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罰
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エイドリアンはアンドリューから聞いた今夜の部屋を訪れる為に部屋を出た。エイドリアンの寝室にはエマニュエルが眠りに付いている為、側妃を抱く部屋は別に用意されている。
エイドリアンは部屋の前に付くと護衛騎士に目を向ける。護衛騎士は目を合わせる事なく礼を取る。
‥何だか私が悪い事をするみたいだな(笑)
エイドリアンは息を1つ吐くとその扉を開いた。
暗い部屋の中進んでいくと、以外にも部屋は静かであった。エイドリアンはアマリヤがすぐに纏わりついて来るだろうと思っていたのだが、案外こうなると淑女なのであろうか。
ベッドに横になっているアマリヤをチラリと見ると再び溜息を付いて
『アマリヤ』
声を掛けるもアマリヤは黙ったまま起き上がってこない。エイドリアンが静かに布団を剥ぐと下着のままうつ伏せになるアマリヤがいた。微かに震えているようだ。
『何してるの?』
呆れたように言うも返答もない。エイドリアンは再び声を掛ける。
『何してるの?エマニュエル。』
うつ伏せに寝る女は静かに振り向くと
『ごめんなさい。』
エマニュエルであった。
黙り込むエイドリアンを見上げるエマニュエルは
『怒ってますよね?』
エイドリアンは溜息をついて
『何やってるかわかってるの?』
『‥。』
『大事な代継を作る機会を台無しにしたらどうなるか知ってるの?』
『どうなるのです?』
困り果てたエマニュエルはエイドリアンを見上げる。
『そもそも側妃選定にはどれだけの人が動きどれだけの予算が付けられたか考えてごらん?エマニュエルが言ったんだよね?側妃について。』
『‥』
『で?アマリヤは?どうしたの?』
『違うお部屋で‥』
驚くエイドリアンは
『待ってるの?』
既に正座をしているエマニュエルが
『はい‥』
エイドリアンは大きく溜息をついて部屋を後にした。
エマニュエルはその後ろ姿を見ながら声を上げて泣いた。まるで幼子の様に泣いた。自分でもわかっている。あるまじき行為をしていることは。でもどうしていいのか分からなかった。こんな気持ちエマニュエルは知らない。
少しすると再びエイドリアンが戻ってきた。エマニュエルはよく分からない展開についていけずただ泣いていた。
『アマリヤに使いを出した。そんな格好でいつまでも来ない相手を待っていたら風邪ひいちゃうからね?』
『来ない相手?』
もはや涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げると
『そうだよ、だって私は行かないからね?』
『いいの?』
エイドリアンは困った様に眉を下げると
『そもそも私は側妃なんていらないしね?エマニュエルの気持ちが知りたかっただけ。だから今夜もここには来たけれどアマリヤを抱くつもりは無かったからね?』
エマニュエルは子どもの様に
『でも怒ってらしたわ。』
エイドリアンは真顔になり
『エマニュエル、君が言ったのだよ?私が間違いを冒した時は庇う事をせず律してくれと、それ相応の罰を与えてくれと。私が怠惰の為にエマニュエルを泣かせたあの日。覚えてる?私はエマニュエルに約束したよね?』
エマニュエルは覚えていた。確かに言った。約束した。
エイドリアンはニヤリと笑みを浮かべると
『どんな罰にしようか?』
エイドリアンはベッドに上がると正座するエマニュエルを後ろから抱え込むと
『エマニュエルのご両親の様に私はエマニュエルの椅子になるよ?いつまでもこうしていようね。』
エマニュエルは後ろのエイドリアンへ振り向くとエイドリアンは優しくエマニュエルの唇を塞いだ。
エマニュエルは初めての事に驚きながらも必死にエイドリアンにしがみつくとエイドリアンは愛おしそうにエマニュエルを包み込む。
『これでもかなり忍耐力はある方なんだ。かなり待ったからね?もういいよね?不能じゃないしね。』
耳元でささやくエイドリアンの声がいつもよりかすれていてエマニュエルは熱く蕩けそうになった。
見上げるエイドリアンは優しく見つめる。エマニュエルが静かに頷くとエイドリアンは待ちくたびれたかのようにエマニュエルをベッドに寝かせるとエマニュエルは美しく微笑んだ。エイドリアンはエマニュエルを見つめやがて目を閉じたかと思うと
『エマニュエルへの罰は、今夜は寝かせない。いいね?』
