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第2章 五日市へ
2 町の秘密
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三日後、下宿の外から私を呼ぶ声がした。
戸を開けると平左衛門である。
「このあいだは、とんだ送別会になってすまって申しわげねす」
恐縮したが、平左衛門は気に留めぬ様子で部屋の中をぐるりと見渡した。
「処分する本があるなら買い取らせてもらおうと思って来たんですが、どうやら無さそうですね」
私はいろは堂の常連客でもあったので気を効かせてくれたらしい。
だが部屋にあるのは座布団と座卓、煤だらけのランプ、硯と書きかけの履歴書くらいのものだった。
「余計なお世話かもしれませんが、知り合いがおりましてね。
深沢さんといって勧能学校という小学校のお世話をなさっている方です。
深沢村の名主さんでしてね。良かったら紹介しますよ」
渡りに舟だった。履歴書を書き始めたものの宛てはなく、憂鬱な気分になっていた。
「深沢村、というと?」
「五日市ですよ。小金井街道から五日市街道へ入って、西へ六里」
「六里! そりゃかなり遠いなあ!」
苦笑いになったが背に腹は代えられない。即座に「よろしぐお願いします」と、頭を下げた。
平左衛門は微笑んで頷くと辺りを見回し、近づいて小声で話しかけてきた。
「実は先生に、お見せしたいものがあるんです」
誘われて学校の東側にある蔵の中へ入った。
普段の授業では使わない掛図や腰掛、提灯や鉄火鉢などが置かれている。
幾度か入ったが、蜘蛛の巣や臭いが気になっていた。
前を行く平左衛門が立ち止って指さしたのは、色褪せた風呂敷包みだった。
大きな板状をしている。
平左衛門はそれを台に乗せ、風呂敷を外した。
包んであったのは新聞が普及する以前、役所の意向を民衆に伝えるために使われていた高札だった。
平左衛門が表面の埃を払うと、文字が浮かんだ。
告諭
汝ら、その地方十二カ村の者ども、慎みて縣庁厳戒告諭する所の旨を聞け
それ神明をはばからず、その上を敬せざる者はこれを罰して赦しなし……
県庁が下した命令を村民が従わないなどという不届きな事をしたが、これは一部の者の扇動に
よることなので扇動者を厳しく罰する。あとの者らはこれまでどおり日々の仕事にいそしめば良い、
というような内容が書かれていた。
「十年も前のことになります。でもなかなか、忘れられないもんですなあ」
平左衛門は遠くを見ながら、この村でかつてあった事件の顛末を語り始めた。
「そのころ飢饉が続いて、日頃の食べ物にも困るありさまでした。
ところが社倉のための米をさらに出すよう命令が下りましてねえ。
とてもじゃないが無理なので、近郊の村の名主たちが集まって命令のとりさげをお願いしに
日本橋にあった県庁まで出向きました」
社倉とは災害に備えて米を備蓄しておく制度をいう。かなり昔から各地で行われていた。
「当時、この辺りは品川県というお役所の管轄で古賀という佐賀のお侍が知事でしてね。
知事とは聞きなれないがどうやらお殿様のような方らしいので、きっとご配慮下さるものと信じて
おりました」
平左衛門はそこまで言うと合掌し、高札を再び風呂敷の中に包み入れた。
「お願いに上がった名主たちはなかなか戻ってきませんでした。
身分不相応な陳情であるとして知事の怒りを買い、捕らわれの身となっていたのです。
私達は、今度は自分達が集まって県庁に出向くことにしました。
雪の舞う中、武器を一切持たず、七百人が日本橋へと向かいました
そして県庁の門前で飢饉の現状を再度訴え、名主たちの解放と社倉米の減免をお願いしたんです」
「丸腰の門訴? でも、お咎めがあったんですか?」
平左衛門は私のほうを見ると、ゆっくり頷いた。
