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17 新しい友人
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「所で、お二人はローサフェミリア……私が死んだら嬉しいですか?」
「何を言っているんだ! 冗談でもそんな事を言うな!」
フレデリクは怒り出した。
「申し訳ありません。ですが、大切な質問ですので。ファウスト伯爵令嬢はどうですか」
「オブライト公爵令嬢……私は殿下の事が好きです。殿下と婚約しているあなたを羨ましく思う事もありました。しかし、殺したい程憎むことも、疎ましくも思っておりません。その質問は、さすがに悲しいですわ」
ファウスト伯爵令嬢は、落ち着いた声で言った。
「お二人共失礼しました。では、最後の質問になります。左頬に傷がある生徒を知っていますか?」
「頬に傷?」
二人共不思議そうな顔でローサを見た。
「はい。婚約破棄をされた日の事です。ホールを出た時に、左頬に傷がある男の子に死んだ方がましだ。と、言われましたの」
「何てことだ! どこのどいつだ!」
「まぁ、そんな酷い事を……さぞかし、辛かったでしょう」
ローサは冷静に二人の様子を観察した。
二人の様子を見る限り演技では無さそうに見えた。
先程から二人の証言を聞いているが、発言に不可解な部分がある。
そして、それに気づいた上で語っていた。
ローサフェミリアの記憶にも不可解な部分がある。婚約破棄をされた直後に、いきなり行動に移した所だ。
エミールに返事を出来ない程の精神状態の彼女が、自殺への行動に対しては無駄な動きが一切ない。
事前に決めて準備をしていたのならともかく、衝動的に行ったにしては違和感を感じる。
私なら薬を飲む前に躊躇をするだろう。
「質問に答えて下さってありがとうございました」
ローサは二人に笑いかけた。
「ファウスト伯爵令嬢、フレデリク殿下とは別れたのですよね?」
「……ええ」
「では、私と一緒に婚活をしましょう」
「はい?」
ファウスト伯爵令嬢は、驚いた顔でローサを見た。
「結婚活動ですわ。私もファウスト伯爵令嬢も婚約者がいないでしょう。ですから、殿下の事は忘れて、もっと外に目を向けましょう。いい男は星の数程いますわ」
ローサは楽しそうに、ころころと笑った。
あーくんとの契約上、恋愛ごっことやらをして、楽しませなきゃいけないみたいだけど……二人の方が楽しそうよね!
「だめだ。君は私の婚約者だ」
「婚約破棄をされたのは自分でしょう? ご自分の胸に手を当てて、よく考えて頂きたいですわ。大切な事なのでしっかりと思い出して下さいね」
フレデリクは苦虫を噛み潰したような顔をした。
「オブライト公爵令嬢……私と一緒に婚活? をしたいのですか?」
「はい。ファウスト伯爵令嬢と一緒に社交界に出て、素敵な人と出会ったり、学院で恋人を作ったりしたいです」
「まあ。私と一緒に出会いを探したいと言うことで……よろしいかしら?」
「はい」
「うふ。嬉しいわ」
「殿下の事はよろしいのですか?」
ファウスト伯爵令嬢は、ちらっとフレデリクを見てからローサに尋ねた。
「ええ、そりゃもう、すっかり、きっぱり。ええっと、要するにどうでもいいです」
「……ふふ。あははは。王子様の事をどうでもいいなんて。しかも本人の目の前で。私今まで、あなたの事を勘違いしていたみたいですわ。オブライト公爵令嬢、せひ一緒に婚活させて下さい。私も星の数程いる素敵な男性と出会いたいですわ」
ファウスト伯爵令嬢は、可愛らしく笑ってからローサに返事をした。
「ふふふ。これからは私の事をローサと呼んで下さい。」
「分かりましたわローサ。私の事はレティシアと呼んで下さいね」
「はい」
ローサは嬉しそうに返事をした。
