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吉報はいきなりやってくる
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『はぁ~ふぅ。』
眠い目を擦りながらベッドに座るリデュアンネ。
『まあ、リデュ様。最近お盛んなのですね?』
相変わらずのマリーは今日も平常運転。
同じ侍女でもルイザは異なる。
『リデュ様。月のものが来ておりませんね。一度診察をしましょう。』
ルイザの見解に2人は驚きながらも指折り数える。
まぢで?
心が踊るリデュアンネだが
『元々不順でいらっしゃいますから念の為にございます。』
ルイザの冷静なひと言で喜びから一気に奈落の底へ落とされる2人。
『デュアンが!』
こちらも喜びを隠せないハインリッヒ。
『ですから念の為でございます。くれぐれも口外せぬように。リデュ様にもですよ。リデュ様にも念の為ということはお話ししてあります。が、リデュ様からすればまだわからない事を殿下がご存知なのはこれまたプレッシャーになりますので。』
冷静に語るルイザ
『ならば何故わたしに?』
小さく溜息をつくルイザは
『本来なら私がお伝えすることではございません。しかしリデュ様にご懐妊の可能性があるならば、殿下にも気を配って頂かなけれぱなりません事がございますでしょう?』
『え?なに?』
(このサル)
ハインリッヒにはルイザの心の声がダダ漏れであることを指摘する勇気は無い。そう、リデュアンネの侍女とはいえ、マリーと違い、頭の固いルイザは苦手なのである。氷メガネから送られる視線はとても冷たく恐ろしい‥
『とにかく、はっきりするまでは、お控え下さいませ。良いですか?』
『‥はい。』
小さくなるハインリッヒを横目にルイザは部屋を出て帝国医の手配に向かう。
ニコニコしながら入ってくるテオドールにハインリッヒは
『テオは勝手に聞いていたのだからな!私が口外したのではないぞ!』
『どうした?ルイザがそんなにおっかないか?』
『テオは長い付き合いだから平気かもだけど、私は初対面からあの感じだよ。彼女は護衛よりも強そうだ』
2人でソファに腰掛け、ルイザについて話しだした。
『ルイザは候爵令嬢だとか?』
西国の様子がまだよくわからないハインリッヒはテオドールに聞く。
『そうだ、それもアルとお嬢様の幼なじみという関係だ。』
『普通に令嬢をしていれば、婚約者などすぐ見付かるだろう?』
『まあな、でもマリーやお嬢様とはちょっと雰囲気が違うだろ?俺もよくは知らないが、訳ありって感じ。』
『調べてないの?』
『そこまででは無い。お嬢様への忠誠は確かだからな。』
『ふ~ん。』
2人揃ってルイザを思い浮かべていると
『失礼します』
当の本人お出ましにより、椅子から飛び上がる2人。
『ど、どうした?』
平静を装うも装いきれてないハインリッヒ。
『帝国医の診察が始まりました。いらっしゃいますか?』
冷めた視線に黙り込む2人。
『無理にとは申しません』
踵を返したところで
『『参ります!』』
2人の言葉は重なり、大人しくルイザの後を追った。
部屋に入ると、寝ているデュアンのとなりにマリーが座って微笑んでいる。
帝国医はすかさず礼を取る。
『皇帝陛下、おめでとうございます!』
‥まだ信じられないハインリッヒはデュアンの元に歩み寄る。
『デュアン!』
寝ているデュアンを抱きしめたいと駆け寄るも
マリーが退かない。
こらこらマリーここは主に譲る所だぞ。
『殿下!安定期まではお控え下さい!私はリデュ様をお守りしているのです!』
『マリー、私を何だと思っておるのだ!』
マリーを押し退けデュアンの手を握る。眠っているデュアンの手を取りキスを落とす。
『殿下!いけません!』
マリーは叫んだ。
そこへアルフレッドが駆け込んできた。
テオドールは
『アル、一足遅かったな。ご懐妊だそうだ。』
2人で抱き合い喜ぶ姿にマリーは
『きっしょ』
テオドールはすかさず
『マリー聞こえているぞ!』
『だって、こういう発表って、大体お姫様が倒れて、まさかのまさかでご懐妊っていう、ドッキリ的じゃなきゃ駄目なのに、こんなに段取りよくだと調子が狂っちゃうわ。』
相変わらずのマリーにアルフレッドが
『マリーはもう少し仮面を装着する術があるといいね』
こちらも相変わらずの王子様。王子スマイルにマリーは
ノックアウト
されてない‥。
眠い目を擦りながらベッドに座るリデュアンネ。
『まあ、リデュ様。最近お盛んなのですね?』
相変わらずのマリーは今日も平常運転。
同じ侍女でもルイザは異なる。
『リデュ様。月のものが来ておりませんね。一度診察をしましょう。』
ルイザの見解に2人は驚きながらも指折り数える。
まぢで?
