成り上がれ

ゆうたそ

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3章

油断大敵

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とりあえず病院を出た正木
正木(とりあえずあいつらの行動調べるか…)
と言いい学校生活の四六日中奴らの行動パターンを調べてるうちに
ふと後ろを見るとそこには
不良AとBが歩いてきていた
正木(おい……お前ら……)
不良A(あ?)よく見るとそこには正木がいた
不良B(やめとけよ……)Bは明らかに震えていた
正木は距離を縮めるかのように
徐々に近づいて行った
目と鼻の先程に近い距離に立つと
正木は口を開い
正木(テメー……唐沢の腕折ったのお前か?)
不良A(それがなんだよ?もしかして仇討ちか?)
不良B(不良Aやめとけ……)不良Aは薄み笑いを浮かべた
正木は左拳を強く握しめた
振りかぶって
A不良の顔面目掛けて打ち込んだ
不良A(おっと……)すかさず避けた 
すると
不良Bはポケットから
メリケンサックを取り出した
 不良B(不良Aこれ使え)と言い手渡すと
不良Aはそれを指にはめ構えだした
正木(上等だよ…来いよテメーが何使おうが負ける気がしねぇ)と言い正面から殴りにかかった
不良Aは軽々と避けた
正木(チッ………うろキョロキョロしやがって)
そのまま蹴りを繰り出した
不良A(いくら強くてもさ当たらなきゃ意味ねぇよ)正木(だったら当たるまでやってやんよ)
不良B(もう終わらせたら………先輩待ってるし)
と言うと不良Aはボクシング体制に入った
不良A(来いよ……)正木が正面から飛びかかった
不良A(当たらなきゃ……)素早いスイングで正木の横に回り込んだ
すると左のパンチが正木の頬に打ち込んだ
正木(ぐ……ううう……)
すかさず
みぞおちに2発打ち込んだ正木はそのまま倒れ込んだ
不良A(こんなもんかよ(笑))
正木(くそ………)
不良A(当分動けねぇようにしねぇーとな)拳を振りる体勢に入った
???(もうその辺にしとけや)
不良A(あ………先輩……)そいつは不良Aの近くまで歩いて来た
ズン鈍い音がしたそのばで不良Aは倒れ込んだ
???(待たせてんじゃねえょ……)
不良A(…すいません……)
そいつは正木のそばまで近づいて行った
???(それでも元南中の総番か?)
正木は無理くり立とうとする
不良A(テメー…まだやる気かよ?)
不良B(コイツ……バケモンかよ……)
???(ふらふらじゃねえか………無理して立ってよ)一歩ずつ一歩ずつそいつに近づく正木
正木(これぐらい………何ともねぇよ………)
???(んで…?俺に近づいてきて何がしてぇの?)正木が薄らみ笑いを浮かべた
正木(テメーをここでぶっ倒すんだよ……ハァハァ)
不良A(誰に口聞いてんだコラ…テメーなんざ俺らで充分なんだよ)
B(先輩やっぱりコイツ殺るっすわ……………)
???(待て………ちょーど退屈だった所だ相手してやるよ……テメーら手出すなよ)
その場で不良B不良Aは息を呑む
正木が振りかぶった
正木(気取ってんじゃねぇぞー)
???の頬に力の抜けたパンチがあたった
???(次俺の番な)というと
体を回転させ右足でみぞおちを深く蹴りこんだ
正木(うぐ………)正木は倒れ込んだ
???(終わり?)正木にはもう意識がもうろうとしていた
正木(もういい……負けだ)
???(またいつでもかかってこい)
???(行くぞ)
不良A(はい……)
不良B(うっす…)
正木が口を開いた
正木(名前教えろや……ハァハァ)
???(青柳流鬼だここの3年だ)
正木(マジかよ………)そのまま気を失った

不良A(いいんすかあのままほっといて)
不良B(今ここでやっちまっても)
流鬼(俺の楽しみ取んなよ)
と言いいその場を立ち去った
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