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令嬢としてのプライド‥
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『どうすれば許して頂けますか?』
あらら、こちらもまた簡単に。
貴族の令嬢としてプライドはどこで落としてきたのかしら?
『人聞きの悪い言葉申すな、私は西国の様に駒の様に人を動かす事はせん。』
『ならば!』
‥っ早!食らいついた様にまた。
ってかこいつ生粋の馬鹿だわ。あっ失礼。
東国王太子夫妻に不敬を働けば、許されるはずなどない事くらいわからないかね?全く‥
『でもな、この音声があるからな‥』
殿下は困った様に首を撚る。
『それなら、私にお任せ下さい。処分しておきますわ』と手を伸ばすサマンサ様より早く殿下は手を上げる。飛びつこうも背の高い殿下の手には届くはずもなく‥
‥あらあら、もはや品格など無いわ。テオドールが居たら大説教ね。
『簡単な言だ。お前は主に任務遂行の報告をするだけだ。』
『え?それだけ?』
何だ‥と安堵したサマンサ嬢に
『但し、この事を口外したときは、この音声を出す。どちらに信憑性があるかはお前でもわかるだろう。』
はっとしたサマンサ嬢は
『承知いたしました』
と部屋を後にした。
ってかさ、着替えは?コルセットは?外してくれないの?ちょっと貴女こそ仕事してから出てきなさいよ!
あらら、こちらもまた簡単に。
貴族の令嬢としてプライドはどこで落としてきたのかしら?
『人聞きの悪い言葉申すな、私は西国の様に駒の様に人を動かす事はせん。』
『ならば!』
‥っ早!食らいついた様にまた。
ってかこいつ生粋の馬鹿だわ。あっ失礼。
東国王太子夫妻に不敬を働けば、許されるはずなどない事くらいわからないかね?全く‥
『でもな、この音声があるからな‥』
殿下は困った様に首を撚る。
『それなら、私にお任せ下さい。処分しておきますわ』と手を伸ばすサマンサ様より早く殿下は手を上げる。飛びつこうも背の高い殿下の手には届くはずもなく‥
‥あらあら、もはや品格など無いわ。テオドールが居たら大説教ね。
『簡単な言だ。お前は主に任務遂行の報告をするだけだ。』
『え?それだけ?』
何だ‥と安堵したサマンサ嬢に
『但し、この事を口外したときは、この音声を出す。どちらに信憑性があるかはお前でもわかるだろう。』
はっとしたサマンサ嬢は
『承知いたしました』
と部屋を後にした。
ってかさ、着替えは?コルセットは?外してくれないの?ちょっと貴女こそ仕事してから出てきなさいよ!
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