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ムヌク王国
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ようやく長い交流会を終えムヌク王国に戻ったキャサリンは部屋に戻って驚いた。
‥どした?これ。
いつもの部屋の扉を開けると部屋が広くなっている。正確には2つの部屋を繋ぐ扉が壊されカベもぶち抜かれているではないか。
目をパチクリさせて見渡すキャサリンにカールトンは得意気に言う。
『私は仕事が早いのだ。』
‥いやいやそうではなくて。
戸惑うキャサリンを他所にモニカ率いる侍女らが次々と部屋に入ってきてキャサリンを湯浴みをさせるべく動く。流石はプロ。エリート集団。
キャサリンはザラを見つけると頼みの綱とばかりに呼び止めるがザラが手にするのはキャサリンが驚くスケスケの夜着であった。キャサリンは目を見開くと急いでザラから逃げカールトンの元へとガウンのまま走り込んだ。
『どうしたの?そんな格好で?』
キャサリンを抱き寄せると怯えるキャサリンの視線を追う。するとスケスケ夜着を手にするザラが目に入る。
事情を察したカールトンはザラに
『そんな物は必要ない。キャサリンの夜着はいつものモコモコで良い。』
カールトンは腕の中のキャサリンの頭を撫でながらザラを下がらせた。
『さあ、もう大丈夫だから』
苦笑いのカールトンにキャサリンは今更ながら自分の格好を確認し赤面している。
『あれじゃあ、風邪ひいちゃうもんね?』
笑うカールトンに
『殿下が放ったらかしにしたからですわ』
俯くキャサリンにカールトンは真顔で言う。
『キャサリン、今まで申し訳なかった。ずいぶん酷い夫であったな?』
キャサリンは顔を上げる事が出来ず俯くまま
『本当ですわ。あの時はあんな格好で一人で待ちぼうけで怖いし寒いし恐ろしくて』
キャサリンの溢れる涙を拭い優しくキャサリンを抱きしめた。
『王女のプライドか‥そんなもので虚勢をはり頑張ってくれていたのだね?怖かったね。ごめん。』
カールトンは抱き寄せているキャサリンの肩を持ち顔を覗き込む。その表情は凛とした王妃でもなく虚勢を張る王女でもなくただ素直に感情を出す一人の少女の様であった。
『キャサリン、私は妃には興味もなかった。だから君にもさっさと子どもを作って離宮でゆっくり好きな事をしてもらう予定であった。』
静かに頷くキャサリン。分かっていた事を改めて聞かせれる辛さに涙が溢れるだす。それが何故かはキャサリンは知りたくも無かった。
『でもどうやらそうもさせられない。私は君を君という人間を愛している。
本当は前から気付いていたんだ。だけど君には酷い態度を取ってきたし気づかないフリをしていた。情けないね。』
俯きながらカールトンの一語一句を聞いていたキャサリンは静かに顔を上げた。
『私は愛とか恋とかよくわかりません。ただ使命としてここに来ました。ここでは皆無表情でエリート集団と呼ばれ、私の居場所など無かった。でも私も一国の王女。この運命から逃げる訳には行きません。だから気心しれた者たちとの離宮での生活を私も望んでいました。』
黙って耳を傾けるカールトン。
『ですが私の逃げる場所があった‥』
キャサリンがカールトンに視線を向けるとカールトンは微笑みながら両手を開きキャサリンを迎える。
『そうだ、君の逃げ場所はここだ。』
カールトンはキャサリンを強く抱きしめ、そしてキャサリンの唇にキスを落とした。
カールトンの唇がキャサリンの首元へと下がりキャサリンはこれから起こる未知なる世界に身体が震える。カールトンはキャサリンを安心させる様優しく包み込んだ。
『大丈夫。私と一緒だからね。私と君だけ。』
