魚の来た道

mitsuo

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魚の来た道

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「どこに行くの?こんな時に」

 おばあちゃんの言葉が背中に刺さったまま、僕は自転車を走らせた。

 五日前に台風が通りすぎてから、町を包む空気は急速に秋へと移りはじめていた。ペダルを強く踏みこむたびに、冷たい夜の空気が僕の体を通り過ぎていく。

 お父さんはもう、病院に着いたんだろうか。そしてお母さんは今、すごく苦しいんだろうか…次々に湧いてくる色んな思いを振り払いながら、通い慣れた通学路を駆け抜ける。そしてあっという間に、待ち合わせ場所である小学校の正門に到着した。

 夏木はもう待っていて、僕に気がつくとほほ笑んで右手を上げた。
「いちおう確認するけど、本当なんだよな」

 ブレーキを踏むなりたずねると、夏木は大きくうなずいた。

「出かける前にもネットで確認したから間違いない。ハナダイにクイーンエンゼルフィッシュ、イトヒキアジもいるってさ」

 夏木の口から出てくる魚の名前は僕にはさっぱり分からなかったけれど、キラキラと輝く瞳で本気だっていうことだけは伝わってきた。

「それじゃ、さっそく行こうか。早く着かないと行ってしまうかもしれない」 

 僕がうなずくのを確かめて、夏木は走り出す。彼に遅れをとらないように、僕も慌てて後に続いた。

 クラスメートの夏木から不思議な誘いを受けたのは、この日の放課後だった。一人で教室に残っていると彼が近づいて来て、話しかけてきたのだ。

 夏木は僕のクラスの中では、はっきり言ってかなり特殊な存在だ。特に親しい友達もなく、休み時間はほとんど一人で過ごしている。でも、だからと言ってまわりからいじめられているとか、馬鹿にされているとかいった様子でもない。彼の眼差しはどこか大人びていて、いつも僕たちとは違う場所を見つめているような気がした。

 そんな夏木に話しかけられたのも意外だったけれど、何気ない会話の後で彼が誘いかけてきた内容を聞いて、僕はさらに耳をうたがった。
「今日、魚が道路を走るんだ。一緒に見に行かない?」

 魚が、道路を、走る…?まるでかみ合わない単語の組み合わせに、一瞬頭がくらっとした。だけど夏木の表情は真剣だ。どう返事したら良いのか分からず困っていると、夏木が察して説明してくれた。それは臨海部にある水族館で展示していた魚の一部を他の水族館へ移すため、専用のトラックに載せて輸送するということだったらしい。 

「ほら。東北で大きな地震があった時に、被害を受けた水族館があったでしょう?その時にこっちへ避難させていた魚を、元いた水族館に帰すんだって。きっと名古屋南ジャンクションから高速道路に乗るはずだよ」

「そうなんだ。夏木って、魚が好きだったんだね」

「ううん、たまたまネットニュースに取り上げられていたのを見つけたんだ。それから水族館のブログをチェックしたら、今夜出発するって書いてあった。だからさ、もし時間があったら一緒に見に行こうよ」

 夏木の目的がつかめないまま再び誘われて、僕は黙りこんだ。

 珍しい夏木からの誘いでも、普通だったらこんな内容はすぐに断っていただろう。しかも今夜はいつも以上に家にいないといけないはずだった。

「…分かった、行くよ」

 だけど僕は少し考えただけで、夏木にそう返事をしてしまった。そして今、本当に彼と一緒に名古屋南ジャンクションへ向けて自転車を走らせている。

「どうして今日は教室に残ってたの?いつもはすぐに友達と帰っているのに」 

 名鉄の線路の下を抜けた後、夏木がふり返ってたずねてきた。僕はどきりとして、すぐ返事ができなかった。胸の鼓動が、通過した電車の音に重なるように早くなる。

「今日は、いつもみたいにまっすぐ帰りたくなかったんだ」 

 夏木に聞こえているかどうかも分からない小さな声で、僕はこたえた。

 でも、肝心なその理由は言えなかった。お母さんの顔がふと浮かんで、心が痛む。

「じゃあさ、夏木はどうして僕をさそったの?」

 僕は話題をそらすように違う質問をした。すると夏木は振り向き、にっと笑いかけた。

「一人で教室に残っている様子が、なんだか家に帰りたくなさそうだったから」

 それ以上のことは言わず、また前を向く。道は急な上り坂にさしかかっていた。

 緑区役所を過ぎて少し進むと、今度は下り坂だ。顔にあたる風が心地良い。JRの線路をくぐり、真新しい住宅地を進む。ショッピングモールの前を過ぎるとすぐに、目的地である名古屋南ジャンクションに着いた。その光景に、僕は思わず息をのむ。

