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第36話 居場所
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「……む。私の居場所が、ない」
ビトラそんなことを言い出したのは、翌日の食卓でのことだった。
「いきなりどうしたんだ。居場所ならあるだろ」
俺は隣の部屋を指し示す。
彼女は今、パレルモの部屋に居候中だ。
簡易的にだが、寝床だってこしらえてある。
というか、その寝床は彼女の魔術で作り出したものだ。
伸縮性のある蔦で編み上げたハンモックで、とても寝心地がよさそうだ。
いったい、何が不満なのか。
「む。そういうことではない。この遺跡の中には、私という存在が収まる場所がない」
と、ビトラが言う。
なんだか、イマイチ要領を得ないな。
もしかして昨日のことをまだ引きずってるのか?
ちゃんと説明したと思ったんだが……
「昨日も言ったが、ビトラはいつまでもここに居ていいんだぞ」
「ライノとパレルモには感謝している。魔王の巫女として役立たずになってしまった私を暖かく迎え入れてくれた。でも、それでは私という存在が、ここに居るだけ。存在意義がない」
なるほど、分かってきた。
つまり、ビトラは俺たちの役に立ちたいんだな。
というか、ただここで食っちゃ寝するのは気まずいということかな。
そういう意味なら、もう十分役に立ってくれていると思うんだが。
転移魔術のことを教えてくれたし。
でも、そういうことじゃないんだろうな。
俺も前にビトラに『食材調達のために働いて貰うからな!』みたいなことを言ったから、それを真に受けているんだろう。
意外と真面目な子だ。
そうなると、ビトラには何かこの遺跡での役割を割り振った方がいいのだろうか。
正直、何も思いつかない。
一応ビトラは魔王の巫女として、彼女固有の魔術を使える。
草木を生やす、というヤツがそれだ。
正直に言うと、全然役に立たない。
生えてくるの、雑草だし。
あとは、自分を魔力核の中に封印したりもできるか。
やっぱり全然役に立たん……
とはいえ、俺たちが倒したペッコのように人間をトレントにされても困るがな。
と、そうだ。
まだ、ビトラのステータスは見たことがなかったんだった。
彼女の潜在能力を確認するいい機会だし、ちょっと聞いてみるか。
「ビトラの言いたいことは分かった。だが、俺はお前が何ができるかを、全部知ってるわけじゃない」
「む。ならば、何でもやる」
「その心意気は立派だよ。でも、やっぱりビトラが得意なことじゃないと意味ないだろ? もちろん部屋掃除や食事の後片付けを手伝ってくれたなら、俺としては嬉しいが」
「む。食事の片付け、私の当番」
ビトラが鼻息をふんす、と吹き出した。
ホント、やる気はあるんだよなあ。
そこでのほほんとメシを食っているパレルモに見習わせたい。
「んー?」
こっちを見た。
全然分かってないなあの顔は。
まあいい。
「そこで、だ。俺は他人のステータスを見る、《暴露+》スキルがある。つまり、ビトラのステータスを確認すれば、もしかしたら得意なものが見つかるかも知れない」
「む。すてーたす、とは?」
ビトラはステータスを知らないようだ。
数千年くらい寝ていたみたいだから、昔はその手のスキルがなかったのだろう。
俺は彼女にざっと説明してやる。
「なるほど。つまり私の潜在能力が分かるということ。ならば、私も知りたい」
「理解が早くて助かるよ」
ビトラは乗り気のようだ。
だが、さすがに無許可で他人のステータスを覗くのはあまり褒められた行為とは言えないからな。
冒険者同士では、自分のステータス開示なんて絶対やらないし。
パレルモの時は能力の把握がてら《暴露+》を使ってしまったが、あれは試し撃ちみたいなものだ。
だからノーカンだ。そういうことにしておく。
「じゃあ、メシの後に《暴露+》で調べさせてもらうな。あ、食事の片付けは任せるぞ」
「む。任された」
というわけで、まずはビトラを食事片付け係に任命することになった。
◇
食事が終わり、ビトラが食器を片付けたあと。
俺とビトラは祭壇の広間まで降りてきていた。
パレルモは例によって腹一杯食べ過ぎたせいで自室で寝っ転がっている。
アイツにも何か仕事を……って、パレルモはそもそもこの祭壇の間の主かつ掃除係だったな。
掃除の方は最近サボっているようだが。
ちなみに俺は料理係だな!
