子爵の元に辿り着けてしまいました。
 浮浪児っぽくボロボロの服を着て、髪や肌は土を塗して土埃っぽく。自分から庇護を強請ることに少し恥ずかしさを覚えている風を装い、モジモジとして………
 うん、もう22歳には見えないな。元から肋骨が少し浮き出ているぐらい細身なのが幸いした。
 イエス、清貧!ノー、変態豚!

 相手の懐に潜り込んだら後は簡単だ。
 豚子爵に順従になっているフリをして証拠に繋がる手掛かりをわかりやすく小細工してっと。

 夜と言わず、昼と言わず、豚子爵は目が覚めたら僕を呼びつけるようになった。どうやら嬉しくないことに変態のお気に入りになってしまったようである。
 まぁそれは百歩譲っていいとしよう。自分で言うのは何だが、この22年伊達に外面のネコをかぶってきたわけじゃない。こんな変態に目がイっている豚に僕の鍛え上げたネコが剥がせるはずはない!幼気な美少年を演じることに抵抗はない!あの目が腐っている変態が僕の演技に騙されてしまうのはしょうがないとしよう。
 問題は手掛かりの炙り出しだ。まだまだ叩いてホコリを出したい場所はいっぱいあるのだ。後は紳士淑女の仮面を被った腐った大人達による乱交パーティーだ。ここに次の手掛かりに繋がるキーパーソンが現れる予定なのである。
 しかしこの豚、僕のことがお気に入りすぎて僕が来てからパーティーを開かない。一度焦れて豚子爵にパーティーはしないのかと聞いたことがある。

「ねぇ、ご主人様。次のパーティーはいつするの?」

「うん?誰から聞いたんだい、そんな話。」

「ここに来る前だよ。前からご主人様は素晴らしいパーティーをよく開いていると聞いてたの。パーティーではいつもよりも豪華で美味しいお食事とジュースが出るんでしょう?ステキなお洋服を着て、他の子とも楽しく遊べるんでしょう?いろんな人もいっぱいパーティーに来てて、優しくしてもらえるんでしょう?僕、いっぱい遊んで、いっぱい美味しいものを食べたいなぁ?」

 無邪気を装い、パーティーの内容を子供らしくぼかして伝える。まだ見たことのない世界を夢見ているように瞳を煌めかせながら、豚子爵に縋りつけばコロリと上機嫌に自慢げにパーティーのことを教えてくれる。

「ここに来る前に知っていたのならしょうがないか。
 そうだよ、パーティーには珍しいオモチャもいっぱいあって楽しいものだよ。パーティーに参加してくれる人からはプレゼントもあるし、いろんな人といつもとは違うことをして遊んで楽しむんだ。」

 おいおい、オモチャってそれは子供じゃなくって大人が夜に楽しむためのオモチャじゃないのか?
 ダメだ、これ以上突っ込んで考えると顔が引きつってしまいそうになる。

「うわぁー!楽しそう!いいなぁ。僕まだパーティーって見たことないから、やってみたいなぁ?ねぇご主人様、次はいつするの?」

「そうだなぁ、正直パーティーはしばらくお休みしようかと思っていたんだが、そんなにパーティーがしたいのか?」

「うん!僕、すっごく楽しみにしてたんだぁ!」

「ふむ、それじゃぁまた今度考えてみるかな」

「ご主人様、本当?!やったぁー、僕とっても嬉しい!ありがとう、大好き、ご主人様!」

 よしっ!計画通り!ここは大盤振る舞いでハグ+大好きで嬉しさをアピールする。

「しかし、パーティーはもう少し君がここに慣れてからだからな。パーティーではパーティーでの作法があるんだ。パーティーに参加するならその作法を覚えてからだからな。」

 この豚、持ち上げて落としやがった。さっきの大盤振る舞い、返しやがれ。

「作法って難しい?僕にもできるかな?」

 不安がって下から伺うように豚子爵をちょっとだけ見る。角度的には潤んだ瞳での上目遣いだ。

「なに、難しいことはないよ。慣れるまで時間がかかるかもしれないが、君には素質を感じる。きっとできるようになるよ。楽しいパーティーに参加したいんだろう?」

 ニヤリとニヴェンの体を舐め回すように見て、こちらのやる気を奮起させるようなことを言う。

 きっと作法というのは豚子爵のお人形調教計画のことだな。素質っていうのはアッチの素質のことか?本当に考えることは下品でしかない。

「君が早くパーティーをしたいのなら今日からでも作法の手ほどきをじっくりとしてあげるが、どうする?」

 これにはイエスと答える以外、道を見つけることはできなかった。





+++++++++++





 その出来事が半月前。この豚子爵の元に身を寄せてからは一月の三分の二は過ごしたことになる。
 作法の手ほどきというのはやっぱりアッチの手ほどきであった。
 少しシチュエーションは違うが物語の中でカインがされていたこととあまり大差は無いように思う。
 それよりもこの豚子爵が手ほどきという名の不埒な行為をする度に、豚がニヴェンの体にハマっていくのが分かる。
 今ではニヴェンを視界に収めるだけで、汚らわしい場所が膨隆しているのが傍目からわかってしまう。呼吸も荒く、臭い息を撒き散らしながら、血走った目でこちらを見てくるのである。パブロフの犬以上の反射神経だ。
 もう生理的嫌悪の域である。

 もう嫌悪の塊である手ほどきを受けて半月になるのにまだパーティーを開こうとしない豚子爵。
 ここまでニヴェンの体にハマれば他人と共有したく無いと思ってしまうのもしょうがない話である。
 豚子爵は幼気なニヴェンに、まだ慣れていない。作法はまだまだ続きあるのだ。全てできるようになるまではパーティーも開けないし、そこに参加させることもできないと、ニヴェンのお願いを無視していく。
 ニヴェンもそろそろパーティーを開いてくれないと身の危険を感じ始めている。確かに作法が後ろを使ったセックスならばまだまだ続きはあるだろう。
 でもさすがに前世が女性でセックスの経験があっても後ろを使ってのアブノーマルなものはしたことはない。調教中の今ですら、したいとも思えなかった。
 豚子爵はニヴェンを美味しく調理するまでは挿入はしないらしい。しかし豚の性欲もそろそろ限界に近いようである。ニヴェンの後ろの穴もだいぶほぐれてきており、快感も上手に拾えるようになってきている。もう少しで後ろで達することをマスターしそうな域にいる。
 これはいよいよ、後ろだけで達してしまえばニヴェンの処女はこの豚に散らされてしまうだろう。

 仮にニヴェンが快感に負けて後ろだけで達することができ、豚子爵に純潔を散らされ、いいように扱われるとしよう。豚子爵と体の関係を持ったとしても、さらにニヴェンにハマり、どんどんドツボにハマり、もうパーティーの話なんて忘れ去られてしまうに違いない。

 今世では女ではなく、男であるから処女がどうのというのはおかしいのだろう。女の子みたいにお嫁に嫁ぐわけではないから処女に拘る必要性がないことも知っている。
 それでも、こんな豚に散らされてしまうぐらいなら、そこらへんのオモチャに散らされた方がマシだと感じていた。
 ここからは豚子爵とニヴェンとの我慢比べになるだろう。
 堕落した性活を送ってきた豚と違い、昔から我慢比べには少し自信がある。この勝負、ニヴェンの純潔を守るためにも勝ちをもぎ取らねば。







 
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