 ここに来たのはもちろん初めてじゃないけれど、その時はいつもお父さんの運転する車の中だった。子供の視点から見る夜のジャンクションの光景はすごくまぶしくて、迫力があって、僕は不思議なくらい心を強く揺さぶられた。

 ここは国道302号線から高速道路への出入り口になっているだけでなく、知多半島道路と伊勢湾岸自動車道という二つの高速道路が交差するポイントになっている。

 僕たちが見上げた先には高速道路の高架が何本も通っていて、それぞれが空中で形の違う曲線を描き、別の道路に接続している。その中をたくさんの自動車のライトがすべるように走り抜けていく様子は、どこか神秘的でさえあった。

 僕たちの目の前を、ふいに大きなバスが通り過ぎた。ぴかぴかの白い車体に表示された

「ナイトライナー 横浜・東京行き」という文字が目の前でぱっとひらめいて、すぐに消えた。バスは高速道路に続いているらしい坂道の先に、吸い込まれるように去っていった。

 何気なく隣を見ると、夏木がバスの走っていった方を名残惜しそうに見つめている。だけどすぐに僕に気がつくと、恥ずかしそうにはにかんだ。ライトが照らした頬が少し赤い。

「ねえ、東京に行ったことある?」

 夏木が再び道の向こうを見ながらたずねた。僕は首を横にふる。 

「僕もないんだ」 

 そう言って目を細める。その表情に、彼が教室で見せる遠い眼差しを思い出した。

「夏木は東京に行きたいって思っているの?」

「うん。でも、東京だけじゃないよ。僕がまだ知らない、遠い場所に行ってみたいんだ」

 言い終えると同時に、夏木は唇をぎゅっとかみしめた。こんなにはっきりと感情をのぞかせる夏木の姿は今まで見たことがない。大切なことを打ち明けられたような気がした。僕もこたえないといけないかな…そう思ったけれど、すぐには決心がつかなかった。

「さっき話した東北の水族館にはね、新しい水槽ができたんだって。とても広くて、中には水中トンネルも通っているような水槽が。今日出発した魚はそこで暮らすらしいよ」

「そうなんだ。もしかして…夏木はそれで魚の引越しを見送りたいと思ったの?行き先が遠い場所だからって」

 夏木はこくりとうなずく。

「東北のことを『みちのく』って呼んだりするだろう?それって『道の奥』っていう言葉からきてるんだって。その響きだけで、どうしても行ってみたくなるんだよね」

 放課後からずっと引っかかっていた夏木の本心がやっと分かって、僕は自然と笑顔になった。いつも大人びて見えた夏木が、今だけはちゃんと同い年って感じがする。

 だからこそ、僕の中で二つの思いが強くなる。夏木にお返しするためにも、さっき語りきれなかった気持ちを伝えたいという衝動…だけどそんなことをすれば、この夏木との時間は終わりになってしまうという戸惑い…僕の中で正反対の気持ちがせめぎ合い、結局勝ったのは前者の方だった。

「実はさ…俺のお母さん、今病院にいるんだ」

「えっ、どうして?」

 重い声で打ち明けると、夏木は丸く開いた目を向けた。僕は思わず視線をそらす。

「今夜、妹が生まれるかもしれないんだよ。お母さんが今日の午後から病院に行ってて、いつ生まれてもおかしくない状況なんだって」

 夏木に説明しながら、僕はこの一日の間に起こった出来事を思い出していた。朝、いつもみたいに僕を見送ってくれたお母さんの顔。昼休みに担任の先生から告げられた言葉。夏木の誘い。おばあちゃんが来ている、どこかピリピリした感じの家の中。そして出かけようとした時にリビングから聞こえてきた、おばあちゃんの厳しい声…。

