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第一章 運命の出会い
彼とキスしてるの?はじめてのキス、どうしよう
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何言っているの?あ~もう頭の中が混乱して、着いて行けない。
「あゆみ、また分かんなくなったの?」
彼は私の状況を見て、問いかけた。
「何言っているか、全然分からないのですけど」
彼は突然笑い出し、次の瞬間私の手を掴み自分の方へ引き寄せた。
「すごく可愛い」
えっ、と顔を上げたその時、私の唇と彼の唇が触れた。
私は初めて彼とキスをした。
彼は暫くの間、私を抱きしめていた。
そして、彼と見つめ合いまた唇を重ねた、
彼とキスしているの、私が?どうしよう。
慌てて彼から離れてその場から逃げ出した
ドアを閉めて、深呼吸したがドキドキが止まらない。
「あゆみ、ごめん、ビックリした?すごく可愛かったから、我慢出来なかった」
彼の言葉は全然入ってこなかった。ドアの向こう側で、一生懸命謝っている彼。
ドアのこちら側で、どうしていいか困っている私。
彼は全然悪くないのに、私がビックリしただけで、大変な事になっている、子供じゃないのにこんなにも動揺して、逆に恥ずかしい。ドアのこちら側から声を掛けた。
「ごめんなさい、ちょっとビックリしちゃって」
彼はドアの向こう側から優しく声を掛けてくれた。
「俺の方こそごめん、でもいい加減な気持ちじゃないから」
ドアを開けた私に彼は続けた。
「思ってたより以上に、どんどんあゆみに魅かれている自分がいる」
うそみたいな展開に、私は茫然と立ち尽くした。
次の日、指輪を買いに行く事となった、彼の独断で強引に。
「指輪どんなのがいいかな」
彼は子供のように、ワクワクしながら、ウインドウの指輪に熱い視線を送っていた。
「指のサイズはいくつ?」
「分かりません、あの~私、指輪はお気持ちだけで十分です」
何とかこの場を乗り切らなくてはと思い必死だった。
「大丈夫、これにしよう」
全然私の話聞いてない。
彼はいつでも即決で、悩むと言う文字は彼の辞書には無いかのように決断する、ある意味羨ましいと思った。
私はいつも迷ってばかりで、物事を決められない。
もし、彼の言っている事を信じて、ずっと一緒に居られたら、私の人生は、今までと違う物になるだろうと思った。
でも、優しく、決断力があり、私を大切にしてくれる彼の気持ちが本当であるはずが無いと自分に言い聞かせた。
でも・・・
「左手貸して」
彼は私の左手の薬指に指輪をはめてくれた
ずっと憧れていた瞬間、叶わぬ夢と諦めていた左手の薬指の指輪。
私の瞳から涙が溢れ、頬を伝わった。
神様、彼を信じてもいいですか?
この時、これから起こる出来事を私は全く考えられなかった。
「あゆみ、また分かんなくなったの?」
彼は私の状況を見て、問いかけた。
「何言っているか、全然分からないのですけど」
彼は突然笑い出し、次の瞬間私の手を掴み自分の方へ引き寄せた。
「すごく可愛い」
えっ、と顔を上げたその時、私の唇と彼の唇が触れた。
私は初めて彼とキスをした。
彼は暫くの間、私を抱きしめていた。
そして、彼と見つめ合いまた唇を重ねた、
彼とキスしているの、私が?どうしよう。
慌てて彼から離れてその場から逃げ出した
ドアを閉めて、深呼吸したがドキドキが止まらない。
「あゆみ、ごめん、ビックリした?すごく可愛かったから、我慢出来なかった」
彼の言葉は全然入ってこなかった。ドアの向こう側で、一生懸命謝っている彼。
ドアのこちら側で、どうしていいか困っている私。
彼は全然悪くないのに、私がビックリしただけで、大変な事になっている、子供じゃないのにこんなにも動揺して、逆に恥ずかしい。ドアのこちら側から声を掛けた。
「ごめんなさい、ちょっとビックリしちゃって」
彼はドアの向こう側から優しく声を掛けてくれた。
「俺の方こそごめん、でもいい加減な気持ちじゃないから」
ドアを開けた私に彼は続けた。
「思ってたより以上に、どんどんあゆみに魅かれている自分がいる」
うそみたいな展開に、私は茫然と立ち尽くした。
次の日、指輪を買いに行く事となった、彼の独断で強引に。
「指輪どんなのがいいかな」
彼は子供のように、ワクワクしながら、ウインドウの指輪に熱い視線を送っていた。
「指のサイズはいくつ?」
「分かりません、あの~私、指輪はお気持ちだけで十分です」
何とかこの場を乗り切らなくてはと思い必死だった。
「大丈夫、これにしよう」
全然私の話聞いてない。
彼はいつでも即決で、悩むと言う文字は彼の辞書には無いかのように決断する、ある意味羨ましいと思った。
私はいつも迷ってばかりで、物事を決められない。
もし、彼の言っている事を信じて、ずっと一緒に居られたら、私の人生は、今までと違う物になるだろうと思った。
でも、優しく、決断力があり、私を大切にしてくれる彼の気持ちが本当であるはずが無いと自分に言い聞かせた。
でも・・・
「左手貸して」
彼は私の左手の薬指に指輪をはめてくれた
ずっと憧れていた瞬間、叶わぬ夢と諦めていた左手の薬指の指輪。
私の瞳から涙が溢れ、頬を伝わった。
神様、彼を信じてもいいですか?
この時、これから起こる出来事を私は全く考えられなかった。
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