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第三話「万年筆が記す、約束の場所」
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夕凪堂での日々は、ゆったりとした川の流れのように穏やかに過ぎていった。
奏は、店に並ぶ様々な古道具の声に耳を傾けることで、その扱い方や価値を少しずつ学んでいった。それは、神様の声を聞き、ただそれを伝えるだけだった頃にはなかった、手触りのある確かな知識だった。
「奏よ、少し休憩にせぬか。とっておきの玉露が入ったのじゃ」
昼下がり、帳簿と睨めっこをしていた奏に、紬が声をかけた。彼女が淹れるお茶は、いつだって格別だった。茶葉の種類によって湯の温度を巧みに変え、最後の一滴まで慈しむように淹れられたお茶は、疲れた心と身体にじんわりと染み渡る。
「わあ、ありがとうございます、紬さん」
「さん、など付けずともよい。紬、と呼び捨てにするがよい」
「え、でも……」
「わらわは見た目こそこうじゃが、中身は相当な年寄りじゃぞ? いちいち気にしていたら、首が凝ってしまうわ」
そう言ってくすくすと笑う紬の横で、日向ぼっこをしていた琥珀が呆れたようにため息をついた。
「そいつはただ、年寄り扱いされたくないだけだ。奏、気にせず好きに呼んでやれ」
「こら、琥珀。余計なことを言うでない」
軽口を叩き合う二人(一人と一匹)のやり取りは、すっかり見慣れた光景になった。家族というものを、奏はもう持っていないと思っていた。けれど、この二人との時間は、間違いなく家族のそれのように温かかった。
玉露の甘い香りに包まれて、三人が縁側で寛いでいると、からん、と店の入り口の鈴が鳴った。
やってきたのは、郵便配達の制服を着た、少し気の弱そうな青年だった。彼はきょろきょろと店内を見回し、おずおずとカウンターに近づいてきた。
「あの……こちらで、訳ありの品を見ていただけると聞いて……」
青年が鞄から取り出したのは、一本の古い万年筆だった。黒く艶やかな軸に、金のペン先。一目で上質な品だと分かるが、ところどころに細かい傷があり、使い込まれてきた年月を感じさせる。
「これは、父の形見なんです。父も郵便配達員で……生前、ずっとこの万年筆で手紙を書いていました」
青年の話によると、彼の父親はひと月前に病気で亡くなったらしい。彼は父親の跡を継いで郵便配達員になったものの、仕事でミスばかりしてしまい、すっかり自信を失くしていた。そんな時、父親の遺品の中からこの万年筆を見つけ、お守りのように持ち歩いているのだという。
「でも、この万年筆を持っていると、なんだか胸が苦しくなるんです。父に『お前には無理だ』って、責められているような気がして……」
そう言って俯く青年の肩は、小さく震えていた。
奏は、そっと万年筆に触れた。すると、インクの匂いと共に、力強い声が流れ込んでくる。それは、亡き父親の想いだった。
(頑張れ……お前なら、できる……)
(あの場所へ行け……約束を、果たしてくれ……)
責めているのではない。むしろ、息子を必死で応援している。そして、何かを託そうとしている。
「あの場所」とは、一体どこなのだろうか。
「この万年筆、少しお預かりしてもよろしいでしょうか」
奏の申し出に、青年はこくりと頷いた。
その夜、奏は自室で万年筆と向き合っていた。もっと声を聞こうと集中すると、断片的な映像が浮かんでは消える。
──満開の桜並木。古いポスト。海が見える丘。そして、「ありがとう」と何度も何度も書かれた、手紙の束。
「どうやら、この万年筆は、ただの手紙を書くための道具ではなかったようじゃのう」
いつの間にか部屋の入り口に立っていた紬が、静かに言った。彼女の隣では、琥珀が「ふむ」と唸っている。
「この万年筆からは、感謝の念が溢れておる。持ち主は、このペンで誰かの想いを繋いできたのではないかのう」
「想いを……繋ぐ?」
その時、奏の脳裏に、父親を亡くしたという青年の言葉が蘇った。
──父も、郵便配達員で……。
翌日、奏は青年を訪ね、一つの提案をした。