 僕に弟か妹ができると聞いた時は確かに嬉しかったし、それは今でも変わらない。だけどその時がだんだん近づいてくるにつれて、僕の中では少しずつ不安が大きくなっていた。

 家に帰った時、家族と食事をする時、自分の部屋に入る時…そんな何気ない時間の中で、僕はふと目まいのようなものを感じるようになった。今まで当たり前のように思っていた何もかもが、これからは変わっていく。家の中の風景も、お父さんやお母さんも、そして僕自身も…そう考えるとなんだか不思議で、ほんの少し怖いくらいだった。

 予定日が近づき、お母さんのおなかが大きくなってくると、大変になってきた家のことを手伝うために岐阜に住んでいるおばあちゃんが頻繁に来るようになった。

 三年前まで中学校の校長先生をしていたおばあちゃんは一言で表すなら「すごくちゃんとした人」だ。決して嫌いではないけれど、僕はこの人がちょっと苦手だった。

 ある日部屋で過ごしていると「ちょっと、お兄ちゃん」とおばあちゃんの声がした。お兄ちゃんというのは僕のことらしい。手伝うことでもあるのかとリビングに行くといきなり椅子に座らされて、おばあちゃんの話を聞くことになった。

「命はね、とても遠い所からお母さんやあなたの所だけを選んでやってくるの。だからあなたもそれにこたえるように、お兄ちゃんとして大切にお迎えしないといけないわ」

 おばあちゃんは長い時間、そんな生まれてくる命の大切さとか兄としての責任とかいったことを僕に説き続けた。大事な話なんだと頭で理解できても、実感が湧いてこない。
結局僕は何の覚悟も気持ちの整理もできないまま、唐突にその日を迎えてしまったのだった。

 この自転車での小さな旅は、家での重苦しさから開放されたみたいで楽しかった。でも、そんな時間もこれで終わりだ。

 夏木はまだ驚いたように僕を見つめている。もうすぐ彼はこういうだろう。「それなら今すぐ帰らなきゃ駄目だ」って。だって、それが当たり前なんだから。僕は何も言わず、その時間が来るのを待った。

「そっか、分かったよ」

 だけど夏木はそう言っただけで、目の前のジャンクションに視線を戻した。予想とまるで違う反応に、今度は僕が目を丸くする。

「夏木、どうして何も言わないの?戻ったほうが良い、とか…」

 自分で聞いてしまうのは何だか変で、何だか情けなかった。

「ここまで来てくれたのは、それだけの理由があるってことでしょう?だったら、戻る決心がつくまでいたらいいんじゃない」

 夏木は自分の考えを押し付けるでも主体性のない僕の態度をを叱るでもなく、たださりげない口調でそう言った。僕の心はふっと軽くなり、再び高速道路へ向かう車を眺めた。それから僕たちは長い間、一言も発することなくじっとそうしていた。

 そもそもこの計画には大きな欠点があったことに気付いたのは、一体いつだっただろう。

 ジャンクションにはたえず多くの車が行き交っていて、とてもすべてに目をこらすことなんてできない。魚を運んでいるのは冷凍機や酸素ボンベを積んだ珍しい形のトラックだと言っていたけれど、変わった形のトラックなんて今までどれだけの数が通ったことか。僕たちはとっくにそれを見過ごしているかもしれないし、まだだとしてもちゃんと見つけられるような自信はなかった。

 だけど僕はそのことを、夏木に打ち明けようとは思わなかった。たとえトラックが見つけられなくても、少しでも長くこの時間を過ごしていたい思っていたのだ。夏木だって、絶対にそのことに気がついているはずだ。それでも彼も何も言わなかった。もしかしたら家に帰りたくない僕の気持ちを察してくれたのかもしれない。

 ロードサイドの街灯りの中を、大小の自動車のライトが流れていく。アスファルトの上をすべり、坂道を上って高速道路に吸い込まれ、僕たちの頭上で優雅なシュプールを描いて去っていく。その光景は眺めるほどに幻想的だった。ぼんやりと見ているうちに、夢ともうつつともつかないような不思議な気分になってくる。どれだけの時間をそうしていたのだろう。ショッピングモールの光が消えたところで、はっと我に返った。

