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旅路2
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日も暮れ始め馬車は一日目の宿へと付き静かに止まった。
リッカルドはあの妙な液体を飲み、すっかり元気を取り戻していた。
馬車を降りると部屋に案内された。
『こちらでございます。』
中に入ると特別室らしい立派な造りであったが、部屋が別れておらず1つしかない造りであった。
『ファビウス!』
カールトンがファビウスを呼ぶと
『ダリス大王国の王太子夫妻はとても仲がよろしいようで‥。こちらが当たり前かと思われたのでしょう。恐らく他国もみな同じでしょうから。』
『‥。』
押し黙るカールトンを他所にキャサリンは
『そうね、我々だけ勝手が許される訳ないわ!お嫌でしょうが辛抱して下さい。』
そう言うとキャサリンはスキップを踏んで食堂へ向かった。
その後ろ姿を眺めながらファビウスは
『何と男らしいのでしょう!私もファンになりそうです‥』
‥ファン?
リッカルドの妻との距離は、もはや誰よりも遠いのは間違い無い。
食事も終え部屋に戻ると既にキャサリンはモコモコに着替えソファで布団を掛けて寝転んでいる。
カールトンは小さく溜息を付くと
『ベッドを使うといい。』
そう言ってキャサリンにベッドへ促すもキャサリンは
『私は大丈夫ですから気になさらずにどうぞ!』
ソファで寝転んで足をパタパタと楽しそうだ。
‥。いやいや、いくら何でも女性をソファで寝かせる訳にはいかない。私もソファで寝たことなどないが、仕方ないな。
そう思いキャサリンを見ると‥
カールトンと目が合ったのは、キャサリンのパーカーのフードのウサギであった。
‥このモコモコ、耳だけでなく目もあるのか!
にしても顔埋もれてるが?息できるのか?
カールトンは心配になり耳を近づけると、キャサリンの規則正しい寝息を確認しホッとした時、寝返りを打ったキャサリンの顔が目の前に現れ、ひっくり返るカールトンであった。
その後もキャサリンが寝返りを打つ度、ソファから落ちそうになる度、ベッドから駆けつけるカールトンは朝日が登る頃まで眠りにつくことは出来なかった。
2日目の馬車では、心地よい風が流れ、景色も抜群であったが、キャサリンの目の前のカールトンだけは終始機嫌が悪そうで誰も声を掛ける事が出来なかった。
『今夜からは君がベッドを使ってくれ。これは君の為ではなく私の睡眠を確保する為だから。頼む。』
‥あら?お願いされちゃったわ。
『そこまでおっしゃるなら仕方ありませんね!』
カールトンは思い瞼を閉じた。
リッカルドはあの妙な液体を飲み、すっかり元気を取り戻していた。
馬車を降りると部屋に案内された。
『こちらでございます。』
中に入ると特別室らしい立派な造りであったが、部屋が別れておらず1つしかない造りであった。
『ファビウス!』
カールトンがファビウスを呼ぶと
『ダリス大王国の王太子夫妻はとても仲がよろしいようで‥。こちらが当たり前かと思われたのでしょう。恐らく他国もみな同じでしょうから。』
『‥。』
押し黙るカールトンを他所にキャサリンは
『そうね、我々だけ勝手が許される訳ないわ!お嫌でしょうが辛抱して下さい。』
そう言うとキャサリンはスキップを踏んで食堂へ向かった。
その後ろ姿を眺めながらファビウスは
『何と男らしいのでしょう!私もファンになりそうです‥』
‥ファン?
リッカルドの妻との距離は、もはや誰よりも遠いのは間違い無い。
食事も終え部屋に戻ると既にキャサリンはモコモコに着替えソファで布団を掛けて寝転んでいる。
カールトンは小さく溜息を付くと
『ベッドを使うといい。』
そう言ってキャサリンにベッドへ促すもキャサリンは
『私は大丈夫ですから気になさらずにどうぞ!』
ソファで寝転んで足をパタパタと楽しそうだ。
‥。いやいや、いくら何でも女性をソファで寝かせる訳にはいかない。私もソファで寝たことなどないが、仕方ないな。
そう思いキャサリンを見ると‥
カールトンと目が合ったのは、キャサリンのパーカーのフードのウサギであった。
‥このモコモコ、耳だけでなく目もあるのか!
にしても顔埋もれてるが?息できるのか?
カールトンは心配になり耳を近づけると、キャサリンの規則正しい寝息を確認しホッとした時、寝返りを打ったキャサリンの顔が目の前に現れ、ひっくり返るカールトンであった。
その後もキャサリンが寝返りを打つ度、ソファから落ちそうになる度、ベッドから駆けつけるカールトンは朝日が登る頃まで眠りにつくことは出来なかった。
2日目の馬車では、心地よい風が流れ、景色も抜群であったが、キャサリンの目の前のカールトンだけは終始機嫌が悪そうで誰も声を掛ける事が出来なかった。
『今夜からは君がベッドを使ってくれ。これは君の為ではなく私の睡眠を確保する為だから。頼む。』
‥あら?お願いされちゃったわ。
『そこまでおっしゃるなら仕方ありませんね!』
カールトンは思い瞼を閉じた。
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