「五十一人が捉えられ、六人が亡くなりました。
戻って来た遺体はみな、すぐに死に至らないよう杖で足を何度も打たれた痕がありました。
私の父もそのひとりでした」
明治と改元されてからも各地で百姓一揆は起っていた。
大挙して武器を手に直接訴えるがほとんどで、多くは領主の政策に加担した豪商や豪農宅
の打ちこわしを伴った。
私はかつて郷里近くの村で起きた強訴を目にしたが、鎌を手に返り血を浴びた虚ろな目の百姓たち
が雄叫びを上げているのを見てぞっとした。平生の抑圧に堪えている農民には同情するが、
一端武器を手に暴力の口火が切られると、白河口の戦いで目の当たりにした武士と同じく夜叉になる。
権力側もそれを見越し、武器と兵力を蓄えて待ち構えている。
そして多くの場合、権力側の多少の譲歩と一揆首謀者の処刑に終わる。
かといって、丸腰の訴えではなかなか取りあってもらえない。
武器こそは統合の象徴であり、集団の本気を示した。
丸腰の門訴など聞いたことがない。平左衛門は私の驚きを、表情から読み取ったようだった。
「定右衛門さんという名主さんがおりましてね。人望の厚いお方でした。
その方が丸腰で行こうと皆を説得したんです。
ちょうど五か条の御誓文が世に広まった頃で、定右衛門さんはえらく感動したようでした。
広く会議を興して何事も決めるという新帝の御決意に賭けて見ようと。
結果的に定右衛門さんは、私の父と同じく拷問されて亡くなりました」
私は生まれて初めて、他人から素の部分を見せられた気がした。
じんわりと温かい心地になっていくのがわかった。
「辛い思い出を話して下さって、その……なんと言うか」
言葉が見つからず、ただ頭を下げた。
「千葉先生がよそから来られた方でなければ、話していなかったかもしれません。それに、
千葉先生は教師に向いておられる」
「初めてだ、そんな風に言われるのは」
「子供に混じって遊ぶ顔を見ればわかります。まるで大きな子どもだ!」
「それは……喜んでいいんですか?」
平左衛門は、頷きながら高らかに笑った。
「千葉先生が、竹之内戸長に組み付いたのを見た時、私はスッとしたんですよ。
それで封じ込めていた気持ちを思い出したんです。
門訴以来監視が厳しくなり、事件に関しては決して口外するなと言われ、私たちは盲目的に
従ってきました。
でも、それじゃだめだ、伝えていくべきだと素直に思えたんです。
あの事件を間近に目撃して傷ついた子も大勢います。
私自身は教師を辞めて家業に専念しますが、教師を続けられる千葉先生には、この件について
知っておいていただきたいと思いましてね」
「それで政吉や康雄が……いや、十年前なら間近に見たのは親のほうですね。
ひょっとしで、鶴屋の女将の常さんも……」
「常さんはその頃、夫と一緒に柳家という旅館で働いてましてね。
門訴の当日は留守番だったようです。悲惨だったのは、その旅館の亭主です。
門訴に参加した亭主は後日、役人たちによって旅館内を徹底的に荒らされました」
「報復、ですか?」
「長持から天井まであらゆる所を槍で刺して回ったそうです。他の首謀者を匿っていると疑われ
ましてね。実は亭主は仲間内のほうからも疑われていました。
かつての宿泊客に品川県の役人もいたので、内通してただろうというわけです。
板挟み状態となった亭主は精神を病んで自ら命を絶ちました、娘をひとり残して。
その子は遠い親戚に引き取られて……そうだ! 五日市に住んでますよ」
「名はなんと?」
「理久といいます。当時はまだ十三でしたが父親と一緒に行くと言って譲らず、門訴に参加しました。
県庁門前での流血沙汰を目の当たりにした一人です。
ばかりか、役人たちが自分の宿に押し入って破壊していくのも見たはずです。
今頃どうしているのか……しばらくは手紙のやりとりをしてたんですが、最近はご無沙汰してましてね」
