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第2部
4.酔っ払いの反省 ※
しおりを挟む「テオ?俺も横に行っていいかい?」
「いいぜ、こっち来いよ!」
オレはリュークを抱きしめたまま隣の椅子をバシバシ叩く。
ルシアンが席に座ると騎士達が居なくなった。
「アレ~?みんなどーしたんだよー」
「テオ、その抱きついてるのはなんだい?」
「あはは、えとねー、リュークっていうんだぜ。オレの剣に惚れたって言ってくれてなぁ~!顔も可愛いのにさー強くてさ、すごいんだよーいい子いい子」
オレはリュークの頭を撫で、ちゅっちゅっと頭にキスをする。
「それにさ、ほらみてくれよー。この長くてサラサラ。お前に似てるよなぁ」
リュークの髪に指を通す。
「綺麗だなぁ~」
リュークと目が合う。冷たい魔力のせいで顔が青ざめていた。
「寒いのか?大丈夫か?」
オレはリュークの両頬を包み込み、顔を上げさせる。口と口が触れそうで触れない。ルシアンともこんなことあったなー、と思い出す。
「それはダメだよ、テオ?」
オレはルシアンに顔を横に向かせられキスをされる。強引に入ってきた舌がオレの口内を舐めとる。
「んっ……ふぁっんっ」
リュークの頬を掴むのをやめればそのままルシアンに担がれる。
「ルシアン、帰るの?」
「帰るよ。私の婚約者が迷惑をかけたね。みんなさんにもご迷惑お掛けしました。ただ、飲みすぎは良くないから、気を付けて下さいね。では失礼します」
「リュークー、トリスターン、バイバーイ」
オレたちは酒場を後にした。
酒場から別邸に連れて行かれたオレは、達することができない時間を味わわされていた。
「ああっ……いくっ……やだっ、止まるなよっ」
ーーイキたい。
うつ伏せにされ、達してしまいそうになると止まってしまうルシアンを睨み付ける。
ルシアンはオレの中に入れたまま動かない。イキたくて仕方がないオレの中はぎゅうぎゅうにルシアンのそれを抱きしめる。
「テオは婚約者がいるって忘れちゃってたの?」
ルシアンなりのオレへの罰なのだろう。酔いが覚めたオレは怒っているルシアンに謝罪をするが許して貰えなかった。
達することが出来ずにいるオレのそれはじんじんと震え、先走りがだらだらとヨダレを垂らしていた。
「忘れるわけ、ないっ」
「本当に?リューク・エルムとくっついて俺に見せつけていたじゃないか」
「ちがっ、リュークがオレのこと尊敬してるって……それに、ああっ!」
律動が再開される。しかし、いい所には絶対に突いてこない。
ルシアンはオレの中をゆっくりと動いたりいい所の傍を強く突いたりする
「言い訳は聞きたくない。俺は今、すごく……傷ついる」
「ごめっ……ごめんってぇ」
「許さないよ。リューク・エルムとキスまでしようとして。それにあいつの頭にキスいっぱいしてたじゃないか」
ゆっくりと出し入れされ、ルシアンのそれが抜けて行くと達するのを我慢され続けた中は敏感になり内ももががくがくと痙攣する。
「あーーーっ、いくいくっいっちゃっ……やだぁ、ルシアンっ」
ルシアンはそのまま抜いてしまった。
蕩けきってしまっている窄みはヒクヒクとオレの意思なんて関係なく物欲しそうにする。
「……それに、お前に似てたんだよぉ、学生の頃のお前にっ。可愛くて綺麗だった」
「それであんなに甘えた顔して?信じられない。人に肌を見せないでっていう約束も破るし。ちょっと酔すぎたんじゃない?」
はっ、と笑いルシアンは前髪をかき上げる。
その姿にすら刺激を受け、奥が疼く。
「テオは俺の婚約者なのに、悪いことするのはこの身体なの?」
首筋を噛まれる。
「それともリューク・エルムを撫でたこの手かな?」
手首を噛まれた。
「……ルシアンっ」
「イキたいの?」
「イキたい。もう、酒は飲みすぎないからイかせてくれよっ」
ルシアンはオレを上に乗せる。
「いいよ、今回は許してあげる。だけど、イキたいなら自分で挿れてイってくれる?」
にこり、と笑うルシアンにオレは次は絶対に酒を飲みすぎないように心の中で誓った。
オレは最初は躊躇したものの、ルシアンのそれをゆっくりと中に挿れていく。
入っていく感覚に内股が震える。
「手伝ってあげるね」
ルシアンの肉茎が奥までずぶりと一気に入る。
一瞬、息ができなくなる程の快楽が走り抜けオレは達した。
「あ、あ、ああっ……あっ」
動けないでいるとルシアンが律動を始める。
「待ってくれっ……いまは、だめっ……ああああっ」
達したばかりなのに、いい所を確実に突き上げ、オレはあっという間に達してしまう。
やめてくれ、と懇願しても止まる気配はなくオレは後ろで何回も達してしまう。
「テオ、いいお勉強になったじゃないか。酒は飲んでも飲まれるな、だよ」
ルシアンは下から吐き出した熱いそれを擦り付けるように突き上げる、
「も、むりっ……おねが、い、もう」
「テオがいけない間、俺も我慢してたんだよ?まだ足りないよ?」
「も、ほんとにこわれちゃうっ」
オレはボロボロと情けなく泣き始めてしまう。
ルシアンが怖かった。
前に感じたことがある冷たいルシアンだったからだ。
「ごめん、やり過ぎた」
ルシアンはオレを抱きしめる。
「……不安になった。テオが自分以外の人に甘えて、頭にキスしてて、抱きしめて。ドロドロしたモヤが止まらなかった」
ルシアンは流れた涙をキスで拭っていく。
「オレこそ、ごめん。……本当にごめんな」
もし、ルシアンがオレと同じことをしたらきっと煮えくり返ってどうにかなってひまうだろう。オレはルシアンを強く抱きしめる。
「ねぇ、テオ?俺の頭も撫でてくれる?」
「……もちろん」
オレはルシアンの頭を撫でる。白銀の髪に指を通すとさらさらしていて滑らかだ。
ルシアンの髪を掬いキスを落とす。
「オレ、ルシアンの髪、大好きなんだ」
きらきら輝いていて綺麗で、キスする時にオレの頬に触れる度に少しくすぐったいのにルシアンに触られているようで。
それにオレを抱いている時に彼が揺れる度、肩からさらり、と落ちてくるのがたまらなく好きだった。
「……せっかく我慢しようと思ったのに。煽ったのはテオだからね」
ルシアンは律動を始め、今度は甘くて蕩けるような刺激を存分に味わうことになった。
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