86 / 107
78
それから私達は、別のテラスで休憩をしてから、リーベル家の方々に挨拶に行った。
その後は、ひと通り挨拶を終え、近くにいた令息に声を掛けられたので何人か踊った。
クラウスも近くにいた令嬢と何人か踊ってから会場を後にした。
私は王都にある屋敷に家族で泊まった。
日付けが変わり、次の日にプラメル領の屋敷に帰ってきた。お父様とお母様とお兄様は、別の夜会に出るので今日は帰らないらしい。
リーベル公爵家の夜会が終わった頃に一旦帰ると言っていた。
その日の昼間。私は荷物が届いたとメイドの一人に知らされた。
大きな箱を開けて見ると、数ヶ月前にリーベル公爵家でデザインなどを決めたドレスが入っていた。
「まあ! 素敵ね」
「とても、綺麗なお色でございますね」
サラの言葉を聞き、私は嬉しくなった。
「お嬢様。こちらにもう一つ箱がありますね。開けて見ましょう」
サラが開けていくと、中から透き通った緑色のネックレスとイヤリングが出てきた。
「まあ、かわいいわ。クラウスったら、宝石も送ってくれたのね」
私は嬉しくなって自然と笑顔になった。
お母様に報告をする為、手紙を書いた。
それからクラウスの所にお礼の手紙を書いた。最後に、公爵家の方々にも感謝の気持ちをお伝え下さい。と記入をした。
「サラ、この手紙を後で外出予定の使用人に渡してね」
「かしこまりました」
クラウスと次に会うのは、リーベル公爵家での夜会の時。
夜会の日になるまでは、なんだか落ち着かずに過ごした。気分転換にサラと町に出掛けたりもした。
夜会前日。
私は、夜に寝床の中で考え事をしていた。
私ったら、クラウスにプラメル山で運動不足って言われたのに、全然運動をしていないわね。
そう言えば、クラウスのダイエットに付き合ったのも最初の数ヶ月だけね。確かクラウスに出会った日に、必ず痩せさせてみせます。とか言っていたような……
剣の稽古の見学は、ダイエットに付き合ったになるのかしら。むしろ、町に行ってデザートを食べさせていたわよね。
クラウスごめんなさいね。
私はクラウスのダイエットに、全然協力していなかったことに今さら気が付き、心の中で謝った。
そして、そのまま眠りにつき次の日の朝には、忘れてしまっていた。
今日は、夜会の日。
朝から私は、全身を磨かれていた。
青いドレスと緑色のアクセサリーを身に付けて、馬車に揺られている。
私は、馬車に乗って王都に向かう。
先に私だけ来て欲しいと言われていたので、両親よりも先に向かった。
王都にある公爵家に着くと、クラウスが屋敷の中から出てきてくれた。
「今日はよろしくお願いいたします。素敵なドレスとアクセサリーをありがとう」
「今日はよろしくな。とても、似合っているよ」
クラウスは、目を細めて私を見つめていた。
クラウスに着いて行き屋敷の中に入る。
客間に通されて、しばらくクラウスと待っているとノックが聞こえた。
ナディア様とリーベル公爵だった。
「素敵なドレスとアクセサリーを贈っていただきありがとうございます。本日は、よろしくお願いいたします」
ナディア様とリーベル公爵から笑顔で挨拶が返ってきた。
「リリアーナちゃん似合っているわよ。かわいいわね」
ナディア様は優しそうな笑みを見せてくれた。
「ありがとうございます。とても気に入っています。ナディア様は、美しくて見とれてしまいました」
ナディア様は、笑顔を見せるとリーベル公爵と退出をした。
その後は、ひと通り挨拶を終え、近くにいた令息に声を掛けられたので何人か踊った。
クラウスも近くにいた令嬢と何人か踊ってから会場を後にした。
私は王都にある屋敷に家族で泊まった。
日付けが変わり、次の日にプラメル領の屋敷に帰ってきた。お父様とお母様とお兄様は、別の夜会に出るので今日は帰らないらしい。
リーベル公爵家の夜会が終わった頃に一旦帰ると言っていた。
その日の昼間。私は荷物が届いたとメイドの一人に知らされた。
大きな箱を開けて見ると、数ヶ月前にリーベル公爵家でデザインなどを決めたドレスが入っていた。
「まあ! 素敵ね」
「とても、綺麗なお色でございますね」
サラの言葉を聞き、私は嬉しくなった。
