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Season2
ドS大佐はVチューバー⑧
しおりを挟む梅雨が明け、街は急に力強い色彩を放ち始めた。
見上げれば、真っ青な空に真っ白な積乱雲がそびえ立ち、太陽が容赦なく光を降り注ぐ。
本格的な夏の、まだ少し初々しい炎暑の昼下がり。
一週間の療養を終え、真琴は再び職場に立っていた。
気づけば制服は夏服へと変わり、真琴の細く白い二の腕が、シャツの袖口から顔を覗かせている。
差し込む光は以前よりずっと透明で、胸のつかえが取れた彼女の足取りは驚くほど軽い。
「一週間もお休みして、ご迷惑をおかけしました。また、よろしくお願いします」
真琴はパソコンの前で店長業務をこなしていた鳴海に、深々と頭を下げた。
「いやいや、俺の方こそ申し訳なかった。オーバーワークに気づけなくて、本当にごめん」
鳴海は立ち上がると真琴に頭を上げるよう促し、入れ替わるように自身が深く頭を下げた。
「鳴海さんは一ミリも悪くありません!完全に自業自得ですので……気にしないでください。それ
に、もう元気百倍ですからっ!」
真琴は慌てて、活気あるガッツポーズを作ってみせる。
鳴海は自分を気遣うような必死な彼女を見つめた後、軽く笑って再び椅子に腰を下ろした。
「ははっ、そのようだね。……その後、彼とは、その……話はできたのかな?」
鳴海は真琴の顔色を窺うように視線を泳がせた。その問いに、真琴は目を丸くした。
「あー、ごめん。普通にプライベートだよね」
鳴海は首筋に手をあて、出過ぎた問いを取り繕うように苦笑した。
「……いえ、大丈夫です。ちゃんと話しましたよ。過去のことは……まだ全ては話せていませんけ
ど、今はこれでいいと思ってます。無理にさらけ出す必要はないって、思えたから」
真琴は淀みなく微笑んだ。その笑顔は、鳴海が初めて見る、芯の通った「女性の顔」だった。
鳴海は少しだけ眩しそうに目を細めた。
「……そっか。いいんじゃないかな。小林さんが最善だと思うことが、きっと正解だよ。……うん、
前より随分明るい表情になったし、安心した。少し、雰囲気も変わった気がするね」
「そうでしょうか?」
真琴は小首を傾げ、不思議そうに自分の姿を見回した。その無垢な仕草が、鳴海にはたまらなく好ましかった。
心の奥に巣食う小さなざわめきを振り払うように、鳴海はパソコンの画面に向き直る。
「復帰早々悪いんだけど……俺、今週いっぱいで本社に戻るんだ」
軽く目を伏せ、手元のマウスを指先でなぞる。
その僅かな動きに、隠しきれない寂寥感が滲んでいた。
「えっ……。そっか、もう一カ月経ったんですね。早かったなぁ」
「……少しは、寂しいとか思ってくれたりする?」
少しの茶目っ気と、隠しきれない本音。鳴海が冗談めかして、けれど答えを恐れるように投げかけたその言葉に、真琴は不思議そうに小首を傾げた後、真っ直ぐに彼を見つめ返した。
「そりゃしますよ。この一カ月の間、鳴海さんのおかげで売り場も良くなったし、スタッフの皆も楽
しそうでした」
「……皆、か。小林さんはそうでもないってことかな?」
「何言ってるんですか。その『皆』に私もちゃんと含まれてます!まったく、卑屈な人ですね。爽や
かな雰囲気が台無しですよ」
鳴海の消え入りそうな思いの丈は、どうしたって真琴にはただの冗談にしか映らない。
痛いほどに理解していたはずだった。
それでも、「もしかしたら」を手繰り寄せようとする自分がひどく滑稽に思えて、鳴海は頬杖をつきながら柔らかく笑った。
「え、俺って爽やかなの?」
「黙っていれば、です」
「ははっ、ひどいな。なんか仕返ししてない?」
「ふふっ、バレましたか。お互い様ということで」
軽口を叩き合いながら、二人の間に温かな沈黙が流れる。
