小さな奇跡

鷹さん

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また光る

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「君は、サッカーはやらないの?」
「君はやるべきだよ!!」
.......
「月!月!」
俺はピッチに倒れていた。途中から試合に出て同点ゴールをアシストしたところまでは、覚えているのだがそれからの記憶がない。
「月!!お前熱中症じゃねーか!!」
「はっはっ!!月の奴久しぶりの試合で興奮出もしたか?」
そこには、昔と違って仲間がいた。
「月やっぱりまだ体が....」
てかさっき夢で見た、ベンチに座ってた人はマネージャーかな。記憶は無くしても夢に出てくるなんて不思議なもんだ。
「そういえば、今日マネージャーっていないんですね!!」
「月、マネージャーの事..」
「おい!!月、マネージャーはいねーよ!!」
「そっかそっか!!じゃああれは、誰だったんだ?」
「そんな知るかよ..笑笑」
梶谷コーチが真剣な顔でこっちを見ていた。
それは、まるで何かを言おうとしてるようにも見えたが、俺は何も聞かないことにした。
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