「お嬢様。こちらにもう一つ箱がありますね。開けて見ましょう」
サラが開けていくと、中から透き通った緑色のネックレスとイヤリングが出てきた。
「まあ、かわいいわ。クラウスったら、宝石も送ってくれたのね」
私は嬉しくなって自然と笑顔になった。
お母様に報告をする為、手紙を書いた。
それからクラウスの所にお礼の手紙を書いた。最後に、公爵家の方々にも感謝の気持ちをお伝え下さい。と記入をした。
「サラ、この手紙を後で外出予定の使用人に渡してね」
「かしこまりました」
クラウスと次に会うのは、リーベル公爵家での夜会の時。
夜会の日になるまでは、なんだか落ち着かずに過ごした。気分転換にサラと町に出掛けたりもした。
夜会前日。
私は、夜に寝床の中で考え事をしていた。
私ったら、クラウスにプラメル山で運動不足って言われたのに、全然運動をしていないわね。
そう言えば、クラウスのダイエットに付き合ったのも最初の数ヶ月だけね。確かクラウスに出会った日に、必ず痩せさせてみせます。とか言っていたような……
剣の稽古の見学は、ダイエットに付き合ったになるのかしら。むしろ、町に行ってデザートを食べさせていたわよね。
クラウスごめんなさいね。
私はクラウスのダイエットに、全然協力していなかったことに今さら気が付き、心の中で謝った。
そして、そのまま眠りにつき次の日の朝には、忘れてしまっていた。
今日は、夜会の日。
朝から私は、全身を磨かれていた。
青いドレスと緑色のアクセサリーを身に付けて、馬車に揺られている。
私は、馬車に乗って王都に向かう。
先に私だけ来て欲しいと言われていたので、両親よりも先に向かった。
王都にある公爵家に着くと、クラウスが屋敷の中から出てきてくれた。
「今日はよろしくお願いいたします。素敵なドレスとアクセサリーをありがとう」
「今日はよろしくな。とても、似合っているよ」
クラウスは、目を細めて私を見つめていた。
クラウスに着いて行き屋敷の中に入る。
客間に通されて、しばらくクラウスと待っているとノックが聞こえた。
ナディア様とリーベル公爵だった。
「素敵なドレスとアクセサリーを贈っていただきありがとうございます。本日は、よろしくお願いいたします」
ナディア様とリーベル公爵から笑顔で挨拶が返ってきた。
「リリアーナちゃん似合っているわよ。かわいいわね」
ナディア様は優しそうな笑みを見せてくれた。
「ありがとうございます。とても気に入っています。ナディア様は、美しくて見とれてしまいました」
ナディア様は、笑顔を見せるとリーベル公爵と退出をした。
あなたにおすすめの小説
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
婚約者を譲れと姉に「お願い」されました。代わりに軍人侯爵との結婚を押し付けられましたが、私は形だけの妻のようです。
ナナカ
恋愛
メリオス伯爵の次女エレナは、幼い頃から姉アルチーナに振り回されてきた。そんな姉に婚約者ロエルを譲れと言われる。さらに自分の代わりに結婚しろとまで言い出した。結婚相手は貴族たちが成り上がりと侮蔑する軍人侯爵。伯爵家との縁組が目的だからか、エレナに入れ替わった結婚も承諾する。
こうして、ほとんど顔を合わせることない別居生活が始まった。冷め切った関係になるかと思われたが、年の離れた侯爵はエレナに丁寧に接してくれるし、意外に優しい人。エレナも数少ない会話の機会が楽しみになっていく。
(本編、番外編、完結しました)
【完結】妹ばかり愛され追い出された姉ですが、無口な夫と暮らす日々が幸せすぎます
コトミ
恋愛
セラフィナは、実の親と、妹によって、家から追い出されることとなった。セラフィナがまだ幼い頃、両親は病弱なカタリナのため設備環境が良い王都に移り住んだ。姉のセラフィナは元々両親とともに住んでいた田舎に使用人のマーサの二人きりで暮らすこととなった。お金のない子爵家な上にカタリナのためお金を稼がなくてはならないため、子供二人を王都で暮らすには無理があるとセラフィナだけ残されたのだ。そしてセラフィナが19歳の時、3人が家へ戻ってきた。その理由はカタリナの婚約が上手くいかず王宮にいずらくなったためだ。やっと家族で暮らせると心待ちにしていたセラフィナは帰宅した父に思いがけないことを告げられる。
