貴方に嫌われたくなくて【完】

mako

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初夜もどき

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アルフォンスは夢心地で部屋に入るとリディアンネをソファに座らせ自らは膝を付いて目線を合わせる。



『リディアンネ、もっと早くに話してくれたら良かったのに。』


…ストーカーの身で話せるかいな。


リディアンネは恥ずかしそうに


『そうですね…』


とだけ答えるとアルフォンスは堪らずリディアンネを抱き込んだ。リディアンネは驚きながらも嬉しそうにアルフォンスの背中に手を回す。

この幸せな時を瞳を閉じて存分に噛み締めているリディアンネにアルフォンスは



『では、今夜から本当の意味での夫婦だね。』


リディアンネも嬉しそうに頷くとアルフォンスはリディアンネの手を取りバスルームに向かう。


…?ベッドはこっちだけど?


リディアンネはチームリディアンネからの教えと異なる動きを見せるアルフォンスに首を傾げながら付いていく。



アルフォンスはリディアンネの前立つとリディアンネのドレスを丁寧に剥いでいく。


…?え?


驚いたリディアンネにアルフォンスは


『私はお風呂に入らなければならないからね?』


リディアンネは何度も頷くと


『どうぞごゆっくり!』


アルフォンスは首を振ると


『私はもうずいぶんと待ったよ。もう待ちくたびれたからね。さあ、一緒に入ろう。』


…は?一緒にって。ええ~?


驚き声も出ないリディアンネにアルフォンスはクスクスと笑いながら嬉しそうに器用にも簡単にドレスと下着を剥ぎ取ると自らも一糸纏わぬ姿となっている。


ここまできたら逃げられない。流石は王女だけあり潔いのだ。

リディアンネは広いバスルームでアルフォンスに丁寧に身体を洗われながらあまりの心地よさについ

『髪もお願い…』


いつもの口調で言い放つとアルフォンスは嬉しそうに


『姫の仰せのままに…』


リディアンネはアルフォンスに洗われていた事を思い出し振り返るとアルフォンスは嬉しそうに微笑んだ。


…やってしまった。



アルフォンスはリディアンネを湯船に入れると自らをさっと洗い流し、リディアンネの浸かる湯船にリディアンネを抱えるように後ろ側に入った。



『アルフォンス様。初めてなのにハードル高くないですか?』


苦言を呈すリディアンネにアルフォンスは


『そう?』

気にする事無くリディアンネを抱き込むとリディアンネの身体を優しく撫でていく。少しさみしい胸を丁寧に円を描くように揉みほぐすとリディアンネは経験の無い感覚にアルフォンスを見る。

振り返るリディアンネの唇にすぐさまキスをすると器用にも優しく揉みほぐす手とは裏腹にはげしくねっとりとしたキスへと進んでいく。やがて力の抜けたリディアンネの唇にすかさず舌を這わせリディアンネはもはや頭が真っ白となっている。



アルフォンスの手が次第に胸の頂を転がすようになるとリディアンネは未知なる恐怖を覚え首を振りながら唇を離すように振り返っていた首を戻した。

アルフォンスは後からガッチリと包み込むリディアンネの足元に片手を滑らすとリディアンネの敏感な秘所は湯船の中からもわかる程潤っている。

リディアンネはアルフォンスの指から伝え来る快楽に小さく声を漏らす。その声はバスルームだけありいやらしく響き渡る。リディアンネは口元を抑え快楽に対抗するもアルフォンスの右手はリディアンネの秘所の蕾を丁寧に捏ねくり回す。

リディアンネは堪らず涙目になりながら首を振るとアルフォンスはリディアンネの耳もとで


『一度だけここでイッておこうか?』   


…イク?


アルフォンスは蕾の皮を剥き円を描くように何度も捏ねるとやがてリディアンネはアルフォンスの腕のながらで弓なりとなり絶頂を向かえたのである。


アルフォンスはリディアンネの頭をなでながら

『頑張ったね。』


と言うとリディアンネを抱き抱えバスタブから出るとリディアンネを丁寧にタオルで拭き上げそのままベッドへと運んだのである。


ぐったりとするリディアンネは息を切らすも


…これで真の夫婦ね♡これは熟睡間違いなしだわ。



リディアンネはこれから始まる本番を前に無知なる姫は1人納得の笑みをこぼした。




…流石は王女。やれば出来るわ♡



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