鳴海は一度だけ愛おしそうに店舗を見渡し、ここを離れる寂しさと、咲く前に自ら摘み取った恋の芽を吹っ切るような顔で、小さく頷いた。
「……ありがとう。また、遊びに来るよ」
「はいっ、お待ちしてます」
「……そうそう。小林さんに、一つだけ頼みたいことがあるんだけど」
鳴海の「最後のお願い」を予感させる真剣な表情に、真琴は意味を図りかねるように、あどけなく小首を傾げた。
「……藤堂君と、少しだけ話をさせてもらえないかな。二人きりで」
「ありがとう!来てくれて」
「なんすか、話って」
律は今、真琴の職場にいる。正確には、商業施設の搬入口近く、雨風で塗装が剥がれかけた年季の入ったおにぎり自販機の前で、鳴海裕太と対峙していた。
三日前、真琴から伝言を聞かされた際、彼女は「心配だから私も行く!」と謎のお母さんムーブを発動させていたが、なんとか宥めて一人でやってきたのだ。
「君は短気だなぁ。もう少し雑談を楽しもうとか思わないの?」
「要件を」
律の冷ややかな視線に、鳴海はやれやれと大袈裟に肩をすくめて溜め息をついた。
「君は……、知らない人から理不尽な暴言を吐かれたことはある?」
「ないっす」
「じゃあ、心無い舌打ちや、存在を否定されるような言葉を浴びせられたりは?」
「……ないっすね」
話が回りくどい。律は、本質を煙に巻くようなこういう大人のタイプが、心底苦手だった。
「彼女は……小林さんは、それがあるんだと思う。しかも一度や二度じゃない。毎日毎日、何年も。
だから心が麻痺してる。自分が傷ついていることに気づかないくらいにね」
鳴海の言葉が、夏の重苦しい空気とともに律の胸に沈み込む。
「だから、危険な場で真っ先に前に出る。他の人が自分と同じ目に遭わないように。……一見、優し
いよね。でもそれは、自分を殺して削り続ける行為だよ」
律は先日、恐怖で座り込むスタッフを気遣い、暴漢の前に無防備に飛び出した真琴の背中を思い出し、額の薄れゆく傷にそっと触れた。
「そんなに苦しいなら転職すればいいのにって、普通は思うよね?でもね、人は諦めちゃうんだよ。
どこに行っても同じだ、だったら、ここでいいって。そうなると足は動かなくなって、暗い場所に
囚われる」
鳴海は律から視線を逸らし、力無く俯いた。その影には、かつて自分もその暗闇に呑み込まれた経験を匂わせるような、重い諦念が滲んでいる。
「……俺もあっち側だから分かるんだ。君は小林さんの『光』みたいだから言っておくけど。彼女を
明るい方に連れて行って、君は一生その責任を取れるのかな?心の傷は、何度も何度も開く。その
たびに君は、彼女を救い続けられるの?」
試すような鳴海の問い。律は視線を落とし、足元のひび割れたアスファルトを見つめた。
「あのさ、ひとつ聞いていいっすか?」
「どうぞ?」
鳴海が促すように手の平を見せた。
「俺が真琴さんの『光』って何?真琴さんを救う云々の話なら、俺もあんたも無理なんじゃね?
……つか、おこがましいよね。真琴さんは俺やあんたが思うほど弱くねぇよ」
その言葉の不思議な清らかさに、鳴海は目を見開いた。
自分が勝手に背負い込み、執着していた「救わなければ」という名の慢心を、この青年はいとも容易く、粉砕してしまった。
「責任とか、わけわかんねぇ。……俺にできるのは、真琴さんが夜道で転ばないように、手を繋いで
てあげることだけだから」
飾らない、鉄のような硬度を持った誓いの告白。
鳴海は顎に手を添えると、苦笑混じりに、けれど憑き物が落ちたような顔で呟いた。
「……これはこれは。確かに『光』だね」
「は?」
「あ、あとひとつ!……俺、少しだけ小林さんに惹かれてたんだよね」
鳴海は思い出したように、特大の爆弾をなんの予告もなしに投下した。
「はぁ!?」
(なんだこのおっさん!わざわざ言わなくて良くね!?喧嘩売ってんのか!?)