……それはともかく。
「ビトラ、用意はいいか?」
向かい合って立つビトラに声を掛ける。
「む。問題ない。ひと思いにやって欲しい」
「別にそんな緊張するもんでもないぞ。ビトラには何も感じられないと思うし」
「む。緊張などしていない」
そうは言うが、蔦髪がせわしなく動いてるぞ。
顔は無表情だが。
昔の格言に『目は口ほどにものを言う』というのがあったが、この子の場合は髪だ。
……この子に賭け事はムリだな。
「じゃあ、いくぞ。――《暴露+》」
別にスキル名を口に出す必要はないんだが、こういうのは様式美というやつだ。
それと、ビトラにスキルを行使するタイミングを教えるという意味もある。
「……んっ」
ビトラがギュッと目を瞑り、肩をビクン! と震わせる。
そんな大層な反応をしなくてもいいのだが……
ビトラのステータスが視界に浮かび上がる。
名 前:ビトラ
種 族:アルラウネ(****)
性 別:女
年 齢:2814歳
生命力:6644/6644
魔 力:23634/23634
魔 術:繁茂 枯死
植物操作 魔力核生成
スキル:自動治癒+++ 即死無効
猛毒無効 麻痺無効
状 態:満腹
ビトラはアルラウネだったようだ。
アルラウネは辺境の樹海地帯で暮らす植物系の亜人だな。
俺やパレルモと比べると生命力も魔力も一桁ほど少ない。
それでも普通の人間と比べると圧倒的なのは、魔王の巫女だからか。
スキルはともかく、魔術は字面からして植物に関するもののようだ。
だが見たことのないものばかりだから、パレルモと同じような古代魔術なのだろう。
昨日見せてくれた雑草を生やす能力は、《繁茂》かな。
ペッコの使っていたトレント化の魔術はなさそうだ。
まあ、俺もパレルモの持つ時空魔術は使えないからな。
そういうものなんだろう。
「もういいぞ、ビトラ」
「む。終わったの。何も感じない」
「当たり前だろ。別に触れる必要もないからな」
「む。……そう」
なぜかビトラがちょっと残念な様子だが、何を期待していたんだろうか。
こころなしか顔も赤いし……
まあいい。
とりあえず、ビトラの能力は把握した。
ただこの《暴露+》は能力が判明するだけで、結局は魔術などを実際に使って見ないと正確な能力の把握はできない。
そこらへんは不便だな。
「とりあえずビトラの能力はだいたい把握した。魔術は四つだな。スキルは――」
ひとつひとつビトラに説明していく。
ビトラは俺の説明にいちいち「む」「むむ」と真剣な表情で頷いていた。
スキルについては即死無効や自動治癒のスキルは巫女共通のようだし、検証する必要はなさそうだ。
というか、その手のスキルの実証は確実に大丈夫だろうとはいえ、進んでやる気にはならない。
検証するということはつまり、ビトラを一度死に追いやることに他ならないからな。
ただの実験でそんな真似はできない。
ということで、容易に検証可能な魔術の試し撃ちをしてもらうことにした。
ビトラそんなことを言い出したのは、翌日の食卓でのことだった。
「いきなりどうしたんだ。居場所ならあるだろ」
俺は隣の部屋を指し示す。
彼女は今、パレルモの部屋に居候中だ。
簡易的にだが、寝床だってこしらえてある。
というか、その寝床は彼女の魔術で作り出したものだ。
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いったい、何が不満なのか。
「む。そういうことではない。この遺跡の中には、私という存在が収まる場所がない」
と、ビトラが言う。
なんだか、イマイチ要領を得ないな。
もしかして昨日のことをまだ引きずってるのか?
ちゃんと説明したと思ったんだが……
「昨日も言ったが、ビトラはいつまでもここに居ていいんだぞ」
「ライノとパレルモには感謝している。魔王の巫女として役立たずになってしまった私を暖かく迎え入れてくれた。でも、それでは私という存在が、ここに居るだけ。存在意義がない」
なるほど、分かってきた。
つまり、ビトラは俺たちの役に立ちたいんだな。
というか、ただここで食っちゃ寝するのは気まずいということかな。
そういう意味なら、もう十分役に立ってくれていると思うんだが。
転移魔術のことを教えてくれたし。
でも、そういうことじゃないんだろうな。
俺も前にビトラに『食材調達のために働いて貰うからな!』みたいなことを言ったから、それを真に受けているんだろう。
意外と真面目な子だ。
そうなると、ビトラには何かこの遺跡での役割を割り振った方がいいのだろうか。
正直、何も思いつかない。
一応ビトラは魔王の巫女として、彼女固有の魔術を使える。
草木を生やす、というヤツがそれだ。
正直に言うと、全然役に立たない。
生えてくるの、雑草だし。
あとは、自分を魔力核の中に封印したりもできるか。
やっぱり全然役に立たん……
とはいえ、俺たちが倒したペッコのように人間をトレントにされても困るがな。
と、そうだ。
まだ、ビトラのステータスは見たことがなかったんだった。