「お父様が配達で使っていた地図は残っていませんか? それを持って、もう一度、お父様が担当していた区域を回ってみましょう」
半信半疑の青年に、奏は万年筆から聞こえた「桜並木」や「古いポスト」といった断片的な情報を伝えた。すると、青年の顔色がかわり、「心当たりがあります」と呟いた。
二人は、青年の父親が遺した手描きの地図を頼りに、海沿いの小さな町を歩き始めた。地図には、配達ルートだけでなく、ところどころに「ここの家の犬はよく吠える」「坂の途中の桜が綺麗」など、細かなメモが書き込まれていた。それは、仕事熱心だった父親の姿そのものだった。
やがて、二人は地図に「約束の場所」と記された、海を見下ろす丘の上にたどり着いた。そこには、ぽつんと立つ一本の桜の木と、今は使われていない古い赤いポストがあった。
「ここだ……!」
奏がポストに近づくと、万年筆の声がひときわ強く響いた。
(この中に……。わしの代わりに……届けてくれ……)
奏がポストの投函口をそっと開けると、中には分厚い封筒が一つ、大切そうに置かれていた。宛名には、「我が息子へ」と、万年筆で書かれた、少し掠れた文字があった。
それは、亡き父親が息子に宛てた、最後の手紙だった。
手紙には、郵便配達員という仕事への誇り、そして息子への深い愛情が、訥々と綴られていた。そして、最後はこう締め括られている。
『お前が自信を失くした時は、この丘に来て海を見るんだ。海は、どんな手紙も必ず届けるべき場所へ運んでくれる。お前も、海のような配達員になれ』
手紙を読み終えた青年の目には、涙が光っていた。胸のつかえが取れたような、晴れやかな顔だった。万年筆から感じていた苦しさは、息子を想う父親の強い気持ちが、うまく伝わらなかったせいだったのだ。
夕凪堂への帰り道、奏は紬に言った。
「モノの声を聞くだけじゃ、ダメなんですね。その想いを、ちゃんと届けるまでが、僕たちの仕事なんだ」
紬は何も言わず、ただ優しく微笑んだ。
その日の夕食は、まんぷく食堂の特製カツ丼だった。サクサクの衣と、出汁の染みた卵が、やり遂げた後の空腹の身体に染み渡る。
大きなカツを頬張りながら、奏は、モノと人の想いを繋ぐこの仕事が、たまらなく好きになっている自分に気づいていた。
奏は、店に並ぶ様々な古道具の声に耳を傾けることで、その扱い方や価値を少しずつ学んでいった。それは、神様の声を聞き、ただそれを伝えるだけだった頃にはなかった、手触りのある確かな知識だった。
「奏よ、少し休憩にせぬか。とっておきの玉露が入ったのじゃ」
昼下がり、帳簿と睨めっこをしていた奏に、紬が声をかけた。彼女が淹れるお茶は、いつだって格別だった。茶葉の種類によって湯の温度を巧みに変え、最後の一滴まで慈しむように淹れられたお茶は、疲れた心と身体にじんわりと染み渡る。
「わあ、ありがとうございます、紬さん」
「さん、など付けずともよい。紬、と呼び捨てにするがよい」
「え、でも……」
「わらわは見た目こそこうじゃが、中身は相当な年寄りじゃぞ? いちいち気にしていたら、首が凝ってしまうわ」
そう言ってくすくすと笑う紬の横で、日向ぼっこをしていた琥珀が呆れたようにため息をついた。
「そいつはただ、年寄り扱いされたくないだけだ。奏、気にせず好きに呼んでやれ」
「こら、琥珀。余計なことを言うでない」
軽口を叩き合う二人(一人と一匹)のやり取りは、すっかり見慣れた光景になった。家族というものを、奏はもう持っていないと思っていた。けれど、この二人との時間は、間違いなく家族のそれのように温かかった。
玉露の甘い香りに包まれて、三人が縁側で寛いでいると、からん、と店の入り口の鈴が鳴った。
やってきたのは、郵便配達の制服を着た、少し気の弱そうな青年だった。彼はきょろきょろと店内を見回し、おずおずとカウンターに近づいてきた。
「あの……こちらで、訳ありの品を見ていただけると聞いて……」
青年が鞄から取り出したのは、一本の古い万年筆だった。黒く艶やかな軸に、金のペン先。一目で上質な品だと分かるが、ところどころに細かい傷があり、使い込まれてきた年月を感じさせる。
