黒禁忌名簿(ブラックリスト)に載ったギルドになってしまいました(泣)

紫苑

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【二人目・二葉 兵固】

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俺たち二人はオークキングの前に威風堂々と、いや、俺実際脚がガクガクしてるんだけど、隣の姉さんは本当に堂々として、ましてやまだ『美味そう』と良いながら涎を啜っているではないか。
涎の音に気を取られていたが、目がすんごい爛々と輝いていて、ちょっと引く・・・・・・・・・。
だが、引いたのは俺だけではなかった。

あのオークキングが一歩また一歩と姉さんの顔色を伺いながら後退しているではないか。
そして額から大粒の汗が滝のように頬を伝い地面に落としている。
ん?んんんんん???????
奴が凝視している姉さんの顔をもう一度よく見ると、さっきは爛々と輝いていた目が今はハンターの色になっており、しかも口角がすんごいことになっている。
半月型ってこんな感じか~~~とか悠長な事は考えていられない。
その口からはルンルン♪と鼻唄まで出始めて、オークキングだけでなく俺も、そして、辛うじて息を潜めて様子を伺っていたプレイヤーもその場に凍り付いたのだ。

恐怖はモンスターにあらず。恐怖は隣人にあり。

これ、名言じゃね???
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