聖女に選ばれて婚約者候補から外れた令嬢は皇太子に囚われる

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今日は皇后陛下に呼ばれた
「ティーナちゃん、ドレスのデザインとか選びましょ」
「はい、皇后······お義母さま」
「ふふ、何だかその呼び方で呼ばれるのもいいわね」
「ティーナ」
「······お母様、何故ここに」
「私が呼んだのよ、一緒にドレスとか選びましょうとね」
「······」
母がいて少しびっくりしたけど久しぶりに会えて良かったなと思う
「ドレスとかも選び終わったし後は二人でしゃべったらいいわ」
「皇后陛下起きずかい感謝します」
「お義母さま······ありがとうございます」
そういって皇后陛下······お義母さまは部屋を出た
「お母様、お久しぶりです」
「ティーナ、久しぶりね元気そうで良かったわ······皇太子殿下と結婚するのよね」
「はい」
「皇太子殿下のことは好きなの」
「······はい」
「良かったわ」
「···？」
「あなたが聖女に選ばれた時、あなたが結婚できないときいて心配だったし、聖女に選ばれたせいで貴方は神殿で暮らすことになってしまったしでも今の貴方は幸せそうだから安心したわ」
「······お母様」
「幸せになりなさい、ティーナ」
「···はい」






ハッピーバレンタイン