「ありがとう夏木、もう帰ろう」

「うん…ごめんね」

 謝ってくれた夏木を前に、僕は首を横にふる。確かに目的は達成できなかったけれど、僕は心がきれいに洗われたような、不思議とさっぱりとした心地になっていた。

 僕たちはそのまま来た道を戻り、小学校の前で別れた。

 家が見える所まで来ると、電気が消えているのが分かった。僕はそれを見て、妹が生まれたんだと確信する。知らせを受けて、おばあちゃんも病院に向かったんだ…と。

 だから最後の角を曲がった時にはびっくりした。ドアの前にはぽつんと立つ人影があって、よく見るとそれはおばあちゃんだったのだから。

 おばあちゃんの姿がなぜか、家を出る前より小さく見えた。僕に気付いたおばあちゃんはいつもみたいに睨み付けるでもなく、小さく肩を落とした。ため息をついたらしい。

「生まれたわよ。あなたの妹が」

「…うん」

 僕とおばあちゃんのやり取りはこれだけだったけど、それで充分だった。おばあちゃんはすぐ車に乗りこみ、僕も自転車を停めて助手席のドアをあける。そしてお母さんとお父さん、そして妹の待っている病院へ向かった。

 色々と騒がしい一日が終わったその夜、僕はこんな夢を見た。

 場面はほんの数時間前の、夏木と一緒にジャンクションを見ていた時に違いない。だけどそこでの光景は、あの時とは大きく違っていた。 

 自動車のライトがつくる光のラインに混ざって、沢山の魚が泳いでいる。その姿は様々で、細長い流線型をしたものやひし形のものもいるし、ピンクや黄色の鱗をちらちらと反射させているものだっている。光の中を泳ぐ様子は、まるで宝石みたいにきれいだった。

「今日はありがとう。それじゃあ、行くね」

 僕の隣で夏木が言う。どうやら夢の中の僕は、夏木を見送りにきているらしい。

 夏木はひらりと飛び上がり、一匹の魚の上に乗る。魚は高速道路へ続く坂の上を泳ぎ、すぐに見えなくなった。

 魚たちは僕の知らない、遠い遠い道の奥へと向かうのだろう。その土地へ何かをもたらすために。それが何かは分からない。だけどとても素晴らしいものだということだけは分かっていて、僕は幸福な気持ちさえ感じながら夏木の去っていった方を眺めていた。
 
 この日の出来事をきっかけに僕と夏木が親しくなったかというと、決してそうではなかった。教室での夏木はその後も相変わらず、一人で遠い眼差しを空に向けて過ごしていた。僕やクラスメートも次第に大人になっていったけれど、それもかえって僕たちを遠ざけただけだったように思う。そして僕が再びあの夜のことを思い出した時にはもう、五年もの月日がたっていた。

 きっかけは夏休みのある日、小学生の頃からの仲間とショッピングモールのイートインでだらだらと過ごしていて、その時に一人が何気なく放った言葉だった。

 夏木が自転車で日本一周の旅に出ていると、噂で聞いたという。それを聞いた僕は風が通り抜けたかのように、ふっとあの夜の出来事を思い出したのだ。

 あの時生まれた妹はもう幼稚園に通っていて、生意気にも僕に兄妹喧嘩を挑んでくることさえある。手のかかるおてんばだけど、今ではいなくてはならない大切な存在だ。ちなみにこの妹と二人で岐阜のおばあちゃんたちの家に行くことが、この夏の一番のイベントだ。夏木に比べれば小さな成長かもしれないけれど、あの時のことを思うと僕も変わったな…なんて感慨深い気持ちになる。

「夏木って、よく分かんないヤツだったよな。休み時間もいっつも一人で席に座っててさ。一体なにを考えてたんだろうな」

 遠くを見てたんだよ。仲間の言葉に心の中でこたえつつ、僕はガラス張りになっている窓の方を向いた。住宅地の先に、二人で行った名古屋南ジャンクションが見える。夏の日差しを浴びて輝く車の流れが、遠い夜の夢で見た光の川を思い出させた。
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みんなの感想(1件)

関谷俊博
2016.08.06 関谷俊博

タイトルのシュールさに惹かれて読みました。
宝石のように泳ぐ魚たち。美しく鮮やかな映像ですね。

解除

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