湯浴みを済ませたカールトンからは媚薬の様な香りが漂いキャサリンの瞳は潤んできた。
キャサリンは一人の女性としてカールトンを受け入れた。
‥どした?これ。
いつもの部屋の扉を開けると部屋が広くなっている。正確には2つの部屋を繋ぐ扉が壊されカベもぶち抜かれているではないか。
目をパチクリさせて見渡すキャサリンにカールトンは得意気に言う。
『私は仕事が早いのだ。』
‥いやいやそうではなくて。
戸惑うキャサリンを他所にモニカ率いる侍女らが次々と部屋に入ってきてキャサリンを湯浴みをさせるべく動く。流石はプロ。エリート集団。
キャサリンはザラを見つけると頼みの綱とばかりに呼び止めるがザラが手にするのはキャサリンが驚くスケスケの夜着であった。キャサリンは目を見開くと急いでザラから逃げカールトンの元へとガウンのまま走り込んだ。
『どうしたの?そんな格好で?』
キャサリンを抱き寄せると怯えるキャサリンの視線を追う。するとスケスケ夜着を手にするザラが目に入る。
事情を察したカールトンはザラに
『そんな物は必要ない。キャサリンの夜着はいつものモコモコで良い。』
カールトンは腕の中のキャサリンの頭を撫でながらザラを下がらせた。
『さあ、もう大丈夫だから』
苦笑いのカールトンにキャサリンは今更ながら自分の格好を確認し赤面している。
『あれじゃあ、風邪ひいちゃうもんね?』
笑うカールトンに
『殿下が放ったらかしにしたからですわ』
俯くキャサリンにカールトンは真顔で言う。
『キャサリン、今まで申し訳なかった。ずいぶん酷い夫であったな?』
キャサリンは顔を上げる事が出来ず俯くまま
『本当ですわ。あの時はあんな格好で一人で待ちぼうけで怖いし寒いし恐ろしくて』
キャサリンの溢れる涙を拭い優しくキャサリンを抱きしめた。
『王女のプライドか‥そんなもので虚勢をはり頑張ってくれていたのだね?怖かったね。ごめん。』
カールトンは抱き寄せているキャサリンの肩を持ち顔を覗き込む。その表情は凛とした王妃でもなく虚勢を張る王女でもなくただ素直に感情を出す一人の少女の様であった。
『キャサリン、私は妃には興味もなかった。だから君にもさっさと子どもを作って離宮でゆっくり好きな事をしてもらう予定であった。』
静かに頷くキャサリン。分かっていた事を改めて聞かせれる辛さに涙が溢れるだす。それが何故かはキャサリンは知りたくも無かった。
『でもどうやらそうもさせられない。私は君を君という人間を愛している。
本当は前から気付いていたんだ。だけど君には酷い態度を取ってきたし気づかないフリをしていた。情けないね。』
俯きながらカールトンの一語一句を聞いていたキャサリンは静かに顔を上げた。
『私は愛とか恋とかよくわかりません。ただ使命としてここに来ました。ここでは皆無表情でエリート集団と呼ばれ、私の居場所など無かった。でも私も一国の王女。この運命から逃げる訳には行きません。だから気心しれた者たちとの離宮での生活を私も望んでいました。』
黙って耳を傾けるカールトン。
『ですが私の逃げる場所があった‥』
キャサリンがカールトンに視線を向けるとカールトンは微笑みながら両手を開きキャサリンを迎える。
『そうだ、君の逃げ場所はここだ。』
カールトンはキャサリンを強く抱きしめ、そしてキャサリンの唇にキスを落とした。
カールトンの唇がキャサリンの首元へと下がりキャサリンはこれから起こる未知なる世界に身体が震える。カールトンはキャサリンを安心させる様優しく包み込んだ。
『大丈夫。私と一緒だからね。私と君だけ。』
湯浴みを済ませたカールトンからは媚薬の様な香りが漂いキャサリンの瞳は潤んできた。
キャサリンは一人の女性としてカールトンを受け入れた。
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