律は胸の中をかき混ぜられるような不快感を、隠そうともせず眉間に皺を刻んだ。
「でも、何があっても彼女を裏切らないっていう自信は、俺には持てなかった。……君くらいなんじ
ゃない?そんな風に言い切れるのは」
鳴海は腰に両手をあて、哀しそうに、けれど清々しく夏の空を仰いだ。
「は?そんなわけねぇだろ。できないんじゃねぇ、やらねぇだけだろ。甘えんな。……俺はたまた
ま、真琴さんに選んでもらっただけだ」
その「たまたま」を運命と呼ぶのだと、鳴海は腹を抱えて噴き出した。
「はぁ!?そんなツボる話してねぇけど!!」
「ごめんごめん。……うん。いいんじゃないかな。君たちは、すごくお似合いだよ」
笑いながら涙を拭うと、鳴海は律の頭に手を置き、去りゆく者が未来を託すように慈愛を込めて微笑んだ。
「触んな!」
律は力いっぱいその手を振り払う。
年上の余裕を見せつけられたようで、猛烈に腹立たしかった。
その後、真琴が忘れていた折りたたみ傘を「はい、返す」と手渡された。
そして、どういうわけかせめてものお詫びにと、目の前の錆びついた自販機を指し示される。
「お好きなのをどうぞ。ここのおにぎりは、意外とイケるんだよ」
「や、意味分かんねぇんだけど。なんでおにぎり?そもそも、これ生きてんの?」
「君もか!これだから、現代っ子は……」
真琴と全く同じ反応を返した律を見て、鳴海は確信した。
この青年なら、真琴の隣で、彼女が転びそうな時は手を差し伸べ、健やかなる時は共に肩を並べて微笑み、ずっと手を繋いでいられるだろうと。
鳴海は晴れ晴れとした笑みを見せながら、年季の入った自販機に、チャリンと硬貨を投入した。
アブラゼミの鳴き声が波のように押し寄せる、七月下旬の昼下がり。
アスファルトの陽炎が景色を歪ませ、太陽が逃げ場のない熱を容赦なく降り注ぐ。
そんな静謐な夏の情景を叩き壊すように、真琴は今日一番の声を張り上げた。
「流星群、見に行くのやめる!?」
鼓膜を震わせる甲高い声を拒絶するように、律は眉間に皺を寄せ、両手で耳を塞いでいる。
「や、だって真琴さん、病み上がりじゃん。絶対無理しない方がいいでしょ。夜風で冷えたらどうす
んの」
「大丈夫だよ!もう完全完治だし!だから、行きましょう!ねっ!」
ほらほらとその場でぴょんぴょん飛び跳ねて健康ぶりをアピールする真琴に、律は頑なに首を横に振る。病床の彼女をずっと見ていた彼にしてみれば、少しの無理もさせたくないのが本音だった。
「約束したのに!ずっと楽しみにしてたんですよ。行きたいっ、絶対行きたーーいっ!」
子供のように地団駄を踏んで駄々をこねる真琴を見て、律は内心(……やべぇ、超かわいい)と悶絶していたが、表面的には毅然とした態度を崩さない。
「いやいや、駄目だって」
「あー、もう、うるせぇから連れてってやれよ」
カウンターテーブルで、昼食の焼きそばをすすっていた薫が見かねて口を挟んだ。
「薫さんまで何言ってんすか。この人、過労で倒れたんですよ!?もっと様子見るべきでしょ」
「大丈夫だろ。あれからピンピンしてるし、むしろ前より調子が良さそうだ」
「なっ?」と兄から力強い援護射撃を受けた真琴は、律の目の前で両手を合わせ、「お願い!」と縋るような瞳で祈ってみせる。
至近距離でそんな顔をされては、律の鉄の意志も、夏の氷のように呆気なく溶けていった。
「……わかったよ。でも、少しでもきつくなったら秒で言って。これガチで約束して」
「絶対言う!約束する!誓うっ!」
くるくるっとその場で回りながら喜ぶ真琴。律はその細い手首を優しく引いて自分の方へ引き寄せると、彼女の額に、自分の額をコツンと押しあてた。
「本っ当にちゃんと言って。……そういうの、言ってくれなきゃ、俺には分かんねぇから」
鼻が触れそうなほど近くに来た律の、切実で真剣な瞳。
不意に訪れた、熱気すら忘れるような密やかな沈黙に、真琴の頬がカァーッと赤く染まる。
「だーかーらー……! 家でイチャコラするなっつってんだろっっ!!」
その甘い空気を切り裂いたのは、薫が投げつけた空のペットボトルだった。
「お前らはどんだけ学ばねぇの。脳みそ入ってるか、なぁ。つーか、マジで出禁になりてぇのか
律!!」
「ごめんて、薫さん!!マジでわざとじゃないんだって!!」
律は慌てて真琴を離し、飛んできたボトルを必死に避けながら叫んだ。
外からは、明日への期待を煽るような、より一層大きな蝉時雨が響いていた。