遠くを見つめる平左衛門の頬を、一筋の涙が伝っていった。
こうして私は五日市へと向かったのだ。
戸を開けると平左衛門である。
「このあいだは、とんだ送別会になってすまって申しわげねす」
恐縮したが、平左衛門は気に留めぬ様子で部屋の中をぐるりと見渡した。
「処分する本があるなら買い取らせてもらおうと思って来たんですが、どうやら無さそうですね」
私はいろは堂の常連客でもあったので気を効かせてくれたらしい。
だが部屋にあるのは座布団と座卓、煤だらけのランプ、硯と書きかけの履歴書くらいのものだった。
「余計なお世話かもしれませんが、知り合いがおりましてね。
深沢さんといって勧能学校という小学校のお世話をなさっている方です。
深沢村の名主さんでしてね。良かったら紹介しますよ」
渡りに舟だった。履歴書を書き始めたものの宛てはなく、憂鬱な気分になっていた。
「深沢村、というと?」
「五日市ですよ。小金井街道から五日市街道へ入って、西へ六里」
「六里! そりゃかなり遠いなあ!」
苦笑いになったが背に腹は代えられない。即座に「よろしぐお願いします」と、頭を下げた。
平左衛門は微笑んで頷くと辺りを見回し、近づいて小声で話しかけてきた。
「実は先生に、お見せしたいものがあるんです」
誘われて学校の東側にある蔵の中へ入った。
普段の授業では使わない掛図や腰掛、提灯や鉄火鉢などが置かれている。
幾度か入ったが、蜘蛛の巣や臭いが気になっていた。
前を行く平左衛門が立ち止って指さしたのは、色褪せた風呂敷包みだった。
大きな板状をしている。
平左衛門はそれを台に乗せ、風呂敷を外した。
包んであったのは新聞が普及する以前、役所の意向を民衆に伝えるために使われていた高札だった。
平左衛門が表面の埃を払うと、文字が浮かんだ。
告諭
汝ら、その地方十二カ村の者ども、慎みて縣庁厳戒告諭する所の旨を聞け
それ神明をはばからず、その上を敬せざる者はこれを罰して赦しなし……
県庁が下した命令を村民が従わないなどという不届きな事をしたが、これは一部の者の扇動に
よることなので扇動者を厳しく罰する。あとの者らはこれまでどおり日々の仕事にいそしめば良い、
というような内容が書かれていた。
「十年も前のことになります。でもなかなか、忘れられないもんですなあ」
平左衛門は遠くを見ながら、この村でかつてあった事件の顛末を語り始めた。
「そのころ飢饉が続いて、日頃の食べ物にも困るありさまでした。
ところが社倉のための米をさらに出すよう命令が下りましてねえ。
とてもじゃないが無理なので、近郊の村の名主たちが集まって命令のとりさげをお願いしに
日本橋にあった県庁まで出向きました」
社倉とは災害に備えて米を備蓄しておく制度をいう。かなり昔から各地で行われていた。
「当時、この辺りは品川県というお役所の管轄で古賀という佐賀のお侍が知事でしてね。
知事とは聞きなれないがどうやらお殿様のような方らしいので、きっとご配慮下さるものと信じて
おりました」
平左衛門はそこまで言うと合掌し、高札を再び風呂敷の中に包み入れた。
「お願いに上がった名主たちはなかなか戻ってきませんでした。
身分不相応な陳情であるとして知事の怒りを買い、捕らわれの身となっていたのです。
私達は、今度は自分達が集まって県庁に出向くことにしました。
雪の舞う中、武器を一切持たず、七百人が日本橋へと向かいました
そして県庁の門前で飢饉の現状を再度訴え、名主たちの解放と社倉米の減免をお願いしたんです」
「丸腰の門訴? でも、お咎めがあったんですか?」
平左衛門は私のほうを見ると、ゆっくり頷いた。
「五十一人が捉えられ、六人が亡くなりました。
戻って来た遺体はみな、すぐに死に至らないよう杖で足を何度も打たれた痕がありました。