「これは、父の形見なんです。父も郵便配達員で……生前、ずっとこの万年筆で手紙を書いていました」
青年の話によると、彼の父親はひと月前に病気で亡くなったらしい。彼は父親の跡を継いで郵便配達員になったものの、仕事でミスばかりしてしまい、すっかり自信を失くしていた。そんな時、父親の遺品の中からこの万年筆を見つけ、お守りのように持ち歩いているのだという。
「でも、この万年筆を持っていると、なんだか胸が苦しくなるんです。父に『お前には無理だ』って、責められているような気がして……」
そう言って俯く青年の肩は、小さく震えていた。
奏は、そっと万年筆に触れた。すると、インクの匂いと共に、力強い声が流れ込んでくる。それは、亡き父親の想いだった。
(頑張れ……お前なら、できる……)
(あの場所へ行け……約束を、果たしてくれ……)
責めているのではない。むしろ、息子を必死で応援している。そして、何かを託そうとしている。
「あの場所」とは、一体どこなのだろうか。
「この万年筆、少しお預かりしてもよろしいでしょうか」
奏の申し出に、青年はこくりと頷いた。
その夜、奏は自室で万年筆と向き合っていた。もっと声を聞こうと集中すると、断片的な映像が浮かんでは消える。
──満開の桜並木。古いポスト。海が見える丘。そして、「ありがとう」と何度も何度も書かれた、手紙の束。
「どうやら、この万年筆は、ただの手紙を書くための道具ではなかったようじゃのう」
いつの間にか部屋の入り口に立っていた紬が、静かに言った。彼女の隣では、琥珀が「ふむ」と唸っている。
「この万年筆からは、感謝の念が溢れておる。持ち主は、このペンで誰かの想いを繋いできたのではないかのう」
「想いを……繋ぐ?」
その時、奏の脳裏に、父親を亡くしたという青年の言葉が蘇った。
──父も、郵便配達員で……。
翌日、奏は青年を訪ね、一つの提案をした。
「お父様が配達で使っていた地図は残っていませんか? それを持って、もう一度、お父様が担当していた区域を回ってみましょう」
半信半疑の青年に、奏は万年筆から聞こえた「桜並木」や「古いポスト」といった断片的な情報を伝えた。すると、青年の顔色がかわり、「心当たりがあります」と呟いた。
二人は、青年の父親が遺した手描きの地図を頼りに、海沿いの小さな町を歩き始めた。地図には、配達ルートだけでなく、ところどころに「ここの家の犬はよく吠える」「坂の途中の桜が綺麗」など、細かなメモが書き込まれていた。それは、仕事熱心だった父親の姿そのものだった。
やがて、二人は地図に「約束の場所」と記された、海を見下ろす丘の上にたどり着いた。そこには、ぽつんと立つ一本の桜の木と、今は使われていない古い赤いポストがあった。
「ここだ……!」
奏がポストに近づくと、万年筆の声がひときわ強く響いた。
(この中に……。わしの代わりに……届けてくれ……)
奏がポストの投函口をそっと開けると、中には分厚い封筒が一つ、大切そうに置かれていた。宛名には、「我が息子へ」と、万年筆で書かれた、少し掠れた文字があった。
それは、亡き父親が息子に宛てた、最後の手紙だった。
手紙には、郵便配達員という仕事への誇り、そして息子への深い愛情が、訥々と綴られていた。そして、最後はこう締め括られている。
『お前が自信を失くした時は、この丘に来て海を見るんだ。海は、どんな手紙も必ず届けるべき場所へ運んでくれる。お前も、海のような配達員になれ』
手紙を読み終えた青年の目には、涙が光っていた。胸のつかえが取れたような、晴れやかな顔だった。万年筆から感じていた苦しさは、息子を想う父親の強い気持ちが、うまく伝わらなかったせいだったのだ。
夕凪堂への帰り道、奏は紬に言った。
「モノの声を聞くだけじゃ、ダメなんですね。その想いを、ちゃんと届けるまでが、僕たちの仕事なんだ」
紬は何も言わず、ただ優しく微笑んだ。
その日の夕食は、まんぷく食堂の特製カツ丼だった。サクサクの衣と、出汁の染みた卵が、やり遂げた後の空腹の身体に染み渡る。
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