蝉時雨が遠のき、代わりに虫の音が涼やかに響き始める。
夜の闇を裂くように、律は借りた車を静かに発進させた。
街の灯りを背にするほど、窓外の景色は漆黒に深まっていく。
車内に流れるのは、二人の間の沈黙を優しく包み込むような、歌詞のない静かなアンビエントミュージック。
律は時折、隣に座る真琴の横顔を盗み見る。
真琴は、窓ガラスに映るぼんやりとした自分の姿を静かに見つめていた。
車は次第に上り坂を走り、エンジンの唸りも静かになる。
やがて、標高の高い展望台へとたどり着いた。
車を降りた二人の頭上には、言葉を失うほどの濃密な闇が広がっていた。
数多の星々が、強く瞬いて存在を主張してくる。
真琴は律に「冷えるから」と無理やり羽織らされた大きなパーカーを、その愛情の重みを噛みしめるようにぎゅっと握りしめ、ふわりと空を仰ぐ。
「なんだっけ?みずがめ座オルガ?」
「デルタだよ」
「ごめんごめん、全然違ったわ」
自身の言葉がツボにハマったのか、律は噛みしめるように笑った。
「ねぇ真琴さん、前言ってた馬鹿みたいに長い流星群の説明してよ」
「馬鹿みたいは余計でしょ」
「だって熱すぎてウケるんだもん」
二人が並んで空を見上げていると、一瞬、空を切り裂くように一筋の光が走り抜けた。
「来たかも!」
真琴が声をあげる。肩にかけていたパーカーがはらりと落ちた。
次の瞬間、光のシャワーが降り始める。
幾筋もの光の粒が、次から次へと尾を引きながら流れ落ちていく。
その光景は、再生と消失を繰り返す魂の瞬きのようで……その儚さに、二人はただ呆然と立ち尽くしていた。
律はその光に照らされた真琴の横顔に、そっと手を伸ばす。
「真琴さん……空ばっか見てないで、こっち見て」
しんとした夜の静寂が、さらに遠くへ消えた。
さらさらの黒髪が額をかすめ、律の左手が、真琴の右頬に触れる。
彼女の髪を耳にかけ、そのまま頬を指先でなぞる。
視線を上げると、律の熱い視線とほぼゼロ距離で目が合った。
心臓の音が、耳元で早鐘のように鳴り響いている。
「ま、待って!」
「……まだ無理ってこと?」
「違う違うっ、そうじゃなくて……心臓がエグい……止まりそう」
「なにそれ、お揃いじゃん」
律は、ははっと笑い、少し目線を落とした後、再び真琴を見つめた。
「……いいですか?」
照れくさそうに小首を傾げた律の、震えるような吐息が唇をかすめる。
逃げ場のない距離で、二人の唇が静かに重なった。
驚くほど柔らかくて、少しだけ冷たい。
何度も確かめるように、少しだけ触れては離す。
そのもどかしい距離が、互いの体温をより鮮明に浮き彫りにしていく。
最後にもう一度、深く。今度はゆっくりと、互いの存在を魂に刻み込むように。
それはとても甘くて、どこか切ない、秘密の場所へ迷い込んだような、柔らかなキスだった。
唇が離れた後も、真琴の唇にはまだ、彼の熱い余韻が消えずに残っている。
「……ははっ、ヤバッ。普通に心臓、壊れそうなんだけど」
律が少し顔を背けて、照れ隠しに前髪をかき上げた。
星の光に照らされて、リングピアスをぶら下げたその耳たぶが赤くなっているのを、真琴は見逃さなかった。
二人はそのまま、どちらからともなく地面に腰を下ろした。
肩を寄せ合い、繋いだ手を愛おしそうに何度も握り返す。
そのたびに、真琴の心の中の「孤独」だった場所が、新しい光で塗り替えられていく。
「そういや今年、まだ花火見てなかったっすね」
「あー……花火ねぇ」
「行く?」
「んー……人混みやだなぁ。音もうるさいし」
「しんどっ!花火の良さ、全否定じゃん」
律の呆れたような笑い声が、夜空に溶けていく。
「じゃあ、テレビで観よっか」
「そだね……それが一番いい」
ひとつ、またひとつ。
特別ではない、けれどかけがえのない「明日の約束」が重なっていく。
(私は持ちきれるだろうか……)
心の中に、幾日も降り続ける雪のように儚い光たち。
心が動く、心が埋まっていく……。
空虚だった場所が確かな体温で満たされていく。
(藤堂さんが与えてくれる温もりが、私の心を、これからも再構築していくんだ)
真琴は、繋いだ手に少しだけ力を込めた。
流星のシャワーは未来の光をばら撒くように、まだ、二人の頭上で美しく降り注いでいた。
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