私の父もそのひとりでした」
明治と改元されてからも各地で百姓一揆は起っていた。
大挙して武器を手に直接訴えるがほとんどで、多くは領主の政策に加担した豪商や豪農宅
の打ちこわしを伴った。
私はかつて郷里近くの村で起きた強訴を目にしたが、鎌を手に返り血を浴びた虚ろな目の百姓たち
が雄叫びを上げているのを見てぞっとした。平生の抑圧に堪えている農民には同情するが、
一端武器を手に暴力の口火が切られると、白河口の戦いで目の当たりにした武士と同じく夜叉になる。
権力側もそれを見越し、武器と兵力を蓄えて待ち構えている。
そして多くの場合、権力側の多少の譲歩と一揆首謀者の処刑に終わる。
かといって、丸腰の訴えではなかなか取りあってもらえない。
武器こそは統合の象徴であり、集団の本気を示した。
丸腰の門訴など聞いたことがない。平左衛門は私の驚きを、表情から読み取ったようだった。
「定右衛門さんという名主さんがおりましてね。人望の厚いお方でした。
その方が丸腰で行こうと皆を説得したんです。
ちょうど五か条の御誓文が世に広まった頃で、定右衛門さんはえらく感動したようでした。
広く会議を興して何事も決めるという新帝の御決意に賭けて見ようと。
結果的に定右衛門さんは、私の父と同じく拷問されて亡くなりました」
私は生まれて初めて、他人から素の部分を見せられた気がした。
じんわりと温かい心地になっていくのがわかった。
「辛い思い出を話して下さって、その……なんと言うか」
言葉が見つからず、ただ頭を下げた。
「千葉先生がよそから来られた方でなければ、話していなかったかもしれません。それに、
千葉先生は教師に向いておられる」
「初めてだ、そんな風に言われるのは」
「子供に混じって遊ぶ顔を見ればわかります。まるで大きな子どもだ!」
「それは……喜んでいいんですか?」
平左衛門は、頷きながら高らかに笑った。
「千葉先生が、竹之内戸長に組み付いたのを見た時、私はスッとしたんですよ。
それで封じ込めていた気持ちを思い出したんです。
門訴以来監視が厳しくなり、事件に関しては決して口外するなと言われ、私たちは盲目的に
従ってきました。
でも、それじゃだめだ、伝えていくべきだと素直に思えたんです。
あの事件を間近に目撃して傷ついた子も大勢います。
私自身は教師を辞めて家業に専念しますが、教師を続けられる千葉先生には、この件について
知っておいていただきたいと思いましてね」
「それで政吉や康雄が……いや、十年前なら間近に見たのは親のほうですね。
ひょっとしで、鶴屋の女将の常さんも……」
「常さんはその頃、夫と一緒に柳家という旅館で働いてましてね。
門訴の当日は留守番だったようです。悲惨だったのは、その旅館の亭主です。
門訴に参加した亭主は後日、役人たちによって旅館内を徹底的に荒らされました」
「報復、ですか?」
「長持から天井まであらゆる所を槍で刺して回ったそうです。他の首謀者を匿っていると疑われ
ましてね。実は亭主は仲間内のほうからも疑われていました。
かつての宿泊客に品川県の役人もいたので、内通してただろうというわけです。
板挟み状態となった亭主は精神を病んで自ら命を絶ちました、娘をひとり残して。
その子は遠い親戚に引き取られて……そうだ! 五日市に住んでますよ」
「名はなんと?」
「理久といいます。当時はまだ十三でしたが父親と一緒に行くと言って譲らず、門訴に参加しました。
県庁門前での流血沙汰を目の当たりにした一人です。
ばかりか、役人たちが自分の宿に押し入って破壊していくのも見たはずです。
今頃どうしているのか……しばらくは手紙のやりとりをしてたんですが、最近はご無沙汰してましてね」
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