「お前はジェラール・モンフォール伯爵と結婚することになった。すぐに荷物をまとめるんだ。一週間後には結婚式だ」
困惑するセラフィナに対して、冷酷にも時間は進み続け、結婚生活が始まる。
私を溺愛している婚約者を聖女(妹)が奪おうとしてくるのですが、何をしても無駄だと思います
***あかしえ
恋愛
薄幸の美少年エルウィンに一目惚れした強気な伯爵令嬢ルイーゼは、性悪な婚約者(仮)に秒で正義の鉄槌を振り下ろし、見事、彼の婚約者に収まった。
しかし彼には運命の恋人――『番い』が存在した。しかも一年前にできたルイーゼの美しい義理の妹。
彼女は家族を世界を味方に付けて、純粋な恋心を盾にルイーゼから婚約者を奪おうとする。
※タイトル変更しました
小説家になろうでも掲載してます
いつも隣にいる
はなおくら
恋愛
心の感情を出すのが苦手なリチアには、婚約者がいた。婚約者には幼馴染がおり常にリチアの婚約者の後を追う幼馴染の姿を見ても羨ましいとは思えなかった。しかし次第に婚約者の気持ちを聞くうちに変わる自分がいたのだった。
処刑台の皇妃、回帰して復讐を誓う ~冷酷公爵と偽りの婚約者~ おまえたちは許さない!
秦江湖
ファンタジー
皇妃エリアーナは、夫である皇帝アランと、たった一人の親友イザベラの策略により、無実の罪で処刑される。
民衆に罵られ、アランの冷酷な目とイザベラの嘲笑を「始まりの景色」として目に焼き付けながら絶命した彼女は、しかし、処刑の記憶を持ったまま三年前の過去に回帰する。
「おまえたちは許さない」
二度目の人生。
エリアーナの目的はただ一つ、自分を陥れた二人への完璧な復讐。
彼女はまず、アラン(皇太子)からの婚約内示を拒絶。そして、アラン最大の政敵である「北の冷血公爵」ルシアン・ヴァレリウスに接触する。
1周目で得た「未来の知識」を対価に、エリアーナはルシアンに持ちかける。
「貴方様には帝国の覇権を。わたくしには復讐の舞台を。そのための『契約婚約』を――」
憎悪を糧に生きる皇妃と、氷の瞳を持つ公爵。
二人の偽りの婚約の行く末は……
【本編完結】ただの平凡令嬢なので、姉に婚約者を取られました。
138ネコ@書籍化&コミカライズしました
ファンタジー
「誰にも出来ないような事は求めないから、せめて人並みになってくれ」
お父様にそう言われ、平凡になるためにたゆまぬ努力をしたつもりです。
賢者様が使ったとされる神級魔法を会得し、復活した魔王をかつての勇者様のように倒し、領民に慕われた名領主のように領地を治めました。
誰にも出来ないような事は、私には出来ません。私に出来るのは、誰かがやれる事を平凡に努めてきただけ。
そんな平凡な私だから、非凡な姉に婚約者を奪われてしまうのは、仕方がない事なのです。
諦めきれない私は、せめて平凡なりに仕返しをしてみようと思います。
妹の身代わりに殺戮の王太子に嫁がされた忌み子王女、実は妖精の愛し子でした。嫁ぎ先でじゃがいもを育てていたら、殿下の溺愛が始まりました・長編版
まほりろ
恋愛
国王の愛人の娘であるアリアベルタは、母親の死後、王宮内で放置されていた。
食事は一日に一回、カビたパンやまふ腐った果物、生のじゃがいもなどが届くだけだった。
しかしアリアベルタはそれでもなんとか暮らしていた。
アリアベルタの母親は妖精の村の出身で、彼女には妖精がついていたのだ。
その妖精はアリアベルタに引き継がれ、彼女に加護の力を与えてくれていた。
ある日、数年ぶりに国王に呼び出されたアリアベルタは、異母妹の代わりに殺戮の王子と二つ名のある隣国の王太子に嫁ぐことになり……。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。
※中編を大幅に改稿し、長編化しました。2025年1月20日
※長編版と差し替えました。2025年7月2日
※コミカライズ化が決定しました。商業化した際はアルファポリス版は非公開に致します。
※表紙イラストは猫様からお借りしています。