意味のよく分からない罰であったがエマニュエルは笑顔で頷いた。
そこからエマニュエルは未知なる世界への扉が開かれ朝まで驚きの連続であった。
エイドリアンは部屋の前に付くと護衛騎士に目を向ける。護衛騎士は目を合わせる事なく礼を取る。
‥何だか私が悪い事をするみたいだな(笑)
エイドリアンは息を1つ吐くとその扉を開いた。
暗い部屋の中進んでいくと、以外にも部屋は静かであった。エイドリアンはアマリヤがすぐに纏わりついて来るだろうと思っていたのだが、案外こうなると淑女なのであろうか。
ベッドに横になっているアマリヤをチラリと見ると再び溜息を付いて
『アマリヤ』
声を掛けるもアマリヤは黙ったまま起き上がってこない。エイドリアンが静かに布団を剥ぐと下着のままうつ伏せになるアマリヤがいた。微かに震えているようだ。
『何してるの?』
呆れたように言うも返答もない。エイドリアンは再び声を掛ける。
『何してるの?エマニュエル。』
うつ伏せに寝る女は静かに振り向くと
『ごめんなさい。』
エマニュエルであった。
黙り込むエイドリアンを見上げるエマニュエルは
『怒ってますよね?』
エイドリアンは溜息をついて
『何やってるかわかってるの?』
『‥。』
『大事な代継を作る機会を台無しにしたらどうなるか知ってるの?』
『どうなるのです?』
困り果てたエマニュエルはエイドリアンを見上げる。
『そもそも側妃選定にはどれだけの人が動きどれだけの予算が付けられたか考えてごらん?エマニュエルが言ったんだよね?側妃について。』
『‥』
『で?アマリヤは?どうしたの?』
『違うお部屋で‥』
驚くエイドリアンは
『待ってるの?』
既に正座をしているエマニュエルが
『はい‥』
エイドリアンは大きく溜息をついて部屋を後にした。
エマニュエルはその後ろ姿を見ながら声を上げて泣いた。まるで幼子の様に泣いた。自分でもわかっている。あるまじき行為をしていることは。でもどうしていいのか分からなかった。こんな気持ちエマニュエルは知らない。
少しすると再びエイドリアンが戻ってきた。エマニュエルはよく分からない展開についていけずただ泣いていた。
『アマリヤに使いを出した。そんな格好でいつまでも来ない相手を待っていたら風邪ひいちゃうからね?』
『来ない相手?』
もはや涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げると
『そうだよ、だって私は行かないからね?』
『いいの?』
エイドリアンは困った様に眉を下げると
『そもそも私は側妃なんていらないしね?エマニュエルの気持ちが知りたかっただけ。だから今夜もここには来たけれどアマリヤを抱くつもりは無かったからね?』
エマニュエルは子どもの様に
『でも怒ってらしたわ。』
エイドリアンは真顔になり
『エマニュエル、君が言ったのだよ?私が間違いを冒した時は庇う事をせず律してくれと、それ相応の罰を与えてくれと。私が怠惰の為にエマニュエルを泣かせたあの日。覚えてる?私はエマニュエルに約束したよね?』
エマニュエルは覚えていた。確かに言った。約束した。
エイドリアンはニヤリと笑みを浮かべると
『どんな罰にしようか?』
エイドリアンはベッドに上がると正座するエマニュエルを後ろから抱え込むと
『エマニュエルのご両親の様に私はエマニュエルの椅子になるよ?いつまでもこうしていようね。』
エマニュエルは後ろのエイドリアンへ振り向くとエイドリアンは優しくエマニュエルの唇を塞いだ。
エマニュエルは初めての事に驚きながらも必死にエイドリアンにしがみつくとエイドリアンは愛おしそうにエマニュエルを包み込む。
『これでもかなり忍耐力はある方なんだ。かなり待ったからね?もういいよね?不能じゃないしね。』
耳元でささやくエイドリアンの声がいつもよりかすれていてエマニュエルは熱く蕩けそうになった。
見上げるエイドリアンは優しく見つめる。エマニュエルが静かに頷くとエイドリアンは待ちくたびれたかのようにエマニュエルをベッドに寝かせるとエマニュエルは美しく微笑んだ。エイドリアンはエマニュエルを見つめやがて目を閉じたかと思うと
『エマニュエルへの罰は、今夜は寝かせない。いいね?』
意味のよく分からない罰であったがエマニュエルは笑顔で頷いた。
そこからエマニュエルは未知なる世界への扉が開かれ朝まで驚きの連続であった。
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