ローサの笑顔を見てレティシアもにっこりと笑う。
フレデリクは一人面白くなさそうに、二人のやり取りを見ていた。
「何を言っているんだ! 冗談でもそんな事を言うな!」
フレデリクは怒り出した。
「申し訳ありません。ですが、大切な質問ですので。ファウスト伯爵令嬢はどうですか」
「オブライト公爵令嬢……私は殿下の事が好きです。殿下と婚約しているあなたを羨ましく思う事もありました。しかし、殺したい程憎むことも、疎ましくも思っておりません。その質問は、さすがに悲しいですわ」
ファウスト伯爵令嬢は、落ち着いた声で言った。
「お二人共失礼しました。では、最後の質問になります。左頬に傷がある生徒を知っていますか?」
「頬に傷?」
二人共不思議そうな顔でローサを見た。
「はい。婚約破棄をされた日の事です。ホールを出た時に、左頬に傷がある男の子に死んだ方がましだ。と、言われましたの」
「何てことだ! どこのどいつだ!」
「まぁ、そんな酷い事を……さぞかし、辛かったでしょう」
ローサは冷静に二人の様子を観察した。
二人の様子を見る限り演技では無さそうに見えた。
先程から二人の証言を聞いているが、発言に不可解な部分がある。
そして、それに気づいた上で語っていた。
ローサフェミリアの記憶にも不可解な部分がある。婚約破棄をされた直後に、いきなり行動に移した所だ。
エミールに返事を出来ない程の精神状態の彼女が、自殺への行動に対しては無駄な動きが一切ない。
事前に決めて準備をしていたのならともかく、衝動的に行ったにしては違和感を感じる。
私なら薬を飲む前に躊躇をするだろう。
「質問に答えて下さってありがとうございました」
ローサは二人に笑いかけた。
「ファウスト伯爵令嬢、フレデリク殿下とは別れたのですよね?」
「……ええ」
「では、私と一緒に婚活をしましょう」
「はい?」
ファウスト伯爵令嬢は、驚いた顔でローサを見た。
「結婚活動ですわ。私もファウスト伯爵令嬢も婚約者がいないでしょう。ですから、殿下の事は忘れて、もっと外に目を向けましょう。いい男は星の数程いますわ」
ローサは楽しそうに、ころころと笑った。
あーくんとの契約上、恋愛ごっことやらをして、楽しませなきゃいけないみたいだけど……二人の方が楽しそうよね!
「だめだ。君は私の婚約者だ」
「婚約破棄をされたのは自分でしょう? ご自分の胸に手を当てて、よく考えて頂きたいですわ。大切な事なのでしっかりと思い出して下さいね」
フレデリクは苦虫を噛み潰したような顔をした。
「オブライト公爵令嬢……私と一緒に婚活? をしたいのですか?」
「はい。ファウスト伯爵令嬢と一緒に社交界に出て、素敵な人と出会ったり、学院で恋人を作ったりしたいです」
「まあ。私と一緒に出会いを探したいと言うことで……よろしいかしら?」
「はい」
「うふ。嬉しいわ」
「殿下の事はよろしいのですか?」
ファウスト伯爵令嬢は、ちらっとフレデリクを見てからローサに尋ねた。
「ええ、そりゃもう、すっかり、きっぱり。ええっと、要するにどうでもいいです」
「……ふふ。あははは。王子様の事をどうでもいいなんて。しかも本人の目の前で。私今まで、あなたの事を勘違いしていたみたいですわ。オブライト公爵令嬢、せひ一緒に婚活させて下さい。私も星の数程いる素敵な男性と出会いたいですわ」
ファウスト伯爵令嬢は、可愛らしく笑ってからローサに返事をした。
「ふふふ。これからは私の事をローサと呼んで下さい。」
「分かりましたわローサ。私の事はレティシアと呼んで下さいね」
「はい」
ローサは嬉しそうに返事をした。
ローサの笑顔を見てレティシアもにっこりと笑う。
フレデリクは一人面白くなさそうに、二人のやり取りを見ていた。
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