心が踊るリデュアンネだが
『元々不順でいらっしゃいますから念の為にございます。』
ルイザの冷静なひと言で喜びから一気に奈落の底へ落とされる2人。
『デュアンが!』
こちらも喜びを隠せないハインリッヒ。
『ですから念の為でございます。くれぐれも口外せぬように。リデュ様にもですよ。リデュ様にも念の為ということはお話ししてあります。が、リデュ様からすればまだわからない事を殿下がご存知なのはこれまたプレッシャーになりますので。』
冷静に語るルイザ
『ならば何故わたしに?』
小さく溜息をつくルイザは
『本来なら私がお伝えすることではございません。しかしリデュ様にご懐妊の可能性があるならば、殿下にも気を配って頂かなけれぱなりません事がございますでしょう?』
『え?なに?』
(このサル)
ハインリッヒにはルイザの心の声がダダ漏れであることを指摘する勇気は無い。そう、リデュアンネの侍女とはいえ、マリーと違い、頭の固いルイザは苦手なのである。氷メガネから送られる視線はとても冷たく恐ろしい‥
『とにかく、はっきりするまでは、お控え下さいませ。良いですか?』
『‥はい。』
小さくなるハインリッヒを横目にルイザは部屋を出て帝国医の手配に向かう。
ニコニコしながら入ってくるテオドールにハインリッヒは
『テオは勝手に聞いていたのだからな!私が口外したのではないぞ!』
『どうした?ルイザがそんなにおっかないか?』
『テオは長い付き合いだから平気かもだけど、私は初対面からあの感じだよ。彼女は護衛よりも強そうだ』
2人でソファに腰掛け、ルイザについて話しだした。
『ルイザは候爵令嬢だとか?』
西国の様子がまだよくわからないハインリッヒはテオドールに聞く。
『そうだ、それもアルとお嬢様の幼なじみという関係だ。』
『普通に令嬢をしていれば、婚約者などすぐ見付かるだろう?』
『まあな、でもマリーやお嬢様とはちょっと雰囲気が違うだろ?俺もよくは知らないが、訳ありって感じ。』
『調べてないの?』
『そこまででは無い。お嬢様への忠誠は確かだからな。』
『ふ~ん。』
2人揃ってルイザを思い浮かべていると
『失礼します』
当の本人お出ましにより、椅子から飛び上がる2人。
『ど、どうした?』
平静を装うも装いきれてないハインリッヒ。
『帝国医の診察が始まりました。いらっしゃいますか?』
冷めた視線に黙り込む2人。
『無理にとは申しません』
踵を返したところで
『『参ります!』』
2人の言葉は重なり、大人しくルイザの後を追った。
部屋に入ると、寝ているデュアンのとなりにマリーが座って微笑んでいる。
帝国医はすかさず礼を取る。
『皇帝陛下、おめでとうございます!』
‥まだ信じられないハインリッヒはデュアンの元に歩み寄る。
『デュアン!』
寝ているデュアンを抱きしめたいと駆け寄るも
マリーが退かない。
こらこらマリーここは主に譲る所だぞ。
『殿下!安定期まではお控え下さい!私はリデュ様をお守りしているのです!』
『マリー、私を何だと思っておるのだ!』
マリーを押し退けデュアンの手を握る。眠っているデュアンの手を取りキスを落とす。
『殿下!いけません!』
マリーは叫んだ。
そこへアルフレッドが駆け込んできた。
テオドールは
『アル、一足遅かったな。ご懐妊だそうだ。』
2人で抱き合い喜ぶ姿にマリーは
『きっしょ』
テオドールはすかさず
『マリー聞こえているぞ!』
『だって、こういう発表って、大体お姫様が倒れて、まさかのまさかでご懐妊っていう、ドッキリ的じゃなきゃ駄目なのに、こんなに段取りよくだと調子が狂っちゃうわ。』
相変わらずのマリーにアルフレッドが
『マリーはもう少し仮面を装着する術があるといいね』
こちらも相変わらずの王子様。王子スマイルにマリーは
ノックアウト
されてない‥。
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