彼女の潜在能力を確認するいい機会だし、ちょっと聞いてみるか。
「ビトラの言いたいことは分かった。だが、俺はお前が何ができるかを、全部知ってるわけじゃない」
「む。ならば、何でもやる」
「その心意気は立派だよ。でも、やっぱりビトラが得意なことじゃないと意味ないだろ? もちろん部屋掃除や食事の後片付けを手伝ってくれたなら、俺としては嬉しいが」
「む。食事の片付け、私の当番」
ビトラが鼻息をふんす、と吹き出した。
ホント、やる気はあるんだよなあ。
そこでのほほんとメシを食っているパレルモに見習わせたい。
「んー?」
こっちを見た。
全然分かってないなあの顔は。
まあいい。
「そこで、だ。俺は他人のステータスを見る、《暴露+》スキルがある。つまり、ビトラのステータスを確認すれば、もしかしたら得意なものが見つかるかも知れない」
「む。すてーたす、とは?」
ビトラはステータスを知らないようだ。
数千年くらい寝ていたみたいだから、昔はその手のスキルがなかったのだろう。
俺は彼女にざっと説明してやる。
「なるほど。つまり私の潜在能力が分かるということ。ならば、私も知りたい」
「理解が早くて助かるよ」
ビトラは乗り気のようだ。
だが、さすがに無許可で他人のステータスを覗くのはあまり褒められた行為とは言えないからな。
冒険者同士では、自分のステータス開示なんて絶対やらないし。
パレルモの時は能力の把握がてら《暴露+》を使ってしまったが、あれは試し撃ちみたいなものだ。
だからノーカンだ。そういうことにしておく。
「じゃあ、メシの後に《暴露+》で調べさせてもらうな。あ、食事の片付けは任せるぞ」
「む。任された」
というわけで、まずはビトラを食事片付け係に任命することになった。
◇
食事が終わり、ビトラが食器を片付けたあと。
俺とビトラは祭壇の広間まで降りてきていた。
パレルモは例によって腹一杯食べ過ぎたせいで自室で寝っ転がっている。
アイツにも何か仕事を……って、パレルモはそもそもこの祭壇の間の主かつ掃除係だったな。
掃除の方は最近サボっているようだが。
ちなみに俺は料理係だな!
……それはともかく。
「ビトラ、用意はいいか?」
向かい合って立つビトラに声を掛ける。
「む。問題ない。ひと思いにやって欲しい」
「別にそんな緊張するもんでもないぞ。ビトラには何も感じられないと思うし」
「む。緊張などしていない」
そうは言うが、蔦髪がせわしなく動いてるぞ。
顔は無表情だが。
昔の格言に『目は口ほどにものを言う』というのがあったが、この子の場合は髪だ。
……この子に賭け事はムリだな。
「じゃあ、いくぞ。――《暴露+》」
別にスキル名を口に出す必要はないんだが、こういうのは様式美というやつだ。
それと、ビトラにスキルを行使するタイミングを教えるという意味もある。
「……んっ」
ビトラがギュッと目を瞑り、肩をビクン! と震わせる。
そんな大層な反応をしなくてもいいのだが……
ビトラのステータスが視界に浮かび上がる。
名 前:ビトラ
種 族:アルラウネ(****)
性 別:女
年 齢:2814歳
生命力:6644/6644
魔 力:23634/23634
魔 術:繁茂 枯死
植物操作 魔力核生成
スキル:自動治癒+++ 即死無効
猛毒無効 麻痺無効
状 態:満腹
ビトラはアルラウネだったようだ。
アルラウネは辺境の樹海地帯で暮らす植物系の亜人だな。
俺やパレルモと比べると生命力も魔力も一桁ほど少ない。
それでも普通の人間と比べると圧倒的なのは、魔王の巫女だからか。
スキルはともかく、魔術は字面からして植物に関するもののようだ。
だが見たことのないものばかりだから、パレルモと同じような古代魔術なのだろう。
昨日見せてくれた雑草を生やす能力は、《繁茂》かな。
ペッコの使っていたトレント化の魔術はなさそうだ。
まあ、俺もパレルモの持つ時空魔術は使えないからな。
そういうものなんだろう。
「もういいぞ、ビトラ」
「む。終わったの。何も感じない」
「当たり前だろ。別に触れる必要もないからな」
「む。……そう」
なぜかビトラがちょっと残念な様子だが、何を期待していたんだろうか。
こころなしか顔も赤いし……
まあいい。
とりあえず、ビトラの能力は把握した。
ただこの《暴露+》は能力が判明するだけで、結局は魔術などを実際に使って見ないと正確な能力の把握はできない。
そこらへんは不便だな。
「とりあえずビトラの能力はだいたい把握した。魔術は四つだな。スキルは――」
ひとつひとつビトラに説明していく。
ビトラは俺の説明にいちいち「む」「むむ」と真剣な表情で頷いていた。
スキルについては即死無効や自動治癒のスキルは巫女共通のようだし、検証する必要はなさそうだ。
というか、その手のスキルの実証は確実に大丈夫だろうとはいえ、進んでやる気にはならない。
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